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芸術の秋! 粘土をこねこね『バルバロッサ』

公開日:Zxion

毎度!Zxionことぜっくんです。
コンパイルコンパイル。

今回紹介する『バルバロッサ』はクラウス・トイバー氏の作品。
ボードゲーマーなら誰でも知ってるであろう「カタン」がトイバー氏の代表作です。

『バルバロッサ』にはいくつか版があるんですが、今回手元にあるのがニューゲームズオーダー版ですので、それを元に紹介していきます。

僕は記事を書くときとかは大体「ダイス」表記にするんですが、ルールブックが「ダイス」じゃなくて「サイコロ」なので、サイコロに統一してます。

上記画像の8種類の作品は僕が実際に遊んだときに作成されたものです。
この作品達の正体を皆さんも是非一緒に考えてみてください。
一番の難問は黄色のやつです。
答え合わせは当記事の最後で!

 

 

1.『バルバロッサ』ゲームの概要/内容物

みなさんはバルバロッサ帝がひまつぶしにやっている「謎掛けバトル」に招待されました。
あなたも相手も、粘土細工を作ることで、謎掛けの問題を用意します。
相手が作った粘土細工が何であるか、誰よりも早く当てましょう。
相手の粘土細工の招待を最初に当てられたなら得点トラックを最速で進んでいけるでしょう。
さらに、自分が作った謎掛けが難しすぎず易しすぎず、ちょうどいい難しさになっていれば、自分が作った謎掛けからも点数をもらえます。
…ゲームが終わった時点で、取った点数の最も高いプレイヤーが勝者となります。

ルールブックあらすじより

 

『バルバロッサ Barbarossa』
 
ASS / ニューゲームズオーダー
  プレイ人数:3~6人
  プレイ時間:60分
  対象年齢:12歳~

ルールブック:1冊
ゲーム盤:1枚
駒(人形):6色各1個
得点マーカー(円盤):6色各2個
宝石マーカー(八角筒):6色各1個
粘土:6色
下敷き:12枚
サイコロ:1個
メモ帳:1冊
イベントタイル:6枚
ペグ(棒):17本
呪い石(黒キューブ):18個
鉛筆:1本

そんなわけでプレイヤー達は、最初の画像のようにいくつかの粘土をこねこね(コンパイル)して粘土細工を作成します。
そして、他のプレイヤーが造った粘土細工の正体が何なのかを誰よりも早く言い当てることなどで得点を獲得していきます。

 

 

2.ゲームの目的と終了条件

ゲーム終了時に最も多くの得点を保有することが目的です。
得点は増えるだけでなく減ることもあります。
最も多くの得点を得るためには、絶妙なわかりやすさ(orわかりにくさ)の粘土細工の作成と、他のプレイヤーの粘土細工の正体を素早く見破る必要があります。

ゲームは、以下の2つの条件のうち、どちらかが満たされたら終了します。

1.誰かの得点マーカーがゴールのマスまで到達した場合(即座に終了)
2.ペグ(黒い棒)がすべて粘土細工に刺さった場合(最後のペグの点数処理をして終了)
 (3~4人なら13本、5~6人なら17本使用)

上記の終了条件どちらかが満たされた後、最終決算を行い、最も得点の高いプレイヤーが勝者となります。

 

 

3.ゲームのセットアップ

各プレイヤーはそれぞれ自分の担当する色を1色決め、その色の「駒(人形)」「得点マーカー」「宝石マーカー」「粘土」と、「呪い石」を3個、「下敷き」を2枚(3人プレイのときは3枚)受け取ります。


開始時に受け取るもの!

