WS 新弾レビュー「チェンソーマン」

公開日：2023年6月16日クロワ

こんにちは、最強のパンです。

チェンソーマンのブースターが発売されました。
新環境一発目の新弾。規制で相棒を失い、新たな相棒を探している人も多いと思うので、普段よりいっそう新弾に期待がかかります。
それでは早速見ていきましょう。

気になるカード
今回考えたデッキ
その他の気になるカード
おわりに

気になるカード

「悪魔が恐れるデビルハンター　チェンソーマン」
11000ヒールに詰め連動という、分かりやすく強いタイプのカード。
上に困ったらとりあえずこれでもいいかと思えます。
連動テキストの追加テキストはリバース要求なので、多面リバースは意外と難しいかもしれませんが、その分往復で効果が付き、相手への圧になります。１点バーンは問題なく発動した上で返しのバーンまで見込めるとなると、面を空けられている状態でも連動を喋る価値があり、強力だと思います。

「血の魔人　パワー」
手札を増やすテキストとしては普通の４ルック１枚回収のみですが、連動効果で２ガッツンが付くところと、ガウル効果で往復6500出る所が優秀な1連動です。
規制により２ガッツンを最もぶつけたかったアリスSAOは減りますが、ミュウラン転スラは健在で、連動のついででレベル２を処理できるのは偉いですね。そうでない相手にも普通の１連動として使えるので、デッキスロットの節約になっているところが非常に評価の高いポイントです。
ただ、２ガッツンになる効果はCX連動なので、CXを引けなかったときに相手のレベル２の処理に使うことができないのは少しだけ残念。

「激闘の後　早川アキ」
緑色のカードですが、効果は完全にチョイスアイコン関連です。
とりあえず盤面に居れば、チョイスアイコンのCXを貼ること自体のバリューが高くなるので、８チョイスのデッキには積極的に採用したいです。
効果付与対象の「夢みたいな生活　デンジ」がレベル0アタッカーとして優秀で、自然とデッキに入るカードな所も良いポイントです。

「新たな目標　デンジ」
逆圧縮とバウンス。2つの効果どちらも要らないというデッキはほぼ存在しない、どころか普通に2つとも欲しい効果なので、色が合えば積極的に採用したい一枚です。
自身を控え室に置くバウンスは３コストアンコールすることでの多面バウンスもできるので、取り回しの良さも評価できます。

「先輩デビルハンター　姫野」
アラームでハイライトと登場時ダブルバウンスという、面崩しに特化したカード。相手に面形成されて一生取り返せないという事態はこのカードさえあれば避けられそうです。アラームが特に優秀で、序中盤からでも面勝負に強いデッキになれます。

「狂乱　コベニ」
自分or相手を選択できる3落下拳。自分3落下や相手3落下は全然珍しくない普通のテキストですが、選べるとなるとかなり話が変わってきます。主に相手の山崩しに、不意な確山の時にはケアに使えるので、これも役割を多く持ててデッキスロットの節約になる優秀なカードです。

今回考えたデッキ

これらのカードを採用して今回考えたのが８チョイスのデッキです。

８チョイスという安定感の高いアイコン構成で、強力な連動に加えてサブにも何種かの詰めプランを用意した構成。「激闘の後　早川アキ」のおかげで、リソースを伸ばす能力とストックを綺麗に積む能力が共存できています。

個別カードの所でも触れましたが、「血の魔人　パワー」が転スラのミュウランに触れるサイズで、そうでない相手にも3落下助太刀を構えて6500～7000と返ってくることがワンチャン期待できる数字です。

派手なコンボ等はありませんが、全体的にカードパワーが高く、安定した強いデッキに仕上がっていると思います。

その他の気になるカード

「公安対魔特異4課早川アキ」
「Easy revenge!」
分割美智留効果とサポート。ただでさえ使われて不快な美智留が分割になり、更にヒット率を上げてくるという始末。光景の無いタイトルなので、こういった山破壊+分割打点が、固い山を作ってくる相手への回答としてアリかもしれません。

「キャリア相談　早川アキ」
「未来の悪魔」
すごい効果モリモリ。クロックフェイズのトップチェックはクロック2ドローをするか否かの判断がすごく楽になりますし、アタックフェイズのチェックはドラの乗り方を完全に把握することができるので、このカードの登場後は超過打点を避けやすくなり、それが試合の最後まで続きます。
クライマックストリガー時のヒールもかなりすごいですね。門や宝を採用していれば回収したカードをそのまま切るだけでヒールできます。ヒール耐久のデッキはアタックでCXをトリガーしたくないものですが、これがあればトリガーするのも悪くないという気持ちでいられます。

「負け犬の声　デンジ」
「天国への鎮魂歌　早川アキ」
電源対応で自身が起き上がった上で相方をタダ出し。レベル2から電源でいきなり前列にレベル3が2体出てくるので面のプレッシャーは半端ないです。
このセットの面白ポイントはダメージ処理を下から行うこと。自身の持つリバース時ボトム送りは一般的なカードでいうところのトップ盛りのような感じになります。メリットにもデメリットにもなりうる効果ということで査定的にはプラマイ０のようですが、現状唯一無二の効果で、相手のトップ操作などを効かなくなる分概ねメリットとしてはたらくシーンの方が多そうです。

「突然の告白　マキマ」
「予想外の出来事　デンジ」
電源連動効果は、対象となるカードが1種類しかないですが、控えからでも山からでも持ってこれる範囲の広さで、腐らず打った時点で1アドに繋がるところはかなりえらいと思います。
それよりも特筆すべきは集中テキスト。ストックの代わりに盤面を使って、ストック消費0でアド集中を打つことが可能です。電源アイコンとの相性も良いですし、自身の連動効果で持ってきた「予想外の出来事　デンジ」をコストに使ってもいいかと思います。
めちゃくちゃ余談ですが、盤面コストにも回収対象にも特徴指定が無いので、スタンで悪いことしそうな予感がプンプンしますね。

おわりに

いかがだったでしょうか。
全体的にカードパワーが高く、軸もどれにするか悩み、デッキを考えるのがいつも以上に楽しいタイトルでした。
僕はこの作品はまだ観ていないのですが、見た目やフレーバーテキストを見た感じだとマキマさんが可愛いと思いました。しかし友人にまきまって名前のやつがいるので微妙な気持ちになりました。

今回は以上です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました！