エポック社『スターリングラード』などボードゲーム数点を京都府京都市のお客様からお譲りいただきました！

公開日：2018年12月7日

エポック社のウォーシミュレーションボードゲーム、エポック社『スターリングラード』をお売りいただいたのでご紹介いたします。

フルマップという大変大掛かりに第二次世界屈指の大規模戦闘である「スターリングラード攻防戦」をシミュレートすることができる戦略級の物となります。そこまで複雑なルールが無く気軽に（時間はかかりますが）青作戦を発令できるという珍しい作品でしたが、当時そのルールによって賛否両論、論争を巻き起こした作品でもあります。ちなみにそのルールというのがスタック制限が無いという事、その為戦力を一か所集中させちゃうことも可能です。これが史実との兼ね合いで論争を巻き起こしてしまったのですね。こういったシミュレーションボードゲームには史実の再現や検証といった楽しみもあるのでそういった声が上がってしまったのも止む無しといったところでしょうか。個人的にはこういったリアルを無視したルールで競技性が高まるのも、これはこれでありだと思うんですけどね。

やっぱりマップ、大きいですねー。こんな規模で実際に戦闘が行われていた訳ですから、現実の恐ろしさを再確認させれます。前述したようにスタック制限が無い為、初期配置の自由度が非常に高く戦力配置をどうするかは双方悩みの種になります。長期戦が予想されるので、気持ちを強く持っての本気の勝負を楽しめます。

デザイナーズノートも付属しています。何故、ストック制限が無いのかなど製作者の意図を知ることができます。デザイナーズノートを読むと如何に細かいところまで想定したり、史実を深く学習してゲームを製作しているかを思い知らされますね。本当にクリエイターという人種は凄いです。

大規模戦闘を体験できる『スターリングラード』のご紹介でした。第二次世界大戦は本当に陸海空問わず様々な戦闘が題材になってゲームになっていますね。一生で遊びきれないぐらい出てるんじゃないでしょうか。

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