2023年版! ボードゲームをオンラインで遊ぶサービス紹介&比較
毎度!Zxionです。
「ぜっくん」って呼んでね☆
唐突な導入ですがいきなりの本題。
以前、《ステイホーム! オンラインでボードゲームが遊べるサービス3選【紹介&解説】》っていう記事を書かせてもらいました。
ちょっと古い情報だけど、そんなに変わってなさそうなのでまだ読んでない人は是非見てね☆(ダイマ
そんなこんなで、「もう(大体)3年も前の記事だし、そろそろ情報のアップデート必要じゃない?」ってことで、新しく書き直すことになりました。
こういうの、「リライト」って言うんですよ。
消してぇぇえええええええ!!!!(熱唱)
目次
1.ボードゲームをオンラインで
いまだに尾を引いているコロナ禍。
「対面・屋内」がほぼ絶対条件となるボドゲやTCGはなかなか相性が悪くて困ってしまいますね。
そこで苦肉の策として「オンラインで遊ぼう」となるのはまぁ必然。
ビデオ通話を使ったりZoomを使ったりしてあの手この手で遊ぶ方法もありますが、モノによっては遊びにくいですよね。
そんな悩みも、ボードゲームを遊ぶ事に特化したサイトやサービスを使うことでバッチリ解消!
オンラインでボードゲームを遊ぶためのサイトやサービスを、いくつか紹介・比較などしていきたいと思います。
PCブラウザ上での各種紹介になりますが、スマホでも大体同様の感じだと思います。
多分。
2.BGA(Board Game Arena/ボードゲームアリーナ)
Board Game Arena:https://boardgamearena.com/
以前の記事《ステイホーム! オンラインでボードゲームが遊べるサービス3選【紹介&解説】》でも紹介している有名サイト。
諸々の詳細は過去記事をご参照ください。
多分あんまり変わってないです。
動作に関してはそれほど重くなく、ある程度のスペックがあれば問題なく動くと思います。
公式の推奨ブラウザは以下の通り。
スペックについては書いてなかったけど、この辺が使えるなら大丈夫ですよってことかな?
ちなみに、僕のPCは以下のスペックとなっております。
Intel(R) Core(TM) i5-4590 CPU @ 3.30GHz 3.30 GHz
12.0 GB
前の記事を書いたときに使っていたポンコツPCでも問題なく動いていたので、頑張っている10年選手PCとかじゃなければ、大体動作すると思います。
BGA 今!このゲームがおすすめ!
以前の記事《夢の装置を開発しよう! ビー玉を使うボードゲーム『ギズモ(GizMos)』》で紹介したゲーム、ギズモ。
つい最近BGAで遊べるゲームに追加されました。
生成器に流れてくるビー玉が絶対詰まることはないので、そういう面でのプレイアビリティは良好。
無料ユーザーでも卓立てOK。
こちらも以前、比較記事を紹介したことがありますね。
《キングオブトーキョーシリーズ徹底比較!? 中身の違いを比べてみたよ!》
大きめなダイスを沢山振れるダイス狂の僕には最高のゲーム…なんですけど、やっぱりオンラインだとダイスロール、味気ないですね。
特殊カードに言語依存がある点には注意。
プレミアムユーザーのみが卓立てできます。
BGA 雑感
無料でもプレイ可能だが、課金することで様々な恩恵を受けられます。
課金無しでもプレミアムユーザーに乗っかることで、「☆」がついてるプレミアムユーザーのみが卓立て可能なゲームを遊ぶ事ができます。
課金無しでもプレミアムユーザーに乗っかることで、「☆」がついてるプレミアムユーザーのみが卓立て可能なゲームを遊ぶ事ができます。
仲間内で遊ぶなら、だれか1人が課金していればOKの親切設計。
年間でも4000円程度なので、中箱~軽めの大箱クラスの価格で500種類超のゲームが遊び放題。
持ち回りでも頭割りでもお好みの方法でどうぞ。
無料でも、卓立てなどに多少制限はありますがプレイ自体は可能です。
トロフィー(アチーブメント)機能が充実!
