ラマダーン柿沼 MTGエターナルのススメ

MTGエターナルのススメ ~レガシー神反省会~

公開日:ラマダーン柿沼

レガシー神反省会

みなさんこんにちは。ラマダーン柿沼です。
先日はレガシー神に参加してきました。

筆者の感想としては197名の参加された皆様大変レベルが高く一戦一戦がとても楽しかったそんな想いで大会を終えることができました。成績は3-5と全く振るいませんでしたが…
今回はそんな神レガシーの反省を綴っていきたいと思います。

 

■デッキ選択について

 

筆者はレガシーをはじめてから大きな大会は全てBUGカラーのデッキで出続けるカジュアルな思想でプレーしています。これまではBUGカスケードやBUGレオヴォルドといったミッドレンジ〜コントロールを使用してきましたが、今回は以下に説明するBUGカラーの立ち位置の悪さからコンボプランにも転べるBUGアルーレンを選択しました。

 

魔の魅惑

 

 

 

■現環境においてのBUGカラーの立ち位置

 

現環境においてBUGカラー(特にBGカラー)は良い選択肢とは言えません。理由としてはURデルバーや8キャストといったTierが高いデッキに対してテンポ面で対抗できない為です。また選択できる除去の中で最も軽いものは致命的な一押しになるのですが、自然の怒りのタイタン、ウーロや濁浪の執政といったアクティブにしてターンを返してはいけないクリーチャーに対して解答とならない点が挙げられます。

 

 

 

また2マナの除去である突然の衰微や暗殺者の戦利品といった除去の選択肢もありますが、やはり現環境ではマナコスト含め総じて重いという印象が強く感じます。一方でBUGカラーの除去は触れられるパーマネントの種類を問わない点に強みがあり、赤単ストンピィをはじめ置物で妨害してくるデッキには多少強い点がメリットになります。アルーレンというデッキ自体はミッドレンジとして振舞いながら隙があればコンボといった勝利に対してのプランが複数存在する点が気に入っています。しかし現環境ではミッドレンジプランに於いてはアクションが2マナに偏りがあり、アルーレン自体も4マナともったりした感が否め無い為、どちらのプランをとっても速度が足らない印象があります。大会を終えて振り返った時継続してアルーレンを使用していく際にはこれらの弱点を補う必要があると強く感じました。

 

 

 

■BUGアルーレンの構築について

 

今回神レガシーで使用したデッキのレシピは以下になります

『BUGアルーレン』
Kakinuma Yusuke
第18期レガシー神挑戦者決定戦

 

 

 

・悪意の大梟の採用

 

悪意の大梟

 

今回の神レガシーでは5枚目の氷牙のコアトルとして悪意の大梟の追加採用しました、理由としてはメインで2枚採用している洞窟のハーピーの運用を強化するためです。本来は魔の魅惑が盤面にあって初めてコンボパーツとなり得る洞窟のハーピーはデッキ内では最も弱いカードです。

 

洞窟のハーピー

 

その為4cアルーレンでは護衛募集員や帝国の帳簿兵からチューターする用の1枚採用に留まっているレシピがほとんどです。しかし、このBUGアルーレンにおいてはチューターが存在しないため複数の洞窟のハーピーを採用することが定石になっていますがコンボパーツとしての毛色が強く単体でほとんど機能しない洞窟のハーピーはしばしばハンドの中で腐っていることがあります。最低限の運用方法であるアドバンテージクリーチャーの再利用、又は除去が見えている相手に対して盤面に出ている氷牙のコアトルに除去を撃たせるために洞窟のハーピーをプレイすることがあります。そのどちらの場合においても盤面に氷牙のコアトルが着地していることが条件であるため5枚目の氷牙のコアトルである悪意ある大梟を採用しました。また6枚目以降を採用しなかった理由は序盤に沼を持って来たくなかった点と、忍耐の緑ダブルシンボルとの兼ね合いです。最序盤島沼と持ってきた場合スムーズに忍耐をキャストしにくくなるだけではなく、極楽長のキャストタイミングを逃し、更には魔の魅惑のキャストも一緒に押し出される形で後になるためテンポロスにつながる可能性があります。そのため最低限の採用にとどめてあります。

 

 

 

・船殻破りの採用

 

 

 

