遊戯王ライター鳩鷺のカジュアルデッキクリニック

新登場! 『アームド・ネオス』を効率よく召喚する「6つの方法」

公開日:鳩鷺

ジャンプフェスタ2023にて最新情報が公開され、「SECRET UTILITY BOX」に付属される《アームド・ネオス》の収録が判明しました。

 アニメ『遊戯王GX』の十代と万丈目を意識したカードです。正直、強さとしてはイマイチでネタ枠っぽい気がしますが、1度は実戦で場に出してみたいカードです。そこで今回は《アームド・ネオス》をスムーズに出すギミックを紹介します。

 

 

 

アームド・ネオスはどんなカード?

 

アームド・ネオス

 

《アームド・ネオス》

融合・効果モンスター
星10/風属性/戦士族/攻3500/守3000

「E・HERO ネオス」+「アームド・ドラゴン」モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。

(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分の墓地のドラゴン族モンスター1体を選び、そのレベル以下のレベルを持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊する。

(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊した時に発動できる。このカードは以下の効果を得る。お互いのメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。EXデッキから「E・HERO」融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

 

特殊召喚に成功した場合、墓地のドラゴン族モンスター1体のレベル以下の相手フィールドのモンスターを全て破壊できます。

《アームド・ドラゴン LV10》を選択できれば、大多数のモンスターを一掃できます。《アームド・ドラゴン LV7》の除去効果をイメージしたものです。

《アームド・ネオス》でモンスターを戦闘破壊した時、「E・HERO」融合モンスターの召喚条件無視しての特殊召喚できます。コンタクト融合体にも対応しています。

効果を使用できるタイミングはメインフェイズ限定のため、バトルフェイズ中の追撃はできないので、メインフェイズ2での《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》の除去効果や、《E・HERO コスモ・ネオス》での効果妨害を優先的に狙っていくべきでしょう。

《E・HERO ネオス》は名称指定なので、融合素材代用モンスターが使えます。

ちなみに融合素材としてメインデッキに採用できる「アームド・ドラゴン」モンスターは、以下の13種です。

 

《アームド・ドラゴン LV3》
《アームド・ドラゴン・サンダー LV3》
《アームド・ドラゴン LV5》
《アームド・ドラゴン・サンダー LV5》
《アームド・ドラゴン・サンダー LV7》
《アームド・ドラゴン・サンダー LV10》
《アームド・ドラゴン LV7》
《アームド・ドラゴン LV10》
《アームド・ドラゴン LV10-ホワイト》
《鎧竜-アームド・ドラゴン-》
《パイル・アームド・ドラゴン》
《ダーク・アームド・ドラゴン》
《メタファイズ・アームド・ドラゴン》

 

 

 

 

 

アームド・ネオスを出す方法

 

ここでは《アームド・ネオス》を出す方法を紹介します。場に出すわけではないセコい方法も混ざっていますがご容赦ください。

 

1:《武装竜の霹靂》などのリクルートで素材を集めて出す

 

武装竜の霹靂

カテゴリ以外は素材に指定はないので、レベル・属性・種族関係なく利用できます。

幻竜族の《メタファイズ・アームド・ドラゴン》や、下級の《アームド・ドラゴン LV3》《アームド・ドラゴン・サンダー LV3》、も問題なく素材にできるのは嬉しいですね。

メタファイズ・アームド・ドラゴン

 

 

《アームド・ドラゴン LV3》《アームド・ドラゴン・サンダー LV3》は、《武装竜の霹靂》によるリクルートが可能なので、素材の確保も比較的利便性があります。しかし、下級「アームド・ドラゴン」や《メタファイズ・アームド・ドラゴン》を素材にした場合は、①の除去効果につなげられないのが欠点ですね。

 

 

 

2:《ダーク・アームド・ドラゴン》を素材にして出す(闇属性軸にする)

 

 

闇属性のテーマデッキに《ダーク・アームド・ドラゴン》《E・HERO ネオス》を入れて出すとデッキのパワーを落とすことなく《アームド・ネオス》を出せるかもしれません。

上手くいけば《ダーク・アームド・ドラゴン》で相手の魔法罠を破壊したあとに、安全な状態で《アームド・ネオス》を活躍させられるかもしれません。

とはいえ、かなりの枚数の不純物がデッキに入ってしまうので厳しいか…

 

