お手軽ふたりでフタリコラ!『アグリコラ 牧場の動物たちBIGBOX』

公開日:Zxion

毎度!
ゼクシオンことぜっくんです。
めぇめぇ。

緊急事態宣言が解除され、制限も緩和されたので気分転換に近所の公園に動物を見に行きました。
馬(ポニー)、羊、ウサギ、孔雀。
あと色違いのタネボー。

そんなに大きな公園では無いので混んでいる感はありましたが…まぁ日曜日だしなぁ。

 

はぁい!
そんなわけで今回ご紹介したいのはフタリコラ(2人用のアグリコラ)でぇす!
…馬、羊、アグリコラ。
当然だよな!!

正式名称は『アグリコラ:牧場の動物たちBIGBOX』
2012年に発売された「アグリコラ牧場の動物たち」とその拡張「牧場にもっと建物を」&「さらに牧場にもっと建物を」の2つが同梱された改訂版です。
残念ながら以前のバージョンを持っていないのでコンポーネント比較ができないのですが、どうやら資材コマや労働者コマが豪華になっているようです。

 

 

1.『アグリコラ:牧場の動物たちBIGBOX』概要

『アグリコラ:牧場の動物たちBIGBOX』では、プレイヤーは農夫となり、自分の牧場を広げ、羊・猪・牛・馬を飼育します。

どう見ても豚なんだよなぁ…
猪のコマ、どう見ても豚なんだよなぁ…

もともと豚はイノシシ科で、イノシシを家畜化したものが豚だそうな…。
えっ?じゃあ別に豚でもよくない?

 

プレイヤーは3人の労働者と共に動物たちを農場で飼育したり、厩を作ったり策で囲んで牧場を作ったり農場を広げたりしていきます。
ゲーム終了時により多くのどうぶつを飼育し、より価値の高い建物を建て、立派な農場を作れたプレイヤーの勝利です。

本家よりもカツカツ感はなく、比較的遊びやすいゲームだと思います。

箱

LookoutGames/HobbyJapan
プレイ人数:2人専用
対象年齢:10+
プレイ時間:30~45

 

僕は本家のアグリコラを数えるほどしか遊んだことがないゆるゆるあぐりこらーなのですが、あちらは大変苦しいゲームだったイメージ。
結構な気合を入れてプレイしたら想像以上にあっさりしてました。
まぁ、相手プレイヤー次第では多少辛くなるのかもしれませんが。

情報は完全公開なので、ボドゲにちょっと慣れてきたくらいのお友達とプレイするのにちょうどいいかもしれません。

 

 

2.内容物の確認とゲームの準備(セットアップ)

内容物

説明書:1
ゲームボード:1
個人農場ボード:2
農場拡張ボード:5
厩(家畜小屋)タイル※両面仕様:5
裏面が黄色の特別な建物タイル(基本):4種4枚(各1)
スタートプレイヤーマーカー:1
代用マーカー:9
(「石材4」「葦4」「木材4」「猪4」「牛4」「馬4」各1枚、「羊4」3枚)
裏面が緑色の特別な建物タイル:54
赤と青のプレイヤーカラーの労働者コマ:6(各3)
境界コマ:26
資材コマ:37(木材17・石材15・葦5)
飼葉桶コマ:10
家畜コマ:65(羊22・猪16・牛13・馬14)
得点計算シート:1冊

 

2-1.ゲームの準備

(以下は初めてプレイ用の基本セットアップです。)

  1. ゲームボードをテーブル中央に広げます。
  2. 各プレイヤーに個人農場ボードを1枚ずつ配り、森が奥、道が手前になるように自分の前に置きます。
  3. プレイヤーカラーを選択し、同じ色の労働者コマを3個受け取ります。
  4. 各プレイヤーに境界コマを9本ずつ配り、残りの8本はゲームボードのアクションスペース「拡張」の近くに置いておきます。
  5. 農場拡張ボード4枚、厩(家畜小屋)タイル4枚、飼葉桶コマ10個をゲームボードのわきに置きます。
    資材コマと家畜コマも種類別に分類して置き、これらは共通のストックとしてゲームボード付近に置いておきます。
  6. 裏面が黄色の特別な建物タイル(「木骨造りの家」「広い家畜小屋」「避難小屋」「倉庫」)をゲームボードの下側に並べます。
  7. 適当な方法でスタートプレイヤーを決め、そのプレイヤーにスタートプレイヤーマーカーを渡します。

セットアップ完了
セットアップ完了!

大体画像の通りになっていればセットアップはOKです。
石材と猪、牛と馬は見間違えやすいので注意しましょう。

 

 

3.ゲームの流れ

ゲームは8ラウンドにわたって行なわれます。
各ラウンドは4つのフェイズに分かれており、各フェイズを順番に実行していきます。

Ⅰ.補充フェイズ
Ⅱ.労働フェイズ
Ⅲ.帰宅フェイズ
Ⅳ.繁殖フェイズ

 

8ラウンド終了後、得点計算をしてより多くの得点を得ることができたプレイヤーの勝利です。

 

3-1.各フェイズの解説

Ⅰ.補充フェイズ

各ラウンド開始毎にゲームボード上の特定のアクションスペースに指示された資材や家畜を補充します。
前ラウンドで獲得されずに資材や家畜が残っていたとしても、毎ラウンド必ず追加補充されます。
補充をするべきアクションスペースには補充することを表す矢印が書かれています。
矢印がないアクションスペースに間違えて資材や家畜を補充しないようにしましょう。

ボード矢印
矢印があるアクションスペース

家畜が獲得できるアクションスペースには、全て2種類の資材または家畜が描かれています。
(内1つはカッコ( )がついている)
このようなアクションスペースへの補充は2つのルールがあります。

家畜の補充1
【アクションスペースに何も置かれていない場合】
カッコのついていない方の資材・家畜を補充します。

家畜の補充2
【アクションスペースに1つでも資材・家畜が置かれている場合】
カッコのついている方の資材・家畜を補充します。

家畜の補充例1
例えば、補充をしなければいけないタイミングで、上の画像の様な感じだったとしましょう。
左上と右下のアクションスペースには何も無く、残る2つのアクションスペースには家畜がまだ残っています。
このようなパターンの場合は以下のように補充されます。
家畜の補充例2

なんとなくわかったでしょうか。
この補充ルールはこの4スペース以外には存在しないので、このスペースに補充をするときは少しだけ気をつけましょう。

注意ポイント

補充フェイズで特に見落としやすいのは、アクションスペース「拡張」に境界コマを補充することです。

拡張アクションスペース
ゲームボード右上あたりのこのスペースです。

境界コマの残数でラウンド数のカウントをしているため、この処理を忘れてしまうとラウンド数がおかしくなってしまいます。
境界コマの補充は絶対に忘れないようにしましょう。

資材や家畜に上限はありません。
もしかすると、プレイ中にコマが不足してしまうことがあるかもしれません。
代用マーカーを使用してもまだ足りない場合は、さらに別の何かで代用してください。
共有ストックに補充すべきものが無いからといって、補充されないまたは獲得できないということはありえません。

ただし、飼葉桶、厩/家畜小屋タイル、農場拡張ボード、特別な建物タイルは例外となります。
これらにはゲーム中に定められた上限があります。

 

Ⅱ.労働フェイズ

ゲームのメインとなるフェイズです。
スタートプレイヤーマーカーを持っているプレイヤーから順番に1個ずつ労働者コマをゲームボードに置いていきます。
労働者コマが6個全部置かれたら「Ⅱ.労働フェイズ」は終了です。

労働者コマをアクションスペースに置いたら、即座に対応するアクションを実行しなければなりません。
(アクションスペースの内容については「4.ゲームボード アクションスペースの説明」にて解説)
そのスペースに対応するアクションを最低でも1つ実行しなければ、そのアクションスペースに労働者コマを配置することはできません。つまり「パス」をする様なことはできないということです。

労働者コマを配置したアクションスペースに資材や家畜が置かれていたら、そのアクションスペースに置かれている資材・家畜を全て受け取ります。

労働者配置1

労働者配置2
受け取った資材(木材・石材・葦)は《自分のストック》として手元に置きます。
自分のストックとして持てる資材に上限はありません。

家畜を受け取っていた場合は、即座に自分の農場に収容しなければなりません。
(収容ルールは後述の「5.家畜の飼い方(境界コマの使い方)」参照)
もし農場に家畜を収容するためのスペースが無かった場合、収容できなかった家畜は逃げ出してしまいますので共有ストックに戻してください。
このような事態を避けるためには牧場・建物・飼葉桶などを計画的に活用する必要があります。

注意ポイント

先着順
労働者コマが既に置かれているアクションスペースは、このラウンド中いずれのプレイヤーも労働者コマを置くことができません。
一つのアクションスペースには労働者コマは一つだけです。

 

Ⅲ.帰宅フェイズ

全ての労働者コマがゲームボードに配置されたら労働フェイズは終了し、「Ⅲ.帰宅フェイズ」となります。
このフェイズは、ゲームボード上に置かれた自分の色の労働者コマを全て自分の手元に戻したら終了です。

帰宅フェイズ1
ゲームボード上の労働者コマを…

帰宅フェイズ2
自分のストックに戻します。 おかえり!

 

Ⅳ.繁殖フェイズ

毎ラウンドの最後に条件を満たしていれば家畜が増えます。
条件は「同じ種類の家畜が2頭以上自分の農場にいること」ですので、つまりは同じスペースにいなくても、農場ボード上に2頭以上いれば家畜は増やせるということです。

条件を満たしていればその種類の家畜を1頭、(可能であれば)自分の牧場に収容することができます。
このときも、家畜を収容するためのスペースが無かった場合、家畜は逃げ出してしまいます(共有ストックに戻してください)。

注意ポイント

1回の繁殖フェイズで各プレイヤーが手に入れることができる家畜は、同じ種類の家畜が何組いたとしても各種類1頭だけです。(最大で羊1頭、猪1頭、牛1頭、馬1頭)

繁殖フェイズでの増え方例

猪2馬1
猪が2頭いるので猪が1頭増えます。 馬は1頭なので増えません。

猪1/1
異なるスペースに猪が1頭ずついますが、収容されているスペースは関係ないのでこの場合には猪が2頭いると考え、猪が1頭増えます。

羊いっぱい
羊がいっぱいいますが、増えるのは各ラウンド1種類に付き1頭までです。

羊3猪2
猪2頭とスペース違いで羊が3頭
羊も猪もそれぞれ2頭以上いるので、どちらも1頭ずつ増えます。

猪1馬1
猪が1頭、馬も1頭
種族を超えた愛は残念な事に育まれませんでした。 家畜は増えませんが薄い本は増えるかもしれません。

 

 

3-2.ラウンドの終了

Ⅳ.繁殖フェイズ」が終了したらラウンドが終了します。
終了後は現在のラウンドが1~7ラウンドであれば、次ラウンドの『Ⅰ.補充フェイズ』~『Ⅳ.繁殖フェイズ』を実行します。
次のラウンドもスタートプレイヤーマーカーを持っているプレイヤーから手番を実行していきます。
(対応するアクションを実行しないとスタートプレイヤーが交代することはありません。)

8ラウンド目の『Ⅳ.繁殖フェイズ』が終了したら得点計算です。

 

 

3-3.得点計算

得点は以下の要素で増減します。(詳細は後述「6.ゲーム終了と得点計算」)

・家畜点
・家畜ボーナス点
・農場拡張点
・建物点

 

上記を合計し、最終得点が多かったプレイヤーがゲームの勝者となります。

 

 

4.ゲームボードとアクションスペース

ゲームのメインとなるアクションスペースの説明です。
大まかなアクションの内容はゲームボードにアイコンと併せて表記されているので、そこまで複雑ではないと思います。

ゲームボード全景
ゲームボード全景!

 

木
スタートプレイヤーと木材1(左)
毎ラウンド1木材が補充されます。
このスペースにある全ての木材とスタートプレイヤーマーカーを自分のストックに置きます。
スタートプレイヤーマーカーがある限り、次ラウンドの『Ⅱ.労働フェイズ』から、先に労働者コマを配置することができます。
このラウンド中での手番順は変わりません。

木材3(右)
毎ラウンド3木材が補充されます。
このスペースにある全ての木材を自分のストックに置きます。

 

境界
柵(左)
自分のストックにある境界コマを何本でも(ただし1本以上)自分の農場に配置できます。
置いた境界コマ1本に付き1木材を支払う必要があります。
(境界コマの配置ルールは後述「5.家畜の飼い方(境界コマの使い方)」参照)

壁(右)
自分のストックにある境界コマを何本でも(ただし1本以上)自分の農場に配置できます。
このアクションで置く境界コマは2本まで無料で配置でき、3本目以降は1本に付き2石材を支払う必要があります。
1~2本を無料で配置するだけでもこのアクションを実行してかまいません。
(境界コマの配置ルールは後述「5.家畜の飼い方(境界コマの使い方)」参照)

 

厩と飼葉桶
厩(うまや)(左)
自分のストックにある3石材と1葦を支払い、「厩/家畜小屋タイル」を「厩」の面を表にしてまだ建物が置かれていない農場スペースに置きます。
タイル配置時、農場スペースに飼葉桶があってもかまいません。
飼葉桶はタイルの上に置きます。
1回のアクションで置ける厩タイルは1つだけです。

飼葉桶(右)
共通のストックから飼葉桶をいくつでも(ただし1つ以上)まだ飼葉桶が置かれていない農場スペースに置きます。
飼葉桶は建物タイルの上や牧場の中でも置くことができます。
1つ目は無料で配置することができ、2つ目以降は1つに付き3木材の支払いが必要です。
1つ目を無料で配置するだけでもこのアクションを実行してかまいません。

 

家畜小屋と特別な建物
家畜小屋(左)
自分の農場にある「厩タイル」を何枚でも(ただし1枚以上)、1枚に付き5木材または5石材を支払うことで裏面の「家畜小屋」にすることができます。
例えば、3つの厩タイルを一度に家畜小屋にしたい場合、5木材/5木材/5木材でも5木材/5石材/5石材でも自由に組み合わせて支払うことができます。
ただし、1つのタイルの支払いに対して、3木材と2石材で支払うというように混ぜて支払うことはできません。
タイルの上にあったものは「家畜小屋」になってもそのままその場に置かれ続けます。
取り除く必要はありません。

特別な建物(右側の上下)
このアクションスペースだけは2ヶ所分のスペースがあります。
毎ラウンド2人までの労働者を配置し、特別な建物を建てることができます。
状況が許すならば、同一のプレイヤーが両方のアクションスペースを使うことも可能です。
1回のアクションで置ける特別な建物タイルは1つだけです。

ゲームの準備で並べた特別な建物から好きなものを1つ選び、コストを支払って自分の農場に配置することができます。
タイルは、まだ建物が置かれていない農場スペースにのみ配置でき、タイル配置時、農場スペースに飼葉桶があっても問題ありません。
飼葉桶はタイルの上に置かれます。

一部の建物は配置するための条件が設定されているものがあります。
例えば、「広い家畜小屋」は「厩タイル」との入れ替え(とコストの支払い)が条件です。

広い家畜小屋
タイルの一番上にコストと条件が書かれている。
画像の場合には3木材or3石材→厩タイルとの入れ替え

※このアクションで「厩/家畜小屋」を配置することはできません。
厩を広い家畜小屋に改築した場合、厩が共通のストックに戻されることに注意してください。
(建物タイル関係は後述の「5-2.建物で飼う」も参照)

