ZXION ボードゲームディープ

【ボードゲームディープ】おすすめボードゲームアプリとボードゲーム 後編

公開日:Zxion

前編はこちら☆
【ボードゲームディープ】おすすめボードゲームアプリとボードゲーム 前編

ちゃんとニムトとチケライDLして遊んでくれました?
チケライ実績の進捗どうですか?
僕は13/25くらいです。

後編、はっじまっるよー☆

 

3.数分間で繰り広げられる帝国の興亡 八分帝国

狭い世界の中でエリアマジョリティ(陣取り)とセットコレクションを行なうゲーム。
エリアマジョリティをメインでいくのか、セットコレクションの方を重視するのか、はたまたバランスをとるか。一緒にプレイする人によってこのへんの戦略が変わってくるのでとても楽しい。

八分帝国の名の通り、やる気になれば8分で終わらせることもできる。(アプリ版にマジでそういう実績がある)
ソロプレイ感は皆無でボードゲームした感が強いです。
対人(やったやられた)に抵抗がないボドゲ初心者とか、ちょっとなれてきた人によくおすすめしています。
ゲーマーの方々でも楽しめるはずなので、コスパ高ぁい☆

拡張が基本より高いのは宿命なのか…(記事作成時点)

 

3-1.8分で終わらせる…! ボードゲーム版


なれてくれば本当にそのくらいで終わらせられる。

規定ターン内で、エリアマジョリティ&セットコレクションを行い点数を集めていくゲーム。
プレイ人数によって規定ターンが異なります。(7~13ターン)

各プレイヤーは、軍隊コマ14個と都市トークン3個とコイントークンを受け取ります。
コイントークンは、プレイ人数によって受け取る枚数が異なります。(8~14枚)

各プレイヤーは開始地域に軍隊コマが3個配置された状態からスタートです。
開始地域には都市のイラストがボードに書かれています。


初期配置はこんな感じで。

開始プレイヤーを決定するために、プレイヤー同士で競りを行います。
ここで決定した開始プレイヤーはゲーム中入れ替わったりすることがないので、多人数でプレイするときは結構重要です。

各プレイヤーは自分の手持ちコインから好きな枚数のコインを使って、開始プレイヤー獲得の為に同時公開の競りを行います。
最も多くのコインを提示したプレイヤーは、提示した分のコインを支払い(箱の中などに戻す)、開始プレイヤーとなります。
競りに負けてしまったプレイヤーは、提示したコインを支払う必要はありません。

提示したコインが同数だった場合は、そのプレイヤー間で開始プレイヤーを決定します。
ルールブック的には最も若いプレイヤーとありますが、ランダムな方法で決めてしまっていいでしょう。
この場合は、開始プレイヤーになったプレイヤーだけがコインを支払い、他のプレイヤーは手元にコインを戻します。


競り! ここでは3コインを提示した青のプレイヤーが開始プレイヤーになります。

開始プレイヤーが決定したら、開始プレイヤーから順番に場に並べられているカードを1枚選択して獲得していきます。
カードには、資源・点数獲得に必要な資源数と点数・アクションの3種類の情報が書かれています。
例外として、「ワイルドカード」には点数が書かれていません。


左:一番上が資源で真ん中が点数、そしてアクション。
右:ワイルドカードには点数が書かれていない。

カードを獲得する為には、コインを0枚~3枚支払う必要があります。
カードがめくられたタイミングが古いものは0枚で(つまり、支払いなしで)カードを獲得できます。
逆にめくられたばかりのカードはコインを3枚支払わなければ、そのカードを獲得できないことになります。

カードを獲得してできた隙間は、既に公開されているカードを詰めて埋めていきます。
その後、詰めてできたスペースに新しいカードを1枚公開して配置します。
こうすることで、どのカードが古いカードで、どのカードがめくられたばかりのカードか判別します。
ゲームボード上に《0・1・1・2・2・3》のナビが書かれているので、その近くにカードを配置しておけば解りやすいです。

