わくわくレガシー生活『ウォーハンマー40,000 ＋ Unfinity カードレビュー』
こにぱーん。MOパンダです。
10/7にウォーハンマー40,000統率者とUnfinityが発売されます。
なんとコラボ統率者はレガシーで使用可能。
新作UNシリーズもなんと一部使用可能。
となっています。
少し長いプレビュー記事になりますが、読んでいただけると嬉しいです。
今回もレガシー視点ですがよろしくお願いします。
目次
カードプレビュー配信
今回は情報量が多く2日間に分けて実施しています。
ウォーハンマー40,000
コラボデッキです。
統率者デッキ４種のみの発売になります。
『ウォーハンマー40,000』白
聖カトリーヌの凱旋
初奇跡持ちのクリーチャー。
2マナ5/5絆魂は強烈。
死亡したらデッキの上６枚の中に戻るため数ターン以内に唱えることが可能。
《森の知恵》と相性よし。絆魂によってライフを得て効果によってデッキトップに積むことができる。
『ウォーハンマー40,000』青
無し
『ウォーハンマー40,000』黒
嵐の王、イモーテク
少し補助輪が必要な墓所のタイタン。
《大祖始の遺産》や《湖に潜む者、エムリー》などアーティファクトで相性のいいカードがある。
ただアーティファクトデッキの天敵である《溶融》はどうにもできないまま。
墳墓からの脱出
《タッサの神託者》の相棒。
毎ターン自分のデッキを削りデッキが０になったらドローする代わりにクリーチャーをリアニメイトする。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ》は自前で墓地に落ちるため無限ライフとなる。
そんなことせず《タッサの神託者》で勝ちましょう。
ポクスウォーカー
新しい墓地から戻るゾンビ。
条件は緩く、手札以外から呪文を唱えると墓地から戻ってくる。
《墓所這い》や《陰謀団式療法》など《甦る死滅都市、ホガーク》デッキで見るカードと相性よし。
タップインですが接死持ちでブロックでき、戻ってくるコストもないのでレガシーやヴィンテージの墓地系デッキでは使うかも。
『ウォーハンマー40,000』赤
裏切者、カーン
《カラカス》で戻すことでドローエンジンになるカーン。
タフネスが１なので《護衛募集員》でサーチ可能。
『ウォーハンマー40,000』緑
バイオタイタンの司祭
場の+1カウンターを5つ取り除くと2マナ12/12というスーパークリーチャーへ。
到達があるので《濁浪の執政》を絶対止める気持ちだけある。
トキシクレイン
4マナ2/4到達接死とレガシー戦う気持ちは充分。
《濁浪の執政》と相打ちでき稲妻で落ちないサイズは高評価。
《暗黒の深部》の能力を消しカウンター０で場に置いておくことができる。
これが離れると20/20が爆誕するが…。相手の《不毛の大地》も機能し始める。
ブリンクで一時的に場から離れると《暗黒の深部》が誘発し《不毛の大地》が起動できるタイミングはなくなる。
《ウルザの物語》は破壊される。
『ウォーハンマー40,000』多色
ケイオス・ディファイラー
ペインターで使い回せる除去。
１対１の対戦だと無作為を無視できるので対象を取らない確定除去となる。
《真の名の宿敵》やプロテクション持ちのクリーチャーを除去しよう。
《ゴブリンの溶接工》や《鏡割りの寓話》で使い回せると盤面は崩壊する。
ケラーモーフ、ギルソン・スターン
護法２により《カラカス》されにくい伝説のクリーチャー。
《若き紅蓮術士》のトークンや《激情》で１点ずつダメージを与えるなど使い方は色々。
歪みを侵食する影
クリーチャーのコストを軽減するエンチャント。
２コスト軽減できるので《原始のタイタン》など６マナクリーチャーに繋がりやすい。
下の効果は２点しかダメージを与えられないが２枚目以降を強く運用できるのでおもしろい。
ゾアンスロープ
新しい《食物連鎖》のフィニッシャー。
《歩行バリスタ》と違い《無のロッド》で止まらない。
ある程度マナが作れる状態でも強く無限マナを出さずとも運用できるので複数枚採用も可能。
7マナ5/5,1ドロー,飛行・護法２,ダメージ5点はパフォーマンス良し。
X=3で《ドラゴンの怒りの媒介者》を除去できるのも小回りが効いて高評価。
ウォーハンマー40,000は以上です。
次はUnfinityです。
Unfinity
今回のUNシリーズは銀枠ではなく、黒枠で収録されています。
ジョークカードはレアリティ問わずカード下部にどんぐりが描かれています。
つまり描かれていないカードは全てレガシー以下で使用可能になります。
-
- 使用不可
-
- 使用可能
注目の新システムには
『アトラクション』と『ステッカー』があります。
（悪ふざけはやめろ） レガシーで使用可能です。
10/2現在リリースノートが出ていないためルール上できないことを書いている可能性もありますがご容赦下さい。
アトラクション
レガシーで使用可能なアトラクションカードは20種以上あります。
