超高額ボードゲーム! 『カタン3D 拡張』 レビュー カタン3D版&通常版と比較してみた
毎度!Zxionです。
「ぜっくん」って呼んでね☆
さあさあ!ついに出ました「カタン3D 拡張」!
ついに出ましたとか言ってますが、実は2022年11月12日に発売済です。
なんなら10月29・30日に開催されたゲームマーケット2022秋で先行販売されています。
諸事情あって、この記事書くのが遅くなっちゃいました。
テヘペロ。
言うて、そもそも3Dカタン基本拡張両方持ってる人は200人ほどな上にその中でも記事書いてる酔狂は僕くらいじゃないの?
あっまってまってやめてインフルエンサーとかユーチューバーとかが両方持ってるとかそういうのは反則反則。
あー僕も有名になりたいなぁ定期!!
さて、3Dカタン・カタン3D。
試しに両方で検索してみると「カタン3D」表記の方が多そう。
GP社の公式表記が『カタン3D版』ですものね。
ツイッターとかだと揺れまくってますが、ここは公式に則り『カタン3D拡張』表記で進めましょう。
口語だと「3Dカタン」って言うことが多いんスけどねぇ。
ネット上などを見るに、結構在庫はだぶついている模様。
まあ、「基本セットより高価」「日本語版なし(訳は付属)」「基本が至高」「そもそも値段が高い」など、色々あるでしょう。
それでも!!(虹カットイン)
買いました…、買ったんですよ!!
ゲムマで!!!
ちなみに拡張が出るまでに、僕のカタン3D(基本)が稼働した回数は5回ほどです。
それでも…、買い続けるんですよ!
目次
1.『カタンの開拓者たち 航海者版・都市と騎士版』概要
今回紹介する『カタン3D拡張』には「航海者版(通称:海カタン)」と「都市と騎士版(通称:騎士カタン)」2つの拡張が入っています。
以前紹介した『カタンの開拓者たち及びカタン3D基本』の記事はこちらからどうぞ。
【 ついに再販! 激レア 「カタン3D版」 開封&スタンダード版と徹底比較!! 】
■航海者版(海カタン)
長い公開の果てにカタン島に辿り着いたあなたは、他の開拓者たちと競い合いながら島の開拓を進めています。
開拓が進むにつれ、開拓者たちの興味は島にとどまらず、今度は船を作って周辺の海にも開拓の手を伸ばすことにしました。
海の向こうは全く未知の世界。
数々の冒険があなたを待ちかまえています。
霧に覆われた海を手探りで公開することもあるでしょう。
カタン島以外に人が住んでいる島もあるかもしれません。
海の向こうの小島の中には黄金の眠る伝説の島があるとも言われています。
数多の困難を乗り越え、カタンの海を制するのは一体だれか?
資源と知恵を上手く使い、自分の運を信じて、いざ未知なる海の向こうへ出航しましょう!
(ルールブックより)
■都市と騎士版(騎士カタン)
無人島だったカタン島に開拓者たちがたどり着き、開拓を始めてどれほど経ったでしょうか。
カタン島は今や多くの都市が建てられ、それらの都市が交易品を産出することで、繁栄を謳歌しつつあります。
しかしこの平和で豊かな生活に暗雲が近づいています。
乱暴な蛮族たちがカタン島の富に目をつけ、攻撃するために船で迫りつつあるのです。
この危機にカタン島の人々は、騎士たちを雇って対抗しようとします。
あなたは交易品によって都市を拡充していきます。
都市を拡充すると、様々な文化を享受できます。
その一方で、蛮族の襲撃にも対抗しなければなりません。
そのためには騎士を雇い、彼らが出動できるように準備をしなければなりません。
騎士の強さが蛮族を上回れば撃退できます。
勝利に最も貢献したものに名誉が与えられるでしょう。
しかし蛮族の強さが上回った場合、都市を略奪していきます。
略奪された都市は開拓地に戻ってしまいます。
都市の拡充に力を注ぐのか、騎士団を強力にしていくのか、あなたの判断が問われるのです。
