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バズってハニー? ハチの巣つくろう『ハニーバズ』コンポーネント・セットアップ解説

公開日:Zxion

ハニーバズ

毎度!Zxionです。
「ぜっくん」って呼んでね☆

…。
あつぅい!!!!!!
暑い!無理!!シンドすぎ!!

どうなってんだこの暑さ。
日中ほんの一瞬部屋の外に出るだけで汗がじわじわ噴き出してくるんだが!?
いつまで続くんだこの暑さ死んじゃうよぉ…。

今回は、暑さに苦しむ僕の近況とはまったく関係ないボードゲーム『ハニーバズ』をご紹介。
以前紹介したクアックサルバー同様、日本語版が発売されるらしいので急いで筆を執った次第です。
7月下旬(7/31って書いてあるところもあった)の発売予定日よりは、ちょっとだけ早くこの記事が完成するハズ。
間に合わなかったらどうしよう。

僕的には好きなタイプのゲームでした。
購入を悩んでいる方の参考になれば幸いです。

1.「ハニーバズ」

箱表

ハニーバズ HONEY BUZZ / Elf Creek Games.
プレイ人数:1~4人
プレイ時間:45~90分
対象年齢:10歳~

 

箱裏

ボックスの裏面。内容物が記載されていますが、日本語版では内容やデザインが異なる場合があります。

 

ボード~採取蜂

・ハチの巣ボード:1枚
・森ボード:1枚
・プレイヤーボード:4枚
・扇風トークン:4個
・初期蜂の巣タイル:16枚
・働き蜂(ビープル):40個
・採集蜂トークン:4個

 

カード~スタPマーカー

・注文カード:26枚
・初期形状カード:18枚
・花蜜タイル:24枚
・花粉コマ:15個
・女王のコンテストカード:12枚
・ハチミツトークン:28個(4種各7個)
・コイン:60枚
・プレイヤーエイド:4枚
・スタートプレイヤーマーカー:1個

 

基本蜂の巣~ソロ用カード

・基本蜂の巣タイル:63枚
・雄蜂カード(ソロ用):10枚
・雄蜂ビープル(ソロ用):2個
・女王のコンテストカード(ソロ用):12枚

2.「ハニーバズ」概要

箱絵拡大切り抜き

スウィートウォーターグローブの森に春が訪れました。
けれど今年は何かが違います。
蜜蜂たちが経済学を知ったのです!
女王は森のマーケットにお店を開くことを計画しました。
蜜蜂たちがハチミツを売れば、クマたちや森の動物に目を付けられることなく、ついには平和と繁栄を手にするでしょう。

『ハニーバズ』では、あなたは女王陛下の会計士の一人となり、蜂の巣と働き蜂を効率よく管理することを任されます。
働き蜂を使い巣を大きくすることで様々な花蜜を蓄える空き部屋を作ります。
そして、花蜜からハチミツを作り出します。
ハチミツはクマのマーケットで販売したり、注文を完了するためにも使います。

あなた達の誰が女王の新しい経済を構築する主任となるでしょう?
懸命に戦略的に働くことで、陛下にあなたの価値を証明してください。
そして女王のコンテストを争うことも忘れないでください!
ゲームの終わりに最も多くお金を稼いだ勝者が次の経済帝国の長に任命されます。

(ルールブックより)

 

プレイ時の様子:開始前

『ハニーバズ』は、ワーカープレイスメントとタイル配置のゲームです。
タイルを配置することによってさまざまなアクションを行うことができるので、それを利用して勝利点を集めていきます。
手番でできることは2択なので難しくはありませんが、処理がやや複雑になるので、ある程度ゲームに慣れている人向けだと思います。
言語依存は極少で、基本的にはアイコンを参照して効果等を判断します。

3.「ハニーバズ」セットアップ

それではセットアップをしていきましょう。

 

①ゲームボードの用意

ゲームボードの用意

テーブルに2種類のゲームボードを広げ、蜂の巣ボードはプレイ人数に対応する面を表にします。
基本蜂の巣タイルを種類ごとに重ね、蜂の巣ボードの指定された場所に重ねて置きます。

 

②カードの準備1(コンテストカード)