構築で使うには10枚以上で名前が重複なしのアトラクションデッキが必要です。
アトラクションを開く度にアトラクションデッキの上から一枚目を場に出します。
第一メイン開始時にサイコロを振って出た目を観覧します。
ステッカー
レガシーで使用可能なステッカーカードは48種あります。
構築で使うには10枚以上で名前が重複なしのステッカーデッキが必要です。
各ゲーム前に無作為に３枚選んでそれがゲームで使えるステッカーになります。
ステッカーを使用するためには、チケットカウンターが必要になります。
チケットカウンターはチケットマークがついたカードから得ることができます。
能力追加とパワータフネスを変更するステッカーを貼るときは左側のチケットカウンターでコストを支払います。
名前追加ステッカーはステッカーを貼る効果、または名前ステッカーを貼る効果で使用できます。
・公開領域にある場合はそのままステッカーが貼られ続ける。
・墓地・追放領域の場合はそのまま。
・非公開領域に移動したらステッカーを剥がします。
・手札・デッキに戻る場合はステッカーを剥がして戻す。
各種ステッカーの詳細は下記リンクで確認ができます。
『The Tokens and Stickers of Unfinity』
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-previewtokens-and-stickers-unfinity-2022-09-27
『Unfinity』白
Park Bleater
クリーチャー – ヤギ・従業員
あなたがオーナーであるクリーチャーが戦場に出るたび、あなたはチケットを１つ得る。
(白), (Ｔ)：あなたはこのターンに戦場に出たあなたがオーナーであるクリーチャーにステッカーを貼ってもよい。
チケットカウンターを生成するヤギ。
《未練ある魂》からトークンに能力付与やサイズ変更はおもしろい。
６チケット使えば10/10飛行のクリーチャーにすることが可能。
Pin Collection
アーティファクト – 装備品
Pin Collectionが戦場に出たとき、チケットコストがⅩ以下の能力ステッカー１枚を、そのチケットコストを支払わずにこれに貼ってもよい。
装備しているクリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに、Pin Collectionに貼られているすべての能力ステッカーの能力を持つ。
装備(２)
チケットコストをマナで払える装備品。
Xが３より大きく払える状況なら装備コストと合わせてなかなかいい能力を得られる。
Playable Delusionary Hydraの４コストチケットなら３点ゲイン１ドローを付与。
Robo-Piñata
アーティファクト・クリーチャー – ピエロ・ロボット
Robo-Piñataが戦場に出たとき、以下から１つを選ぶ。
・あなたはチケットを２つ得る。
・あなたはあなたがオーナーであり土地でないパーマネント１つにステッカーを貼ってもよい。
出た時にステッカーを貼れる3マナ2/1のロボ。
名前変更で《スレイベンの守護者、サリア》を《Giant スレイベンの守護者、サリア》に名前を変更し２体目を場に出すことが可能。伝説絡めた動きはおもしろい。
『Unfinity』青
Exchange of Words
Exchange of Wordsが戦場に出たとき、クリーチャー２体を対象とする。Exchange of Wordsが戦場に出続けている限り、それらのクリーチャーの文章欄を交換する。
文章欄だけ交換する《金粉のドレイク》。
《実物提示教育》に合わせて出して場のデルバーと相手のエムラクールのテキストを交換できたら熱い。
『Unfinity』黒
”Lifetime”Pass Holder
クリーチャー – ゾンビ・ゲスト
“Lifetime”Pass Holderはタップ状態で戦場に出る。
“Lifetime”Pass Holderが死亡したとき、アトラクションを１つ開ける。
あなたがあなたのアトラクションに訪問するためにサイコロを振るたび、あなたが６の目を出したなら、あなたはあなたの墓地から”Lifetime”Pass Holderをタップ状態で戦場に戻してもよい。
新たな《墓所這い》。たまに墓地から戻ってくる。
ステッカーを貼るアトランクションがあるので《甦る死滅都市、ホガーク》を２体並べるアトラクションホガークデッキが組めるかもしれない。
『Unfinity』赤
________ Goblin
クリーチャー – ゴブリン・ゲスト
このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはこれに名前ステッカーを貼ってもよい。そのステッカーの母音１つにつき、(赤)を加える（母音はA, E, I, O, U, Yである）
某ショップで期待値５マナ超えと言われ注目を浴びている生きる《煮えたぎる歌》。
