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シャドウバースエボルヴ 「横浜GP秋」後の環境解説

公開日:nala

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どうも皆さんnalaと申します
今回の記事ではウマ娘コラボパックが発売してから開催された大型公認大会横浜GPでのウマ娘と各クラスの使用率を見ながら解説をしていきます

 

横浜GP AUTUMNでの各クラスの使用率と上位クラス

 

横浜GPAutumn使用率

 

今回の横浜GPではウマ娘デッキの使用率がなんと驚異の35%!ドラゴンも前回のGPでは落ち気味だったがウマ娘に続き30%と高使用率でした。この2クラスを合わせると大会の半分以上の使用率を占めています。

前期2弾黒銀のバハムート環境ではロイヤルがその安定力でGPでも結果を残していましたが、新弾のウマ娘の影響か使用率がだいぶ落ちています。

ナイトメアもロイヤルに続き人気のデッキでしたが、横浜GPでは使用率が一桁にまで落ちています。

他のクラスはもともと使用率が低かったがウマ娘の影響で前回よりもさらに低くなっています。

 

《ベスト8クラス》
 優勝:ドラゴン
 準優勝:ウマ娘
 3位:ドラゴン、ウマ娘
 5位:ウマ娘、ドラゴン
 7位:ウマ娘、ドラゴン

 

ベスト8がウマ娘とドラゴンだけになるという結果になりました。
この2つは使用率でもトップクラスなので現環境で実力を見せています。
今期はこの2クラスが環境の基準になってきます。

 

 

 

使用率順、各クラスのタイトルデッキ解説

 

使用率1位 35%:タイトル・ウマ娘

 

〔日本一のステージを〕スペシャルウィーク

 

10月に発売した新弾のコラボパック「ウマ娘プリティーダービー」で登場したカードを使ったタイトルデッキです。
タイトル(ウマ娘プリティーダービーのみで構築)デッキは今回のパックで初めて使えるデッキタイプで全クラス混合で組むことができます。
構築幅が広い分デッキ構築やプレイングが難しいデッキですが、使いこなせればかなりの強さを秘めています。

私も実際に横浜GP参加してきましたが周りの対戦はほとんどウマ娘でした。
ウマ娘でもいろいろな構築がありますが主に「ダイワスカーレット」+「ウオッカ」を使用したダスカウオッカが一番多く見かけられました。
ダスカウオッカは自分も記事にしているので気になっている方はぜひとも読んでみてください

パワー型ダスカウオッカ
https://t-machine.jp/web-bungei/93134/
7センチ型ダスカウオッカ
https://t-machine.jp/web-bungei/93033/
ミッドレンジダスカウオッカ
https://t-machine.jp/web-bungei/92850/

 

この3タイプを紹介してきましたが勝っていた選手の構築をみると「パワー型」+「7センチ型」を合わせたような構築が多く見かけられました。
採用カードは似たりしていますが、デッキ構築は人それぞれでやはり構築の難しさがわかります。

実際に私のチャンネルメンバーの一人がウマ娘を使用して39位と好成績を残しましたが、この3デッキとは構築が違っています。
ウマ娘デッキは安定感が非常に高いデッキで、序盤~終盤にかけて安定して強いです。
中盤はダスカウオッカという最強コンビがあるので、今までのデッキではダスカウオッカをしているだけで勝ててしまいます。
この安定した強さが環境でも使用率1位なのを納得させてくれます

 

7センチの先へ

よく見かけた構築では「7センチの先へ」が採用されていて終盤も強い構築になっています。
しかも構築が40枚固定ではなく40枚以上の構築も多く見かけられています。
これはウマ娘が非常に安定したデッキタイプだからこそできる強みだと思います。

7センチを使う都合上、墓場を溜めないといけないのでLO(デッキ切れ)負けを防ぐためにもデッキ枚数を増やすのはお得となっています。
私自身ウマ娘デッキであまりデッキ切れはしたとないですが、40枚の構築に左右されないのはLO負け以外にもいろいろなカードが採用できる利点もあります。
様々なカードを採用することによって相手にプレイングを予想させにくくできるのも強みになっています。

