ボードゲーム初心者でも大丈夫! ボードゲーム会へ行こう!
「ボードゲームで遊びたい!」と思っても、一緒に遊べる相手がいなかったり、興味がない友達を誘うのって難しいですよね。
そんな「ボードゲームを遊びたい!けど…」というあなたの悩みを解消してくれるのが、《ボードゲーム会(ボドゲ会)》です。
ボドゲ会には、あなたと同じで「ボードゲームを遊びたい!」という思いの方がたくさん集まっています。
この記事では、そんなボドゲ会について実際に会の主催もしている筆者がボドゲ会のマナーや楽しみ方、ボドゲ会の探し方について説明させて頂きます。
目次
1.ボードゲーム会(ボドゲ会)とは
画像は群馬県館林市にある公共施設
ボードゲーム会(ボドゲ会)と一口に言っても、初めて参加する初心者の方にはどのようなものなのかご存じないかと思います。
まずは大まかにボドゲ会というものがどういうものかを説明いたします。
まず、ボードゲーム会というのは各地の有志により開催されている、ボードゲームを遊ぶための集まりの総称のことです。
基本的には公民館などの公共施設を利用して開催されていることが多く、ボードゲームを遊ぶことが主目的の集まりになっています。
こういった会は、基本的に個人主催で開催されており、参加費も比較的安価で、高額なケースはそれほどありません。
また、個人ではなく法人が主体となって開催されているボドゲ会もあります。
こういった会ではカフェやバーで開催されるケースもあり、参加費はやや高額になりがちですが、その代わりにワンドリンク付きであったり、軽食が供される場合もあります。
他にもボードゲームショップやボードゲームカフェが店舗で開催しているボードゲーム会などもあります。
1-1.ボードゲーム会に参加するメリットは?
まずはボードゲーム会に参加することで得られるメリットを羅列してみます。
ここで紹介している以外にもメリットはあると思いますが、特に大きく、目立つものについて説明していきます。
1人で行っても大丈夫?
1人で行っても、もちろん大丈夫です。
前述したとおり、ボードゲームを遊びたい人たちが集まっていますので、一人で行っても問題はありません。
会によっては主催者が他の方たちとの席をマッチングしてくれたり、参加者が独自に席を建てて参加者を募ったりしますので、一人で行ってもゲームを楽しむことが出来ます。
参加者が少なかったらどうなるの?
ゲーム会に行けば《主催・運営の人》が少なくとも1人以上います。
ということは、1人で遊びに行って他に誰もいなかったとしても最低2人はいる事になります。2人専用や2人から遊べるボードゲームなどもありますので、人数が少なくても気兼ねなく遊ぶことができます。
1人からでも遊べるゲームだってあります
ボードゲーム仲間ができるかも!
ボードゲームの持つ性質として、ゲームを一人で遊ぶことは困難です。(中には一人用ボードゲームやソロプレイ可能なゲームという例外もありますが…)
他にもボードゲーム会に遊びに来ている人がいれば、その人たちはボードゲームを一緒に楽しんでくれる仲間ですので、仲良くできるように心がけるといいでしょう。
ボドゲ会やボードゲームのイベントには積極的に参加して、たくさんの人と知り合ったり仲良くなって行くことで、ボドゲ会に行くのも楽しくなってくるはずです。
人見知り気味の人でも、主催の人がサポートしてくれるはずですのでそこまで心配しなくて大丈夫ですよ。筆者主催の会(館林たぬきゲーム会)に遊びに来てくだされば、喜んでサポートさせていただきます。
ゲームのルールを知らなくても大丈夫?
ゲームを始める前には、そのゲームにはじめて参加する人がいた場合、インスト(インストラクションの略)と呼ばれるルールの説明を必ず行ないます。
初めてゲームを遊ぶ子供たち。 ルールを教わりながらプレイ!
インストの前に初心者であることを伝えておけば、知らないボードゲームでも丁寧にルールを教えてくれるはずです。
いろいろなボードゲームが遊べる!