カードを獲得したら即座にアクションを実行する必要があります。
もしも望むなら、アクションの一部、または全てを実行しないという選択もできます。

アクションには以下の種類があります。


左から、配置/移動(陸)/移動(海)/都市建設/除去

・軍隊コマの配置
カードに書かれている軍隊コマの数まで、スタート地点か自分の都市コマが置かれている地域に配置することができます。
(可能であれば)すべて同じ地域に配置する必要はありません。
画像のカードの場合、3個まで配置可能です。

・軍隊コマの移動(陸路)
カードに書かれている軍隊コマの数まで、任意の軍隊コマを移動させることができます
移動は、1個の軍隊コマを隣接した地域に動かすことで1回とカウントします。
画像のカードの場合、1個の軍隊コマを5回移動させてもいいし、5個の軍隊コマを1回ずつ移動させてもかまいません。
1個を3回+別の1個を2回と移動させることもできます。
陸路の移動カードの場合、海を渡ることはできません。(ボード上に点線で表記されている部分)

・軍隊コマの移動(海路)
移動方法は陸路と同様ですが、海路(ボード上の点線部分)も移動することができます。
海路を使わずに陸路のみの移動でもかまいません。

・都市建設
自分の軍隊コマが置いてある地域に都市トークンを1個配置することができます。
都市トークンは1つの地域に配置できる制限はありません。
何個でも、何人でも、自分の軍隊コマがありさえすれば、配置することができます。

・軍隊コマの除去
ゲームボード上の軍隊コマを1個取り除くことができます。
取り除かれた軍隊コマは持ち主の手元に戻します。

・「/」と「+」
カードには「/」と「+」が書かれているものがあります。
「/」が書かれている場合、どちらか一方のアクションしか使用することができません。
「+」が書かれている場合は、書かれているアクションの両方を実行できます。
「+」なら、片方だけの実行でもかまいません

規定ターンが終了したら得点計算です。
地域・大陸・資源の得点を合計して最も多くの点数を集めたプレイヤーの勝利です。


支配の点数は、青が9点、黄色が6点、赤が7点です。

地域は、自分が支配している地域1つにつき1点獲得できます。
市域を支配するには、誰よりも多く自分の軍隊コマを配置する必要があります。
最多同数だった場合は、その地域を誰も支配することはできません。

大陸は、自分が支配している大陸1つに付き1点獲得できます。
大陸を支配するには、誰よりも多くその大陸の中にある地域を支配している必要があります。
こちらも同数の場合は、誰もその大陸を支配することはできません。

最後に獲得したカードに書かれている資源の得点を獲得します。
全ての得点を合計した際に同点だった場合は手元に残っているコインが多いほうのプレイヤーが勝利します。
それも同数だった場合は、支配している「地域」が多いプレイヤーの勝利です。

実際にプレイしてみると、やることは単純です。
それでいてボードゲームした感が強く、終わるまでの時間も早いので「もう一回」がしやすいです。
アプリだとうっかり1時間くらい遊んでしまえます。

 

3-2.最速5分!? 八分帝国

アプリ八分帝国
googleplayの画面。googleplay版は520円!(記事作成時点)

まず最初に言語を決めます。
日本語を選択しても、若干文章がアレな部分があるかも。
まぁ、諦めましょう。

アプリ八分帝国
八分帝国アプリ版のタイトル画面。

右側のアイコンは上から順に《設定/ルール等/実績/フェイスブックページ/クレジット》となっています。
左上のアイコンはアプリ終了アイコンです。

もちろんソロプレイをやるので、初めからを選択します。

アプリ八分帝国
最初から3種類のマップが選択できます。

古代の王国・姉妹大陸・オールドヨーロッパの3種類が最初から選択できます。
課金すると新ルール付きのマップで遊べるようになります。
実績解除に課金マップが必要なので、そちらを埋めたい方は課金必須です。

資源トークン(グッズトークンと表記)の設定やマッチプレイの設定もここでできます。
画面下の各項目をタップして、チェックマークがつけばOKです。

今回はリアル版でも使っていた「古代の王国」をトークンなしでプレイしまぁす。


NPCにも名前がつけられるよ!