テーブル中央にイベントタイルを1~6まで、大きな輪を描くように時計回りに置いていきます。
イベントタイルの中央にできた空間を「リドル・ステージ」と呼び、のちのち各プレイヤーの粘土細工を展示するスペースになります。


6枚のイベントタイル、右下に数字が書かれています。

各プレイヤーは、自分の駒(人形)を、「?」のイベントタイル上に配置します。
各イベントタイルの内容については後述の「5.イベントタイルの効果」で説明しています。

 

次に、「宝石トラック」「得点トラック」「得失点表」が書かれているゲーム盤をリドル・ステージをイベントタイルの脇に設置します。
得点トラックの赤いSTARTと書いているマスがスタートマス、パールカラーのGOALと書いてあるマスがゴールマスです。

各プレイヤーは、受け取った得点マーカー(丸いコマ)のうち1個を得点トラック上のスタートのマスに置き、もう1個は自分の担当色を表示するため、他のプレイヤーにわかるように自分の近くに置いておきます。

さらに、自色の宝石マーカー(8角形のコマ)を宝石トラック上の「12」と書かれている赤いマスに置きます。
これは各プレイヤーが持っている宝石の数を表していて、ゲーム開始時点では全てのプレイヤーが12個の宝石を持っているという事ですね。
宝石の役割については、後述の「4.ゲームの流れ」で説明します。

 

ゲーム盤の中央にある得点表みたいな部分がペグを設置する場所になります。
5~6人プレイの場合は17本全てのペグを使用しますが、3~4人プレイの場合は13本しか使用しませんので余ったペグは箱にでも戻しておきましょう。
ペグはゲーム盤上にある得失点表の「1」の段に1本、「2」の段にも1本……と、各段に1本ずつ置いていきます

 


セットアップ完了! こちらは4人プレイを想定したセットアップです

サイコロやメモ帳はゲーム盤の近くに適当にまとめて置いて、セットアップは完了です。

 

 

4.お題の決定と粘土細工

お題の決定

セットアップが完了したら、まず各プレイヤーは粘土細工の「お題」を決定します。
ルールブックには「問題リスト」として大量の物品の名前がずらりと並んでいるのでその中から自分が作るお題を選択します。


大量にお題が並んだ問題のリスト

コーヒーメーカーとかシーザーサラダとかノイシュヴァンシュタイン城とかどうやって作るんだよ…。

3人プレイの場合は各自3つのお題を選び、4人以上の場合は各自2つのお題を選択します。
「問題リスト」を使わずに、自由にお題を決定してもかまいません。
ただし、その場合は以下のルールを守る必要があります。

・「名誉」「勇気」のような抽象的なものは禁止
・国語辞典に掲載されているであろうものから選択する

お題が決定したら他のプレイヤーに見えないようにメモ用紙へ記入して、記入したメモ用紙は伏せてゲーム盤の下にしまいます。
お題を記入する際には、必ず「読み」も併記する必要があります。
例えば、お題を「電話」とするなら「電話(でんわ)」「CD」なら「CD(シーディー)」などと書きます。
「読み」は特殊な読み方をしてはいけませんが、ある程度のぶれはありえます。
例えば「CD」の読みを「シーデー」と書いたとしても特殊な読み方とはみなしません。

多分ダメなのはアレですよ、辞書に絶対無いけど「五指爆炎弾(フィンガーフレアボムズ)[1]『ダイの大冒険』に登場するキャラクター「フレイザード」が使用する必殺技。各指にメラゾーマを溜めて、5発同時に打ち出す。」とかそういうやつ。
頑張れば作れそうだけど回答側に当該知識がないと「爪に火を灯す」になりそう。
いやワンチャン面白そうだな。

閑話休題。

決めたお題を途中で変更することはできません。また、設定した「読み」も後で変更することができませんので注意してください。
決定したお題はゲーム終了時に全プレイヤーにわかるように公開をします。

 

お題を造る

自分のお題が決まったら、各プレイヤーは自分で決めた2つ(または3つ)のお題を粘土で造ります。下敷き1枚につき粘土細工が1つ乗る形になりますね。

なお、造る粘土細工は正体が簡単にわかりすぎるのももちろんよく有りませんが、難しすぎて誰もわからないのもよくはありません。

 


