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禁止カードの代用を探せ!-2023年リミットレギュレーション

公開日:ぽとふ

こんにちは!主に関東圏にて遊戯王OCGをプレイしているぽとふです。

2023年1月に施行される新リミットレギュレーション、皆さんはどのような印象を受けましたか?

2022年の大会環境で使われたカードが多く規制されました。
せっかく作ったデッキが使えなくなるのは悲しいですね。

そこで今回は、来年からも同じデッキを使えるように、規制されたカードの代用カードがあるのか検討していきます。

 

 

《ティアラメンツ・キトカロス》 →代用カードなし

 

キトカロス

 

まさかの一発禁止、残念です。

個人的には《ティアラメンツ・キトカロス》が制限の【ティアラメンツ】を使いたかった…

今回の改定で一番大きな影響を受けたのは間違いなく【ティアラメンツ】デッキです。禁止カード指定を受けた《ティアラメンツ・キトカロス》、制限カードになった《ティアラメンツ・レイノハート》、《ティアラメンツ・シェイレーン》の他、後述する《クシャトリラ・フェンリル》と《六世壊=パライゾス》が制限カードになったことも、《ティアラメンツ・クシャトリラ》へのアクセスが減るため痛手となります。

禁止カードとなった《ティアラメンツ・キトカロス》の代用になるカードは存在せず、デッキとしてのリペアは最早不可能です。非常に残念ですが、新環境からは姿を消すデッキになるでしょう。

 

 

 

クシャトリラ関連 →《雷仙神》《惑星探査車》

 

 

パライゾス

 

制限カードについては全体的に良調整だと思います。

出張パーツとして単体で大きなバリューを誇っていた《クシャトリラ・フェンリル》、誘発受け抜群の1枚初動《クシャトリラ・ユニコーン》、そしてそれらに容易にアクセスできる《六世壊=パライゾス》が制限カードとなります。《六世壊=パライゾス》は登場から3か月弱での制限カード入りとなりました。

 

アライズハート

 

【クシャトリラ】デッキが失ったのは「展開に必要なカード」であり、終着点に据えられる《クシャトリラ・アライズハート》や《No.89 電脳獣ディアブロシス》等は健在です。

《雷仙神》等のレベル7モンスターを手軽に供給できるカードや、《惑星探査車》で場魔法へのアクセスを増やして安定性を補填することで、デッキとしての構築はまだまだ可能だと感じます。

 

 

 

《烈風の結界像》 →《霞の谷の巨神鳥》

 

烈風の結界像

 

本改定のもう一枚の禁止カードが《烈風の結界像》であり、アプローチの差こそあれ、それを高いクオリティで使いこなしていた両デッキは代用プランの開拓を強いられます。

 

霞の谷の巨神鳥

 

拘束力は《烈風の結界像》に及ばないものの、【LL鉄獣戦線】目線で見れば《王神鳥シムルグ》から出すカードを《霞の谷の巨神鳥》にするだけで代用案には困らなそうです。一方【ふわんだりぃず】は、《ふわんだりぃず×いぐるん》から自ターンに《ふわんだりぃず×えんぺん》をサーチし、相手ターンに《霞の谷の巨神鳥》をサーチすると、《烈風帝ライザー》がサーチできなくなる弊害が起きてしまいます。《ふわんだりぃず×ろびーな》から妨害を増やすことを考えるのであれば、《D.D.クロウ》をサーチするような動きになるでしょうか。どちらにせよ弱体化は間違いなさそうです。

 

緩和カードによって強化を受けたデッキも多くありますが、これを羅列しているとキリがないほど数が多いため、デッキ単位での言及は割愛し、緩和カードの中で多くのデッキで広く活躍できるカードを見ていきましょう。

 

 

 

番外編:《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》

 

エンシェントフェアリードラゴン※画像は旧テキストになります。

 

それぞれの効果に発動ターン1のエラッタが追加され制限カードとして復帰しました。アニメ5D’sでも重要な役割を担ったカードであり、今後の商品展開を考えてもいつか帰ってくるだろうと踏んでいたカードです。

 

 

 

このカードの復帰により評価を上げると思っているのが《竜の渓谷》と《亡龍の戦慄ーデストルドー》のセットです。《竜の渓谷》で墓地へ送った《亡龍の戦慄ーデストルドー》とレベル6以下のチューナーではないモンスターで《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》をシンクロ召喚し、《竜の渓谷》を破壊して任意の場魔法へアクセスすることが容易になりました。先攻ワンキルのような極端な動きはできずとも、カジュアルデッキから大会レベル足り得るコンボデッキまで、広く採用が検討されていくことと思います。

 

 

 

番外編:《心変わり》

 

心変わり

 

TCGでの緩和を皮切りに(多少のタイムラグはありましたが)OCGでも制限カード復帰を果たしました。最後の収録は実に11年前にまで遡り、急がない方は再録が決定している「RARITY COLLECTION -QUARTER CENTURY EDITION- 」を待つのも一つの手かもしれません。

広く使えるカードである一方、なんとなくで使えば近年のカードのパワーに勝てるわけもありません。今期よく使われた《精神操作》の完全上位互換カードではあるので、《精神操作》より先に採用し、複数枚採用が望ましい場合に《精神操作》を代用品として追加するイメージでしょうか。

 

 

 

まとめ

今期は【ティアラメンツ】と【クシャトリラ】以外のデッキがデッキパワーの面で勝負の土俵に立てていない状態で進んできた環境でした。だからこそこれらのデッキが「ほどよく」パワーを落とした状態で他のデッキと群雄割拠していく来期を楽しみにしていまして、私の使用デッキでもあった【ティアラメンツ】への弾圧は残念でならない、というのが素直な感想です。

とはいえ2022年はカードパワーの高いカードが豊作の年でしたので、強過ぎた2トップが陥落したことで、来年からは活躍できるデッキはもっと増えるはずです。

「こんなデッキがあったのか!」そんな発見が楽しみです。

「新しく出るテーマ面白そう!」そんなワクワクを期待して、来年以降も楽しんでいければと思います。来年も、よろしくお願い致します。

 

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