クロワ/なんじょーの海賊王への道

WS新弾レビュー「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」

公開日:クロワ/なんじょー

どうも、クロワです。
今回は11/20発売の「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」の新弾レビューです。
このアニメは僕も視聴していてなかなか好きなタイトルなので、参戦が発表された時は結構喜びました。内容的に、ヴァイスシュヴァルツではよくある原作再現が楽しみな作品でした。期待通り何枚か原作再現のカードがあって面白かったです。アニメの内容が気になった方は是非アニメも観てほしいです。

 

 

 

それでは今回も注目カードを紹介していきます。


「身捧ぐ慈愛 メイプル」
今弾の目玉カード。
初登場となるチョイス連動でのソウル減。自分の正面マイナス2なので、小回りは効きにくい代わりに1面でも機能し、アンタッチャブルに対しても効果があるという特徴を持ちます。
このキャラ自体が早出しヒールなので、対応を握れていない場合でも最低限仕事ができますし、早出しから居座り続けられれば効果を最大限発揮できます。本来ソウル減はバウンスに弱いのですが、ヒールなのでバウンスされてもヒール要員に回せますし、このカード指定でアンタッチャブル付与をする「勝利の為に カナデ」も存在するので、他のソウル減と比べてバウンスに強いのは差別化ポイントになっています。

 


「機械神 メイプル」
光景+門連動美智留。
光景の効果がメインとなるでしょう。光景のあるとないでタイトルの強さに大きな影響を及ぼすので、刷られたことは大きいです。
門連動の効果は美智留バーンなので決して弱くはありませんが、登場時効果を光景に割いている都合上、多面すると登場時効果が機能しないのがもったいなくなり、かといって美智留効果は1面連動ではあまり強いと言えず難しい所だと思います。
ただ、ソウル減を採用する場合にソウル減連打の為に門を採用したい、となった場合は、光景としてほぼデッキに入るこのカードの対応にお呼びがかかるかもしれません。

 


「聖女 ミザリー」
パワー10000でコキュートス効果。
本家コキュートスやギルガメッシュが最大10500のパワーが出たので見劣りすると感じた人も多いかもしれませんが、こちらはあって無いような軽い条件で安定して10000という数字が出ます。コキュートスを使ったことある方は分かると思うのですが意外と1面欠けて9500になってしまうことは多いので、安定して10000出るこのカードは充分強いカードだと言えるでしょう。

 


「大物喰らい マイ&ユイ」
盤面が埋まっていると控え室を1枚ストックへ置ける武蔵。
令和性能の武蔵ですね。近年武蔵というテキスト自体がだんだんと微妙になっていってる気がしますが、流石に1コストで出せるのは強いと思います。
ストックブースト条件の都合上、普通に使うと多面しづらいですが、盤面を埋めてから多面することで手札をストックに変換しているような使い方もできます。

 


「多種多彩 サリー」
山集中+CXを貼った際に手札交換+CXの色条件無視。
CXの色条件無視と貼った際の手札交換がシナジーしています。
普通に使うと、CXだけ色条件を無視しても、CX対応を狙う際は結局対応キャラがCXと同じ色の場合がほとんどなので、あまり意味がありません。
意味を見出せるのは対応無し扉や電源などの、CXアイコンを重視してCXを採用した構築になります。特に電源は、このプールだと8電源でも組めるので、結構このカードの色条件無視が役立つかもしれません。

 


「二人の時間 メイプル」
相手ターン4500になる伊織。
レベル0ではとりあえず殴って生き残ることに期待し、次ターンに伊織効果を使う、という動きが強力。4500という数字は相殺以外で割るのは難しいサイズなので結構期待できると思います。

 


「大冒険 メイプル&サリー」
3000拳で拳を打った際に相手の山札の下からゲームの枚数分控え室に置く効果。
送る場所が下からになったガドフォール拳ですね。場所が下からなので、リフレッシュが絡まないと次ターンのキャンセル数に変化はありませんが、タイトル内に光景・美智留があるので、組み合わせるのが非常に強力です。これでCXが多く落ちたらそのままアタック、落ちなければ光景を打ってからアタックという流れで大きな打点をぶち込めるでしょう。

 

「大海の衣 サリー」「黒薔薇ノ鎧 メイプル」
大海サリーは相手のソウルを上昇&サイドアタック不可を付与することによってキャンセル誘発を狙える効果。前列でしか発動しませんが、パワーが11000まで伸びるので場持ちはなかなかで、電源との相性も良いと思います。
黒薔薇の鎧は大海サリーが控え室に2枚以上いれば早出しできる効果と、1コストで大海サリーを吊り出しできる効果。3コストでレベル3が2面早出し出来るのはもちろん強力。大海サリーの効果は毎相手ターンに発動するので、早い段階から長い間盤面に残し続けたいとなると、早出しできることの重要度は高いと思います。

 

「トラッパー マルクス」「火炎牢 ミィ」
それぞれレベル0、レベル1の、登場時に相手のキャラ1体を選択し手札に戻れず思い出に飛べない制約を付与するカード。
効果が判明した段階から冴えカノメタとしての注目が集まったカードです。手札に戻れない効果と思い出に飛べない効果の両方が刺さり、特に朧を封じられるのがかなり大きいかと思います。

 


「【毒竜】メイプル」
登場時に相手のキャラ全てのパワーをマイナス1000するカード。
後列まで干渉できるのがヤバいです。パワーはたったの500しかありませんが、キャラなので回収が効く実質イベントのような使い方でも充分強いと思います。
もし防振りが環境に食い込んでくると、このカードは手軽に後列に干渉できる存在なので、ネオスタンダードで後列のカードのパワーは1500以上が望ましいことになり、環境に与える影響は大きいのではないかと思っています。
余談なんですけどこのタイトル冴えカノに恨みでもあるんですかね?

 


「千紫万紅 カスミ」
登場時トップレベル1以下でストック送りと、相手のキャラをコスト0に変化させる効果。冴えカノの「消えていくハイライト再び」に似た効果です。キャラなのでサーチが効く上に、自身がアタックに参加できるので使い勝手はかなり良いと思います。

 


「発毛」
防御札。デアラの基礎顕現装置≪ベーシック・リアライザ≫の小型版のような効果です。
あちらと比べるとコストが軽いとはいえ、減らせるソウルが少なくなってしまっているので、単体での防御札としての使い勝手はどうしても悪くなります。とはいえ条件無しで打てる貴重な防御札で、身捧ぐ慈愛と組み合わせてアタックを完全シャットアウトするような使い方もできるので、採用の余地は大いにあると思います。

 


「噂のスキル サリー」
流水!

 

 

 

今回考えたデッキの紹介です。
身捧ぐ慈愛のソウル減を中心に、発毛での完全シャットアウトを視野に入れて戦う構築です。身捧ぐ慈愛のソウル減を連打しやすいように相方のCXを1連動門にした上に、更に美智留バーンの門も採用した5門3チョイスで門を噛みやすいCX配分にしました。
門を増やした分チョイスの枚数が減ってしまっていますが、それでも門を増やした方が結果的にチョイスを手に握れる確率は高くなると思います。
耐久がベースのデッキとなっていますが、門のかさ増しに美智留バーンの対応を採用していたり、武蔵をピン投で採用していたりするので、光景の存在も相まって詰める力も高く、やれるプランが多彩なデッキになっています。

以上です。
低レアリティにもポテンシャルの高いカードが結構あるので、興味がある方はぜひ買ってみてください。

 

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