安定したデッキでしかも7センチという超パワカ―ドが使えるにもかかわらず、カードが可愛い!と総合的に人気のあるデッキだと思います。
たしかに使用率No1でも納得がいきます。

 

 

 

 

使用率2位 30%:ドラゴン

 

ローウェン

 

今回の横浜GP優勝クラスです
優勝構築が知りたい方は動画で紹介していますので御覧ください。

 

 

大会でも一番多く見かけたのは「ディスカドラゴン」です。
前期も環境で猛威を振るっていましたが、今期も環境で超大暴れしています。

 

 

ウマ娘パックに入っている「オグリキャップ」「(徹底管理主義)樫本理子」が入ったおかげでデッキパワーがさらにUPしました。
元々攻撃性能が超高いドラゴンが、新弾でさらに強化されたので簡単に相手のHPを削り切ることができます。
しかも、ドラゴンは環境で猛威を振るっているダスカウオッカに対策できる「灼熱の嵐」があるので、ウマ娘相手でも五分以上に戦うことができます。
新弾で強化されつつ、環境のウマ娘デッキにも対策ができるので今期のドラゴンは前期よりも環境で活躍しそうです。
ウマ娘デッキのダスカウオッカなどと違って初心者でも使いやすいのでこれから始めたいけどどのデッキを組もうか迷っている方にオススメします。

 

 

 

使用率3位 12%:ロイヤル

 

エリカ

 

前期最強クラスでGPを2連覇したクラスなのですが今期は環境的に厳しく、使用率1位のウマ娘との相性もかなり悪いです。

ロイヤルデッキは安定性が強みですが、デッキの本質は攻め寄りのデッキタイプです。
前期の環境デッキに対しては、安定して動きながら、相手のリーダーに攻撃していればドラゴンにもナイトメアにも勝てていたのですが、今期のウマ娘デッキ相手だとそうもいきません。

 

 

確かに安定して盤面を展開まではできるのですが、ウマ娘デッキには「アグネスタキオン」「見習い魔女と長い夜」「おどれ・さわげ・フェスれ!」などの超優秀な除去カードが多彩に採用されています。
どんなに展開しても簡単に盤面を破壊されてしまうのでなかなか相手のHPを削り切れずに負けてしまいます。

 

 

 

除去カードが引かれなければ勝てるのですが、ウマ娘デッキは「検証開始」「イクノディクタス」などのサーチ能力を持つカードも多彩に存在しておりすぐに除去カードが手札に加わります。
しかもウマ娘デッキに先行ダスカウオッカをされてしまうと対策カードが基本は入っていません。

ロイヤル側が先行なら「アレキサンダー」で破壊することもできますが6ターン目以降になるとクイック1枚で返される事も稀にあります。
そんなロイヤルですが使用率2位のドラゴンに対しては有利になっています。
ドラゴンはロイヤルに対して受け気味になるのでロイヤルの安定した攻撃で有利に立ち回ることができます。

他のクラスにも不利になっているわけでもないのでウマ娘にさえ大会で当たらなければ勝ち上がることも可能だと思っています。
私自身も横浜GPはドラゴンが一番環境で多くなる読みをしてロイヤルを使ったのですが、実際にはウマ娘の方が使用率も高くウマ娘と対戦した試合は全試合負けています。

 

 

 

使用率4、5位7%:ナイトメア

 

ルナ

 

前期ではロイヤル、ドラゴンに続いて人気の高いクラスでしたが、ウマ娘デッキの登場により姿が見なくなりました。

ナイトメアはアグロ(速攻が得意)デッキと、コントロール(守りが得意)デッキの2種類が環境にいましたがウマ娘はこの両方のデッキに対して有利に戦うことができます。

アグロナイトメアは、ロイヤルと同様に盤面除去が優秀なウマ娘デッキには簡単に除去されてしまい、結果として相手のHPを押し切れなくなってしまいます。
盤面除去さえどうにかかいくぐれば環境でも頑張れそうではあります。

 

 

狂気の処刑人 進化

コントロールナイトメアはウマ娘相手にも強い「狂気の処刑人」などのハンデス(手札破壊)カードがありますが、ウマ娘側のスタッツが高くハンデスが間に合っても盤面だけで押し負けてしまう時があります。
コントロールナイトメアは前期の環境終盤に出てきたデッキタイプにもかかわらす愛用者が多いデッキなので、もしも大会でナイトメアと当たった際にはコントロールナイトメアだと思ってもいいと思います。

