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【速報】「キング・オブ・トーキョー: モンスターボックス」開封&どこが違うの?コンポーネントプチ比較!

公開日:Zxion

毎度!Zxionです。
「ぜっくん」って呼んでね。
寒波寒波。

いや急に寒すぎん??
こんなんコロナとか関係なく普通に体調崩して風邪ひくわ。
勘弁勘弁。

 

さぁ!みんな大好きダイスゲームの金字塔(?)キングオブトーキョー! …って言っていいのか?
そんな『キングオブトーキョー:MONSTERBOX(モンスターボックス)』が発売されました。
もちろん、僕は予約して買いましたよ!

以前、「キングオブトーキョー:ダークエディション」が発売されたときに比較記事を書かせてもらったんですけど、今回は簡単に内容物紹介をしていきたいと思います。

ルールに関しては過去記事にざっくりと書かれているので、そちらで確認を…といういつものお約束のくだり。
【ボードゲームディープ】ダイスゲームは最高だぜ! ~運ゲーと呼ばないで~【後編】

それから、キングオブトーキョーの比較記事も合わせて読んでいただくと、より楽しめる…かも?
キングオブトーキョーシリーズ徹底比較!? 中身の違いを比べてみたよ!』 

 

 

1.『キング・オブ・トーキョー』とは

プレイヤーはモンスターとなって、他のモンスターたちとトーキョーをめぐる攻防を行います。
「トーキョー」を支配して支配ポイントを規定数集めるか、他のモンスターをすべて打ち倒して最後にただ一人生き残ることができれば勝者となります。

とっても楽しいダイスゲーム。
手番では基本的にダイスを6個ふるだけ。
ダイスには1から3の数字と、エネルギー・回復・攻撃の目があり、これらのダイス目を駆使して、唯一の勝者になることを目指してプレイします。

僕としては結構好きなゲームの一つです。
…が、脱落方式が採用されているのがちょっとだけ残念ポイント。
キングオブトーキョーはプレイ人数が2~6人と、多人数で遊べるようになってはいますが、ゲームの性質上プレイ人数の増加=ダウンタイムの増加となります。
覚悟の上でプレイするなら問題ありませんが、僕は3~4人でのプレイがベストかなぁと思います。

 

『キング・オブ・トーキョー』シリーズ

キング・オブ・トーキョー日本語版 (2011年11月発売)
キング・オブ・トーキョー:パワーアップ! 日本語版 (2012年11月発売)
キング・オブ・トーキョー:ハロウィン南瓜の大決闘 日本語版 (2013年11月発売)
最初に発売になったシリーズ。一般的に旧版無印版と言われてます。

キング・オブ・ニューヨーク (2014年10月発売)
キング・オブ・ニューヨーク:パワーアップ! (2017年01月発売)
ニューヨークが舞台の続編!単独で遊べます。

新・キング・オブ・トーキョー (2016年8月発売発売)
新・キング・オブ・トーキョー:モンスターパック-クトゥルフ (2017年03月発売)
新・キング・オブ・トーキョー:パワーアップ! (2017年07月発売)
新・キング・オブ・トーキョー:モンスターパック-キングコング (2018年04月発売)
新・キング・オブ・トーキョー:モンスターパック-アヌビス (2018年11月発売)
新・キング・オブ・トーキョー:モンスターパック-サイバートゥース (2019年09月発売)
キング・オブ・トーキョーのリニューアル版。いわゆる新版と呼ばれるシリーズ。

キング・オブ・トーキョー:ダークエディション (2020年5月発売)
旧版のバランスを見直し、新要素を追加して更に戦略要素が強くなった作品

 

 

 

2.『キング・オブ・トーキョー:モンスターボックス』って何が違うの?

基本的には他のキングオブトーキョーと大きな違いはありません。

いくつか挙げるとするなら、カードのテキストが若干読みやすくなっていたり、通常版よりたくさんの紙製フィギュアが入っていたりと、ちょっとうれしい仕様になっています。
他のボードゲームでも発売されることがある「豪華版」や「BIGBOX」のような位置付けのセットだと思ってもらえれば大丈夫かなと思います。

上記の《 『キング・オブ・トーキョー』シリーズ 》で紹介したように、(モンスターパックを除いて)旧版の拡張は2つ(パワーアップ&ハロウィン)あるのに対し、新版では1つ(パワーアップ)しか発売されていません。
この後紹介していきますが、新版準拠の内容でまとめられていて、かつ、新版未発売のハロウィン拡張+このセットだけの紙製フィギュアがついているのがモンスターボックス版のポイントとなります。

