ミステリー作家 千澤のり子のボードゲーム奮闘記

ボードゲーム遊び方紹介 第27回 ブロックス

公開日: / 更新日:千澤(ちざわ)のり子

 テリトリー戦略ゲーム・ブロックスを紹介します。

1月分2の1枚目

 ブロックスとは、縦20マス、横20マス、合計400マスのボードに、パズルゲーム・テトリスに似た形のピースを置きながら、自分の陣地を広げたり相手の陣地に侵入したりして、プレイヤー全員が置けなくなったら終了、残りのピースがいちばん少ない人が勝ちというゲームです。
 ピースの色は赤・青・黄・緑の4色あり、数は各色21個ずつ、合計で84個あります。
 内訳は、1マスのみのピースが1個、2マス使うピースが1個、3マス使うピースが2個、4マス使うピースが5個、5マス使うピースが12個です。
 1マスは正方形、2マスは長方形と分かりやすいですが、3マス以上使うピースから、カッコのような形や、大きな正方形、T字、W字、L字、コの字、十字など、複雑化していきます。まったく同じ形のピースはありません。
 ジャンケンなどで順番を決め、最初の人から右回りでゲームスタート。1周につき、1人1個ピースを置いていきます。
 初めの一手は、必ずボードの隅(角)のマスを埋めます。形の指定はないので、自分の使いやすいピースを選びましょう。ボードにはくぼみがありますので、ピースをかっちりとはめ込むことができます。
 次の番がきたら、自分のピースの角と角がつながるように新たなピースを置きます。その際に、辺をくっつけて置くことはできません。
 ただし、別の色のピースとなら、辺をくっつけることはできます。一度ピースを置いたら動かすことはできませんので、置く前によく注意しましょう。

1月分2の2枚目
 画像は4人プレイですが、2人や3人でも遊ぶことができます。
 2人で遊ぶときは、1人で2色を用います。ゲームスタート時に、対角同士の角2つを自分のスタートポジションとします。あとは4人プレイと同じように遊びましょう。
 3人で遊ぶときは、余った色のピースはフリーピースとして、プレイヤーたちが交替で置いていきます。最後に残りピース数を数えるときは、フリーピースの数は含みません。
 1人4役でも遊ぶことができますが、1人プレイでは、ボードを縦8マス、横10マスと小さくして、4マスのピース20個のみを使う遊び方もあります。この場合は、角からではなく、好きな場所から開始できます。複数人プレイと同様、同じ色のピースの角と角のみをつなげ、同じ色の辺と辺は重ならないようにします。1人プレイは、練習をしたり、戦略を立てたりするときにお勧めです。
 序盤は4マスや5マス使う、大きくて複雑な形のピースから置いていき、自分の色の角と角をつなぐのが難しくなってきたら、1マスや2マスのピースを切り札に使うと進みやすくなります。ピースの形もすべて覚えていると、さらに強くなれます。

1月分2の3枚目
 今回、私は初回プレイでした。画像の赤でしたが、あっという間に手詰まりという無残な結果になりました。4人プレイでも全部置き切ることができるゲームなので、いつかリベンジできたらと思っています。

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