WS新弾レビュー「プロジェクトセカイカラフルステージ！feat.初音ミクVol.2」
どうもクロワです。
今回はプロセカVol.2の新弾レビューです。
初弾発売してすぐの段階では難しいプールと言われていましたが、人気タイトルであることから研究が盛んに行われ、集合知で結果的に良いデッキが完成していきましたね。
昨年のWGP2022環境では大活躍でしたし、2023年に入ってからも環境に抗って根強いファンが回しているイメージがあります。
今弾のプール全体を見た感想としては、既存強化よりも新規軸を中心とした収録だと感じました。また、ユニット単での組んだ際のシナジーが高くなっているように感じます。前弾はユニット単で組むとどうしても貧弱になりがちでしたが、今弾ではユニット単ないしユニット軸でも強力なデッキが組めそうで、アーキタイプが複数使われそうだと思いました。
それでは見ていきましょう。
目次
「プロジェクトセカイカラフルステージ！feat.初音ミクVol.2」の注目カード
アウトドアクッキング！青柳冬弥
WGP2023環境で大活躍した美智留系のバーン効果を持つカード。
盤面4体以上の条件がありますが、助太刀不可を持っているので思い出拳等で邪魔することができず、防御は基本的にイベントでしかできません。
連動効果にコストが必要なのも、考え方次第では「効果が強制ではない」＝「確山なら効果を使わないことで削らず打点を入れられる」とも取れます。
美智留系のバーンなのでどこまでいっても不確定要素の多いカードではありますが、かなり圧はかかる存在です。
見えない気持ち 望月穂波
キャンセルされたら手札に戻る効果に加え、+2連動でキャンセルされたらストックを増やしながら手札交換。
ありふれのユエの+2連動に類似していますが、あちらと比べると手札が増えない代わりに連動に条件が無くなっており、使いやすくなっています。
手札交換のおかげで次の展開へも繋げやすく、相方の連動も選びたい放題な所も良いですね。
このあとは反省会 日野森志歩
緩い条件でソウル2になるカード。
Leo/needの各種カードの条件となる盤面4色のサポートとして、黄色を得る効果も持っていますが、お手軽ソウル2としての運用が偉すぎて霞んでしまいますね。
「プロジェクトセカイカラフルステージ！feat.初音ミクVol.2」デッキ構築
僕は常々「カードゲームにおいて人の嫌がることをするのは強い」と唱えています。
ヴァイスシュヴァルツプレイヤーにとって「美智留系のバーン」と「+2連動」は、されて嫌なこととしてはトップクラスだと思っており、その2種を組み合わせてデッキを考えてみました。
とはいえ、自分の動きもしっかり通せるように組んでいます。
+2連動がデッキの生命線なので、キャラとCXの両方にしっかりアクセスできるよう、キャラ集めは「あたたかい愛情の記憶 朝比奈まふゆ」「痛い言葉 日野森志歩」の2種8枚、CXは「大切な友達だから 望月穂波」「想いをつなげるスターピース 星乃一歌」の2種8枚で確実なアクセスを狙えるようにしています。
また、「見えない気持ち 望月穂波」はストックが大幅に伸ばせる反面、手札は自信が戻って増えるくらいしかないので、ストック→手札に還元できるようかけなか互換の「フェアリーランタン♪」を採用しています。「アウトドアクッキング！青柳冬弥」は多面してナンボの連動だと思っているので、一気に集められるところも相性が良いですね。
～その他の気になったカード～
えむ隊員は調査中！鳳えむ
2回までの3点ショット効果の連動。
控え室にイベント4枚という制約がありますが、強力なショット効果がその分軽めのコストで打てます。ロングシュートは苦手なタイプですが、3から仕留める能力はかなり高いと感じたので、これも使ってみたいと思いました。
イベント4枚という制約をクリアできるかがこのカードを使う上でのカギとなります。ワンダーランズ×ショウタイムで組むと自然とイベントがたくさん入るので、素直にユニット軸で組むのが無難でしょうか。
リラックス・タイムのお誘い 日野森雫
魔石か2ルック2枚回収。
プロセカの弱点であった「相手の山に干渉しにくい」という弱点を連動無しでカバーできる新カード。魔石互換は光景互換と比べると貧弱ではありますが、裏目無く打てるタイミングは結構あるので、無いよりはあると嬉しい存在です。
諦めたくないから 東雲絵名
追加無料召喚効果と2枚逆圧縮2点バーン。
詰めカードが追加無料召喚というとPIXARが思い浮かびます。コストがかなり少ないところからでも詰めにいけるというのはやはり強力ですし、前述の魔石互換や前弾の逆圧縮など、山を崩すカードとの組み合わせもしやすいので、単純な詰め火力以上の強さを持ったカードだと思います。
思い出の花壇 宵崎奏
聖剣早出しのレベル2連動。
やはりSAOのアリスがレベル1からレベル2連動を出すのが強すぎて規制されているため、レベル1で出せるレベル2連動はかなり調整されています。聖剣早出しを1週目でするのはどうしても運が絡み、安定はしません。しかし「レベル1からレベル2連動が出る」という事象自体はやはりものすごく強いものであるので、1週目から出せた時のバリューはすさまじいものですし、1の前半でリフレッシュした2周目の頭で出すのを狙ったりもできます。また、普通にレベル2で出してもそこまで悪いものでは無いので、「あわよくば1週目から出すのも狙うけど基本早出しはしない」という気持ちでデッキに組み込むのもアリだと思います。
赤が似合うニューフェイス！MEIKO
テキストはパワーとアンコールのみですが、条件が緩すぎます。
思い出を絡められるデッキならサブアタッカーとしてかなり優秀だと思います。
～おわりに～
いかがだったでしょうか。
そういえば2023年最後の発売ブースターでした。今年も盛りだくさんでしたが、来年もたくさん情報が出ているのでこれからも楽しみですね。
それでは良いお年を。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました！