メイン1枚の船殻破りはBUGアルーレンでは一般的なトレストの密偵長レオヴォルドの代わりに採用しました。レオヴォルドとの最も大きな相違点はフラッシュタイミングでキャストできる点にあります。渦まく知識に対応して盤面に残せればそのまま勝利できるイージーウィンの他に苦手な8Castに対しても強い点も魅力です。また除去がない相手に対して予期せぬタイミングでドローを妨害してくる船殻破りはカウンターを誘い出しやすく、後続の魔の魅惑を通しやすくするための露払いとして最適です。現在のBUGアルーレンではマストカウンターがほとんど存在しないためフラッシュタイミングで大きな脅威を相手に与えられる船殻破りは非常に有用です。

 

 

 

・辺境地の罠外しの採用と失敗

 

辺境地の罠外し

 

生ける願いからサーチできる置物対策として採用しました。日暮が誘発すれば殴りながら置物を破壊できるため、対サーガ系デッキや倦怠の宝球等幅広く対応できると踏んでいましたが読みが外れました。理由としては置物系デッキの多くが高スピードで展開してくるため、生ける願いサーチから日暮誘発を待つにはあまりに時間がかかりすぎたためです。その為、殆ど相手の高クロッククリーチャーのブロックに対応して1つ置物を破壊するだけに留まりました。また、8キャストをはじめこれらのデッキの多くがターン中に複数のスペルをキャスト可能であるため、日暮を誘発させて自ターンをパスしても相手ターンが返ってくる頃には夜明が誘発してしまい裏面の恩恵を受けられない点です。これらの理由により倦怠の宝球をクリアできるメリットよりもデメリットが目立ってしまいました。振り返ってみると面でアーティファクトをケアでき、ANTやDoomsdayにも有効な溜め込み屋のアウフを採用すればよかったと思います。

またこれらの状況に直面するまで気づけなかった練習量の少なさは、(特にサイド後)今回の大会を通して痛く痛感しました。

 

溜め込み屋のアウフ

 

 

 

■アルーレンからみた現在の環境

 

URデルバーは現環境の王者です。モダンホライズン2発売以前の環境ではBUGアルーレンはこれらを含めたテンポデッキに対して相性が良かったと記憶しています。現在では1ターン目にクロック+ハンドアドバンテージ+テンポアドバンテージを兼ね備える敏捷なこそ泥、ラガバンと高クロックの飛行クリーチャーである濁浪の執政、墓地肥やし+ドローの質を向上させるドラゴンの怒りの媒介者等の登場でURデルバーのクリーチャーは様変わりしました。特に濁浪の執政の登場は、これまで突然の衰微ですべて触れられてきたURデルバーの中で最も驚異的な存在です。BUGアルーレンでは剣を鍬にや赤霊破といった軽くて濁浪の執政を除去出来るスペルが存在しないため、氷牙のコアトルでブロックするか飢餓の潮流、グリストの-2能力でしか対応できません。

 

 

その為現在ではURデルバーからみたBUGアルーレンは驚異の少ないデッキと見られてしまう傾向があり、ピンポイントで魔の魅惑に意思の力を合わせられることでゲーム落とすケースが多々あります。現在ではそれらの弱点を解消すべくヨーリオンタイプのWUGメインカラー+BRの4C~5Cアルーレンが主流となりつつあります。これらのタイプのアルーレンの長所はよりコントロールに傾倒したことで、URデルバーをはじめ高クロックのクリーチャーに対応できるようになった点です。また空を放浪するもの、ヨーリオンは氷牙のコアトルや護衛募集員といったCIPでアドバンテージを稼ぐクリーチャーと相性がよく、よりロングゲームに強い構成になっています。色が増えた分選択肢も増えるため、環境に応じたサイドプランをとることができる点も魅力といえます。

 

 

 

 

■おわりに

 

今回の神レガシーではおおよそ2年ぶりの紙の大会として参加してきましたが、3-5と勝ち越すことができませんでした。その最も大きな要因が練習量の不足にあると考えています。特に筆者の場合サイドボードプランがまとまってあらず、試合中に減らしたアルーレンを求めるプレイングに走ったり、適切ではないサイドプランを選択していたために落とした試合が多数あることを実感しました。今後より新型コロナウイルスが落ち着いてきたら多くの大会に参加すると同時に練習時もサイドプランや感想戦に重点を置いて紙でMTGをプレイしている利点を享受して楽しく十分にプレイしていきたいと思います。

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