Hans im Gluck「ブタなかま (Schweinebande)」の遊び方紹介

公開日：2017年12月15日 / 更新日：2019年2月21日

先日、Hans im Gluckの「ブタなかま (Schweinebande)」を買取いたしました。

あら可愛い。ちょっと癖のあるブタの絵がなんとも言えない…。

このブタが、最後にいい仕事をするんですよ。

☆ゲーム概略☆
プレイ人数:2～5人
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳以上

☆内容物☆
ゲームボード:1枚
農夫:15個(5色各3個)
農家タイル:5枚
餌マーカー:25個
順番タイル:5枚
動物タイル:100枚(動物96枚+餌袋4枚)
取扱説明書

このゲームを一言で言えば「動物達をうまく買い付けて得点を競うゲーム」です。

①農夫の配置、②動物の獲得、③得点、④餌やり、これで1セットになります。これを4セット行い、得点の一番高い人が勝者になります。

では、さっそく遊び方を。

①農夫の配置…ボードの全てのマスに、動物タイルを伏せた状態で置きます。手番のプレイヤーは、タイルを1枚めくり、そこに農夫コマを置くか置かないかを判断します。

これを、全員が置き終えるまで繰り返します。2人で遊ぶ場合、農夫コマは３個使用します。

②動物の獲得…全てのプレイヤーがコマを置き終えたら、全ての動物タイルを裏返します。一番先にコマを置き終えたプレイヤーから、タイルを獲得していきますが、タイルの取り方にはルールが。

「自分の農夫コマが、他の農夫コマか柵(ボードの端)に当たるまでの直線上のタイル」を取っていきます。これを全員が行います。取りきれなかった動物タイルは、箱に戻しておきます。

一直線にしかタイルが取れない為、どの方向を選択するかで獲得出来るタイルの枚数はかなり違ってきます。

③得点…獲得したタイルを組み合わせて、得点化します。組み合わせは基本的に2つあり「同じ動物タイル4枚1組」か「全ての動物1枚ずつの6枚組」になります。4枚セットなら、その動物タイルに書かれている数字が得点になり、6枚セットなら、一番高い牛の7点になります。

※4枚セットの場合…1枚だけを農家タイルに置き、残り3枚はゲームからのぞきます。

※6枚セットの場合…牛(7点)を農家タイルに置き、残り5枚はゲームからのぞきます。

④餌やり…得点化できなかった残りの動物タイルは、次ラウンドに持ち越すことができます。しかし持ち越す為には、その動物タイルに書かれた得点分の餌を与えなければなりません。

餌を手に入れるには、持っている動物タイルを売って餌に換える必要があります。

※牛(7点)1枚、鶏(2点)3枚が手元に残っていた場合…牛を売って餌を7つもらえば、鶏全てに餌をあげることが出来て、次ラウンドに持ち越すことが出来ます。

持ち越すことが出来れば、以降のラウンドの得点計算に使うことが出来るので、展開によっては俄然有利になりますね。

また、最初の動物タイルの獲得時に、餌タイルが混ざっているとラッキー。餌タイルがあれば、獲得した全ての動物の餌をまかなうことが出来ます。

ここまでで、1ラウンド終了。これを4回繰り返し、農家タイルに置いた動物タイルの数字が一番高い人が勝者になります。

しかしこのゲーム、最初にお話したように、最後にブタさんがいい仕事をします(笑)

最終ラウンドに限り「手持ちのブタの半分を得点として獲得」や「自由な4枚1組で、最も低い点数の動物を獲得」することができます。

最終ラウンドでの逆転に向け、ひたすらブタを獲得していくのも作戦かと…餌代かかるけど…。

しかしながらこのゲーム、一番最初にタイルを回収したプレイヤー(一番最初に農夫コマを置ききったプレイヤー)が有利かもしれません。

お互いの農夫コマが密集していれば、他プレイヤーと交わるタイルを先に取られてしまいます。もちろん、その逆も。

あのタイルを回収していれば勝てたかもしれない…ということだってあるかもしれません。

けれど、動物タイルを集めれば、それだけ餌代もかかります。餌タイルで賄いきれなければ動物を泣く泣く手放して、餌と交換するしかありません。

せっかく獲得した動物が餌になったら、思わず泣いちゃうかもしれない(笑)

ただ、最初のタイル(伏せてある状態)の並び順も勝負に影響するので(得点が低い動物ばかり獲得する可能性だってある…)、運も味方につける必要があります。

運もブタさんも味方につけて、ナンバーワン農夫を目指しましょう！

弊社では「ブタなかま (Schweinebande)」以外にも、各種ボードゲームを買取させて頂いております。買取のご相談は、アナログゲーム買取のページをご覧ください。

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