【買取実績】手回し電話機(壁掛け式)
今回お譲りいただいたのは手回し式の電話機の中でも一般的なデルビル磁石式壁掛け電話機になります。
デルビル磁石式の電話機は明治29年から昭和40年頃まで長きに渡って使用されていましたので、手回し電話機というとこの電話機を想像する方も多いのではないでしょうか。
方式はハンドルを回して本体内部にある磁石式発電機で電気を発生させ、交換局を呼び出します。
写真だと左側の黒い3つの部分のある部分が発電機になります。
本体左側の黒い物が耳に当てて相手の声を聞く受話器、
本体中央のラッパのようなものがこちらの声を送る送話器になります。
送話器の裏や受話器には声を電気に乗せるために変換するための振動板があり、
この振動板の間に炭素粉が使われているのがデルビル磁石式の特徴になります。
正面の裏側はこんな感じになっています。
上にあるのがベルを鳴らすための装置、下が送話器になります。
ベルの間にある金属の棒が左右に動いてベルを鳴らします。
交換局を呼ぶためにハンドルを回すと、最初にこのベルが鳴るそうです。
側面についているハンドルをぐるぐる回して電気を発生させます。
下の木箱の中にはバッテリーや部品、付属物などが収納されていたそうです。
映画の中でしか見たことが無いような古い代物ではありますが
実際には音質も結構良くて、逆に良すぎるせいで周りの音も拾ってしまっていたそうです。
実際に使うことはできませんが、このレトロ感あふれる感じは、部屋やお店のインテリアとしていい味を出してくれそうです。
たいむましんでは、古い手回し電話機から黒電話、公衆電話などの買い取りをさせて頂いております。
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商品カテゴリー | アンティーク家電・AV機器アンティーク家電・スペースエイジ |
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ご依頼地域 | 静岡県 |
買取方法 | 出張買取 |
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