ぽとふの5分でわかる!遊戯王最新ガチ環境

5分でわかる!今の遊戯王ガチ環境 2022年6月 『スプライト、ティアラメンツ、エルドリッチ』

公開日:ぽとふ

こんにちは!主に関東圏にて遊戯王OCGをプレイしているぽとふと申します。2014年頃から本格的に遊戯王のCSに出始め、今も現役で競技目線で取り組んでいます。

今回は、現環境の最強デッキとそれらの対策について書かせていただくこととなりましたので、お見知り置きをよろしくお願いします。

 

 

強いデッキの条件とは?

 

現在の環境デッキは、「スプライト」「ティアラメンツ」「エルドリッチ」の3つといえるでしょう。そもそも、これらのデッキは何故強いのでしょうか?ここでは各デッキの詳細な説明をする前に、強いデッキが必ず満たしている要素をピックアップします。これらの要素を満たしていると環境デッキの候補になりえるので、環境デッキ以外のテーマを試してみる際の参考にもなると思います。

 

 

 

①着地狩りを行える妨害がある

 

着地狩りを狙えるカードとは《神の宣告》のようなカードのことです。

例えば、スプライトモンスター共通の特殊召喚条件は、場にレベル2モンスターがいることなので、通常召喚されたモンスターに《神の宣告》を合わせられてしまうと、《スプライト・スターター》か《鬼ガエル》+水属性モンスターの組み合わせを持っていないと、そのターンはそれ以上動くことはできません。

 

 

 

また、破壊、除外、バウンス等が大きな価値を持つので、《I:Pマスカレーナ》からの《トロイメア・ユニコーン》の妨害を添えられるデッキや、固有の妨害がそれら(破壊、除外、バウンス)の性質を持っているデッキはポイントが高いです。《壱世壊に軋む爪音》が典型例ですね。

 

 

 

 

誘発受けが良い

 

《増殖するG》や《灰流うらら》を撃たれても致命傷にならないことが、強テーマの必要条件です。今期に関しては、《幽鬼うさぎ》、《原始生命態ニビル》、《D.D.クロウ》など、メイン戦でも様々な手札誘発が飛んできます。

 

灰流うらら

 

デッキに搭載されている手札誘発の総枚数も、昨今稀に見るほどに多く、手札誘発は常に2枚は持たれていると思った方がいいでしょう。

 

 

 

自由枠が多い

 

自由枠を多く取れることも活躍できるデッキに共通しているポイントです。自由枠が多ければ手札誘発を多くを採用することができます。

また、私が参加したブロック予選では、誘発の代わりにメインから《冥王結界波》と《神の宣告》を両方搭載して、先手と後手をどちらも意識したカード選択をしているプレイヤーもいました。

 

冥王結界波

 

このように、自由枠の使い方は一概に手札誘発のみとは限らず、選択肢を広く取れることは、現在の環境を生き抜くうえで大事なポイントです。

 

 

 

強すぎる環境トップ!『スプライト』

 

まずは『スプライト』デッキの紹介です。POWER OF THE ELEMENTS発売以後の環境を振り返るにあたり、このデッキの活躍は無視できないでしょう。数々の大会で優勝しているデッキです。
(主要構成カードの《餅カエル》は7/1のレギュレーション改定で制限から禁止カードになってしまいました)

 

 

『スプライト』の展開

 

下級モンスターに位置付けられるレベル1〜4の中で、目に見えて冷遇されていたレベル2帯についに強力テーマが登場しました。同レベルのモンスターの存在を特殊召喚条件として登場、高すぎる妨害能力及びアドバンテージを獲得する能力で相手を蹂躙します。

展開の要となる《ギガンティック・スプライト》の効果成立後の制約は、一見するとありがちなものに見えますが、特筆すべきは相手にも制約を押し付けてしまう点です。これにより、《原始生命態ニビル》をはじめとしたいくつかの手札誘発カードが採用の見直しを余儀なくされました。さらに《閃刀姫ーレイ》のような、相手ターンに受動的に特殊召喚されるカードにも影響が出ることになりました。

 

ギガンティック・スプライト

 

前述の《ギガンティック・スプライト》はレベル2であれば何でも特殊召喚でき、リンクモンスターの《スプライト・エルフ》と合わせて2回《鬼ガエル》を特殊召喚して、展開の着地点に《餅カエル》を添えるタイプがメジャーです。

《スプライト・エルフ》の効果を相手ターンに使うことで2度妨害効果を飛ばすことができ、盤面が成立してしまえば正攻法で返し切ることはほぼ不可能です。今期がク○ゲーと揶揄される所以ですね。

 

 

 

 

『スプライト』の対策&弱点

 

弱点らしい弱点はありませんが、強いて挙げるのであれば、エクストラデッキが比較的貧弱なこと、ワンキル性能が歴代の環境トップデッキと比べて低いことでしょう。あとはミラーマッチが少し不毛であることも個人的には気になります。

 

 

 

融合テーマ優遇はいつまで続く!?『ティアラメンツ』

 

スプライトと同時期の登場です。融合魔法を必要とせず、たった1枚のカードから融合召喚を行うその様は、他の融合テーマと比較して異質そのものです。かねてより良カードであった《融合派兵》にまともな(と言っては言葉が悪いですが)リクルート先が追加されたのも個人的にアツいポイントです。

 

融合派兵

 

 

『ティアラメンツ』の展開

 

《ティアラメンツ・レイノハート》及びそれに繋がるカードが全て1枚初動になるため手札誘発を多く積む余裕があり、メインの妨害となる《壱世壊に軋む爪音》で、相手モンスターを裏守備にしたあと、墓地へ送ったティアラメンツモンスターの効果で《捕食植物ドラゴスタペリア》を出して、効果無効&レベルを1に変動というアクションが、スプライトの展開を特殊召喚条件ごと阻害していきます。

 

 

《烙印融合》から召喚される《氷剣竜ミラジェイド》は、【烙印デスピア】が数を減らした今でもこのデッキにて健在です。

テーマカードが出始めたばかりでデッキとしての未完成感が否めませんが、上記のようなスプライトに対する強烈な強みを携え、POWER OF THE ELMENTS発売以後環境のデッキ分布2位に座っています。

 

 

 

『ティアラメンツ』の対策&弱点

 

欠点としては、《壱世壊に軋む爪音》が《灰流うらら》に引っかかってしまうために妨害の算段が狂いやすいことや、同じパックで登場した《月女神の鏃》を回避する方法が少ないことなど欠点も目立ちます。しかし輝石のデュエリスト編でリリースされたカードを取り込んだいわゆる【イシズティアラメンツ】のような派生系が早くも出てきており、継続的な活躍を見込めるデッキと言えるでしょう。

 

 

 

罠を使うならこれ!永続罠で分からせろ!『エルドリッチ』

 

採用されるモンスターは《黄金卿エルドリッチ》のみのことも珍しくないピーキーなデッキタイプです。

 

『エルドリッチ』の展開

 

《呪われしエルドランド》に続き《紅き血染めのエルドリクシル》や《金満で謙虚な壺》などの安定感を司るパーツに規制を受け数を減らしていましたが、《群雄割拠》《御前試合》《センサー万別》《スキルドレイン》までをフル投入しつつ《ラーの翼神龍-球体型》《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》など極端な返し札をメインに置いた【エルドリッチ】が数を増やしています。やはりこの手のデッキはメタ対象が定まってこそ輝くということなのでしょう。

 

溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム

 

 

 

『エルドリッチ』の対策&弱点

 

課題はサイドデッキから投入される《ハーピィの羽根帚》や《ライトニング・ストーム》に代表される、(バック)割りモノの脅威を凌げるかです。バック干渉にチェーンする形で神碑魔法カードを発動し《神碑の翼フギン》を特殊召喚、その永続効果を適用させて破壊を回避するプランなど、まだまだ工夫し甲斐があるデッキです。

 

 

神碑の翼フギン

 

 

採用する神碑魔法が《凍てつく呪いの神碑》や《輝く炎の神碑》であれば、《レッド・リブート》を撃たれたあとも、相手を妨害できるのも噛み合いを感じますね。

 

 

レッド・リブート

 

 

先日行われた日本選手権のブロック代表決定戦では、応募者全員サービスPHARAONIC LEGEND PACKにて登場した新規カード、《澱神アポピス》を採用した【エルドリッチ】を使用するプレイヤーが現れました。

 

 

澱神アポピス

 

 

こちらは相手のメインギミックにあたるカードを無効にしてもいいのでメインデッキに採用することができ、レベルが6なので場に2体並べば《永遠の淑女 ベアトリーチェ》になってメインギミックに触る役割をこなします。マッチを通して活躍できる良カードといえるのではないでしょうか。

 

永遠の淑女 ベアトリーチェ

 

 

 

まとめ

新パックで登場する魅力的な新テーマには思わず目を奪われがちですが、昨今発売されるブースターパックでは、既存テーマにも的確な強化が施されます。

環境のトップデッキにのみ対策を絞れば、どのデッキでも立派に戦えるように思います。次弾のBF強化、宝玉獣ストラクチャー、ANIMATION CHRONICLEは、凝り固まった環境に一石を投じてくれるでしょう。スプライト一強環境はまだまだ続くのかもしれませんが、思考&試行を止めずに、腐らず、楽しんで遊戯王OCGに取り組んでいきたいと思っています。

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