レガシーのゴブリンデッキへの採用が考えられる
Delusionaryを付けることができれば６マナ生まれるため《上流階級のゴブリン、マクサス》に繋がる。
《上流階級のゴブリン、マクサス》からめくって場にだした場合もマナが生まれ次のアクションに繋げることができる。
『Unfinity』緑
Embiggen
インスタント
ブラッシュワグではないクリーチャー１体を対象とする。ターン終了時までそれは、それが持つ特殊タイプやカードタイプやサブタイプ１つにつき、+1/+1の修整を受ける。
すごい《巨大化》。
なんと墨蛾の生息地なら
ファイレクシアン・ちらつき蛾・アーティファクト・クリーチャー・土地
で+5/+5修正となる。
ファイレクシアン？
2021年のオラクル変更で感染持ちのクリーチャーがファイレクシアンを得て初めて強化された瞬間である（《仕組まれた疫病》で全滅するため弱体化のみが話題でした）
ぎらつかせのエルフなら
クリーチャー・ファイレクシアン・エルフ・戦士
+4/+4
荒廃の工作員は
クリーチャー・ファイレクシアン・人間・ならず者
+4/+4
Lineprancers
クリーチャー – ケンタウルス・パフォーマー
Lineprancersが戦場に出たとき、あなたはチケットを２つ得る。その後、あなたはあなたがオーナーであるクリーチャーの上にパワーとタフネスのステッカーを貼ってもよい。
(３)(緑)：あなたがコントロールしていないクリーチャー１体を対象とし、Lineprancers以外のパワーとタフネスのステッカーが貼られているあなたがコントロールするクリーチャー１体を対象とする。このターン、可能であればその前者はその後者をブロックする。
チケット2つで付けることができるパワータフネスのステッカーで最大パワーは5/1。
なので1ターン目に出した《野生のナカティル》に貼り7/3にしてアタックすることが可能。
4/2ステッカーなら《稲妻》もケアでき悪くない。
《ドラゴンの怒りの媒介者》に貼って7/3飛行も熱い。
ぎらつかせのエルフを5/1にして２回アタックして勝つこともできる。
Pair o’ Dice Lost
６面サイコロを２つ振る。あなたの墓地からマナ総量の合計がⅩ以下になるよう望む数のカードを、あなたの手札に戻す。Ⅹはそれらの結果の合計に等しい。Pair o’ Dice Lostを追放する。
６面２つの出目によって墓地からカードを回収する呪文。
コスト０のカードは全て回収され、土地も全て回収できる。
ストーム系なら出目が最低の２であっても
《ライオンの瞳のダイアモンド》
《水蓮の花びら》
《冥府の教示者》
など、コンボパーツを全て回収することもできる。
土地単なら土地を全て回収＋《マナ結合》を拾いゲームに勝てそう。
いままであった墓地回収の中でも頭1つ抜けている。
『Unfinity』多色
Comet, Stellar Pup
[0]：１個の６面サイコロを振る。
1or2 – [+1], その後、緑の1/1のリス・クリーチャー・トークン２体を生成する。ターン終了時までそれらは速攻を得る。
3 – [-1], その後、あなたの墓地にあるマナ総量が２以下のカード１枚をあなたの手札に戻す。
4or5 – クリーチャー１体かプレイヤー１人を対象とする。Comet, Stellar Pupはそれに、これの上に置かれている忠誠カウンターの数に等しい点数のダメージを与える。その後、[-2]。
6 – [+1]と、このターン、あなたはComet, Stellar Pupの忠誠度能力を更に２回起動してもよい。
なんと単体でゲームにそのまま勝てる可能性があるPW。
６を出し、そして６を出し、さらに６を出し….。忠誠値が20を超えたら４か５を出せばゲームに勝てる（運）。
運任せですが実際のところ1，2で忠誠値を増やしながら2体のブロッカーを作り、3なら序盤に使った除去を拾い、4，5なら相手クリーチャーを除去して、6を出せばほぼアドバンテージに繋がる。
1/3でブロッカー生成
1/2でほぼ除去
1/6でだいだいゲームに勝つ
というテキストにも読める。赤白なので《紅蓮破》が当たらずごりごりアドバンテージを生むためランダムな能力のわりにかなり強そうではある。
まとめ
アトラクションとステッカーにプレイアブルなカードがたくさんあったらどうしようかと思ってましたが、そこまで多くなく一安心。
全員がアトラクションデッキとステッカーデッキを持ってこないといけないなんて状況にはならないでほしいところです。
ウォーハンマー40,000もUnfinityも楽しそうなカードがたくさんあります。
発売したら紙で遊んでみましょう。
読んでいただきありがとうございました。
MTGを愛するパンダのVtuber。元競技MTG勢で現在の主戦場はレガシー。トップメタからローグまで全てのアーキタイプを使いこなす。 @mopanda_mtg
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