カードの準備1

女王のコンテストカードを3色に分けて、各色からランダムに1枚選び、残りは箱に戻します。
選んだカードを蜂の巣ボードの指定された場所に置きます。
選ばれたカードが「スピードコンテスト(早取り)」だった場合、プレイ人数に応じてコインを置きます。
※例えば3人プレイなら2位までのコインを置いておく。 最下位は何ももらえない。

 

③カードの準備2(注文カード)

カードの準備2

注文カードを小口注文・大口注文の2つに分け、プレイ人数に応じた枚数と組み合わせの山札を3つ作ります。
作った山札は森ボードの指定された場所に裏向きのまま置き、山札の一番上にあるカードは即座に表向きにします。
残りのカードは箱に戻します。
※大口注文は何人でプレイしても2枚だが、小口注文はプレイ人数に応じて1・2・3枚使用する。 例えば4人なら3枚。

 

カードの準備完了

女王のコンテストカードは画像下部の蜂の巣ボードへ。
注文カードは画像上部の森ボードへ置く。
ボードの上下位置はどちらでも構わないので、好みで並べましょう。

 

④マーケットの準備

森ボードの右側、マーケット各列に、対応するリソースを配置していきます。
基本的に一番上のスペースに配置しますが、2人プレイの時だけ、すべて1段下に配置します。

 

⑤スタートプレイヤーの決定

スタP決定

遊び心が垣間見える枠、スタートプレイヤーの決定です。
ハニーバズでは、一番早起きした人がスタートプレイヤーとなります。
または適当な方法で決めて、スタートプレイヤーマーカーを受け取ります。

 

⑥プレイヤーセットの準備

プレイヤーセット

各プレイヤーはそれぞれ色を選択し、プレイヤーエイド(サマリー)とその色のセットを受け取ります。
《プレイヤーボード1・最初の蜂の巣タイル4・働き蜂(ビープル)10・採集蜂トークン1・扇風トークン1》
使わないセットは箱に戻します。

最初の蜂の巣タイルは裏面がプレイヤーカラーになっているので、うっかり混ぜてしまったときやゲーム終了時はすべて裏返すとわかりやすいです。

表面もイラストが違う

一応、表面から見てもわかるようにはなっています。

各プレイヤーは、働き蜂をサプライとしてすこし離れたところにまとめて置いておきます。
スタートプレイヤーから順番に、決められた数の働き蜂とコインを受け取ります。

  スタP 2番手 3番手 4番手
働き蜂 1匹 1匹 1匹 2匹
コイン 5 10 15 5

4人プレイの時だけ、ちょこっとややこしいので注意しましょう。

 

⑦最初の蜂の巣タイルの準備

最初の蜂の巣タイルの準備1

すべてのプレイヤーが共通で使用する「初期形状カード」をランダムに1枚引きます。
※初プレイ時は「☆」マークが書いてあるカードの使用を推奨。
初期形状カードは2種類の難易度があり、背景が緑色ならスタンダード、黄色ならベテランとなります。
どちらの難易度から引くのか、両方混ぜて完全ランダムにするのかは、相談して決めると良いでしょう。
スタートプレイヤーは、初期形状カードに従い、最初の蜂の巣タイルを配置します。

最初の蜂の巣タイルの準備2

そして他のプレイヤーは、スタートプレイヤーの配置と(形状、アイコンの位置すべてが)完全に同じになるようにタイルを配置します。

 

⑧花蜜タイルの準備

花蜜タイルの準備1

花蜜タイルを4種類に分けます。
プレイ人数に応じて、各種0~2枚のタイルを箱に戻します。

 

花蜜タイルの準備2

花蜜タイルをよく混ぜます。
そして森ボード左側にある野原の各スペースへ、ランダムに1枚ずつ表向きで配置していきます。
花蜜タイルは左詰で配置し、穴が開かないようにします。

各プレイヤーは、花蜜タイルの左側にある開始位置スペースに採集蜂トークンを置きます。
2人以上が同じ場所に配置することはできません。
ランダムに配置するか、手番が最後のプレイヤーから反時計回りに配置していきます。

 

⑨サプライの準備

コイン、花粉コマ、ハチミツトークンを適当なところにサプライとしてまとめて置きます。
このとき、ハチミツトークンは種類ごとに分けておくと遊びやすくなります。
花粉コマには色が付いていますが特に意味はなく、単なるフレーバーです。

 