 


石材1(左)
毎ラウンド3石材が補充されます。
このスペースにある全ての石材を自分のストックに置きます。

石材3(右)
毎ラウンド3石材が補充されます。
このスペースにある全ての石材を自分のストックに置きます。

 

資材と拡張
資材(左)
このスペースに補充はありません。
共通のストックから1木材・1石材・1葦をとり、自分のストックに置きます。

拡張(右)
毎ラウンド境界コマ1本を補充します。
このスペースにある全ての境界コマを自分のストックに置きます。
さらに、(まだ残っていれば)共通のストックから農場拡張ボードを1枚とり、自分の農場の右側か左側に付け足します。
農場拡張ボードは個人農場ボードと向きを合わせて(奥が森で手前が道)置きます。
置かれた農場拡張ボードは(拡張された)個人農場ボードの一部として扱います。

 

家畜マス
葦(羊)(左上)
毎ラウンド1葦または(何かが置かれているなら)1羊を補充します。
このスペースにある全ての葦を自分のストックに置き、羊は即座に自分の農場に収容しなければなりません。
収容できない分は共通のストックに戻してください。

猪(羊)(右上)
毎ラウンド1猪または(何かが置かれているなら)1羊を補充します。
このスペースにある全ての家畜をとり、即座に自分の農場に収容しなければなりません。
牛または(何かが置かれているなら)1猪を補充します。
このスペースにある全ての家畜をとり、即座に自分の農場に収容しなければなりません。
収容できない分は共通のストックに戻してください。

牛(猪)(左下)
毎ラウンド1牛または(何かが置かれているなら)1猪を補充します。
このスペースにある全ての家畜をとり、即座に自分の農場に収容しなければなりません。
収容できない分は共通のストックに戻してください。

馬(羊)(右下)
毎ラウンド1馬または(何かが置かれているなら)1羊を補充します。
このスペースにある全ての家畜をとり、即座に自分の農場に収容しなければなりません。
収容できない分は共通のストックに戻してください。

 

 

5.家畜の飼い方(境界コマの使い方)

家畜は牧場と一部の建物で飼うことができます。
飼葉桶があると、飼える数が増えます。

 

5-1.牧場で飼う

牧場は農場を境界コマで囲うことで作ることができます。
境界コマは農場スペースの「辺(へん)」に置きます。
建物タイルの周囲には境界コマがあるものとみなされます。

注意ポイント

家畜の数と種類
牧場では、家畜を1スペースにつき2頭まで飼う事ができますが、1ヶ所の牧場では1種類の家畜しか飼うことができません。

境界コマや資材が足りないときは、牧場を未完成のままにしておいてもかまいません。
ただし、未完成の牧場では家畜を飼うことができません。
(飼葉桶がある場合は少し異なる)

既に完成した2スペース以上の牧場を分割することもできます。
上の画像では真ん中の列に羊と猪がいたため「×」でしたが、その前に境界コマを置いて分割すればそれぞれ異なる種類の家畜がいても良いことになります。

境界コマをおくと
注意ポイントの画像では駄目でも、上の写真のように境界があれば大丈夫!

境界コマを農場に配置するためのアクションスペースは2ヶ所あります。
1つは木材で柵を作るアクションスペース。
もう1つは石材で壁を作るアクションスペースです。

境界コマを配置する際は木材でも石材でも違いは何もありません。
フレーバーです。
境界コマは上記アクションを実行をする際に、自分のストックからのみ置くことができます。
ゲームの準備で各プレイヤーに境界コマは9本配られます。
それ以上に境界コマが必要であれば、アクションスペースの「拡張」に労働者コマを配置することで境界コマを獲得する必要があります。

 