この競争を制して勝者となるには、資源を使った建設にとどまらず、さまざまな戦略カードを組み合わせ、相手が思いもしないような手を打つことも必要になるでしょう。
(ルールブックより)
2.普通のカタンと何が違う? ざっくりルール変更点の説明
カタンの基本ルールは以前の記事を参考にしていただくとして、拡張を追加することで生じる変更点を簡単に説明します。
どちらの拡張を追加しても、基本的なルールに大きな変更はありません。
◇航海者版
ボード上の初期配置が指定される。
各シナリオ限定の追加ルールや特殊ルールもあり。
島から島への移動や、海を渡るために使う。
海版の街道みたいなものだが、街道とは取り扱いがやや異なる。
海版の盗賊。
資源の妨害はしないが、周辺に船が置けなくなったりする。
特定の条件を満たすと貰える勝利点。
新しく登場した地形タイル。
好きな資源が獲得できる激強タイル。
使用するシナリオによって勝利宣言のために必要な勝利点が異なります。
ランダム配置の場合(シナリオ9)は、12ポイントが推奨されていますが、無茶な得点でなければ好きに決めて良さそうです。
◇都市と騎士版
基本と海版ではダイスを振る数が2個だったが、騎士版では特殊ダイスが1個追加され、振る数が3個になる。
騎士版では発展カードを使用しません。
基本の発展カード「騎士」と同じような働きをする。
他にも、他プレイヤーの騎士を追い払ったり、蛮族と戦うために必要。
一部の地形に置かれた都市からは資源のほかに「交易品」が産出される。
交易品は、主に都市開発に使用する。
3つの分野に分かれた都市開発を行う。
一度開発すれば、開発レベルまでの効果が永続的に発揮される。
都市開発を進めていれば、産出資源を決めるためのダイスロールの時に入手できることがある。
基本の発展カードと同じような名前のカードがあるが、効果が違うので間違えないように。
特定の条件を満たすと貰える勝利点。
海版とは異なる。
蛮族船がカタン島に上陸したら蛮族と戦闘。
勝利時はボーナスポイントや戦略カードを、戦闘に貢献したプレイヤーが受け取る。
敗北時には、最も貢献しなかったプレイヤーのもつ都市が1つ、開拓地に戻る。
勝利宣言のために必要な勝利点は12ポイントとなっています。
3.『カタン3D拡張』開封の儀&コンポーネント比較・紹介
流石にコレクターとかボドゲカフェとかでもないと、大きいし高いしで「別に3D版じゃなくても…」って思うんじゃないでしょうか。
僕もそう思います。
それでも。
ちなみに、ゲームマーケット2022秋で購入手続きはしましたが、配送をお願いしました。
流石にこれを持って帰る勇気と気力はなかった。
段ボール箱を開けるとそこには段ボール箱が。
2重になってて安心。
角にダメージが入らないようにもなってて良い配慮です。
箱の大きさは『カタン3D基本』と同じサイズですね。
2つあると流石に壮観、超豪華!!
テンション上がりますねぇ!!!
表から見ると航海者版、裏から見れば都市と騎士版のルールブック・アルマナックになっています。
※アルマナック:暦・年鑑という意味らしい。(出典:コトバンク)
今回のカタン3D拡張は英語版なので、日本語版ルールブック付き。
印刷が間に合わなかったということで、差し当たって簡易版のルールブックが添えられていました。
もちろん、後日正式版が届きました。
前回絶妙な位置に隠されていたタイルや原文のルールブックは外箱と内箱の隙間ではなく、箱と蓋の隙間の方に入っていました。
絶対この方が良いって。
そういえば、箱の前面に付いていたプラスチックのベコベコする薄い板…これなんて言えばいいの?
今回は付いていませんでした。
これが前回で
こちらが今回
無いんですわ。
コレクターズアイテム的な側面があるんだから!
太陽のとこが折れ曲がったり引っ掛けて破れたりしちゃうでしょ!!