これ、な~んだ

粘土細工が完成したら、下敷きごと「リドル・ステージ」に置きます。
全員の粘土細工がすべて完成したら、ゲームスタートです。

 

 

4.『バルバロッサ』ゲームの流れ

スタートプレイヤーは粘土細工を最初にすべて完成させたプレイヤーになります。
以降はゲームの終了まで、時計回りに手番を実行していきます。

手番プレイヤーはサイコロを振り、出た目の分だけイベントタイル上にある自分の駒を時計回りに動かし、駒が止まったところのイベントタイルの効果(効果は後述)を受けます。

例えば、4のイベントタイル上に駒があるプレイヤーが振ったサイコロの目が「3」だった場合、時計回りに3タイル動かします。
(「(4)→5→6→1で停止」)
そして、停止したイベントタイル(この場合1のイベントタイル)の効果を受けます。
普通のすごろくとかと同じですね。

 


イベントタイルの移動前 手前の4に自分の赤い駒が置いてあります
 ↓

イベントタイルの移動後 時計回りに3つ移動して1に着きました

 

手番プレイヤーは、サイコロを振る代わりに、自分の宝石を消費して駒を進めることを選択してもかまいません。
自分の宝石を消費する場合は、宝石の消費量を自分の持っている宝石数の範囲内で宣言し、その分だけ宝石トラックのマーカーを動かして手持ちの宝石を減らします。
その後、消費した数(宣言した数)と同じだけ自分の駒を時計回りに動かし、停止したイベントタイルの効果を受けます。

例えば、8個の宝石を持っているプレイヤーの駒が1のイベントタイル上にあるとします。
このプレイヤーは「どうしてももう一度1のイベントタイルまで進みたい」と考えたので、サイコロを振らずに宝石を6個消費することを宣言しました。
自分の宝石マーカーを宝石トラックの「2」の位置まで動かし、イベントタイル上の自分の駒を一周させて1のイベントタイルまで移動させます。
その後、1のイベントタイルの効果を受け、処理が終わったら手番終了、次のプレイヤーの手番となります。

 


宝石ムーブ前 8のところに赤い駒が置いてあります
  ↓

宝石ムーブ中 6消費したので駒を2に移動
  ↓

宝石ムーブ後 イベントタイル上で駒を6移動させて元の場所に

ざっくりまとめるとこんな感じですかね。

1.サイコロを振るor宝石の消費を宣言
2.サイコロの出目or宝石の消費量と同じだけ自分の駒を動かす
3.イベントタイルの効果を受ける、手番終了
4.次(左隣)のプレイヤーの手番になる

 

 

5.イベントタイルの効果

効果が簡潔なものから順番に説明していきます。


「竜」(3と6)
「竜」のイベントタイルに止まったら、手番プレイヤー以外の全員が1点獲得します。
(得点トラックのマーカーを1マス分進めます)

 


「宝石」(2と5)
宝石のイベントタイルに止まったら、手番プレイヤーは宝石を1つ獲得します。
ただし、宝石には13個という上限があり、すでに宝石を13個持っている場合は特になにもありません。
(宝石トラック上の自分の宝石マーカーを一つ上の数字に進めます)

 


「文字ドワーフ」(4)
このイベントタイルに止まったプレイヤーは、リドル・ステージに置いてある他のプレイヤーが造った粘土細工の中から1つを選び、その作者に対して「読みの1文字目はなんですか?」「読みの後ろから2文字目はなんですか?」などの文字の位置を指定する形式で質問をすることが出来ます。

指定された粘土細工の作者は、質問に対してその答えをメモに書いて、質問者以外のプレイヤーに見られないようにしながら質問者に渡します。
メモを確認した質問者は他のプレイヤーには見えないように自分の手元に置いておきます。
※小さい「っ」などの小文字や、長音の「ー」の場合には質問者に分かるように補足することを忘れずに