マッチングが早い
一部を除き日本語対応しているのでわかりやすい
マナーのよくないプレイヤーに当たることがある
ゲームが少し探しにくい
★★★★★
3.テーブルトピア(TABLETOPIA )
テーブルトピア:https://tabletopia.com/
こちらも以前の記事《ステイホーム! オンラインでボードゲームが遊べるサービス3選【紹介&解説】》で紹介していますが、2023年現在もテーブルトピア(TABLETOPIA)は日本語対応していません。
残念ですね。
以前紹介した通り、ざっくり意味がわかる・直感で操作できる・ゲームのルールやテキストを把握している、という人向けです。
グラフィックのクオリティはBGAに比べると高いですね。
PCブラウザ、iOS、andoroid、それからsteamを介してプレイすることが可能です。
もちろん基本無料。
テーブルトピア 今!このゲームがおすすめ!
品薄でちょいプレ値のカスカディアが遊べる!
現物を持っていなくてもプレイ可能!!
言語依存がちょっとだけあるので注意。
プレ値のクアックサルバーも遊べちゃう!
こちらも少々言語依存があるのでご注意を。
ブロンズユーザーでも卓立てOK。
テーブルトピア 雑感
僕のPCが2年前よりちょっと良くなっているからか、「重すぎて動かない」ということは無かったです。
サイトの重さは気にならなかったですが、ゲーム前のローディングが若干長め?
多分、BGAの方がサクサク遊べます。
試しにカスカディア(ソロ)やってみたんですが、とてつもなく面倒くさい。
クリックしたら自動で処理…とかではなくて、ドラッグで手元までタイルを持ってきて配置。
回転させる場合は右クリックでコマンド一覧を開いて回転コマンドを選択。
ドラッグでトークン持ってきて任意のタイルの上に置く…みたいな感じ。
「操作とか間違ってるのかな…?」って思えるくらいに面倒くさい。
現物を持っている前提になってしまうが、これなら普通に現物で遊んだほうが早い。
グラフィックがリッチ
BGAにはないゲームが遊べる
自作のゲームを作ることができる
日本語に対応していない
ゲーム中の操作性があまり良くない
★☆☆☆☆
4.ドミニオンオンライン
ドミニオン オンライン:https://dominion.games/
以前の記事《ステイホーム! オンラインでボードゲームが遊べるサービス3選【紹介&解説】》でも紹介しているサービスで、その名の通り、ドミニオン専用のゲームサイトです。
ドミニオン基本(第二版)のみで遊ぶ場合は無料でプレイできます。
同卓者の誰かがサブスクに登録(課金)していれば、拡張セットのカードを使って遊ぶ事もできます。
ドミニオンオンラインのおすすめポイント
ドミニオン専用のサイトなだけあって、ドミニオンを遊ぶためだけにカスタマイズされています。
なので、ドミニオンをオンラインで遊びたい場合にとても重宝します。
基本セットだけでは物足りないという場合は課金をすることになりますが、課金には以下の2パターンがあります。
・「全カード利用可能」なコンプリート・サブスク(2023/2月現在:約600円)
3か月以上の利用料金をまとめて支払う場合、その期間に応じて2%~15%の割引が受けられます。
大体2ヶ月くらいのスパンで大会が開かれているので、実力を試してみたり、記念(?)に参加してみたりするのも良いかもしれません
ドミニオンオンライン 雑感
まあやっぱり楽しいですね。
がっつり課金して色々な拡張で遊ぶのも良いですが、たまには基本のみで初心に立ち返ってみるのも大事かもしれません。
これまでに発売されているドミニオンがすべて遊べる(課金必須)
ドミニオン専用なので何で遊ぶか迷うことはない
マッチングもわりとスムーズ
ドミニオンしかない
基本セット以外を使いたい場合、課金するか誰かに乗っかるしかない
ドミニオン好きな人 ★★★★★
別に普通な人 ★★☆☆☆
5.STEAM
Steam:https://store.steampowered.com/
Steamは、PCで利用するゲーム特化のプラットフォームで、PCゲームのプレイヤーなら知らない人はいないレベルのサイトです。
Steamモバイルというのもありますが、「ゲームの購入、Steamアカウントの保護、ゲームやコミュニティからの最新情報のチェックなど」ができるだけで、モバイル環境でゲームが出来るわけではありません。
ちょっと本題からズレるお話ですが、SteamDeckという携帯型ゲーミングPCを使えば、どこでもSteamのゲームを楽しむことができます。
スチームデック:https://www.steamdeck.com/ja/hardware
STEAM 今!このゲームがおすすめ!