これは拡張セットではないので、『キングオブトーキョー:モンスターボックス』を購入すれば万事OKな感じになっています。
あ、モンスターパック拡張が欲しい場合は、今のところセットとかないので個別に買い足してください。

 

 

 

3.『キング・オブ・トーキョー:モンスターボックス』内容物紹介

 開封

それでは早速、キングオブトーキョー モンスターボックスを開封しつつ、コンポーネントの紹介をしていきましょう。
一応旧版の拡張部分との比較、違いもざっくりご紹介していきます。

まずはこちら、箱になります。


箱の正面


箱の裏面

どこからどう見ても箱でしたね。
立派な箱です。
横長になって、今までの箱より大きくなってしまいました。
色々入っているみたいなのでサイズアップは仕方ないですね。


たまたま近くにあった小箱と比較してみました。 結構大きく感じます。

 

それでは開けてみましょう。

箱を開けたらまずはルールブック。

そして、その下にはボードとトークン。

 

おお、これが噂のダイストレーか。
早速組み立ててみましょう。


まず台紙から抜いて…


逆向きだったみたいなので裏返して、両端をガイドに従って折り曲げます。


溝と溝を合わせて組めば完成!

 

それでは箱の中身を見ていきましょう。

おお、なんとなくいっぱい入っている感があるぞ。
いいですねいいですね。

続けて各コンポーネントの詳細を紹介していきます。

 

 

 エネルギーキューブ

懲りずにエネルギーキューブの入数が「たくさん」とか表記してあるのでちゃんと数を数えてみました。
結果50個入っていました。

 

 

 

 ダイス

『モンスターボックス』にはいつものダイスとは別に、ハロウィン拡張に入っていたオレンジダイスも入っているらしいです。


ルルブに書かれているこのオレンジ色のダイスが「オレンジダイス」ですね。


箱の中の・・・??

あれ?
オレンジ色どこ行った?


いつものダイスをどかしてみると・・・ てってれー☆

あった…。
地味にびっくりするからこういう配置はやめていただきたい。

 

見た目ではいまいち伝わらないかもしれませんが、ダイスはぴったり入っています。
それでいて、両端にはダイスを取り出しやすくする隙間がちゃんと作られているこのデザイン。
すごく良い。

ダイスはまあ、こんな感じで新版のものと変わりはないです。

 

 

 

 紙製フィギュア

次は紙製フィギュア(モンスター)を見ていきましょう。

この6枚は「新キングオブトーキョー」と同じラインナップかな?

ダークエディションは旧版のモンスターと同じ6体が入っていましたが、モンスターボックス版は新版の6体に合わせてきたようです。
差別化が図られているのは良いですね。

 

こちらの3枚はパワーアップ!などの拡張に入っていたモンスターたちですね。
ビッグボックスらしく拡張がカバーされています。

 

そしてこちらはモンスターボックス限定封入のベビーギガザウルス。

限定大好きぃ!!

 

…実は僕、新キングオブトーキョーは買っていないので、旧版しかないんですよ。
なので、旧版の拡張を引っ張り出してきました。

この2つの拡張の意味わからんポイントは、「パワーアップ!」拡張はエキスパンション表記になっていて、「ハロウィン拡張」はコレクターズパック表記になっているところ。


エキスパンションNo1


コレクターズパックNO.1

これ別にナンバリングの必要なくない?
しかも国内で拡張この2つしか出してないでしょ?
意味わからんくない?

 

さて、まずは旧版とモンスターボックス版のパンダカイを比較してみましょう。

左が旧版、右が今回のモンスターボックス版
全然デザイン違いますね。
モンスターボックスに封入されているパンダカイは新キングオブトーキョーのパワーアップ版に入っているパンダカイと同じっぽいですね。
個人的には旧版の方が好きです。

 

 

お次はハロウィン。
ハロウィン拡張には2体のモンスターが入っていました。
こちらも左が旧版、右が今回のモンスターボックス版です。


「ジャック」 モンスターボックス版の方(右)…なんか弱そう…。


「ブーギーウーギー」 右側がモンスターBOX版
ちょ…まずいですよ! ディ○ニーはまずいですよ!!?