もし、お題の「読み」が4文字にもかかわらず、「5文字目はなに?」といった質問を受けた場合には、「無し」と書いて渡しおけば大丈夫です。

 


「?」(1)
このイベントタイルに止まったら、手番プレイヤーは他のプレイヤーが造った粘土細工に対してより具体的に質問することができ、さらに正体がわかった時には解答をすることもできます。
このイベントタイルの処理は、《1.質問ステップ》《2.質問/解答ステップ》の2つのステップからなります。

《1.質問ステップ》
リドル・ステージに置いてある他のプレイヤーが造った粘土細工の中から1つを選び、その作者に対して「はい」か「いいえ」で答えられるような形式の質問を1つすることができます。
ただし、「これはCDですか?」のように解答となるお題そのものを尋ねるような質問はできません。

なお、質問と返答は他のプレイヤーにもわかるように行ないます。

粘土細工の作者は質問に対して、自分の知識の範囲内で正直に「はい」「そうかもしれない」「どちらともいえない」「いいえ」「わからない」のいずれかの形で返答を行います。
正確にわからない場合には「たぶんはい」「たぶんいいえ」というように「たぶん」と付けて返答します。

返答が「いいえ」「たぶんいいえ」だった場合には《1.質問ステップ》は終了して次のステップに進みますが、答えが「はい」の場合には再度質問をすることができます。
質問は先程の作者以外にも行うことができ、「いいえ」「たぶんいいえ」が出るまでは何度でも質問することが出来ます。
ずっと俺のターン!

また、質問をしないで次のステップに移動することもできます。(1度も質問しないで次のステップに進むことも可能)
つまり、「いいえ」「たぶんいいえ」の返答がでない限りは何度でも質問をすることができるので、十分な返答が得られた(または、他のプレイヤーにこれ以上ヒントを与えたくない)と判断した場合には自らの意思でこのステップを終了させることが可能です。

 

《2.質問/解答ステップ》
《1.質問ステップ》が終わったら、この《2.質問/解答ステップ》に移ります。
質問/解答のステップでは、以下の2つのうちどちらかを実行します。

A.《1.質問ステップ》と同じように、粘土細工を1つ選んで質問をする
B.粘土細工のお題を解答する

《A》を選択した場合には、前の《1.質問ステップ》の繰り返しになりますが次のステップは無いので、「いいえ」「たぶんいいえ」が出た時点で終了となります。
それ以外の返答があった場合は、前の質問ステップ同様に再度質問をするか、以下の《B》へ移行し、お題の解答をするか選び直すことが出来ます。

《B》を選択した場合には、リドル・ステージにおいてある他のプレイヤーが造った粘土細工のうち1つを選択して、お題だと思うモノをメモに書いて、他のプレイヤーには見えないようにしながら、その粘土細工の作者に渡します。
渡された粘土細工の作者は、正解か不正解かを全員に聞こえるように宣言をします。
このとき解答者側はもちろん、粘土細工の作者側もメモに書かれた内容や答えは口に出してしまわないように注意しましょう。
ここで口に出して良いのは、あくまでも「正解」か「不正解」かだけです。

なお、メモに書かれていたモノが一字一句あっていなかったとしても、意味が大体同じであれば正解として扱ってあげます。
例えば「携帯とスマホは同じでいいんじゃね?」みたいなゆるさで良いと思います。
このあたりは粘土細工作者のさじ加減になるとは思いますが…。

手番プレイヤーの答えが不正解の場合には何も起こりませんが、正解だった場合には正解の証としてその粘土細工にペグを1本突き刺す事ができます。
ひとおもいにヤっちゃってください。
突き刺すペグは、ゲーム盤の中央にある得失点表の一番上から順に使っていきます。