セットアップ完了

以上でセットアップは完了です。
モノが多いのでセットアップが大変そうですが、意外と大丈夫です。
事前にタイルとかカードを仕分けしておくと、よりスムーズなセットアップが可能になるでしょう。

ただ、ゲームが進行するにつれて手元のタイルが増えていき、意外と場所を使います。
上記画像のように、テーブルサイズがカツカツだと遊びにくい(または遊べない)ので注意しましょう。

4.「ハニーバズ」ゲームの流れ

ハニーバズは、スタートプレイヤーから時計回り順で手番を行っていきます。
手番では、「A)タイルの獲得」か「B)働き蜂の回収」のどちらかを実行しなければなりません。
AかBどちらかを実行して手番が終了したら、次は左隣のプレイヤーが手番を行います。

ゲームが進行し、終了トリガーが引かれたら、全員の手番数が同じになるように手番を行います。
例えば、スタートプレイヤーがトリガーを引いたら、スタートプレイヤー以外がもう1手番プレイしたらゲーム終了。
4番手のプレイヤーがトリガーを引いたら、他のプレイヤーは手番を行うことなくゲームが終了します。

大まかな流れとして、以下のような流れになります。

①手元の蜂の巣タイルをつなげて花蜜タイルを収めるための空きスペースを作る
②採集蜂トークンを移動させ、空きスペースに一致する花蜜タイル(または花粉)を獲得
③空きスペースに配置した花蜜タイルの隣に扇風トークンを配置してハチミツを生産
④ハチミツや花粉をマーケットに販売したり、注文を完了させて勝利点の獲得

…とっても簡単なゲームですね!(ボードゲーマーギャグ)
もう少し詳しく説明していきましょう。

A)タイルの獲得

A1.ビーラインを作る

ビーライン1

早い話が、ワーカーの配置です。
蜂の巣ボードの任意の場所に働き蜂を配置します。
配置する場所は、蜂の巣ボード上のタイル横付近に置くと良いでしょう。

他の人(または自分)が既に働き蜂を配置している場所だったとしても、その場所を選択することができます。
ただしその場合、既にそこにある最も多いビーラインよりちょうど1匹多い働き蜂を配置する必要があります。

ビーライン例

どんな感じかと言いますと、上記画像みたいな感じです。
既に1匹のビーラインと2匹のビーライン、計3匹の働き蜂が配置されていますが、参照するのは最も多いビーラインの働き蜂の数です。
最も多いビーラインは2匹なので、それよりちょうど1匹多い3匹の働き蜂を配置することで、タイルが獲得できます。

より多い数でビーラインを作ることができない場合、その場所は選択できません。

A2.巣の拡張

巣の拡張

働き蜂を配置した場所から蜂の巣タイルを1枚獲得します。
この時、「命令:蜂の巣タイル」を獲得する場合は、サプライに5コインを支払わなければなりません。
支払えない場合は獲得できません。
また、命令以外のタイルを獲得するときにコストは必要ありません。

黄色い枠線

獲得した蜂の巣タイルは、既に手元にあるタイルに対して1辺以上の「黄色い枠線」同士が触れるように配置します。

黄色い枠線同士が触れないような配置はできません。
また、浮かせたり、重ねたり、離して置いたりすることもできません。

A3.蜂の巣アクションの実行

蜂の巣アクションの実行1

蜂の巣タイルを配置することによってタイルに囲われた空きスペースがある場合、「空き部屋」が完成します。
蜂の巣タイルを1枚配置して同時に2つの空き部屋を完成させることもできます。

空き部屋が完成したら、完成した空き部屋に隣接するタイルに描かれているアイコンのアクションを実行できます。
対応するアクションを好きな順番で実行できますが、可能な限り全てのアクションを行う必要があります。(アクション詳細は後述)

蜂の巣アクションの実行2

1つのアイコンが、同時に完成した複数の空き部屋に隣接していたとしても、アクションは重複せず、1手番に1回しか実行できません。
ただし、複数の同じ種類のアイコンが完成した空き部屋に隣接していた場合はそれぞれ1回ずつ実行することができます。

上記画像で、決算タイル(右下のどんぐりのタイル)を配置して空き部屋を一度に2つ完成させた場合、《増員・生産・決算・命令×2》を実行します。
別の配置方法を使って、手番を跨いで空き部屋を1つずつ完成させた場合、《増員・決算・命令》+《生産・決算・命令》となります。

