衝撃の絵本「地獄」風濤社

  話題になった風濤社の絵本「地獄」を紹介します。   RIMG0125

  この絵本は、通常ですと子供に見せるには、かなりハードな内容です。  

地獄に堕ちた人間達が、地獄の鬼や地獄の番人達に、残虐な罰を受ける絵が、包み隠しなく描かれていて 大人でも、目を覆いたくなるような場面の多い絵本です。  

本に付属の付録紙によると、

「この本の中の地獄絵は、千葉県安房郡三芳村 延命寺に所蔵されている十六幅の絵巻をもとに構成したものです。 これは一七八四年(天明四年)、江戸の絵師によって描かれたものですが、作者の名はわかっていません。」とあります。  

この絵本を作られた動機も書かれていて、決して、この絵本を見た子供達に恐怖を与えるだけが目的ではなく、 時代の変化で家族のあり方が変わったり、昨日、テレビで死を演じた人が、今日もテレビに出ているような 死を実感出来ない環境中で、子供達に死の怖さを知ってもらい自らの生命を尊んで欲しいという願いが込められているようです。  

この絵本、話題になったとはいっても、出たばかりの本ではなく、初版は1980年ですので、世代を超えて読まれている方は、かなり多いのではないでしょうか。  

閻魔様や鬼や地獄の番人達が、地獄に堕ちた人間達に罰を与えたり、人の体を切り刻む様子などをリアルに描いている絵は、血を見るのが弱い人には酷な内容です。    

 

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  表紙カバーのそでの部分に、これを読んだ子供の言葉があり 「なんでひとはしななくちゃいけないの。なんで日本でしんでじごくで(また)しななくちゃいけないの」という言葉が印象に残りました。  

まだ、世の中が分からず自由奔放過ぎて、いき過ぎた事をしてしまう子供達 怒る事が出来なくなってきた大人達の替わりに、この絵本が、一役買ってくれるのかもしれません。  

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「地獄」(じごく)千葉県安房郡三芳村 延命寺蔵

監修:宮次男

構成:白仁成昭・中村真男 装幀

レイアウト:貝原浩

写真撮影:市川和正

発行者:高橋行雄

発行:風濤社 1980年8月31日 第1刷発行

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