わくわくレガシー生活 「2022年9月世界はハムスターの炎に包まれた」
こにぱーん!MOパンダです。
いつものあいさつになりますがチャンネル登録をぜひよろしくお願いします。
最近は《時を超えた英雄、ミンスクとブー》と《鏡割りの寓話》ブームで色々な形を試しています。
今回は最近のレガシー環境のまとめ記事になります。
使われてるカードや流行りのデッキなど気になるデッキをピックアップしていくのでぜひ読んでみて下さい。
大ニュース!
MTGOに《狂乱の呪詛》と《時を超えた英雄、ミンスクとブー》が実装されました!
「団結のドミナリア」実装に合わせていままで未実装だったカードがたくさん実装されました。やっと現実の環境に近い環境になったと言えるでしょう。
その中でも重要視されているカードが《狂乱の呪詛》です。
このカードがないからMTGOではジェスカイコントロールが強いとまで言われているカードです。
実際メタゲームに影響があったのか見ていきましょう。
新環境のMTGO
初週のレガシーチャレンジとMOPTQ+2週目のレガシーチャレンジの結果になります。
9/3は通常のレガシーチャレンジとMOPTQが平行して開催されています。
MOPTQで権利獲得したのはURデルバー2名、赤プリズン、エルフでした。
Legacy Super Qualifier #12468557, 1st Place, 7-1
プレイヤー:JUJUBEAN__2004
4《秘密を掘り下げる者》
4《ドラゴンの怒りの媒介者》
1《厚かましい借り手》
4《濁浪の執政》
現実で使われてる《狂乱の呪詛》を採用した形になります。
サイドボードには同型やコントロールに強い《相殺》。《虚空の杯》に強い《仕組まれた爆薬》が採用され完全にメタを読み切った構築になります。
Legacy Super Qualifier #12468557, 2nd Place, 8-0
プレイヤー:xJCloud
4《古えの墳墓》
4《裏切り者の都》
4《バグベアの居住地》
4《山》
1《反逆のるつぼ、霜剣山》
4《ゴブリンの熟練扇動者》
1《軍勢の戦親分》
2《月の大魔術師》
4《猿人の指導霊》
1《怪しげな統治者、スクイー》
4《激情》
赤プリズンにも《狂乱の呪詛》が採用されています。
このまま《狂乱の呪詛》がMTGOでも赤いデッキの定番サイドボードになれば、ジェスカイコンやストーム系のデッキが衰退し、クリーチャーで攻めるバントコントロールや最後の審判など《狂乱の呪詛》に強いコントロールやコンボが流行るかと思います。
9/3のレガシーチャレンジでは5色アルーレンに《時を超えた英雄、ミンスクとブー》が採用されています。
Legacy Challenge #12468577, 13th Place, 4-2
プレイヤー名:otaba
1《バイユー》
1《溢れかえる岸辺》
4《霧深い雨林》
4《虹色の眺望》
1《サバンナ》
3《冠雪の森》
3《冠雪の島》
1《冠雪の平地》
1《タイガ》
1《熱帯の島》
1《ツンドラ》
4《吹きさらしの荒野》
トランプルか速攻を持つクリーチャーがデッキにいないため《時を超えた英雄、ミンスクとブー》でカウンターを乗せることはできませんが、ミンスクとブーが各プレインズウォーカーに強くパワーが低いクリーチャーで構成されたアルーレンの弱点をカバーできています。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ》を《時を超えた英雄、ミンスクとブー》で投げてリーサル決めることもあります。覚えておきましょう。
9/10のレガシーチャレンジは《時を超えた英雄、ミンスクとブー》を3枚採用したナヤデプスが優勝しています。
Legacy Challenge #12470336, 1st Place, 5-1
プレイヤー:DNEELEY
1《ボジューカの沼》
2《暗黒の深部》
2《トロウケアの敷石》
1《森》
1《カラカス》
1《イス卿の迷路》
1《平地》
1《プラトー》
2《サバンナ》
2《セジーリのステップ》
2《タイガ》
2《演劇の舞台》
3《不毛の大地》
4《吹きさらしの荒野》
1《樹木茂る山麓》
2《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》
4《輪作》
4《剣を鍬に》
4《緑の太陽の頂点》
1《虹色の終焉》
3《モックス・ダイアモンド》
1《森の知恵》
2《時を超えた英雄、ミンスクとブー》
通常のGWデプスと違い《時を超えた英雄、ミンスクとブー》がというサブプランを得ました。
サイズの上がった《聖遺の騎士》をミンスクが投げてもよし。
20/20のマリット・レイジをミンスクで投げてもよし。
《緑の太陽の頂点》や《モックス・ダイアモンド》から《時を超えた英雄、ミンスクとブー》を高速キャストして攻めるのもよし。
非常にデッキと噛み合っているカードです。
9/11のレガシーチャレンジは《時を超えた英雄、ミンスクとブー》を4枚採用した4色コントロールが優勝しています。
Legacy Challenge #12470347, 1st Place, 5-2
プレイヤー:AnziD
4《溢れかえる岸辺》
1《カラカス》
4《霧深い雨林》
2《神秘の聖域》
3《汚染された三角州》
1《サバンナ》
4《沸騰する小湖》
1《冠雪の島》
1《タイガ》
2《熱帯の島》
3《ツンドラ》
2《火山島》
2《不毛の大地》
4《忍耐》
4《自然の怒りのタイタン、ウーロ》
絶対にUR系のデッキには負けない!絶対にだ!という気持ちを感じられるデッキです。
メインボードに採用された
《花の絨毯》1枚
《紅蓮破》3枚
《忍耐》4枚
さらにサイドボードにある
《花の絨毯》3枚
《紅蓮破》1枚
《赤霊破》2枚
URには絶対に負けたくないという気概が感じられます。
(やりすぎでは…)
テーブルトップレガシー
お次は紙のゲームのお話です。
先月はBIG MAGIC OPENが開催されました。
優勝はURデルバーです。おめでとうございます!