ペグを突き刺すことで得点を得ることができますが、ペグを突き刺す前の粘土細工の状態によって得点が変わってきます。

・粘土細工にまだペグが刺さっていなかった場合、正解者は5点獲得
・粘土細工にペグが既に刺さっていた場合、正解者は3点獲得

お題を見破られた粘土細工の作者は、刺したペグが何本目だったかによって得点の増減があります。
得点の増減は、刺したペグが最初と最後の方はマイナスで真ん中あたりの場合にはプラスとなりますので、粘土細工をわかりやすく且つわかりにくいように造る必要があります。
ちなみに、ペグによる得失点表はゲーム盤にも記載されていますが、点数は以下のとおりになっています。

  3~4人 5~6人
1本目  -2  -2
2本目  -2 -2
3本目  -1 -2
4本目  0 -1
5本目   1 -1
6本目  1  1
7本目  2 1
8本目  2 2
9本目  1 2
10本目  0 2
11本目  -1 2
12本目  -2 1
13本目  -2 1
14本目   -1
15本目   -1
16本目   -2
17本目   -2

 

ルールブックを読んでみると、「減点処理を受ける場合でも、得点トラック上の最低点が下限です」とありますので、おそらくは、スタートマスを0点とするならゴールマスの横にある十字型のマークが書かれているマスが最下限で、どんなに悪くても-5点よりも下になることはないと思います。

なお、粘土細工は2本ペグが刺さった時点でリドル・ステージからゲーム盤の脇に移動しておきます。
正解でも不正解でも《B.粘土細工の正体を当てる》を1回行なった時点で《2.質問/解答ステップ》は終了となりますので、「?」イベントタイルの処理が終了し、次のプレイヤーに手番が移動します。


フローチャートもどき

 

 

6.呪い石

呪い石を使用することで、手番以外のプレイヤーは手番の割り込みを行うことが出来ます。

手番の割り込みを行ないたいプレイヤーは、手を挙げて手番の割り込みを行うことを宣言しますが、手番の割り込みは1人しかできませんので、複数のプレイヤーが手を挙げた場合は早い者勝ちになります。
もし、手を挙げた順番の判断が難しい場合には、ルールブック上ではサイコロで決めてくださいと書かれています。
一人ずつサイコロを振るのが面倒であれば、じゃんけんや現在の手番プレイヤーから近い方など、宣言が同時だった場合の取り決めを事前にしておくと良いかもしれません。

なお、手番の割り込みは、手番プレイヤーが「?」イベントタイルの《2.質問/解答ステップ》を行なっているタイミングでは行うことはできません。
逆を言えばそのタイミング以外なら何時でも行うことができるということです。

 

手番の割り込みを行なったプレイヤーはまず呪い石を1個捨てて(ゲーム盤の脇などにおいてください)、以下の2つのうちどちらか行うことが出来ます。
どちらを行なうかは割り込んだプレイヤーが任意で選択することができます。

A.文字ドワーフのイベントと同様の事を1回行なう(文字の位置を指定した質問)
B粘土細工ひとつ選んでお題を解答する

Aは文字ドワーフのイベントタイル、Bは「?」イベントタイルの《2.質問/解答ステップ》と同じ処理を行います。

呪い石は、複数連続で使用する事ができますので、文字ドワーフで文字を確認してから2つ目の呪い石で解答するといった使い方も可能です。

呪い石による割り込みの最中は、他のプレイヤーは割り込みをすることができません。
割り込み処理が終わったら、元のプレイヤーの手番を中断したところから再開します。

 

 

 

7.ゲーム終了

ゲームは以下の2つのうち、どちらかに達した時点でゲーム終了となります。

A.誰かの得点マーカーがゴールのマスまで到達する
B.準備で用意したペグ(黒い棒)がすべて使い切る

Aならゴールしたその時点でゲーム終了となり、最終決算に進みます。
Bは最後のペグの点数処理を行ってから最終決算に進みます。

 

最終決算はリドル・ステージに残ったそれぞれの粘土細工に刺さっているペグの状況で減点処理を行ないます。

・ペグが1本も刺さっていない粘土細工の作者は-5点
・ペグが1本だけ刺さっている粘土細工の作者は-2点

上記の最終決算が終わった時点で、最も多く得点を獲得しているプレイヤーが勝者となります。

 

 

8.あとがき

はぁい!
芸術の秋と言う事でね!
ほとばしる熱いパトスとか抑えきれぬパトスに破られた沈黙の戒律とかに想いを馳せながら粘土をこねこねしましょうね!
コンパイル!