ボードゲーム会に参加している人達の中には、自分の遊びたいゲームを(大量に)持ってきている方が多くいます。
もちろんそのゲームの持ち主がインスト(ルール説明)もしっかりとしてくれますので、はじめて見るボードゲームや、遊んでみたかったゲームなど、色々なゲームを遊ぶことができます。
(1回のゲームで2~3時間かかるような「重量級・重ゲー」と呼ばれる、慣れた人向けのゲームだとはじめての人は断られてしまう可能性があるかもしれません)
重ゲーは最初の内はちょっと難しいかも… 慣れてきたら挑戦させてもらおう!
気になるものがあれば主催の人や、持ち主の人に相談してみると、参加者を募ってくれるでしょう。
ボドゲが無くても大丈夫! 最初はみんな手ぶらでスタート!
多くのボドゲ会では、ボードゲームを持参しなくても大丈夫な場合がほとんどです。
詳しくは参加予定のボドゲ会の情報をチェックしてみましょう。
最初は無理してゲームを買う必要は無い?!
誰でも最初はボードゲームを持っていない時があるのを参加者みんながわかっていますので、ボドゲ会に参加するからといって無理にボードゲームを買う必要はありません。
初心者のあなたが手ぶらで来たからと言って嫌な顔をする人なんていないはずです。逆に、自分の持ってきたゲームを楽しく遊んでもらう事が嬉しいという人達ばかりです。
色々なゲームをプレイして、あなたが「面白い!」「楽しい!」と感じたゲームがあればそういったボードゲームを買うと良いでしょう。
そして、いつかは「手ぶらで行く」という選択肢から「何を持っていこう」となれば、筆者は主催としても嬉しく思います。
「ボードゲームを遊ぶ」というのは、基本的に相手がいることで成立します。
その為、ボードゲームを始めて日が浅い初心者の人でもボードゲーム会に参加することで気軽にボードゲームを楽しむことができます。
2.ボードゲーム会に参加する前に覚えておいたほうがいいこと
前述したようにボードゲームは他の人と一緒に楽しむものです。
そのため、最低限覚えておいたほうがいいルールやマナーがあります。
ここではそれらの覚えておいたほうがいい事柄について解説していきます。
まず、前提として、ボードゲーム会の主催者の言う事は聞きましょう。
主催といっても、ほとんどのボドゲ会は個人が立ち上げているものです。
その個人が時間と労力を使い、ボドゲ会を開催しているのですから、その労力を踏みにじるような行為や、指示に従わない行為は良いこととは言えません。
中には横暴な主催者もいるかもしれませんが、基本的には主催者の指示には従うようにしましょう。
開場前にみんなが遊ぶボドゲ会の会場準備をするのも主催の仕事なんです
2-1.ボドゲ会でのマナーやルール
覚えておいたほうが良いといっても、学校のテストのように難しいことはありません。
世間一般で通用するようなマナーとルールが守られていれば基本的には大丈夫ですが、ボードゲーム会における「やってはいけないこと」については覚えておく必要があります。
まずは、マナーとルールについて見ていきましょう。
ボードゲームは他人の物! 丁寧に取り扱おう!
ボードゲーム会にあるゲームは自分が持ちこんだもの以外は、他の参加者が持ち込んだ「他人の私物」であるということを覚えておきましょう。
自分の物を自身が乱雑に扱うのは構いませんが、他人の持ち物を乱雑に扱うのはマナー違反です。
紙製のゲームがほとんど、取り扱いは丁寧に!
ボードゲームの中には驚くような値段の物や、入手が困難な物もあります。
そういった貴重なものを持ち込んでくれるのは、他の参加者が善意でやってくれていることですので、他人の善意を踏みにじるような行為は慎みましょう。
水分油分は大敵! 飲食には注意しよう
ポテチを食べた手でゲーム機のコントローラーを触って友達に怒られた人はいませんか?
ボードゲームは紙製の物が非常に多く、水分や油分はボードゲームにとっては大敵です。
ボードゲーム会によってルールは様々ですが、飲食をする場合には、会のルールにしたがうようにしましょう。
また、飲食物の持込みが可能な会でも飲料はこぼれないようにフタができる物を選んだり、食事後は手洗いをしっかりするなど心がけておくといいでしょう。
どんなことがあってもゲームを途中で投げ出さない!