蜂の巣アクションの実行3

考え方としては、1度に複数の空き部屋を完成させた場合、それらは1つの大きなまとまりとして見ます。
画像では2つの部屋が完成していますが、2個の円があるわけではありません。
すこしややこしいですが、ちょっと珍しいパターンです。
大体は1部屋ずつ作っていくことになるかと思いますので、頭の片隅に置いておく程度で良いと思います。

B)働き蜂の回収

B1.働き蜂の回収

「増員:蜂の巣タイル」の効果で新しく生まれた働き蜂を含め、蜂の巣ボード上の自分の働き蜂をすべて回収します。
回収した働き蜂は、以降の手番で使用することができます。

B2.花蜜の探索

花蜜の探索

採集蜂トークンを、移動ルールに従って1スペースまで無料で移動できます。
移動しないことを選択しても構いません。
この時、コインを支払って追加の移動をしたり、花蜜タイル・花粉コマの獲得はできません。

アクションの詳細

アクション全6種

蜂の巣タイルを配置して空き部屋が完成した際に実行できるアクションの詳細を解説します。

アクションは全部で6種類。
間違えやすい点として、「タイルを配置した時」や「タイルを獲得した時」に、アクションの実行はできません。
アクションの実行ができるのは「獲得したタイルを配置して空き部屋が完成した時」です。

増員

自分の働き蜂を1匹、サプライから「育成部屋」に置きます。
育成部屋は、蜂の巣ボードの中央上部、増員タイルが置いてあるスペースの右端にあります。
サプライに働き蜂のストックがない場合は何もおきません。

 

採集

採集

野原の採集蜂トークンを縦か横に移動させます。
斜めには移動できません。
1スペースは無料で移動でき、2コイン支払うごとに追加で1スペース移動できます。
コインを支払える限り、好きなだけ追加移動できます。
移動を終えたら以下のどちらか、条件に合致した方を実行することになります。

 

花蜜の採集
■花蜜の採集
採集蜂が花蜜タイルの上で移動を終えたとき、そのタイルと一致する空き部屋があれば、花蜜を採集できます。
獲得した花蜜タイルは、一致する空き部屋に表向きで配置します。

 

花粉の獲得
■花粉の獲得
採集蜂が空きスペースか自分の巣に一致する空き部屋が無い花蜜タイルの上で移動を終えた場合、花粉を1つ獲得します。

 

生産

生産1

自分の蜂の巣の任意のスペースに扇風トークンを配置します。

 

生産2

即座に、配置した扇風トークンと隣接しているすべての花蜜タイルの上にハチミツが生産されます。
各花蜜タイルの上には1つしかハチミツを置くことができません。

ハチミツの生産が完了したら扇風トークンを取り除き、手元に置いておきます。
慣れてきたら扇風トークンは別に使わなくてもいいと思います。

 

決算

決算

サプライから5コイン獲得します。
サプライのコインが不足した場合、別のもので代用してください。

 

市場

市場

「マーケットへ売却」または「注文の完了」のどちらかを行うことができます。

 

マーケットへ売却1
■マーケットへ売却
1種類のリソースを選び、選択したリソースを望むだけ売却することができます。
複数種類のリソースをまとめて売ることはできません。
売却価格はマーケットで提示されている価格になります。

マーケットへ売却2

左から3列目のチェリーブロッサムを売却しようと思います。
価格6×売却個数2=12コイン獲得できます。
売却したリソースはサプライに戻し、売却価格と同じだけのコインをサプライから受け取ります。

マーケット売却3

そして、売却したリソースの価格を1段階下げます。
売却個数に関係なく下げるのは1段階のみです。
売却したリソースの価格が最下段になっている場合は、任意の他のリソースの価格を1段階下げなければなりません。

 

■注文の完了
表向きの注文カードを1枚選択します。
その注文カードに描かれているリソースを支払うことで注文が完了し、そのカードを獲得することができます。
獲得したカードは、ゲーム終了時に勝利点となります。

注文の完了3

そして、注文が完了したら、注文カード置き場の下(森ボード)に描かれているアクションを実行できます。(左から採集・生産・市場)
上記画像の例では採集を実行します。

アクションは可能な限り実行しなければなりませんが、手番中であればいつ実行しても構いません。
他のアクションをはさむ場合は忘れないように注意しましょう。

手番が終了したら、山札の次の注文カードを表向きにします。

 