こういう微妙なコストダウンやめてよぉ…。
気を取り直して、中身の確認に移りましょう。
3-1.内容物
説明書1部(原文)
アルマナック1部(原文)
日本語版説明書1部
日本語版アルマナック1部
日本語化シール1セット
基本セットにはあったのに、各タイル間の段ボール、今回なくなってます。
どうして…。
そして、タイルを出した後も…。
どこに何をしまうかが描かれていない…。
ディ〇ゴス〇ィーニじゃねぇんだぞ!
やるなら毎回ちゃんとやってくれ!!
ちなみに、こんなふうに入っていました。
この通りに戻せばOK。
3-2.土地タイル
それではじっくり見ていきましょう。
まずは土地タイルから。
土地タイルの裏面には今回もしっかりと《CATAN》ロゴが刻印されています。
左の青いタイルが『カタン 3D 拡張版』で、右のタイルが『カタン3D版』。
混ぜて使用しても裏面を見れば区別できるようになっています。
※以下、左側が3D拡張、右側が3D基本です。
山地
丘陵
森林
畑
これは露骨に色味が違いますね。
3D基本はなんでそんなに赤みかかってるんだ…。
牧草地
砂漠
こうして2つを並べて比較してみると結構細かいところが違いますね。
それぞれで同じ版をつかっていないのでしょうか。
あっ…、だから高いの…?
ここからは基本にはなかったタイルです。
海
砂金川
砂金川、なんかいい感じっスね。
このタイル好き。
本編でも好きな資源が湧くから大好き!
砂金川の6か8ならもっと好き!!
土地タイル7種類+海タイル。
スタンダード版と見比べてみましょう。
↑スタンダード版7種類
↓3D版
なんか3D版の海タイル、集合体恐怖症の人は悲鳴を上げそうなデザインですね。
スタンダード版と重ねてみるとサイズ感はほぼほぼ同じ。
両方を組み合わせて使うこともできなくはなさそうです。
組み合わせてどうするのかは…わかりませんが…。
3-3.ダイス
次はダイスです。
「都市と騎士版」のコンポーネント「イベントダイス」として入っています。
『カタン 3D 拡張版』にはこのダイスが1個だけ入っていました。
こちらが『カタン スタンダード版拡張セット 都市と騎士版』に入っているダイスです。
ちょっと調べたところ、最近の『カタン スタンダード版基本セット』には赤と黄色のダイスが入っているっぽいんですが、僕が持ってたふるーいカタンは白いダイス2個でした。
いや、もしかしたらダイス無くしちゃったから白いのが2個入っているのかもしれないですが…。
よく覚えてないよぉ…。
…という、僕みたいなプレイヤーにも優しい赤ダイス入り!
3D拡張の方に赤ダイスが入っていないことで「無くすやつ…いねぇよなぁ!?」という圧を感じますね。
いねぇよなぁ!!?
無くしたら僕多分泣いちゃう。
3-4.数字チップ
『カタン 3D版』と同じですね。
色味による差異も感じませんでした。
スタンダード版裏面(上記画像右3個の右上)にあるような区別用のアイコンがないのは良し悪しですね。
混ざってしまったとしても問題ないですが、混ざっちゃうとなんかちょっと気分悪いです。
や、スタンダード版なんかはいくら混ざってても良いんすけど、3D版はちょっとね、美しくありたいですよね。
3-5.変形海タイル・外周・港
「航海者版」で使う海タイルの六角形ではない変形海タイル・外周・港を見ていきましょう。
基本の外枠(カタン島の外周、海の部分)と、ほぼ同じものと考えてもらって大丈夫だと思います。
これは明確に違いますね。
左右反転してます。
スタンダード版のタイルには平面であることを活かして「船」を置くためのコストが表示されています。
これは賢い。
普通の形の外周も結構入っています。
海カタンですからね、海、たくさん入ってないとね。
ちょっと組み立ててみましょう。
よいしょぉ!!
『カタン3D版』よりもほんの少しだけ「めきょぉしそう感」は軽減されていました。
でもちょっと怖い。
おお…。
良い感じじゃないですか?
良い感じですよね!
ね!