みんな大好きウイングスパン。
他人を攻撃する要素が少ないので遊びやすい。
テキストがガッツリあるが日本語化されているのでまぁ安心。
難点はお値段がちょっとお高めなところ。
鳥のさえずりや音声によるカードの説明(音声は英語)など、デジタルだから再現できる要素がしっかり盛り込まれています。
現在拡張は欧州の翼がリリースされていますが、2023年には大洋の翼がリリース予定です。
こちら、まだ情報が出ただけですが、リリース予定日が2023年ということでチョイスしました。
パズルとネコというボードゲーマーが好きそうな要素を組み合わせたゲームです。
動画を見てみるとプレイ中も猫がウロウロしたりしててすごくかわいいですね。
開発元はウイングスパンと同じ会社なので鳴き声などのデジタル的な要素も期待できそうです。
値段、そんなに高くないといいですね。
言わずと知れたメジャーボードゲームの宝石の煌き。
前に《何が違う? 宝石の煌き&宝石の煌き:デュエル コンポーネント比較とルール紹介》で軽く触れましたね。
Steamで遊べるのは2人用のデュエルじゃなくて普通の宝石の煌きの方。
拡張の都市も、追加で購入すれば遊ぶ事ができます。
STEAM 雑感
個人的にですがゲームをDLするための費用がちょっとお高い気がします。
品薄やプレ値じゃなければ「もうちょっと出して現物買っちゃおうかな?」という気持ちになるかならないかの絶妙なライン。
僕は現物派なので現物買った方がいいかなぁとか思いますが、人それぞれということでひとつ。
ボードゲーム以外のゲームもたくさんある
CPU戦ができるので一人でも遊べる
基本的にはPCで遊ぶのでグラフィックは良好
大画面でも楽しめる
ゲーム次第だが、ある程度のPCスペックを要求される
コストがやや高額か
★★★☆☆
6.Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)
ニンテンドーストア:https://store-jp.nintendo.com/
ニンテンドースイッチから利用できるマイニンテンドーストアは、主に家庭用ゲームを提供しているサイトです。
あまり種類は多くないですが、マイニンテンドーストアにもデジタル版のボードゲームが販売されています。
もちろん、オンラインでもオフラインでも遊ぶ事ができます。
Nintendo Switch 今!このゲームがおすすめ!
じわじわと人気が出てきた感じがするエバーデール。
こちらもテキストガッツリ系だが、安心のテキスト日本語化済み。
チュートリアルもあり。
ちょこちょこと動物が動いているのも可愛らしくて良いですね。
いわゆる伝統ゲームがたくさん入っているタイトルです。
マンカラや、ヤッツイー(ヨット)、大富豪などのトランプゲームにキャロム(カロム)まで入っています。
これ1つで51種類ものゲームが楽しめるのはなんとなくお得感がありますね!
こちらは、オインクゲームズのゲームが7種類(2023年2月現在追加購入で計8種類)遊べるタイトルです。
DL版とパッケージ版の2つから選べます。
オンラインだけでなく、みんなが集まった時にコントローラーが1つあれば同じ画面を見ながら遊ぶ事もできます。(※一部除く)
Nintendo Switch 雑感
STEAMに続き、こちらもややお高めの値段設定は気になる所。
世界のアソビ大全51やレッツプレイ!オインクゲームズはお得感があって良いですね。
一応広義のボードゲームということで桃鉄とかも遊べるのは、おすすめポイント。
安心の日本語による手厚い国内サポート
持ち運ぶことでどこでも遊ぶ事ができる
購入時ポイントを貯めれば、次回の割引に使える
タイトル数の少なさ
普段遊ばれているような有名どころのボードゲームが少ない
★★☆☆☆
7.スマホアプリ
GooglePlayストア:https://play.google.com/store/games
APPストア:https://www.apple.com/jp/app-store/
たいむましんで記事を書かせてもらうことになってすぐくらいの頃、アプリについてちょこっと触れてました。
おすすめボードゲームアプリとボードゲーム 前編
おすすめボードゲームアプリとボードゲーム 後編
この時は、6ニムト・チケライ・八分帝国の3タイトルをアプリと現物を両面から紹介してました。
懐かしいなぁ。
スマホアプリ 今!このゲームがおすすめ!