ぶっちゃけ簡易化ヴァリアント使ったほうがシンプルで遊びやすいのかなとか思います。
書いて質問しなきゃいけないところ、口頭で良いところ、書いて返答しなきゃいけないところ、口頭で良いところ…この辺の処理というか、把握が少しややこしいです。
やらかすとゲームが終わってしまうこともあるので注意しましょう。
慣れてくれば多分大丈夫です。
それと粘土触った後に一旦手を洗いに行ったりしないといけないのもややメンディー(面倒)感じです。

 


また、そんなこんなで通常封入されている内容物だけだとややプレイアビリティよくなさそうだったので、100円ショップで上記の物を購入してきました。
残念ながら使いにくい色も入ってますが、上手いことやってください。


お題の決定やメモ書きの際に鉛筆一本だと不便なのでダウンタイム軽減の為に色鉛筆を。
それから衝立・目隠しとして使える(であろう)ほんのちょっとだけ厚みのある画用紙でプレイアビリティの向上を目論見ましてん。
(粘土は予備として購入)

結果、無いよりあった方がそりゃ良いよねって感じでした。
デメリットは箱がちょっと膨れるってことですかね。


バンドとかで固定すればとりあえず大丈夫でしょう。
購入してこなかったのですが、結構な量のメモを消費します。
これも別途準備しておくと、なお良いでしょう。

さて、冒頭で見た粘土細工の答えはおわかりになったでしょうか?

黒:焚き火(たきび)/門松(かどまつ)
緑:ビール/りんごあめ
黄:カエル/金木犀(きんもくせい)
紫:薔薇(バラ)/ゲンジホタル(げんじほたる) でした!

 

 

9.あとがきのあとがき

はぁい!(2回目)

全く粘土細工の正体を当てることなく勝利するのはなかなか無理があるので正体を何とかして当てる必要があります。
確実に当てる方法はイベントタイル「文字ドワーフ(4)」の効果(と呪い石)を何度も使い、答えを確定させることです。
まぁ、あまりにも文字数が多いもの(ノイシュヴァンシュタイン城とか)だとこれもちょっと困難ですし、粘土細工が取り除かれる前に自分が正解しないとそれも無駄になってしまうので必勝法というわけではないです。
しかし、「全然わかんねえンゴ!」というときはそんな作戦もありかもしれません。

あと、ゲーム的に合う人と合わない人が結構強めに出てしまうかもしれません。
その辺も注意したいですね。


のーみそこねこねコンパイルぅ!

「こねこね」と言われればもうこれしか浮かびませんでした。
ちなみにコンパイルって言う会社はもうありませんが、落ちモノパズルの金字塔「ぷ○ぷ○」で有名な会社です。
そうそうそれそれ「○よ○よ」。
今となっては「ぷよ○○」=セガのイメージですが、SFC(スーパーファミコン)頃のやつを見てみると当然ながらセガのロゴとかはありません。
またまたーとかって感じで興味がある人はどこのご家庭にもあるぷよぷよのカセットをご覧になってみてください☆

 

今回はここまでッスー。

次の記事も読んでね!
よろしくおねがいしまぁす☆

 

脚注

脚注
1 『ダイの大冒険』に登場するキャラクター「フレイザード」が使用する必殺技。各指にメラゾーマを溜めて、5発同時に打ち出す。
ZXION ボードゲームディープ
Zxionさんの
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