『カタン3D版』と違って、港をポン置きでもいい感じになるのはグッドですね。
3D基本、外周と港がちょっとわかりにくかったからなぁ…。
港を置いたときの3D版とスタンダード版比較もしておきましょう。
3D版港
スタンダード航海者版港
比較してみるとこんな感じ。やはり3Dはいいですねぇ…。
3-6.コマ各種
次はコマ各種ということで、海賊コマや蛮族コマ、船コマ、騎士コマ等を見ていきます。
海賊コマ
航海者版の盗賊的ポジションの海賊。
左がスタンダード版、右が3D拡張版。
スタンダード版の右腕なんかドリルみたいになってない?
ゲッター2かよ。
こうして組み立てた3Dの盤面に置くとなんだか漂流者みたいですね。
海賊…??
底面。
スタンダード版の底面は空洞。
3D版は詰まってます。
船コマ
海の上に作れる街道的な位置づけの船。
奥にあるのがスタンダード版、手前に出ているのが3D版です。
全然違いますね。
スタンダード版は、プラ製ならではの軽さがありますが、底面は空洞になってませんでした。
でも、バランスがほんの少し…ちょこっとだけ良くないです。
3D版は文句なしの出来栄えです。
蛮族コマ
都市と騎士版の盗賊的ポジションの蛮族。
左が3D拡張版、右がスタンダード版。
背面。
3D拡張版はシンプルなのに反して、スタンダード版の背面にはどくろのマークが付いている。
底面。
スタンダード版の底面はお約束の空洞。
なんとなく造形はスタンダード版の方が立派な気がする…。
スタンダード版の蛮族コマ、実は2パーツ分なんですね。
土台と船部分に分解できます。
使う前には、組み立てる必要があります。
こちら、蛮族がカタン島に到達するまでの軌跡を描く「蛮族の進路タイル」。
左が3D拡張版、右がスタンダード版。
3D版の方がちょっとだけショボい気がします。
蛮族コマはスタンダード版の方が個人的に好みです。
商人コマ
存在を忘れがちな商人コマ。
左が3D拡張版、右がスタンダード版。
コイツを呼ぶと、呼んだ人に限り「商人がいるタイルの資源:欲しい資源」の2:1交換ができるようになります。こうなってたら麦2:なにか1の交換ができる。
背面。
3D版の方が良いもの持ってそう。
底面。
スタンダード版はやはりちょっと空洞。
サイズ感はスタンダード版の方が大きい。
重みは当然3D版の方。
小さいながらもそれなりにズッシリくる。
城壁コマ
建設すると「7」が出たときバーストしにくくなる素敵な建物。
左が3D拡張版、右がスタンダード版。
城壁は都市とセットになるので、都市と合体させてみましょう。
ぱいるだーおーーん!!
城壁はあまり見た目に差がないですね。
ちなみに、カタンの開拓者たち木製コマ+スタンダード版城壁を組み合わせると…。
こんな感じになります。
メトロポリス
都市開発を進めると都市がレベルアップしてメトロポリスになります。
左が3D拡張版、右がスタンダード版。
どちらもプラっぽい感触な上に3D版はちょっとちっちゃい。
大きいのは正義と思っている僕にはちょっと残念。
また、スタンダード版のメトロポリスは各色3個ずつ入っていたのに、3D版では金色っぽいやつが3個入っているだけでした。
メトロポリス化した都市にはこのようにしてメトロポリスが装着されてメトロポリスになります。
ちなみに、カタンの開拓者たち木製コマ+スタンダード版メトロポリスを組み合わせると…。
…。
そりゃこうなるよね。
木製コマを使うときは、(船もないし)基本でしか使えないですね。
騎士コマ
蛮族を退治したり、盗賊を追い払ったりする騎士様、でも、頑張ってもらうには食べ物(麦)必須。
手前が3D拡張版、奥がスタンダード版。
こうして並べると大きさが結構違いますね。
スタンダード版の方が一回り大きい感じ。
その代わり、3D版の方は騎士の強さごとに装備が違い、強い騎士ほど良さそうなものを持っています。
一番いいのを頼む。
底面。
どちらも空洞は無し。
よく見ると3D版の方は台座の形状が騎士の強さに応じて変えられていますね。
低ランクから順に丸形→四角→六角となっています。
スタンダード版の方はすべて丸形。
3D版の方はさておき、スタンダード版の騎士コマが持っている旗はそこそこ折れやすいので取り扱いに注意が必要です。
ヘルメット
騎士がやる気を出していることを表示するためのアイテム、ヘルメットです。
手前が3D拡張版、奥がスタンダード版。
3D版の方は騎士コマ自体が小さかったので、ヘルメットもそれに合わせて小さめ。
スタンダード版の方が立派に見えます。
ヘルメットを装着させてみました。
スタンダード版の方はしっかりかぶれているように見えますが、3D版の方ちょっと浮いてません?