「負けそうだし、もう適当でいいや。」これは、一緒に遊んでくれている人たちに大変失礼な行為です。
ボードゲームは相手がいてこそ成り立つものです。
最後までしっかりとゲームをプレイしましょう。
どんな些細な事でも、わからない事があったら聞いてみよう!
ゲームのルールでわからないところがあればまずは聞いてみましょう。
「その「*印」はどういう意味ですか?」
わからない事があればどんどん質問しましょう
ゲームのルールを聞くときは「自分は『AをしたらBになる』と思っているんですがあってますか?」のようにある程度具体的に聞くのがコツです。
教える側もどの程度把握できているのか判断して「それはAをしたらCになって、BにするにはDをする必要があるよ」など具体的な説明がしやすいです。
具体的に把握することもできなかったら「難しかったので、もう一回説明してもらっても良いですか?」と言ってみましょう。
きっと、丁寧に説明しなおしてくれるでしょう。
どんなボードゲーム会でにも会のルールは存在しています。
飲食や途中入退場など、わからないことがあれば主催者に聞いてみるといいでしょう。
ゲーム中のスマホ操作は控えよう!
ゲームのプレイ中に今遊んでいる様子をSNSアップしたい!とか、急な連絡が来ることもあるでしょう。
そういった場合は「ちょっと撮らせてください」とか、「ごめんなさい○○からの電話なのでいいですか?」のように一言断りを入れるようにしましょう。
断りを入れたとしても人を待たせることに変わりはありませんので、なるべく短時間で用事を済ませ、ゲームに戻れるように配慮はした方がいいと思います。
ソシャゲのプレイについては賛否が分かれる所ではありますが、他の人とゲームをプレイしている間はやらないほうが無難だと思います。
プレイ中にツイッターのTL(タイムライン)を追うのも他の参加者に対して失礼な行為(ゲームに集中していない等)になるので、流石に止めておきましょう。
これらの事柄はある程度許容されている部分もあり、全てにおいて禁止されているわけではありませんが、極力控えたほうが良いでしょう。
プレイ中のお手洗いによる離席は失礼?
生理的欲求は誰しも起こりうることですので、無理に我慢をしてプレイに支障がでるぐらいであれば、一言声をかけて離席するのはしょうがないことかと思います。
ただ、できればゲームとゲームの間などに済ましておくのが好ましいとは思います。
これさえできれば実はOK? ボードゲームを楽しもう!
負けが続いたからといってふて腐れた態度でゲームをしたり、体調の悪い状態で遊んだりしても本人だって楽しくないし、なにより他の参加者が楽しく感じるはずはありませんね。
ボドゲ会に参加する際には、自分勝手な楽しさではなく、「皆で一緒に楽しく遊ぼう」と言う事を心がけておくと良いでしょう。
せっかくボドゲ会に遊びにきたのですから、皆で気分よくボードゲームを楽しみましょう。
皆で気分良くボードゲームを楽しく遊びましょう!!
ボドゲ会主催者の苦悩とおやつ事情
今回の記事を執筆するにあたり、ボードゲーム界隈のマナーとルールについてボドゲ会を主催している主催者さんたちにお話を聞いてみると、湯水のように色々な意見が湧いて出てきました。
しかしほとんどが「暴言を吐かない」「ケンカしない」「身だしなみを整える」という世間一般のマナーに通ずる物が非常に多く、ボドゲ会でも世間一般のマナーである「自分がされたらいやなことは他人にしない」というのが重要であると再認識しました。
今回ここで紹介しているマナーはボドゲ会主催者の間でよく話題に上がる事柄から、特に目立つ部分をピックアップした物になります。
細かい所まで言い連ねればA4用紙両面2枚くらい容易に埋まるでしょうが、そんなもの気にしてたらなにも楽しくありません。
むしろ筆者はマナーやルール、規則や戒律みたいな堅苦しいのは大嫌いなので、極論、『人を不快にさせず自分も楽しい』のであれば、それでいいと思っています。
ね?簡単でしょ?
