わくわくレガシー生活「ファイレクシア:完全なる統一」プレビュー
こにぱーん。MOパンダです。
今年もプレビューの時期がやってまいりました。
「ファイレクシア:完全なる統一」のレビューになります。
『ファイレクシア:完全なる統一』カードイメージギャラリー
https://magic.wizards.com/ja/news/card-image-gallery/phyrexia-all-will-be-one
新規キーワードは「毒性」「ミラディンのために!」
プレビュー
今回もレガシー視点でカードを評価していきます。
配信しながらカード評価もしていますので合わせてご視聴よろしくお願いします。
白
【別館の歩哨】
タフネス4のアーティファクトクリーチャーで除去持ち。
範囲が狭いのがネックだが、稲妻で破壊されないタフネス4。
さらにクリーチャーもアーティファクトもどちらも触れるのはいい。
【機械の母、エリシュ・ノーン】
タフネス7と《邪悪な熱気》で落ちないタフネスを持つ今回のエキスパンションの顔となるクリーチャー。
相手だけ全て《倦怠の宝珠》。
自分だけ全て《パンハモニコン》。
《孤独》やイニシアチブなど誘発するデッキで強く、ミラーを見据えてサイドボード候補。
効果は派手なので色々試したくなるクリーチャーではある。
相手のデメリットも消えるので《ファイレクシアン・ドレッドノート》には注意。
【骨化】
単色で使える《岩への繋ぎ止め》。
プレインズウォーカーも触れることは高評価。《虚空の杯》と喧嘩しない。
見た目より強そう。
【ファイレクシアの立証者】
白い《ファイレクシアの抹消者》。
効果は似ていてダメージを軽減して反射する。
なにより飛行が優秀。
URデルバー相手に場に出せればさすがに勝ちそう。
【スクレルヴの巣】
苦花。今回は毒性持ちトークンを産む。
堕落になるとコストを自給自足する。
苦花と違い重なっても困らないところはいい。
青
【歪められた好奇心】
感染おじさん涙の新規パーツ。
ほぼ1マナ2ドロー。
【気まぐれな呪文踊り】
《戦慄衆の秘儀術師》B。今回は油でコピーする。
油を貯める手段は簡単でクリーチャー以外の呪文を唱えるだけ。コピーし始めたら油も溜まりやすい。
2枚引いても戦慄衆の秘儀術師と違い墓地のカードを食べ過ぎることはない。
《思案》を2回コピーすることも可能。
デルバーデッキのメインボードやコンボデッキのサイドボードで試したい。
【軽微なつまづき】
《精神的つまずき》のリメイク。《精神的つまずき》と《呪文嵌め》がなぜ強いのか考えてほしい。《表現の反復》も《濁浪の執政》をどうしようもできず、《紅蓮破》を超えることはない。
まだまだ使い道は無さそう。
【大変成家、アンクタス】
アーティファクトのロードで青いクリーチャーにルーターを付与する。
《アフェットの錬金術師》とコンボで話題。
無限にルーターができる。
黒
【契約の族長、ゲス】
3/4というサイズは優秀。
リアニメイトするのはソーサリータイミングだが、コストはマナだけで使い勝手はいい。
【シェオルドレッドの勅令】
《突然の布告》も衝撃だったけどこれも衝撃。
腐りにくい強力な布告。
《マリット・レイジトークン》を除去しやすいのもいい。
【再誕槽】
使いまわせるリアニメイト。
親和などアーティファクト中心のデッキでチャンスありか。
トークンでもカウンターが乗るのは嬉しい。
赤
【完全なる統一】
たまに生まれる赤の派手なことをする神話レア。
今回はカウンターを置くたびに相手にダメージを飛ばす。
《損魂魔道士》がいるとクリーチャーは壊滅。
無限ダメージを発生させる手段も豊富。
【焼炉の懲罰者】
ドラストの3マナ域で可能性あり。
威迫により5点クロックと見るとまぁまぁ強そう。
伝説ではないので重なっても腐らないのは良い。
緑
【硬化した屑鉄喰らい】
帰ってきた死儀礼のシャーマン(大嘘)
恒久的に使える墓地対策と見てもいい。タフネス4が欲しかったな。
しかし3/3で攻撃にいけるマナクリーチャーはいい。
ユートピアの木が泣いてる。
【ふくれた汚染者】
たまに出るシングルシンボルで強いクリーチャー。
実質毒性2。どっちにせよ5回アタックが必要。
消散カウンターを増やして維持するのは熱い。
【世界の導管】
《世界のるつぼ》B。
墓地の土地以外も唱えられる。
ただし1ターンに1回のみの制限付き。
2枚貼っても意味はない。
【沈黙を破る者、スラーン】
相手の《至高の評決》で破壊されるのはいまいち。
しかし自分の《至高の評決》で破壊されない点は大きなメリット。
《ジョークルホープス》や《抹消》と組み合わせたい。
バントコントロールなどもあり。
【敬慕される腐敗僧】
感染おじさん涙の新規カード。
《呪文滑り》《万の眠り》《大地の裂け目》などなど1枚で複数回対象に取れるカードと相性がいい。
多色
【偉大なる統一者、アトラクサ】
今回の一押しクリーチャー。
《グリセルブランド》と比べてライフコストなくリソースを増やせるカード。
リアニメイトで釣っても良し。
緑なので《自然の秩序》で出すことが可能。
4色なので各種ピッチスペルのコストにもなるため複枚数あっても腐らない。
アーティファクト
【外科の頭蓋爆弾】
今回の呪文爆弾
起動はソーサリータイミングのみ。
《ウルザの物語》でサーチできるバウンス+ドロー。
起動コストが重く小回り効かないのはネック。
【鉱炉と前線の剣】
プロテクションの色が弱くて…。
誘発時の効果は強いが追加で土地を置きたいデッキと装備品の相性が悪い。
土地
【マイコシンスの庭】
自分のアーティファクトのコピーに慣れる土地。
《ファイレクシアン・ドレッドノート》か《ライオンの瞳のダイアモンド》になれる。
他に相性が良いカードが少なくレガシーではあまり使い道が無さそう。
統率者
【溶鉱炉の暴君、チス=ゴリア】
歯と鱗で有名なチス=ゴリアさんの本体が登場。
攻撃するとデッキトップ5枚からアーティファクトを唱える。さらに親和アーティファクトを付けて唱えることができる。《ファイレクシアへの門》をめくって唱えるのは熱い。
5マナ以下で唱えることができれば強そう。
めくった5枚は追放されたまま。
終わり
今回のレビュー記事は以上となります。
実は毒性がかなり強くて暴れる世界に期待します。
2月はレガシーの大会もなくのんびり新規カードで遊びます。
色々試してみるのでぜひ配信へ遊びに来て下さい。
読んでいただきありがとうございました。
MTGを愛するパンダのVtuber。元競技MTG勢で現在の主戦場はレガシー。トップメタからローグまで全てのアーキタイプを使いこなす。 @mopanda_mtg
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