これ、ワザとじゃなくて同じようにかぶせたんですよ。
これはちょっと…。
ゲーム中意外と頻繁に使うのに、マイクロSDカードより小さいので落として無くさないように十分注意しましょう。
3-7.カード
カードについては『カタン3D版』と『カタン3D拡張版』でサイズの変更はなし。
カタン3D版のカードサイズは80×54mmで、スタンダード版は66.5×42.5mmです。(どちらも実測僕調べ)
また同じスリーブ注文しようと思ったら、どこもかしこも同じものは欠品しててまだ注文できてないです。
悲しみ。
左が3D拡張版、右がスタンダード版。
3D版の「勝利ポイントカード《カタンの救世主》」は、両面とも同じデザインになっています。
表面・サイズ感はこんな感じ。
このカードは単なる1点のカードなのでいいのですが、テキスト系のカードは付属の日本語化シールを貼らないとプレイアビリティが低いです。
でも、スリーブも届いてないし、シール貼るのはちょっとなぁ。
…ということで!
都市と騎士版で使う「テキストがあるカード(戦略カード)」は、スタンダード版の物を使用することで問題解決!
交易品カードはスタンダード版で資源カードは3D版みたいに使おうとすると、サイズが変わっちゃいます。
なので、「全部スタンダード版を使う」か「戦略カードだけスタンダード版を使う」か「諦めてシール貼って全部3D版使う」か「気合で3D版使う」のどれかになります。
容易に代替が準備でき、プレイアビリティがそこまで下がらないという点から「全部スタンダード版を使う」のが僕個人としてはオススメ。
卓上のスペースも、この方がほんの少しだけ省スペースになります。
この3D拡張、『カタン 3D 拡張 英語版 日本語説明書付き』という名称なので、当然カード以外の部分も全部英語です。
若干「3D版を買った意味…」という思いが脳裏をよぎりますが、「割り切ってスタンダード版を利用するのもあり」ということを頭の片隅に置いといてくれたら嬉しいです。
スタンダード版の購入費用??
何言ってるんですか、持ってるでしょ?
え?持ってないって??
なぁに、3D版を買う金額に比べたら雀の涙みたいなもんでしょうHAHAHA…。(血涙)
3-8.その他
さて、残りはパパっと見ていきましょう。
カタンチップ
追加の勝利点として獲得するカタンチップ。
3D版カタンチップの素材はプラっぽい感じで、スタンダード版は厚紙製。
最初、3D版のカタンチップ、何がなんだかよくわからなかったのですが、スタンダード版のカラーのやつと並べてみたら納得しました。
スタンダード版と同じデザインになっていますね。
都市開発ボード
自分の都市の開発段階がどのくらいかを示すためのボード。
上記画像の通り、この都市開発ボードは「間違って捨てやすいコンポーネントシリーズ」の一つとなっています。
スタンダード版の説明書に「この部分は使用しません」と書かれている方を残し、枠を捨ててしまうケースがあるとかないとか。
ちなみに、日本語カード入手のために中古で購入した都市と騎士版の都市開発ボードは欠品していました。
なんでかなぁ??