ちなみにゲーム会に行くと置いてあるゲーム会の主催側が用意した物や、参加者の差し入れによる飲食可能なお菓子ですが
もし差し入れで持っていくのであれば個別包装された手を汚しにくいお菓子が喜ばれています。
(差し入れは基本的になんでも歓迎ですが、筆者的には生ものは怖いっす)
こういった個別包装のお菓子は手を汚しにくいので助かります。
終了後の掃除などを考えると、画像の様なお菓子だと主催としてはとてもありがたいです。
2-2.やってはいけない事
次は「やってはいけないこと」も説明しておきたいと思います。
一般的な常識があれば問題無い部分でもありますが、知らないよりは知っておいたほうがいい事柄ではありますので、これらの事はしっかり意識しておきましょう。
偽りは許されない! 嘘やイカサマ行為をしない
ゲームにもよりますが、プレイ中に嘘をつく行為はゲームの根幹を揺るがす行為です。
ボードゲームはお互いの信頼の上に成り立っているものもあるのでこういった行為は絶対にやめましょう。
また、「イカサマ」して他の参加者をだます行為も、もってのほかです。
とはいえ、ブラフ系と呼ばれる相手を騙すゲームや、正体隠匿系と呼ばれる自分の正体やチームが他人にバレないようにするゲームなどにおいてはどんどん嘘をついていきましょう。
俺は赤色の宝石を持ってるぜ!! (嘘だけどな!)
写真のような、相手を騙したりすることが目的のゲームでは嘘をつくのは問題ありません!
時間は有限! 極度の長考や他人を急かしたりしない
ボドゲ会参加者のほとんどは、ゲームを真剣にプレイしている人の長考については、とても寛容です。それが初心者ならなおさらです。
もし長考をするなら「ちょっと考えさせてください」と一言口にするだけでマナー的にもグッドです。
しかし、極度の長考はNGですので、「長」考とはいってもほどほどにしましょう。
長考します! あの徳川はどこだっけ!?(注:全部徳川です)
逆の立場になった場合でも、他人のプレイを急がせる行為はあまり良くありません。
自分のプレイがどんなに上手だったとしても、他の人を急がせたり煽ったりすることはやめましょう。
試行錯誤も楽しみの一つ! 他人のプレイに口出ししない
初めてゲーム会に参加する人なら心配ないかもしれません。
あなたがゲーム会に何度か参加して慣れてきたとしても、他人のプレイに口出しをするような事はしないようにしましょう。
ここで言う口出しとは、「本当にそのカードを使うの?そっちのほうがよくない?」のように、相手のプレイを否定するような事を口に出すことです。
もちろん、ルール的に間違っていると思われる事に対しては口出しして指摘することは問題ありませんが、そういった指摘をする場合でも、強い口調で言うことのないように注意しましょう。
人のボードゲームを勝手に触らない
ボードゲーム会には「持ち込みゲーム置き場」というスペースが設けられている場合があります。
持ち込みゲーム置き場の一部。 自由に手にとって見ることができそうですが…。
そこに置いてあるものは、自由に手に取れるようになってはいますが、それらは主催者や他の参加者が持ち寄った物になりますので、勝手に触らないようにしましょう。
気になるボードゲームがあったときには、まず持ち主に一言断りを入れてから手に触れるようにすれば問題はありません。
また、誰のものかわからないときは、周りの人や主催者の人に聞いてみるといいでしょう。
できれば控えて… ゲーム中の飲食行為
ボードゲームは紙製のものが多いというのは前述した通りです。
体調管理のため水分補給する程度ならゲーム中でも許容されますが、なるべくならゲーム中の飲食は控えましょう。
また、会場で飲食自体が禁止されている場所もあるので注意が必要です。
飲食については事前に確認をしておくか、当日主催者に聞いてみるといいでしょう。
最後までしっかり遊ぼう! ゲームを途中で投げ出さない
ボードゲームは人数が揃っていないと遊ぶことができません。
ゲームの途中で席を立ってしまうとゲームの続行が難しくなり、中止を余儀なくされてしまいます。
みんなで最後までやりきろう!
