ミステリー作家 千澤のり子のボードゲーム奮闘記

ボードゲーム遊び方紹介 第69回 「シェフィ Shephy」(後編)

公開日:千澤(ちざわ)のり子

前回の続きで、一人用のカードゲーム「シェフィ」を遊びました。

手札は「暴落」「嵐」「対策ひつじ」「牧羊犬」「地に満ちよ」の5枚。ひつじカードは、1が1枚、100が1枚、300が2枚あります。

まず、ひつじカード1を好きなだけ手に入れられる「地に満ちよ」を使って3枚増やします。

続いて枚数が半分になるまでひつじカードを手放す「暴落」を使いましたが、せっかく増やしたひつじカード1の3枚をもとに戻してしまいました。

 

現在の並びは、ひつじカード1が1枚に、100が1枚、300が3枚。手札はひつじカード3枚を手放す「メテオ」、ひつじカード2枚を手放す「嵐」、手札を1枚捨てる「牧羊犬」、ひつじカード7枚を手放す「シェフィオン」、ひつじカードを何枚か選び、数を足して1枚にする(合計値以内のひつじカード1枚に置き換える)「統率」です。

 

「統率」は、ひつじカードの枚数制限は書かれていません。フィールドには、300が3枚、100が1枚ありますので、「統率」を使って1,000カードを入手しました。

1,000ひつじカードをフィールドに置けたらゲーム終了です。

プレイ時間は約3分。あまりにもあっけなく終わってしまったので、自分が何か間違えたのではないかと思いましたが、そうではなさそうです。猫の侵入で、場は荒らされてしまいました。

 

今回はスムーズに終わりましたが、長時間進行すると、山札や手札がなくなる場合が生じます。

その際は、敵ひつじを増やします。敵ひつじカードを左に90度回して10倍に設定します。それから、捨て場にあるイベントカードをすべて切って、5枚引いて手札にし、残りは山札にします。またしても山札がなくなったら敵ひつじカードを10倍にして……と、山札がなくなるとどんどん敵カードが増えていくことになります。

手札は空振りになることもあります。

例えば、これらのカードの場合。

自分のひつじカードを置くフィールドに空きスペースがないときは、ひつじカードを得られる「産めよ」「増やせよ」は使用しても効果がありません。

1のひつじカードを好きなだけ得られる「地に満ちよ」はいらなかったら1枚も取らなくても構いません。

ひつじカードを1枚選んでその1ランク下のカードを3枚得られる「繁栄」は、空きスペースが少なければ空いている分だけ選ぶようになります。2枚のときもあるし、1枚のときもあるということです。

最大でないひつじカードを好きなだけ選び、それぞれ1ランクアップする「黄金の蹄」は、1枚も選ばなくても構いません。300のひつじカードを持っていて「黄金の蹄」を使ったら、1ランクアップなので1,000カードを入手でき、ゲームは終了となります。

枚数が半分になるまでひつじカードを手放す「暴落」を使用した場合、ひつじカードを7枚持っていれば3枚手放して残り4枚とするなど、奇数ならば残りの枚数が多くなるようにします。

よく分からないまま終わってしまったので、次回は楽しんでプレイできたらいいなあと思いました。

 

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以下のミステリ本にも寄稿されています。

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千澤(ちざわ)のり子

1973年生まれ
作家。2007年に宗形キメラ名義で二階堂黎人との合作『ルームシェア 私立探偵・桐山真紀子』で作家デビュー。2009年には『マーダーゲーム』で単独デビュー。近刊は「少女ティック 下弦の月は謎を照らす」(行舟文化)
ボードゲーム好きで『人狼作家』の編集も手がけ、羽住典子名義でミステリ評論活動も行っている。

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