なんと、プレイヤーキャラだけでなくNPCにも名前がつけられます。

難易度は3段階から選択でき、人間にも変更可能です。
画面下のランダムを選択するとNPC人数・難易度がランダムに決定されます。

今回はNPC「やさしいみこめ」に相手してもらいましょう。

アプリ八分帝国
計算されれ、これは3

ちょっと何言ってるかよく分かりませんが、地域・大陸・資源の3要素で点数をたくさん集めてねってことですかね。

アプリ八分帝国
2人プレイなので、13ターン、初期コインは14。

まずは開始プレイヤーを得るための競りをおこないます。
場に6枚カードが見えているので、ワイルドとかが0~1の位置にあれば、2~3コインくらい出していいかも。
入札に勝利した場合、誰を最初のプレイヤーとするか選択できます。
今回はワイルドカードが1の位置に見えてるので2コインくらい出しましょう。

アプリ八分帝国
クソがぁ!!(暴言)

同数提示でした。
この場合はランダムに競りの勝者が選択されます。

アプリ八分帝国
そりゃそうですよね!(2番手になった)

左側には各プレイヤーの現在の状況が表示されています。
盤面を見てみると大陸や地域に青と黄色の枠が付いていますね。
青は僕が支配していることを表し、黄色はNPCやさしいみこめが支配していることを表しています。
非常にわかりやすいですね。
設定に色弱モードというのがあるので、色に不安がある方も安心かと思われます。

アプリ八分帝国
カードを選択してみるとアクションの説明が表示されます。

とりあえずワイルドカード取りますねー。
2海路移動なので軍隊を1つ海向こうに渡しておきます。

アプリ八分帝国
プレイ中に操作を間違えてしまったという場合には、そのターン内なら画面右下の矢印アイコンで1手ずつ戻せます。
チェックアイコンはターン終了(確定)ボタンなのでプレイ途中や、やり直そうとしたときにミスタップしないように注意。

アプリ八分帝国
折り返し地点まで来ましたが素点で負けています。

やさしくなくない!?
ぜんぜんやさしくなくない!?
汚いさすがみこめ汚い。

アプリ八分帝国
最終的には1点差でした。

あぶねぇ!
難易度やさしいにかなりきわどい闘いでした。

左下の矢印アイコンをタップすると、今回の盤面を眺めるモードになります。
その隣の建物アイコンはタイトル画面に戻れます。

アプリ八分帝国
中央のみこめをもう少し削るべきでした。

実績狙いなら、内容次第ですがNPCやさしいとの2人プレイがやりやすいですかね。
今回紹介したアプリの中では実績が一番充実していて、課金無しで95種類もあります。
なかなか無茶な実績もあるので、これからお買い上げする方はしばらく楽しめるかとおもいます。

八分帝国 (Eight-Minute Empire) 

 

 

4.あとがき

他にも、以前記事にさせてもらったブロックスやカタンなど、色々なボードゲームのアプリがあります。
大体はパス&プレイが可能で、実際にやるとセットアップとか処理が面倒なソレやコレがサクサク進みます。
デジタルの利点ですね。

無料でDLできるものもあるので、「今月はポチり過ぎてしまったわ」という方々の懐にとても優しい。
有料でも現物の1/10くらいなので、若干高いアレとかソレとかを現物購入前に安価でお試しできるのは魅力。
出費がかなり抑えられます。
そうして抑えた費用を使って他の気になるボドゲが買えますね。
あ、スペースも空いているじゃないですか。(重症)

なんだかんだ言ってアプリで遊んでると現物で遊びたくなってきます。
この現象には名前をつけようかスノーハレーション。

時には一人で突き詰めたい時もあるでしょうし、みんなでキャッキャウフフしたいときもあるでしょう。
アプリにはアプリの、現物には現物の良さがあるということで今回は締めようと思いまぁす。

 

今回はここまでッス。
次の記事も読んでね!
よろしくおねがいしまぁす☆

 

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