ここで言っているのは、お手洗いに行ったりするいわゆる「中座」ではなく、ゲームをやめてどこかへ行ってしまう行為です。
急な用事ができてしまった場合は仕方ないと思いますが、「嫌になったから席を立つ」ということは絶対に行なわないようにしましょう。
ボードゲームは他人を思いやる気持ちが大事
ゲーム中、自分の考えに夢中になってしまい誰がターンプレイヤーか見失うことがあります。
ターンプレイヤーを見失わないためにも、自分のターンが終わったら「これで僕のターン終わりです」と声を掛けたり、ターンプレイヤーが使う道具(ダイスなど)を手渡すといった配慮をするだけで、その場の空気感は良くなります。
他にも、テーブルの上に置いてあるコンポーネント(コマやタイルなど)が取りにくそうなら「取りますか?」と声をかけたり、得点コマを動かすなどすると、お互い気持ちよくゲームをすることができますね。
どの「石」が欲しいですか?
コマを動かしたり、コマを取ってあげたりというのはとても良いことなのですが、「必ず声を掛けてから」というのがとても重要です。
得点を黙って動かしてしまうと2重で得点が入ったり(時には減ってしまったり)、うっかり間違ったものを手渡してしまうことだってあります。
何にしても『一声掛ける』これだけでみんなで気持ちの良いプレイができます。
マナーやルールについて小難しく書きましたが、遊びに行って覚えるのが一番だと思います。
基本的に初心者には寛容な人が多いので、やらかしてしまったときは素直にすいませんと言えれば大丈夫。
筆者のところは初心者歓迎なので、心配な人は筆者のところに遊びに来てね!(露骨な宣伝)
3.ボードゲーム会はどこでやっているの? ボードゲーム会の探し方
もしかしてこう思っていませんか?
「ゲーム会というものがあるけどどうやって探したらいいかわからない!」
そんなあなたの為にボードゲーム会の探し方をいくつかご紹介したいと思います。
群馬県明和町の公民館
ボードゲーム会は公共施設で開催されることが多いのですが、施設職員の方が開催内容について把握しているとは限りません。
手当たり次第に近所の公共施設に問い合わせるよりも、スマホやパソコンで開催情報を探してみるといいでしょう。
3-1.ツイッター(twitter)
ボードゲーマーの利用率が非常に高いSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)になります。ツイッターの検索機能で「ボードゲーム会」を検索すると、たくさんの情報を見つけることができます。
3-2.ツイプラ(TwiPla)
ツイプラ(TwiPla)のTOP画像
ツイプラは、ツイッター専用のサービスです。
ツイッターと連動していて、イベントの告知や参加表明、出欠確認、コメント機能などが利用できる便利なサービスになります。
ボードゲームはツイプラで「人気ジャンル」としてトップに表示されているので、探しやすさもバツグンです。
地図検索も可能なので、エリア毎で開催されているイベントを一気に調べることができます。
ただし、閲覧は自由にできますが、参加表明やコメントなどの機能を利用するためにはツイッターアカウントが必要となります。
3-3.ジモティー
ゲーム会の情報は少なめです。
しかし、地元系コミュニティーサイトなので、運が良ければ近場のゲーム会を発見することができます。
3-4.口コミ
もし周りにボードゲームの世界に足を踏み入れた知り合いがいるならば、ゲーム会に行ってみたいと相談してみましょう。
知っているゲーム会の情報をもらえたり、一緒に行ってくれるかもしれません。
3-5.インターネットで検索してみる
基本的にはホームページを作らずにSNSで情報発信している会が多いですが、
ブラウザのインターネット検索で「(地域名) ボードゲーム会」「(地域名) ボードゲームサークル」などと検索すると見つけられるかもしれません。
試しに「羽生 ボードゲーム会」で検索してみると…
3-6.ボードゲームイベント情報サイト
ボードゲームイベントを掲載している情報サイトというものがあります。
こちらは首都圏や店舗で開催されるボドゲ会が多く掲載されています。
首都圏・ボードゲームカレンダー
https://calendar.google.com/calendar/embed?src=ep7tjtfmshqf7g5hmvjat4rki0@group.calendar.google.com
ボドゲーマ
https://bodoge.hoobby.net/events
行動範囲はどれくらい? ボードゲーム会を探せ!