モンスターボックス版、なんでそっち側に寄せちゃったの??
まずいですって!!
あと若干ダセェ(個人の感想です)よ!
こっちも僕は旧版の方が好きですね。

 

 

 

 カード

カードを見ていきましょう。

まずはパワーカード。

イラストは新キングオブトーキョーと同じですが、テキストはおそらくほぼ書き換えられています。
テキストの書き換えされている部分でわかりやすいのは、これまでHJ訳[1]ホビージャパン翻訳と揶揄されていた「君の~~」「君は~~」といった表記が「あなたの~~」「あなたは~~」になっている。
ややわかりにくかった部分もパッと見では修正されており、今回のモンスターボックスは本当に集大成のつもりで出してきているのではないかという気持ちになりました。

 

各バージョンの「変身」を見比べてみよう!


↑モンスターボックス版
↓左が無印版(旧版)、右がダークエディション版

正直全部を比較しながら見比べているわけではないのですべて完璧だとは言えないですが、見直しが入っているのは間違いないでしょう。
まぁ、見直しして修正したせいでエラッタが…というのもないわけではないでしょうけど…。

 

次は追加されたパワーカード。
これは今のところモンスターボックス限定のカードのようです。

他のカードと一緒に混ぜて使えます。
元に戻したくなったときはカードの右下にマークがついているので、マークがついているものを抜き出しましょう。


…ん?


カードにキズが… あー!!!

ちょっと!
僕はどっちかというとコレクター寄りの人なんで!!!
こういうのが!一番!!萎える!!!あぁああん!!!!

 

 

次は進化カード。

上が今回のモンスターボックス版、下が旧版の拡張に入っていた進化カードです。

ああ、デザインとテキストの表記が違うくらいであまり変わらないのかな?

 

色が逆になって、テキストが簡略化されているぐらい…
そう思っていた時が私にもありました。

 


バニーの進化カード、ほとんどカード名違うじゃねーか!!

電子ニンジン以外全部カード名違うし
どうなってんだ!!
ちなみに効果自体は …同じ。
ええ…。

 

それ以外の進化カードで名称が違っていたのはこの2枚くらいだったかな。

とにかく、バニーだけ恐ろしいくらい変更された枚数が異常だった…。

 

こちらの2キャラは新版での採用組。

サイバーキティ&スペースペンギンは旧版(無印版)にはいなかったモンスター。
新版パワーアップは残念ながら僕が持っていないので比較できず。

それと、当然と言えば当然ですが、ニューヨーク版のモンスターに対応する進化カードはありませんでした。
ちょっと残念。

 

 

カード枠の最後はコスチュームカード。
上がモンスターボックス版で、下が旧版。

モンスターボックス版のチアリーダー…すごく嫌だな…。

左下のカードが「プリンセス」⇔「お姫様」になっているくらいで、あとは基本同じです。


もし何らかの拍子にカードが混ざってしまっても、カード裏面が異なっているので安心。

 

 

 

  収 納

さ~あ、しまっちゃおうねぇ~。

組み立てたダイストレイは、そのまま裏返して箱の中にぴったり収納できます。

こういう芸の細かさはすごい好き。
「えっもしかして… (スッ) …うぉおいピッタリじゃーん!」ってなるのが大変気持ち良い、良かった。
ボードゲーマーのみなさんはわかってくれると信じてる。

 

 

 

4.雑感&あとがき

はぁい。
そんなわけで。
今回は読みやすい文字少なめの速報記事でした。

ぶっちゃけ初期キズがいたるところに見受けられてほんの少しげっそりしてますゲッソリ。

キングオブトーキョーの拡張やらビッグボックスで僕が強く評価している点は、プロモ系のモンスター再録がないことです。
下の画像のこいつらは売れなくなっちゃうからだと思うけど、ビッグボックスでさえ入れてこないのは優秀。

いやね、言うてクリスマスツリーだのロリボットだの、会場限定とかショップで体験会した人限定とかのプロモ、めちゃくちゃ欲しいんすよ。
持っていない僕からしたら入れてくれたら神だなって思うけど、既に持っている人からしたらなんだよクソがって思いません?
そうならないようにちゃんとしているのか、たまたまなのか、商魂たくましいのか…。
真意はわかりませんが、ここは素直にすごいなって思っています。
ここだけの話、やりかねないじゃん?こちらさま…。
ねぇ…?


新版のモンスター拡張4種。フィギュアのブリスターパッケージ感があって好き。

 

今回はここまでッスー。

あ、もしクリスマスツリーとかロリボット提供してくれる人は僕にDMくださいお待ちしています。

 

次の記事も読んでね!
よろしくおねがいしまぁす☆

脚注

脚注
1 ホビージャパン翻訳
ZXION ボードゲームディープ
Zxionさんの
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