命令

命令

上記の5アクションいずれか1つ好きなものを選択して実行できます。
手番で既に実行したアクションでも、実行していないアクションでも、手元の蜂の巣タイルに無いアクションでも構いません。
ワイルドの何でもできるアクションみたいなイメージでOKです。

命令タイルは、獲得するときに5コイン支払う必要がありますが、アクション実行自体にはコストがかかりません。
勘違いしやすいので注意しましょう。

5.「ハニーバス」ゲームの終了と最終得点計算

◇ゲームの終了

以下の条件のうちどちらかが満たされることで、ゲーム終了トリガーが引かれます。
両方満たす必要はなく、どちらか片方でトリガーです

 

1.5種類のリソースのうち、4種類の価格が下げられなくなった(マーケットの価格表で最下段になった)

2.3つの注文の山札のうち、2つが無くなった

 

トリガーが引かれた後、全員の手番数が同じになるように手番を行い、ゲーム終了です。
つまり、手番順が最後のプレイヤーが手番をおこなったら、ゲームが終わります。

 

◇最終得点計算

各プレイヤーは以下の4種類を合計して最終的な勝利点を計算します。

最終得点計算

・コイン
 1コインにつき1勝利点獲得します。

・ハチミツと花粉
 巣に残っているハチミツと花粉それぞれ1つにつき1勝利点

・コンテストカードの得点
 最終コンテストの順位に応じた勝利点

・注文カードの得点
 獲得した注文カードに書かれている勝利点

上記を合計して、最も勝利点が高かったプレイヤーがゲームの勝者となります。

上記画像を例にすると、コイン58+ハチミツと花粉5+コンテスト10+注文カード21=合計94点
頑張ると100点は普通に越えられるゲームなので、頑張ってみてね☆

6.あとがき

プレイ終了

てな感じで、『ハニーバズ』のご紹介でした。

ワカプレ部分はわかりやすくて、配置ルールもそんなに難しくない。
以前紹介した『センチュリー:ニューワールド』(全パターン踏破!人気ボードゲーム『センチュリー』シリーズ 3部作ルール&レビュー 前編)みたいな感じ。
むしろ、センチュリーは自分がワーカー置いちゃうとそのスペースは使えないが、ハニーバズだと使っても良いので少し優しい。
タイル配置にパズル感があり、アクション部分はちょっとしたコンボ感も楽しめる。
上手に組み立てると採集→生産→注文→(注文の追加効果で)生産みたいに一見無駄のない美しい動きができるので、気持ち良くなれます。
僕的には好きな要素が組み合わされているボドゲだし、映え的にもいい感じなのでオススメしたい気持ち。
定価はちょっと高いけど。

気になったのはゲーム終了フラグですかね。
なんとなくですが、「ちょっとフラグが遠めかな?」って印象。
プレイヤー次第では、なかなかフラグが切られなくて長引く場合がある感じ。
まあ、逆に早い場合もあるのでこんなもんなのかもしれない。
僕が遊んだときは大体が注文フラグで終わったのでマーケットフラグは4つじゃなくて3つでも良かった気持ち。

マーケットルートも注文ルートもそれなりに点数が取れて「どっちが強い(強すぎる)」みたいのは感じませんでした。
上手くやったハイブリットが強いのはまあそう。
スタPがやや有利?って言う声は聞こえてきました。
早起きしたらスタPだよ!頑張って!!

ところで、ハニーバズの「バズ」部分、なんだろなって思いませんでした?
蜂が飛んでいる様子を「ブーン」とか、童謡のぶんぶんぶんで歌われているように「ブンブン」と表現しますよね?
…なんていう小話をはさむと、勘の良い読者諸兄はお気付きになったかもしれません。

そう、英語で「buzz」は、低くうなるような音や、振動音を表す時に使われるそうで、蜂が飛んでいる音もこれで表現するとかなんとか。
つまり、ハニーバズはハチミツブンブンとなるわけですね!

…なんでや!ハチミツはブンブン言わんやろ!!
そこはビーバズちゃうんか!!!
もうなにもわからない!!!(5段階評価で英語2だった人より)

はぁい!
今回はここまでっス!

次の記事も読んでね!
よろしくおねがいしまぁす☆

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