自分もよく利用しているのはツイッターになりますが、ボドゲ会の情報はツイッターが一番多いように感じます。
検索の際に自分の住んでいる地域名を含んで検索するとより精度を高めることができますが、検索に引っかかってこないようであれば少し行動範囲を広げて隣県などでも検索してみると良いかもしれません。
筆者主催のボドゲ会は「館林たぬきゲーム会」です。 是非遊びにきてね☆
ここで、筆者の主催している会と、今回話を聞かせてもらった主催者の方達のゲーム会をご紹介いたします。
基本的にどの会も初心者さんのお越しを歓迎していますので、近隣の方は是非足を運んでみてください。
○群馬
館林たぬきゲーム会:https://twitter.com/boardgameguildM
太田Joy’nゲーム会:https://twitter.com/joyn_otacity
○栃木
足利ほッとするゲーム会:https://twitter.com/reinobutu_2(個人アカウント)
○埼玉
妻沼平日ボードゲーム会:https://twitter.com/MOT_Board_Game
こうのすボードゲーム会:https://twitter.com/bgfan_jinn(個人アカウント)
不安な人は一度問い合わせをしてみてください。みなさん親切な人ばかりです!
4.実際にボードゲーム会に参加してみよう!
ここまではボードゲーム会に関する基本的な事柄とルール、マナーについてお話をしてきましたが、ここからは実際にボードゲーム会に行った時の流れについて解説していきたいと思います。
4-1.まずは受付を済ませよう!
ボードゲーム会に行ってまず最初にやるべきことは「受付」です。
事前に参加申し込みをしていれば申込時の名前やハンドルネームを受付の人に申告しましょう。
こういった貯金箱のようなものが設置してあるだけの場合も
受付では参加費を渡し、参加名簿に記名を行ないます。
参加費は比較的安価な場所が多いですが、首都圏寄りのボドゲ会の方が施設利用費が高いという事情でやや参加費が高くなる傾向があります。
(受付や参加名簿が無いボドゲ会もありますが、その場合は近くの人に声を掛けてみましょう。)
会によってはその場で名札を作ることもありますので、もしもハンドルネームを決めていないなら事前に決めておくとスムーズです。
満員御礼。 主催はちょっと忙しいですがありがたい限りです
基本、受付をするのはその会の主催者になりますが、タイミングによっては主催者がルール説明などで受付にいない場合があります。
そんな際には、その場にいる人達に声をかけてみましょう。
4-2.1人でボードゲーム会に行っても大丈夫?
記事の前半部分でボードゲーム会に参加するメリットとして軽く説明しましたが、1人で行ってもまったく問題ありません。
とはいえ、1人でいきなりボードゲーム会に行くのはちょっと心細いかもしれませんが、ボドゲ会に参加している人の大半は1人で参加している人になりますので大丈夫です。
筆者も初めてボードゲーム会に行ったときは1人でしたが、主催の人がしっかりマッチングしてくれて楽しめました。
もちろん、友達と一緒に遊びに行っても大丈夫です!
4-3.ルールは説明してもらえるから安心!
はじめてだからと言う訳でなく、長い間ボードゲームで遊んでいる筆者でも、ルールがわからないボードゲームはたくさんあります。
ボードゲーム会ではゲームを開始する前には必ず、ルールを把握している人がそうでない人に対して、しっかりとルールや遊び方を教えてくれるので何も知らなくても安心して楽しめます。
4-4.どのゲームで遊ぼうかな?
気になるゲームがある時は「これが気になるんですけど…」と主催者に言ってみましょう。
難しい場合もありますが、ほとんどの場合は主催の人やそのゲームの持ち主さん、手の空いている人が参加者を募集してマッチングしてくれるので、お任せしてしまいましょう。
マッチングが終わって遊び始める前には必ず「よろしくお願いします」と、しっかりと挨拶を行い、初めて会う人ばかりなら軽く自己紹介をしておくのもいいでしょう。
4-5.遊び終わったら片付けをしよう!
