【買取実績】バンダイ模型『ゲッターロボ』ゲッターマシン No.3ベアー
本日ご紹介のお買取り品は、1974年放送開始の『ゲッターロボ』より、主役メカ・ゲッターロボを形成する3機のゲッターマシン(劇中では「ゲットマシン」)の1機、巴 武蔵が搭乗するベアー号です。佐賀県のお客様よりお譲りいただきました。
ボックスアートは70年代以降はSF系プラモの箱絵を多数手がける小松崎茂氏の筆致によるもの。イーグル号とジャガー号を従えるかのようなレイアウトが目を惹きます。商品はゼンマイ走行が可能なベアー号と、小型の「ミニミニベアー」のセットとなっています。また、「グレートマジンガー秘密基地」やDXモデルシリーズなど当時の商品を紹介するチラシも残されていました。こういった当時の紙資料はコレクターとしてもうれしい付属品です。
永井豪・石川賢原作によって生み出された『ゲッターロボ』は。ロボットものに「変身」の要素を盛り込んだ意欲的な作品です。3機のマシンが合体する組み合わせによって、3種類のロボットへと変化。その合体による変化プロセスは当時の玩具では再現不可能なものでしたが、「合体」というコンセプトじたいは、今やロボットものの最も魅力的な要素の一つとなったといえるでしょう。ゲッターロボはその先鞭といえます。この74年の11月に青島文化教材社は『スーパーロボット マッハバロン』の頭・胴体・腕・脚に分割し、劇中にはないオリジナルのマシンを組み合わせて「合体マシン」として販売開始。そして76年放送の『コン・バトラーV』では、ついに劇中設定通りの合体ロボットを玩具やプラモデルで実現することに成功しました。
先駆者であったはずのゲッターロボは、80年代以降の過去作品をネタ的に扱うような風潮において、「再現できない合体」の代表格とされることも多くありました。しかし当時のポピニカのゲットマシンでも、イーグル号の角の展開やジャガー号の機種の伸縮でゲッター合体時のアクションを再現するなど、その時代の最大限の工夫も盛り込まれていたことを忘れてはいけません。
シリーズとしては90年代に製作された『ゲッターロボ號』で、ついに劇中通りの3機合体・3変化を実現します。もちろんそれはもとから玩具で再現するためにデザインされたわけですが、個人的に第1作からゲッターロボを知る者としては、ある種の感慨深さを感じずにはいられませんでした。
『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』、そして『ゲッターロボ號』と、常に進化し続けていたゲッターロボ・サーガ。『號』のコミック版以降は全宇宙の生命体を巻き込んだ「進化」をテーマとし、今なお展開を続けていることはご存知の通りです。我々も今しばらくゲッターの進化を見守りたいですね。
たいむましんではゲッターロボをはじめ、各種ロボットアニメグッズの買取りをさせて頂いております。
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商品カテゴリー | 玩具・おもちゃプラモデル |
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ご依頼地域 | 大阪府大阪市 |
買取方法 | 宅配買取 |
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