BIG MAGIC Open Vol.12 優勝
プレイヤー:Kondo Masahiro
4《秘密を掘り下げる者》
4《ドラゴンの怒りの媒介者》
2《厚かましい借り手》
4《濁浪の執政》
最近では珍しい基本地形を3枚採用しています。
島が多い構築は流行りの赤プリズンの《血染めの月》に強く《濁浪の執政》をプレイできないことがなくなるのでいいですね。
BIG MAGIC Open Vol.12 4位
プレイヤー:Yokokawa Yuta
4《古えの墳墓》
4《裏切り者の都》
2《バグベアの居住地》
5《冠雪の山》
1《反逆のるつぼ、霜剣山》
1《魔術遠眼鏡》
4《虚空の力線》
4《紅蓮破》
2《反逆の先導者、チャンドラ》
4《焦熱の合流点》
4位には《混沌の洞窟の冒険者》を4枚採用した赤プリズンが入賞しています。
私も冒険者入りのプリズンを回していましたが、イニシアチブがとにかく強いです。
地下街は能力が多く除去できないプレインズウォーカーです。
統治者と違い2枚目が強く地下街を高速で駆け抜けます。死せる三者の玉座までいけば《激情》をめくってグッドゲームです。
イニシアチブはパウパーでも暴れていますがレガシーでも健在です。
London Legacy Monthly 03/09/2022, 5th Place
プレイヤー:Andy Fernandes
4《むかしむかし》
4《緑の太陽の頂点》
4《時を超えた英雄、ミンスクとブー》
さらに先週ロンドンで行われたレガシーの大会結果もご紹介します。
ひと際目立つ5位入賞しているApplejacksというデッキについてです。
赤緑で構成されたデッキですがベースは《アルゴスの庇護者、ティタニア》+《大いなるガルガドン》です。このデッキにも《時を超えた英雄、ミンスクとブー》が4枚採用されています。
使ってみて0-5してしまいましたが最速で《アルゴスの庇護者、ティタニア》や《時を超えた英雄、ミンスクとブー》をプレイする疾走感はハマる人が多そうです。
まとめ
《時を超えた英雄、ミンスクとブー》が大流行!チャレンジで優勝し今後もデッキの進化が気になるところです。
現実でもかなり強力なプレインズウォーカーであることが判明したため需要増となり世の中の在庫が消し飛びました。
《時を超えた英雄、ミンスクとブー》はすごい!
今後は《時を超えた英雄、ミンスクとブー》ミラーを見据えて捌き方についてプレイを磨くようになるかと思います。
捌き合いになった場合コスト無しで除去に使える《水没》は使われそうですね。
森を置かれることも今後増えると思うので採用を検討してみましょう。
《時を超えた英雄、ミンスクとブー》のマイナス起動はコストで生贄にするわけではないので対応でハムスターを除去してドローを止めることができます。
《狂乱の呪詛》の実装でジェスカイコンが多かったMTGO環境ですが《狂乱の呪詛》に嵌って負けることをケアしてか《自然の怒りのタイタン、ウーロ》を使うバントコントロールや、《緑の太陽の頂点》を使ったランプ系コントロールが増えつつあります。
カード追加でメタが回るのはとても嬉しいことです。極力禁止でメタが回るなんてことはあってほしくないので…。
今後もメタゲームの動きから目が離せません!
読んでいただきありがとうございました。
MTGを愛するパンダのVtuber。元競技MTG勢で現在の主戦場はレガシー。トップメタからローグまで全てのアーキタイプを使いこなす。 @mopanda_mtg
Twitch:https://www.twitch.tv/mopandaa
Youtube:https://www.youtube.com/c/mopanda_MTG/featured
記事一覧はこちら