ゲームが終わったらまずは「ありがとうございました」など、挨拶を忘れずにしましょう。
そして、もう一度そのゲームを遊びたい時は、「もう1回やらせてください」と伝えてみても良いかもしれません。
もちろん難しい場合もありますが、メンバーの入れ替えなどして、続けて遊ぶことができる場合もあります。
筆者の周りだけかもしれませんが、同じゲームを続けて2回遊ぶ事は稀ではありますが、時々続けて遊んでいるのを見かけることがあります。
何度でも遊びたい!!と思えるゲームに出会えると嬉しいものです
気が済むまで遊んだら、ゲームの片付けをします。
ただ、ボードゲームにはデリケートな部分もあり、迂闊に手を出して破損や傷をつけると大変です。
そういった際には、一言「片付けを手伝って良いですか?」と声を掛けてみてください。
人によっては「何もしなくて良いよ」と言ったり、「じゃあ、コマをこの袋に入れてくれる?」などと指示を出してくれますので、その指示にしたがって片付けの手伝いをすると良いでしょう。
片づけが終わったらもう一度挨拶をして、次のゲームを楽しみましょう。
4-6.初心者卒業? なれて来たら自分のゲームを持ち込んでみよう!
ボードゲームを持っていないあなたでも、何度かボードゲーム会に足を運んでいれば、きっと「このボードゲームがおもしろい!自分も欲しい!」と思う瞬間が訪れるでしょう。
こうなったら初心者は卒業かもしれません。
自分の買ったボードゲームを持ち込むということは、自分がそのゲームのルールを把握して、他の参加者に説明をする必要があると言う事でもあります。
誰かがそのゲームを知っているならフォローしてくれるかもしれませんが、誰も知らなかった場合は自分で説明をやり遂げる必要があります。
初めてのインスト。 みんな、見守ってくれます
こう書くとハードルが高いと感じるかもしれませんが、今までルールを教えてくれていた人達はみなこれを乗り越えてきています。今はまだ難しくても、いつかは「自分の買ったボードゲーム」をボドゲ会に持ち込んで、自分のルール説明で他の参加者と一緒に遊んでみましょう!
4-7.急に予定が空いた!! 当日いきなり行っても大丈夫?
例えば、約束がキャンセルになって予定が空いてしまった時に、ちょうど近くでボードゲーム会が開催されていたとします。
その会に当日飛び入り参加しても大丈夫でしょうか?
「大丈夫です」…と言いたいところですが、これに関しては会によって違ってきます。
会場の広さの都合などで参加人数の調整が必要であったり、意図的に主催者の目が届く人数に制限している会もありますので、事前に当日飛び入り参加が可能かどうか確認しておくと良いかもしれません。
当日の飛び入り参加を見越して、部屋に余裕を持って開催している場合もあります。
なお、今回話を聞かせてもらった主催者達は「当日の参加でもOK」と皆さん言っていました。
ただし、タイミング次第ではマッチングに時間がかかったりする可能性があるので、その点は注意して欲しいとのことでした。
危険な会にはご注意を
参加費が1万円もするような異様に高額な参加費を要求する会や、マルチ商法紛いの勧誘が目的の会など、残念なことに中にはボードゲームを主目的としていない会もありますので、そのような会があるということは知っておいた方がいいでしょう。
筆者の方で「どこそこの会が危険だ」とは中々言い切れないのが実情ですが、怪しいなと思ったら十分に注意しましょう。
月並みですが、知識はあなたを守ってくれます。
まとめ
ボードゲーム会にはじめて参加する方にむけて解説をしてきましたが、なんとなくでも伝わったでしょうか?
ボードゲーム会には初心者でも問題なく参加できますし、1人で行っても大丈夫です。
手持ちのボードゲームが無くても、ルールを知らなくても何も問題ありません。
大事なのは「ボードゲームが遊びたい!」「ボードゲームを楽しみたい!!」という気持ちです。
この記事を読んでいただいてボードゲーム会への参加を悩んでいるあなたの疑問や不安が少しでも無くなることを願っています。
誰しもが最初は初心者です。
初心者だから…と物怖じせずに最初の一歩を踏み出しましょう!
ゼクシオンと読みます。(@Boardgameguild)某ねずみの王様が登場するゲームのキャラクターからとりました。ぜっくんって呼んでね!
群馬県館林近辺で仲間とともに「館林たぬきゲーム会」というボドゲ会の主催しています。最近は「たぬきつね工務店」というサークル名でゲムマとかにも出展し始めました。どちらも良きライバルであり協力者である「みこめくん(@mi_comments)」、後方支援の「BEEさん(@MaskedriderBee)」。その他大勢の協力により成り立っています。
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