【買取実績】ツクダホビー シミュレーションゲーム『TIGER I』

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 先日大量にお買取りさせていただきましたシミュレーションゲーム群の中から、ツクダホビーのシミュレーションゲームHG-102『TIGER I』をご紹介します。


『TIGER I』は、ツクダホビーによる国産シミュレーションゲームであり、戦車戦をゲーム化する「タンクコンバットシリーズ」の第1弾です。第二次世界大戦のドイツ西部戦線をテーマとした作品で、ゲーム内容を戦車vs戦車の砲撃戦闘に特化したゲーム内容となっています。本作では1イニング30秒の基本ルールと、1イニングを1フェイズ5秒に分割した上級ルールがあるのですが、「タンクコンバット」の第2弾となる『パンサー』以降では、上級ルールのみが標準となります。

 


 戦車は車種ごとに主砲の威力や、車体の場所ごとの装甲の厚さが設定され、被弾時のダメージも最小限になるようなポジショニングが必要です。有利な場所への陣取りのための移動、逆に障害物の陰への移動、会心の場所からの砲撃、再装填までの隙などを考慮しながら5秒刻みの公道の割り振りを考えていかなければいけません。ただ、歩兵支援が存在しないことから、発売当時は史実にこだわるゲームファンの不満の声もあったようです。一方で単純明快な割り切り方や、特に砲撃戦になってからの爽快感などが多大な支持を得て、ツクダは『パンサー』『パットン』『九七式中戦車』『マチルダ』と、タンクコンバットシリーズを展開していきました。

 

 では当時リアリティへのこだわり派が頭が固かったのかというとそうとも言い切れないのかも? こちらは『TIGER I』封入の当時ものカタログより。ちょうどこの頃はアニメをゲーム化した作品も多数リリースされていった時期であり、フィクションと現実の境界がむしろ明確だったようで、住み分けを尊重していたのかもしれません。何にせよ楽しんだ者勝ちではあるのですが。

 


▲とはいえ1980年代初頭はまだまだ「if」戦記的なものへの風当りが強かったのでしょうか? HG-103『航空母艦』は、当初このようなタイトルだったようです。

 

 とにかく戦車同志の殴り合いに特化したゲーム。刻一刻と変わる状況と地形に対応し、いかに有利な一撃を食らわせるかは、やはり『ガールズ&パンツァー』の戦車道を連想します。むしろ随伴歩兵不在のゲームデザインなど、そのまま戦車道シミュレーションに流用できそうです。
 実際にこんなゲームも製作されていますしね。


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商品カテゴリー ボードゲームウォーゲーム・シミュレーションゲーム
ご依頼地域 千葉県習志野市
買取方法 宅配買取

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。


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