2種類ともウマ娘との相性が悪いので、現在の環境にはあまり適していないと思われます

 

 

 

使用率4、5位 7%:エルフ

 

アリサ

 

前期のエルフは使用率が低かったですが、今期は少し増えた気がします。
ウマ娘のパックにはエルフデッキに足りなかったカードバウンスや、疾走系の攻めるカードが入っているのでエルフデッキが強化されました。
これにより、不安定だったエルフデッキが安定性を増しながら攻め寄りの構築も組むことができるようになりました。

 

サイレンススズカ

環境のウマ娘デッキにも相性はそんなに悪くなく、序盤から攻めて後半には「サイレンススズカ」で一気に決めれればウマ娘相手でも勝つことができ。うまくデッキが回ればウマ娘相手でもドラゴン相手でも勝つことができます。

ですが、エルフデッキはまだ不安定な部分がありバウンスカード多く採用すると攻めが弱くなり、攻めを増やすと手札がすぐに無くなってしまいます
この弱点が補えた時こそ、エルフデッキが真の力を発揮する時だと思います。

 

 

 

使用率6位 6%:ビショップ

 

イリス

 

第一回目のGPで優勝して、そこから人気の出たビショップデッキですが、だんだんと使用率を減らして今期は遂に1桁になってしまいました。

ビショップも、コントロールナイトメアと同じくスタッツの高いウマ娘デッキに押し負けてしまうことがあります。
ビショップも盤面除去が得意なクラスでウマ娘がただスタッツの高いデッキなら対策もできそうなのですが、「7センチの先へ」が採用されている構築が多く、盤面を除去するだけでは終盤に7センチを使われてしまい手札を捨てられてしまいます。

ウマ娘のパックでも目立った強化がされてないので、デッキ構築もそんなに変わっていないのも使用率低下の原因になっていると思います。
ですが、ウマ娘のダスカウオッカに対策できる「テミスの審判」があるので、これから強いビショップの構築が出てきた時には環境に返り咲いてもおかしくはありません。

テミスの審判

 

 

 

使用率7位 3%:ウィッチ

 

イザベル

 

もともと使用率の低いデッキでしたが、今期ではわずか3%になってしまいました。

主な理由としては、ウマ娘パックが発売しても強化があまりされていない点と、前期からいた「土ウィッチ」「超越ウィッチ」の2種類ともウマ娘を相手にした時にキツイのが原因だと思います。

「土ウィッチ」は防御力が高いデッキなのですが、手札補充カードがほとんどありません。
ウマ娘デッキが終盤につかう7センチが相当キツイのと、ウマ娘のスタッツが高く簡単に守護を突破されてしまいます。

「超越ウィッチ」は土ウィッチと違ってウマ娘相手でも対応できる場合がありますが、あまり有利とは言えません。
除去が間に合っても手札がないので「次元の超越」が使えなかったり、相手のHPを削り切れない試合が多々ありました。
使用率2位のドラゴンにも相性がいいわけでもないのでわざわざ使う人は少ないと思います。

 

 

 

今後の環境

 

11月には名古屋GPが開催されます。
私も参加するのですが、環境自体はあまり変わらないと思っています。

横浜GPから名古屋GPまでの期間も少ないので環境はあまり変わらず、ウマ娘とドラゴンの2クラスが使用率トップだと思います。
また、ウマ娘の構築もドラゴンの構築もGPで結果を残したので、大会で見るデッキ構築は固定化されてきそうです。

こんな状況ですが、すごいプレイヤーが新たなデッキを使用して入賞するのが楽しみです。

 

 

 

〆に

 

ウマ娘の影響がここまでとは思いもしませんでした。
今の環境はウマ娘で回っているといっても過言ではありません。
私もウマ娘デッキをよく使っていますがほんとに強いです!しかもイラストが可愛いので使ってて楽しいです!

次の記事では横浜GPで好成績を残せた「7センチダスカウオッカ」を書くので楽しみにしておいてください。

 

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