ミステリー作家 千澤のり子のボードゲーム奮闘記

ボードゲーム遊び方紹介 第75回 『ほしあわせ』 (後編)

公開日:千澤(ちざわ)のり子

前回からの続きで、カードゲーム「ほしあわせ」を紹介します。
12星座を写したカードを使って遊ぶ、とてもロマンティックなゲームです。

プレイ人数は2人から8人。対象年齢は6歳以上です。
遊び方は3種類あります。
1つは前回紹介した「星座神経衰弱」で、今回紹介するのは、もう1つの「ほしかるた」になります。

 

12種類、各2枚ずつある星座カードのうちの1組みを、表面を上にしてテーブル上に並べます。

 

星座の説明が書かれた説明カードは、よく切って山札にします。

 

プレイヤーのうちの1人が読み手となり、山札を引いてカードに書かれた星座を読み上げましょう。他のプレイヤーたちは、読まれたカードと同じ星座をテーブル上から探します。

星座が当たっていたら、その人のもの。
違う星座でしたら、お手つきとなって1回休みになります。

読んだ星座は捨札に送り、場のカードが3枚になるまでゲームを繰り返します。
残り3枚になったら、捨て札をすべてまとめてよくシャッフルし、再び読み上げます。

テーブル上のカードがすべてなくなったら、一番多く枚数を取った人の勝利。同数の場合は、同点勝利となります。

このゲームも、12星座の形を全部知っている人なら楽勝できそうです。

逆に、まったく知らない人には、何がなんだかさっぱり分かりません。初回の確率は12分の1。当てずっぽうで取っていくしかないでしょう。最大プレイヤー人数の8人いたら、1人は当たるかもしれません。

2人プレイの場合は、どちらかが読み、どちらかが取るという流れなので、星座の勉強にはなります。
できれば3人以上いたほうが、盛り上がりそうです。それこそ、天文部の合宿などにお勧めですね。

 

 

もう1つの遊び方は、「みつぼしあわせ」です。
説明カードも全部加えて、合計36枚のカードをよくシャッフルしましょう。これらが山札となります。

 

プレイヤーは自分の手番がきたら、カードを3枚選んで表向きにします。その3枚のカードがすべて同じ星座でしたら、プレイヤーはそのカードを取得できるという内容です。違っていた場合は、山札に返します。

……この「みつぼしあわせ」という遊び方、3つの遊び方の中で一番難しくないでしょうか。

 

36枚の中から同じカードを3枚引くことは、相当難易度が高そうです。運も左右されますが、天文学的に近い確率になるでしょう。
これは、タロットカードのように、毎日引いてみて、3枚揃ったら、この日は何か素敵なことが起きると自分でルールを決めたほうが良さそうです。

 

「ほしあわせ」はプレイ人数が2人以上からのゲームなので、ネット仲間のクボフミトさんに手伝ってもらいました。

クボさんはボイストレーニングの先生で、ご自身でライブ活動をされたり、オリジナルのフィギュアをイベントで販売していたりしています。
今回はレッスン室にお邪魔して、ボードゲームをしてきました。

 

飾ってあるウルトラマンのフィギュアは自作です。今、一番手掛けていらっしゃるのが、画像にあるくだんのフィギュア。こちらも販売され予定だそうです。

ようやくコロナが治まってきましたので、私もそろそろ大人数でできるボードゲームをしていく予定です。

 

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千澤(ちざわ)のり子

1973年生まれ
作家。2007年に宗形キメラ名義で二階堂黎人との合作『ルームシェア 私立探偵・桐山真紀子』で作家デビュー。2009年には『マーダーゲーム』で単独デビュー。近刊は「少女ティック 下弦の月は謎を照らす」(行舟文化)
ボードゲーム好きで『人狼作家』の編集も手がけ、羽住典子名義でミステリ評論活動も行っている。

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