 

 

3:《ネオス・フュージョン》で出す

 

ネオス・フュージョン

結局、《ネオス・フュージョン》に頼るのか…

やはりデッキから直接融合素材を供給するのが一番でしょう。

融合素材が《E・HERO ネオス》を含む融合素材体なので、《ネオス・フュージョン》なら手札消費を軽減して融合召喚が可能です。

《竜魔導の守護者》によるサーチも可能で、ドラゴン族である点も考慮して除去の選択候補としても使えるかなと思います。

「アームド・ドラゴン」を主軸に構築したデッキに《E・HERO ネオス》とともに《ネオス・フュージョン》を出張させるだけで違和感なく運用ができます。

 

 

 

4:《フェイバリット・コンタクト》で出す

 

フェイバリット・コンタクト

「E・HERO」融合モンスターのカテゴリから外れているため、《平行世界融合》や《ミラクル・フュージョン》《ミラクル・コンタクト》などの融合サポートを受けられないのは残念です。

ただ《フェイバリット・コンタクト》で融合することはできます。デッキボトムに戻せば、「アームド・ドラゴン」のレベルアップ要員の補充もできるのでオススメです。

《E・HERO ネオス》を素材として使うので、特殊召喚した《アームド・ネオス》をバウンスから防げます。

素材をデッキに戻してしまうので、墓地のドラゴン族が増えづらく、破壊効果が使いづらいかもしれません。あらかじめ《パイル・アームド・ドラゴン》を特殊召喚して、墓地に高レベルのドラゴン族モンスターを送っておくと破壊効果を使いやすくなります。

 

 

 

5:《ゲール・ドグラ》や《おろかな重葬》で融合素材を確保

 

 

そもそも【HERO】デッキに「アームド・ドラゴン」を採用するということ自体、異物感は否めません。なのでメインデッキには一切「アームド・ドラゴン」を採用せず、「融合」サポートの恩恵で解決してみるのもよさそうです。

機械族の《アームド・ドラゴン・カタパルトキャノン》も融合素材になるので、《ゲール・ドグラ》や《おろかな重葬》、「ドラグマ」「烙印」サポートで直接墓地に送って墓地融合を狙ったり、《融合識別》で選択し適当なモンスターを「アームド・ドラゴン」として扱ったりと案外何とかなります。

「ネオス」融合モンスターであることを活かし、《融合超渦》で名称コピーしつつ、追加効果で墓地に送る手段としても活かせるので、①の除去効果にも貢献できます。
即効性を踏まえ、対象は相手モンスターでもいいので、《超融合》で相手モンスターを融合素材にパクってしまう芸当もアリですね。

 

 

 

6:《ファントム・オブ・カオス》でコピーする

 

ファントム・オブ・カオス

そもそもの召喚条件の制約が重いので、無理して出さずにコピーして効果を活かす戦法です。
こちらはデッキの無駄が一番少ないシンプルな形になるでしょう。

墓地融合の際と同じように《ゲール・ドグラ》《おろかな重葬》でエクストラデッキから墓地に送り、《ファントム・オブ・カオス》でステータスと効果をコピーします。相手への戦闘ダメージは与えられませんが、「E・HERO」融合モンスターの特殊召喚する効果は使えます。

エンドフェイズでは元の貧弱な状態に戻ってしまいますが、効果でリリースして他のHEROに入れ替えてしまえば、攻撃力0をさらけ出すことなくサンドバックを回避できることでしょう。

 

 

 

個人的にはこんなデッキを組んでみたい

 

墓地にドラゴン族がたまっていくなら、同じ融合テーマでかつ『GX』で登場する「サイバー・ダーク」と組み合わせてみたいですね。

「アームド・ドラゴン」を装備できれば打点が強化できますし、エンタメ要素もあるので相性抜群だと思います。

「E・HERO」は《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》・《E・HERO ブレイヴ・ネオス》でサーチできたりと、デッキ圧縮も申し分ないカテゴリなので、いろんな場所から融合素材を確保して《アームド・ネオス》を呼び出していきましょう。

 

※画像出典:【公式】遊戯王OCG @YuGiOh_OCG_INFO

 

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