5-2.建物で飼う

家畜は多くの建物で飼うことができます。(一部家畜を飼うことができない建物も存在します)
通常、建物はまだ建物がない農場スペースに配置します。
建物の周りには境界コマのイラストが描かれており、建物タイルの周囲には境界コマが置かれているものとして扱います。
建物をうまく使うことで、牧場を作りやすくなります。

建物タイルの見方

建物タイル
建物タイルには様々な情報が書かれています。
それぞれの内容については以下で説明していきます。

 

建物は、完全に囲われた牧場の中や飼葉桶のあるスペースに配置することができます。
ごく一部の例外(広い家畜小屋など)を除き、他のタイルがあるスペースには配置することができません。

既にある境界コマに接して建物を配置した場合、建物に描かれている境界は無効となります。
前に置いた境界コマをストックに戻したりはできません。

建物には大きく分けて「厩・家畜小屋・特別な建物」の3種類があります。
それぞれ異なるアクションスペースを使って、農場に建物を配置/改築していきます。

 

厩(うまや)/家畜小屋

「厩」と「家畜小屋」は、同じタイルの表と裏に描かれています。
このタイルは毎ゲーム使用します。
この建物タイルは、まず「厩」を配置して、そのあと「家畜小屋」に改築できます。

厩/家畜小屋タイル

建物タイルの右下には数字が書かれています(一部ない建物もあります)。
「厩」(画像左)は「3」と書かれています。
これは、「1種類の家畜を3頭まで飼うことができる」ということを表しています。

「厩」を建てるには3石材と1葦が必要です。
ゲーム終了時には建物点として1点獲得することができます。

「家畜小屋」(画像右)は「厩」を改築したものです。
改築したらタイルを裏返します。
「厩」を「家畜小屋」にするためには、5木材または5石材のどちらかが必要です。
家畜小屋では、1種類の家畜を5頭まで飼うことができ、建物点を4点獲得できます。

 

特別な建物

厩や家畜小屋と同様、多くの特別な建物でも家畜を飼うことができます。
建てたときにすぐ効果がある建物と、ゲーム中ずっと効果が続く建物があります。

広い家畜小屋

特別な建物は全部で58種類も入っているので、詳細は割愛します。
拡張2つ分ですからね…。
何度でも楽しめちゃう!

 

住居

プレイヤーがゲームの最初から所持している建物です。
農場ボードに直接描かれています。

住居では家畜を1頭だけ飼うことができます。
(これはペットということだそうです)

「木骨造りの家」のように、住居の改築が条件の建物もあります。

木骨造りの家

 

5-3.飼葉桶を使って飼う

飼葉桶が置かれた建物や牧場では飼うことができる家畜の数が2倍になります。
完全に囲われていない未完成の牧場でも飼葉桶を置くことでそのスペースで家畜を1頭だけ飼うことができます。

飼葉桶は農場スペース1つにつき1つだけ置くことができます
飼葉桶がある農場スペースが異なるならば、1つの牧場に複数置くこともでき効果は累積していきます。

飼葉桶:例
ごちゃぁ…

また、まだ囲われていない飼葉桶の周囲を境界コマで囲うことで後から牧場にすることもできます。
その場合、飼葉桶の効果が新しい環境に合わせて変わります。

既に飼葉桶があるスペースに、厩や特別な建物を建てることもできます。
その場合、飼葉桶はそのまま残りますが、効果範囲が変わります。

「飼葉桶のある厩」は「飼葉桶のある家畜小屋」に改築できます。

 

5-4.動物の移動

建物や飼葉桶は一度配置したらそのゲーム中はその場所から移動したり取り除いたりすることはできません。
その代わり、家畜はいつでも好きな時に移動させたり取り除くことができます。

家畜の移動例1
この状況で羊と猪を1頭ずつ手に入れた! けど…

家畜の移動例2
でも大丈夫☆ 動物は自由に移動ができます。

家畜の移動例3
収容OK! でも直後に繁殖フェイズがあると溢れるぞ!

