【買取実績】ポケモンカードゲーム | ムンク展限定プロモカード ピカチュウ「さけび」をお譲りいただきました！

公開日：2024年8月8日

2018年に東京都美術館にて開催された『ムンク展―共鳴する魂の叫び』にて配布されました、ムンクピカチュウ（PSA鑑定10）をお譲りいただきました！この度はたいむましんをご利用いただきありがとうございます！

本カードはノルウェー出身の画家・エドヴァルド・ムンクの代表作『叫び』をモチーフとしています。1893年に制作された『叫び』は、赤い空と暗い川のような流れ、そして橋の上で耳をふさぐ歪んだ人物という、鮮烈な色使いと構図によって構成されています。

ムンクの日記によると彼がかつて感じた幻覚がモチーフとなっており、夕暮れ時に友人と連れ立って歩いていると、突如空が血の赤色に変化したそうです。それはまるで炎の舌と血が青黒いフィヨルドと街並みにかぶさっていくようで、友人たちが歩き続ける中、ムンクは不安に震え、自然を貫く果てしない「叫び」を聴いたのだとか。

ですので厳密には「叫び」とは画面中央の人物が発したものではなく、かの人物はその場に鳴り響く「叫び」に耳をふさいでいることになります。そう考えるとこのプロモカードの「さけび」の効果も納得がいきますね。

ピカチュウが叫んでいるのなら、あいてのポケモンだけこんらんさせるで済むはずですから。実はご多聞に漏れず自分も初めてこの絵を知った時は、てっきりあの人物が叫んでいるのかと思いました。

やはり絵画というものは自分なりに作品を解釈するのも良いですが、描かれた背景を知ってから鑑賞するのも面白いなと感じました。

『叫び』は同作を象徴する最初の油彩画のほか、同じ構図のパステル画やリトグラフなど5種が描かれていますが、2018年の『ムンク展』では油彩画が初めて来日するということでも話題になりました。

『ムンク展』と連動したプロモカードは、今回お譲りいただいたピカチュウバージョンのほかにもミミッキュ、コダック、イーブイ、モクローの5種類が配布されました。配布方式は3通り。ピカチュウの『叫び』は『ムンク展』を実際に鑑賞することが条件であるうえ、2018年10月から2019年1月の会期のうち、ポケモンウィークと連動した2018年12/10～12/16のみの配布と期間が限られていました。ただし当時は大きな混乱はなく、12月16日に訪れても配布されていたようです。

ちなみにミミッキュは10/27発売の「ポケモンカードゲーム ミニカードファイル 叫びピカチュウ/イーブイ」の付録として封入。コダック、イーブイ、モクローは11/2からポケモンセンター、ポケモンストアで拡張パック、強化拡張パック、ハイクラスパックを2パック購入した際のプレゼント品。3種のうち好きなカードを選択することができました。当時のまだのんびりとしたプロモカードの配布状況が懐かしく感じる方も多いのではないでしょうか。

（※画像はいずれもポケモンカード公式サイトより）

有名芸術家とポケカの連動といえば、2024年5月に一部グループの不正な受け取り方法によって配布中止となったゴッホピカチュウが思い浮かびます。2020年初頭からのコロナ禍によって、ポケカに限らずあらゆるイベントが中止の憂き目に遭い、さらにポケカが投機対象となっていきました。そのためピカチュウの『叫び』も、「コロナ前の大型イベントプロモカード」として人気の1枚となりました。

たいむましんではムンク展のプロモカード5種をはじめ、各種ポケモンカードの買取をお待ちしております！ 引き出しの奥に眠った旧裏面やプロモカードはございませんか？ 高額買取の場合は、1枚からでも出張買取で対応させていただきます。まずはご連絡ください!!

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