上が代用品で下が3D拡張版。
ちゃんとした比較じゃなくてすいません。
ボードって言うより冊子、カレンダーみたいになってます。
ページをめくっていくことで、都市の該当カテゴリがどれだけ開発されているかを表します。
よく見ると切り取り線がありますね。
そう、ここを切り離すことで、それぞれのカテゴリをペラペラとめくることができますが、もったいないオバケに取りつかれている僕はこんなの切り離せません。
切り離すためにはかなりの覚悟が必要でしょう。
あと、やはり英語ということもあり、わかりやすいスタンダード版を使うことでプレイアビリティがちょっと上がります。
都市開発は1から順番に進めていかなければなりません。
スタンダード版では、必要な資源と枚数はタイルにアイコンで描かれています。
3D版の方は、個人の都市開発ボード下の方に「IMPROVEMENT COST」として何が必要か「アイコン×必要数」の形で書かれています。
3D版では前述の通り、該当のページをめくっていくことで都市開発の進行状況を表示していました。
スタンダード版では、手元の都市開発タイルに置かれているタイルを裏返すことで都市開発がどれだけ進んでいるかを表示します。
上の画像なら緑が5段階、青が1段階、黄が2段階といった具合。
個人的にはタイル管理の方が好みなので、これはこれでといった感じ。
4.エラッタ
『カタン3D拡張』のエラッタを発見しました。
見つけたのは一番最初じゃないとは思うけど、報告したのは返答的に多分一番乗りだったと思う。
問題!
テテン!
エラッタはどこでしょう!!
左のやつと右上のやつが3D版で右下のやつがスタンダード版の説明書です。
チッ
チッ
チッ
チッ
チッ
ピブー
さ、わかりましたか?
正解は―…。
ここ!
11のチップの地形タイルが違う!!
正しい配置は11のチップのとこは「牧草地(羊/羊毛)」ではなく、「丘陵(粘土/土/レンガ)」になります。
スタンダード版の説明書の方が正しいということですね。
セットアップしようとしたとき、コンポーネント不足かと思ってめちゃくちゃ焦りました。
わざわざ新品買いましたからね。
今回、実質7諭吉ぐらいかけてます。
(お財布が)しんどい。
5.おまけ
おまけです。
別売りですがカタンライフをより素晴らしいものにしてくれるであろうアイテムのご紹介。
トレーディングポスト
ダイストレーと6カ所の資源置き場が省スペースかつコンパクトに実現。
資源をここにしまったままでも持ち運び可能!
上の画像の通り、3D版のカードにスリーブを付けていてもギリ入るサイズ。
マットな手触り感もGOOD。
ダイスタワー
画像の右の方に置いてある黄色いやつがダイスタワーです。
タワーと言っても小さめサイズ。
コンパクトにダイスを振ることができていい感じ。
6.あとがき
はぁい!
「カタン3D版&通常版比較してみた」ってことで、ざっくりと比較してみました。
どうでしたかね、ちゃんと比較できてました?
知りたい情報あった??
ぶっちゃけ、物量が多くて次第にわけが分からなくなってきてしまいましてね、ははっ…。
それはさておき、僕の所感です。
公式のTOPでスライドしてるイメージ画像と実物の出来映え…、というかそもそも質感とか色味とかが違う?
なんか別物な気がします。
「※これはイメージです」ってことなんでしょうけど…。
値段が値段だけに、普通なら気にしないような細かいところでちょっとずつ不満を感じました。
もうちょっとどうにかならんかったんかというところ、これは流石にというところ、逆にこれはええやんというところももちろんありましたけど。
都市開発ボードは、特にすげえいい感じでした。
まぁ、なんだかんだ言ってもボード広げてゲームを始めれば、すごいリッチな気分でカタンを楽しむことができます。
ダイスタワーなどのアクセサリーがあればさらにブースト!
「スタンダード版でいいよ」というあなたにもアクセサリはオススメ。
トレーディングポスト、結構いいですよ。
今回はここまでッスー。
次の記事も読んでね!
よろしくおねがいしまぁす☆
ゼクシオンと読みます。(@Boardgameguild)某ねずみの王様が登場するゲームのキャラクターからとりました。ぜっくんって呼んでね!
群馬県館林近辺で仲間とともに「館林たぬきゲーム会」というボドゲ会の主催しています。最近は「たぬきつね工務店」というサークル名でゲムマとかにも出展し始めました。どちらも良きライバルであり協力者である「みこめくん(@mi_comments)」、後方支援の「BEEさん(@MaskedriderBee)」。その他大勢の協力により成り立っています。
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