いま話題のカード《トランザクション・ロールバック》へのネットの反響をまとめてみた
《トランザクション・ロールバック》が遊戯王界隈で超話題です。そこで今回は《トランザクション・ロールバック》に寄せられたSNS上での反応を紹介します。
目次
《トランザクション・ロールバック》はどんなカード?
《トランザクション・ロールバック》は、ライフポイントを半分払って相手墓地の通常罠の発動時効果をコピーできます。罠カード限定にはなりますが、原作版《墓荒らし》のような効果を持ちます。
《フェイク・フェザー》や《ジャンク・コレクター》といった類似カードと比べて、発動コストがライフポイントのみと様々なデッキに組み込みやすい利点があります。とはいえ、相手依存になるのでフィールドで発動する効果はメインであまり使用されなさそうです。
このカードの注目すべき点は、墓地効果にあります。墓地から自身を除外し、ライフポイントを半分支払うことで、自分の墓地の罠カードの効果をコピーして適応できます。発動時の効果コピーなので、ライフポイントさえ残っていれば、問題なく墓地の罠を再利用または意図的に墓地に送った通常罠を使っていく戦法が可能です。
欠点といえば、類似カードの最低と同様に、発動コストは踏み倒せても、発動条件は見逃せないのがネックになってくることでしょう。
《トランザクション・ロールバック》へのコメント
ここではネット上で《トランザクション・ロールバック》に寄せられたコメントを紹介します。
「強い」「弱い」など様々な意見があります。
1:【ティアラメンツ】と好相性だ
墓地に送る手段に特化した【ティアラメンツ】であれば、わざわざセットして①の効果を適応するまでもなく勝手に墓地へ送られます。活用したい罠が落ちてしまった際も、問題なく効果コピーできるので、普通に強いという意見がありました。
2:《拮抗勝負》が強い
《拮抗勝負》の除外効果が猛威を振るいそうです。バトルフェイズ限定になるものの、相手の場を0枚になるように除外できます。
発動タイミングが限られている以上、対策は練られそうですね。罠主体になる「蟲惑魔」で無理なく採用ができそうです。
3:相手の《無限泡影》コピーし続けられる
汎用カードとして高確率で採用されるの《無限泡影》です。自分が《無限泡影》を採用していなくても、相手が発動したものをコピーし続ければ、相手の展開を妨害できます。
4:《バージェストマ・マーレラ》《おろかな副葬》で落とす。
公式でもピンポイントで《拮抗勝負》を墓地利用する方法を紹介しています。
《拮抗勝負》に限らず、《バージェストマ・マーレラ》《おろかな副葬》で《トランザクション・ロールバック》と利用したい通常罠カードを墓地に送ってしまえば、発動コストに縛られることなく効果を発揮できます。
5:《ラビュリンス》が熱い
罠主体テーマとして「ラビュリンス」への関心が高まっています。
《トラップトリック》《トラップトラック》などと加えてデッキ圧縮にもつながるのは、回転力を底上げするとともに、墓地の再利用で圧倒的な除去を助長してくれることでしょう。
【家具型ラビュリンス】では捨てる手札枠として大いに貢献してくれそう。
6:墓地の《ソウルエナジーMAX!!》をコピーすれば2体リリースなしで4,000バーン
コストを踏み倒せる点を活かして発動コストが重めなカードが注目されています。
《ソウルエナジーMAX!!》をコピーすれば2体リリースなしで相手モンスターを全除去しつつ、4000バーンを与えられます。まぁ、もちろん《オベリスクの巨神兵》を場に出す手間は必要ですが(笑)
個人的にはこんなデッキを組んでみたい
能動的かつ積極的に墓地に送れるテーマとして、《名推理》や《隣の芝刈り》を効率よく利用できる【インフェルノイド】で遊んでみたいですね。
また、《超重荒神スサノ-O》で罠カードをパクりまくるみたいな芸当も面白そうです。
遊戯王担当ライターとして記事を書かせていただくことになりました、鳩鷺(はとさぎ)と申します。初購入したパックは「Vol.1」で、お年玉をためて買ったボックスでブラック・マジシャンを自引きした時から始めて遊戯王歴は20年以上!好きなテーマは鳥つながりで【炎王】で鳥から進化前でも自壊が楽しい【恐竜】デッキを愛用。SR魂喰いオヴィラプター UR究極伝導恐獣、遊戯王関連の記事を5年以上執筆。歴の長さと、日々の記事更新で培ってきたノウハウを活かして、新弾のカードを使ったデッキを独自の視点と偏見で解説していきます。
Twitterの方でも、鳩のアイコンを目印に遊戯王の小ネタを細々とつぶやいておりますので、併せてよろしくお願いいたします。(@hato_sagi)
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