僕が最近ハマっているので独断と偏見でおすすめということにしました。
以前の記事《お手軽ふたりでフタリコラ!『アグリコラ 牧場の動物たちBIGBOX』》で紹介した、いわゆる二人で遊べるフタリコラですね。
普通のアグリコラをアプリでやるのはしんどそうですが、これならイケる。
おすすめです。
こちらも過去記事《おいでイスタンブール♪ 『イスタンブールBIGBOX』 コンポーネント比較と基本ルール解説》で遊び方などを紹介したゲームです。
BIGBOX流行ってたんかな。
いや、今でもBIGBOXとか○○周年記念版とかのBIGBOX・記念版商法がはびこってますね。
まあ買うけどさ。
スマホアプリ 雑感
SteamやNintendo Switchと同様に買い切りタイプのゲームになりますが、価格については少し控えめ。
高くても1000円くらいかな?
このくらいなら現物とアプリ両方あってもいいかな…って気持ちになる。
ほとんどの人が持っているであろうスマホにDLできて、種類も豊富
iphoneとipadみたいに使用しているアカウントが同一なら他の機器でもプレイできる
外で気軽にプレイでき、暇つぶしに最適
使うスマホの画面サイズにもよるが、小さい文字が見にくい
操作性はあまりよくない
★★★★☆
8.その他
ここまで紹介したもの以外に、オンラインで遊ぶ事ができるサイトをざっくりいくつか紹介していきます。
じゃれぼんオンライン:https://online.jarebon.com/
「リレー小説形式で、短くて不思議な物語「ショートショート」をみんなで書き上げていく新感覚の “遊び” 」という文字版のテレストレーションみたいなゲームです。
まだβ版ということで、「戻る」ボタンを押してしまう(ブラウザバックする)と復帰できなかったり、稀に不具合に遭遇することもあるのでご注意を。
もちろん日本語版です。
コードネームオンライン:https://codenames.game/
2つのチームに分かれて、出されたヒントから正解を見つける推理・予想系のパーティーゲーム。
テキストのみでも遊べますが、音声チャットやビデオチャットを利用して遊ぶと楽しさ倍増。
42か国語に対応しており、もちろん日本語にも対応しています。
BRETTSPIELWELT:https://www.brettspielwelt.de/
なんと驚き、UIは日本語にも対応しているっぽい「BRETTSPIELWELT」。
基本的にはドイツ語で一部英語な雰囲気。
ゲーム数はBGAほど多くないですが、BGAにはないゲームが遊べます。
ガンシュンクレバー/ガンツシェーンクレバー
https://m.brettspielwelt.de/ganzschoenclever/
ドッペルソークレバー
https://www.brettspielwelt.de/Other/Clever/
僕の大好きなダイスゲーが遊べるなんて!
最の高じゃないですか!!
9.あとがき
というわけで、オンラインでボードゲームが遊べるサービスの紹介でした。
僕の個人的な意見としては「オンラインは味気ないな」派なんですけど、遊びだすとやっぱり止まりませんね。
ボードゲームたーのしー☆
ちょっと値が張ってもしっかり日本語化されているニンテンドースイッチあたりはライト層でも遊びやすそうですね。
流石ニンテンドー。
多少慣れている、英語アレルギーがないなら、やっぱりBGAが最強ですかね。
年会費払ってもそんなに高くないし、お試しってことでポイントを貯めれば1ヶ月のプレミアム会員権と交換できたりするのも良いですね。
テーブルトピアはちょっと難しい。
慣れるまで時間かかりそう。
その他で軽く紹介したBRETTSPIELWELTの方が良さそうまでありますね。
アプリとかはオンラインで遊ぶというよりは、どちらかというと暇つぶしとしての比率が高そう。
比較的安価だし、「気軽にどこでも 」っていうのは良いんですけどねぇ。
この辺は好みになるのかな。
今回記事の内容を2023年版にアップデートしたわけですが、結果としては「BGAが安定」ということで終わりたいと思います。
すげぇやBGA。
はぁい!
ここまで読んでくれてサンキューな!!
次の記事も、最後まで見てくれよな!
よろしくおねがいしまぁす☆
ゼクシオンと読みます。(@Boardgameguild)某ねずみの王様が登場するゲームのキャラクターからとりました。ぜっくんって呼んでね!
群馬県館林近辺で仲間とともに「館林たぬきゲーム会」というボドゲ会の主催しています。最近は「たぬきつね工務店」というサークル名でゲムマとかにも出展し始めました。どちらも良きライバルであり協力者である「みこめくん(@mi_comments)」、後方支援の「BEEさん(@MaskedriderBee)」。その他大勢の協力により成り立っています。
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