 

 

6.ゲーム終了と得点計算

ゲームは8ラウンド目の『Ⅳ.繁殖フェイズ』の後に終了します。
(ラウンドは共通のストックに置かれている境界コマの数で判断します)
ゲームが終わったら得点計算を行いますが、付属の得点計算用紙を使うと計算しやすいです。

家畜点

家畜の数を種類ごとに数える
家畜が何頭いるか数えます。
家畜1頭に付き1点獲得できます。

 

家畜ボーナス

得点表にしたがってボーナス点を計算する
得点表はルールブックか箱の側面に書かれています。

ボーナス早見表

一番上に書かれている数字が獲得できるボーナス点。
下に向かって羊、猪、牛、馬の順番です。
各家畜の横に書かれている数字は「自分の牧場にその家畜が何頭いるか」です。
どの種類の家畜も3頭以下だとボーナスどころか「-3点」のペナルティがあるので注意しましょう。

 

農場拡張点

農場拡張ボードのスペースが3つ全て使われているか確認する
1枚の農場拡張ボードの全てのスペースが使われている場合、4点獲得します。

「スペースが使われている」というのは、タイルや飼葉桶があるか、完成した牧場の一部になっている状態を指します。
境界が完成していないか、境界がない牧場の一部だと、「スペースが使われている」とはみなしません。
農場拡張ボードは3つのスペースの内、1つでも使われていなければ得点にはなりません。

こういうのはダメ
3スペース使ってはいるが、「1枚の農場拡張ボード」ではないので対象外

これならOK
右側の拡張ボードがしっかり3スペース使っているのでコレならOK!

注意ポイント

農場拡張点はあくまで拡張ボードが対象になり、最初からある個人農場ボードの使用状況は一切関係しません。

建物点

建物タイルに書かれている数字を合計する
建物はそれぞれのタイルに書かれている数字が得点となります。
一部の建物は得点が変動するものもあります。

 

合計

家畜点+家畜ボーナス+農場拡張点+建物点=最終得点
全ての点数を合計して、最終得点が多い方のプレイヤーがゲームの勝者となります。
同点の場合は、一番最初のラウンドでスタートプレイヤーではなかったほうが勝者となります。

得点用紙
貧乏性なものでコピーして使用…(付属の用紙を使えない人)

 

7.あとがき

書いててルール多いような気がしてきた…。
いやでもやることは「基本的に毎ラウンド労働者コマを好きなところに3つ置くだけだし簡単簡単☆」(わるいぼーどげーまーの常套句)

本家をやったことがある身としてはこちらの方が圧倒的に遊びやすい。
ストレスがほぼ無い。
何より食事の概念が完全に消えているのには驚きました。
まぁ、その代わりワーカー(労働者コマ)は増えないので3固定ですけどね。

ワーカープレイスメントだけどどちらかというと箱庭系テイストの方が強いかな?
全然苦しくなくて大体好きな事できる。

本家だと10点台とかワンチャン一桁とかありえーるだけど、これだとさらっと40点50点台が叩き出せる。
んぎもちぃいいいいいいい!!!!!

超オススメ。
好き。
問題は既にちょっとプレ値っぽくなってること。
アグリコラ人気だから仕方ないね。

それと、黙ってたけど実はアイキャッチの動物は山羊です。

 

…今回はここまでッスー。

次の記事も!読んでね!
よろしくおねがいしまぁす☆

 

Zxion

ゼクシオンと読みます。(@Boardgameguild)某ねずみの王様が登場するゲームのキャラクターからとりました。ぜっくんって呼んでね!
群馬県館林近辺で仲間とともに「館林たぬきゲーム会」というボドゲ会の主催しています。最近は「たぬきつね工務店」というサークル名でゲムマとかにも出展し始めました。どちらも良きライバルであり協力者である「みこめくん(@mi_comments)」、後方支援の「BEEさん(@MaskedriderBee)」。その他大勢の協力により成り立っています。

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