【買取実績】イニストラードを覆う影・カラデシュ・アモンケットブロックのカード、デッキを神奈川県横浜市からお譲りいただきました
今回はカラデシュ前後のブロックで活躍していた神奈川県横浜市のお客様から、デッキとストレージをお買取いたしました。
久しぶりにスタンダードから大量禁止が出たブロックとして記憶に新しいですが、その影響でメタが早い頻度で回ったエキサイティングな環境とも言えましたね。
ストレージは皆さんのご想像の通りですが、デッキは「ゾンビ」と「ティムールエネルギー」という、いずれも当時のTier1として(悪)名高いデッキが揃っていたので少し紹介していきます。
まずはプロツアー:アモンケットにて突如現れた「黒単ゾンビ」。
これは当時スタンダードで使っていたデッキをモダン用に手を加えたんでしょうか。
基本的な骨子は受け継ぎつつ《思考囲い》や《ロークスワイン城》など、黒単を強く使えるカードが追加されています。
ゾンビデッキのゲームプランは標準的な部族デッキらしく横に展開するビートダウンです。
しかしそこはプロツアー覇者。このデッキが普通の部族ビートダウンと違う点として、まず粘り強さが挙げられます。
この手のデッキの常として持久力がないという弱点があるんですが、このデッキでは2種類のゾンビによりカードアドバンテージを稼ぐことで中〜長期も戦い抜くことができます。
《墓所破り》はゾンビを3体タップすることで1ドローすることができますが、自分でゾンビトークンを生成することができるという自己完結型の能力を持っています。
こういう小粒のビートダウンあるあるの、ミッドレンジ相手にビタ止まりしている展開でも仕事があり、かつ答えを探しに行けるのは偉いですね。
《戦墓の巨人》は序盤に置ければアド源、中盤以降に出ると手が付けられないファッティになるという、キャストタイミングに左右されない強さがあります。
特に序盤に着地したこいつが定着した場合、量産されたトークンに後述のロード能力が乗りますので、全体破壊がないデッキではなす術なく蹂躙されることでしょう。
当時のスタンダードではこれらに加えて《無情な死者》も採用することで、さながらカードアドバンテージの神のような動きを可能にしていました。
もう一つの非凡な点として、ロードの多さが挙げられます。このデッキでは2種8枚でしたが、当時のスタンダードでは3種12枚なんてデッキもありました。
12ロード体制って凄いですよね・・・。
しかも《呪われた者の王》はロード能力以上に使い勝手が良く、全体に威迫を付与することができます。
上で紹介したトークンなどでカサ増ししたフィールドに2枚くらいロードを置いて全体威迫パンチという、横展開のビートダウンになりやすい部族デッキにマッチした能力と言えます。
うん、これは当時のスタンダードじゃ捌くの大変ですよね。
ゾンビをメタり過ぎると霊気池へのガードがガタガタになりますから。
お次はプロツアー:破滅の刻後に真価を発揮したデッキ「ティムールエネルギー」。
このデッキはウィザーズの予想を裏切り、いかにエネルギーってシステムが強かったのかを証明してしまったデッキとも言えます。
というのも、当時のゾンビとTier1争いをしていた霊気池が禁止されユーザーは絶望に暮れましたが、ほとんどパーツを流用して全く違う攻め口で作ったデッキが新たなTier1になっちゃったわけです。
基本的な動きはビートダウンで、《栄光をもたらすもの》や《反逆の先導者、チャンドラ》など環境の優秀なミッドレンジ帯を有するグッドスタッフ系のデッキになります。
上記のミッドレンジ戦略を下支えするのがデッキのテーマでもある、各種エネルギー系のカードたちなわけですが、やはり極め付けはこの3枚でしょう。
まず《霊気との調和》は単純に《地勢》の上位互換で、1枚+αの仕事をします。
先手1ターン目《霊気との調和》から2ターン目《牙長獣の仔》は非常に強い動きですし、《導路の召使い》に繋いで次ターンに《つむじ風の巨匠》や《逆毛ハイドラ》といった状況や相手に応じた強い動きに繋ぐのに大いに役立ちます。(そして何より3色だけど色事故が起きにくい!)
次に《ならず者の精製屋》は着地しただけで確実に1枚以上のアドバンテージをもたらします。
パワー先行なのもビートダウンとしては良いところで、殴って良し、ブロックで相討ちをとっても良しと、CIP能力以外にも仕事があります。
最後に《つむじ風の巨匠》ですが、こいつはチャンプブロッカー生成からフィニッシュまで役割が多数存在する、まさにグッドスタッフですね。
エネルギーの性質上、出てすぐに除去されても後続にエネルギーを残せますし、定着すればこれ1枚で逆転することすらあり得ます。
そして多色ならではのもう一つの強みとして、サイドボードの受けの広さがあります。
青系コントロール相手には《否認》や《人工物への興味》、同型には《チャンドラの敗北》や《慮外な押収》、ラムナプレッドには《貪る死肉あさり》や《霊気圏の収集艇》を積めたわけですね。
このようにメインが強く、サイドは対応力があり、かつ《霊気との調和》により4色にするなど調整の幅が広いということで、派生も含め同型デッキが環境を支配することになりました。
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たいむましんでは今回のように当時スタンダードで遊んでいたデッキなども買取しています。
当時のTier上位デッキはもちろん、マイナーどころや自分流のアレンジがしてあるものまでお待ちしております!
商品カテゴリー | トレカ買取強化タイトル トレカを売るMTG買取 マジック:ザ・ギャザリング買取 |
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ご依頼地域 | 神奈川県横浜市 |
買取方法 | 宅配買取 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。