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東京都高等学校ボードゲーム連盟主催「フレンドリーマッチ」レポート

公開日:ふうか

こんにちは、ふうかです。

去る11月1日に東京都高等学校ボードゲーム連盟主催の『フレンドリーマッチ』が開催されました。例年ですとこの時期は、各校選抜生徒で競う選手権大会が開催されていましたが、昨今の新型コロナウィルス感染症事情により、今回はフレンドリーマッチという形での開催です。

当日は各校より6名までの枠組みで、参加者・賛助会員・取材関係者のみ。

今回はこの『フレンドリーマッチ』の取材に行ってきましたので、当日の様子をお伝えします。

 

 

会場と開会式

日本学園中学校・高等学校入口
日本学園中学校・高等学校入口

今回、会場となったのは日本学園中学校・高等学校。休日とはいえ校内はとても静かでした。無事に開会式の時間に間に合い、案内に従い目指したのは講堂です。

3階の講堂は、コロナ感染症対策のため窓が開放されているものの、天気が良かったこともあり快適な室温でした。

注意事項を真剣に聞く学生
注意事項を真剣に聞く学生

参加者全員がマスクを着用し、テーブルの上には消毒液が準備されています。

毎年開催されている選手権大会と違い、各校決められた人数のみでの交流会なので、会場内は例年より若干静かに感じます。

開会式
開会式の様子

程なく開会の言葉で開会式がはじまり、本日の注意点などの伝達が行われました。

 

 

フレンドリーマッチ開始

今回のフレンドリーマッチでは、『モノポリー』『カルカソンヌ』『カタン』の3種をそれぞれの代表がプレイしていきます。

先ほどまで静かだった会場内もゲームが始まれば盛り上がります。スタート時は表情から遠慮が見られ硬かった生徒たちも、ゲームが進み少し経てば遠慮はありません。その表情からは真剣さが伝わってきます。

 

こちらは『モノポリー』の様子。
会話も弾み紙幣のやりとりが盛んです。真剣さと笑顔が見られ白熱した勝負になっています。

 

『カルカソンヌ』は1対1での勝負です。少しずつ広がっていく城塞都市を真剣な眼差しで見つめつつ、次の手を常に考えます。

 

序盤では何もないボード上もゲームが進めば道争奪戦が白熱する『カタン』。
ダイスの出目ではついつい悲鳴が聞こえてくる中、欲している資源を集めるために交渉は真剣です。

 

空き時間では進行中のテーブル周りに集まって見学したり、休憩しつつゲームの反省などを話し合ったりと、大きな声は聞こえないものの楽しんでいる様子を伺うことができました。

 

 

閉会式

閉会式の様子
閉会式の様子

心地良かった室内の温度も少し寒さを感じるようになる頃には終了の時間です。

3時間という時間は本当にあっという間でした。少し物足りなさを感じるくらいです。見学していた私がそう感じたので、実際にプレイしていた生徒たちはもっと感じたことでしょう。

閉会式では成績発表と講評があり、閉会の挨拶で終了となりました。

 

全員で後片付け
全員で後片付け

終了後は一斉に立ち上がって片付けの時間です。学校に関係なく、全員の協力であっという間に片付けられていく講堂内。素敵な連携プレイを見つめつつ、会場を後にしました。

 

世界を襲っている新型コロナウィルス感染症の影響で、これまでと異なった環境はすべての参加者に少しの不安があったことでしょう。そんな中での開催となりましたが、充分な対策がとられていた会場内では大きな問題もなく、安心して楽しむことができたのではないでしょうか。

このような情勢の中でも他校との交流は欠かせません。ゲームがはじまってしまえば夢中になれる、素晴らしいふれあいの場だったのではないでしょうか。

今後も環境の変化に伴い、有り様が変わっていくのかもしれません。

それでもボードゲーム好きの交流の場として、対策を充分にとりつつ今後も開催していただきたいと思いました。

 

東京都高等学校ボードゲーム連盟公式サイト https://boardgametokyo.wordpress.com/

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