一年の集大成! 白熱した激闘が行われた「リセ名人戦」参加レポート
残暑の中でも元気ハツラツ、スタッフのアキヨシです。
今回は私が普段プレイしている株式会社ムービック様から販売されている「Lycee Overture」の「リセ名人戦」参戦レポートになります!
最初に「Lycee Overture」とは?
Lycee Overture公式HP https://lycee-tcg.com/
Lycee Overture(以下リセと記述させて頂きます。)は、2017年に2月に最初に発売されました「Fate/Grand Order」や「ガールズ&パンツァー 最終章」、「ビジュアルアーツ」、「千年戦争アイギス」等、スマートフォン向けアプリや、アニメ作品、美少女ゲーム作品、ブラウザゲーム等、様々なジャンルの作品のキャラクターたちを使って対戦するTCGになります。
実は以前に「Lycee」という名前で2005年に発売され2014年までサービスを継続しておりましたが一度終了してしまい、現在はリメイクの様な形で再度販売がされています。
リセではメーカー作品のキャラクター達を集めた「シングルデッキ」という区分と、他作品のキャラクター等も一緒に使える「ミックスデッキ」という区分があります。
好きな作品が参戦して遊びたいプレイヤーには参戦作品のブースターを購入することで気軽にデッキを組めることができ、継続して遊ぶプレイヤーには新発売毎に自分の好きなデッキを強化することができるゲーム性となっております。
リセ名人戦について
リセ名人戦とはいわゆる全国大会の事で、毎年の名人を決める大きな大会となっています。
全国各地で開催されており、リセフェスタと呼ばれる地方大会で優勝したプレイヤーや、東名阪の3場所で行われるリセGPでの入賞者等。
各地方での優秀な成績を残したプレイヤーが参加される大会となっております。
リセフェスタは誰でも参加できる公式のイベント、新発売直後や2週間に1回程度、様々な地域で開催されています。
スケジュールが気になる方は公式のイベントページ(https://lycee-tcg.com/lycee_festa/)でご確認ください。
リセGPに関しては店舗大会での優勝者が参加権利を得ることができ、優勝以外にも入賞することで名人戦への参加権利を得ることができます。
こちらは一年を通して東京、大阪、名古屋にて開催がされていて、告知はその都度行われますので事前チェックが必要です。
今回私も、なんとか参加権利を得ることができまして、こちらの名人戦に参加者の1人して参加して来ました。
名人戦の会場は東京の文京区にある
ホテル「椿山荘」にて行われました。
こちらが大会会場。
感染症対策もバッチリです!
リセ名人戦の優勝の副賞として各キャラクターの声優様の直筆サイン入りカードと優勝の記念碑が贈呈されます!
使用したデッキについて
今回使用したデッキは所謂移動日と呼ばれるデッキでアグレッシブやステップキャラを活かして打点を取るデッキとなっております。
特に「武田 光璃 晴信」でサーチすることが可能な「風林火山」を用いて序盤からアグレッシブを持っていないキャラクターでもアグレッシブを付与することによって打点を先行することを目標として、そのまま押し切るデッキとなっております。
また、「足利 一葉 義輝」と「細川 幽 藤孝」の組み合わせでも序盤からアグレッシブを付与して打点を入れることができるのでこちらの二種を初手のキープ基準にすると良いと思います。
その他にも、EX2のステップ、サイドステップキャラのコスト軽減をする事ができる「御坂 美琴」も初手のキープに一緒にほしい一枚となっております。
今回の自分のデッキでのおすすめカードは「アンチョビ」の一枚です。
先行での「光璃」「美琴」の動きをした際にアグレッシブを得た「美琴」のダメージを上げつつ、次のターンに「美琴」と同列にステップすることでサポートに回れたり「光璃」へのサポート要員として残りつつダメージ増減効果を活かしたりと縁の下の力持ちの様なカードです。
もちろんこの「アンチョビ」もステップを持っている為、「美琴」の効果によってコストが軽く場に出ていますし、次のターンに「光璃」のドロー効果を使うと共に「風林火山」のアグレッシブ効果を活かす為に横に横にステップが必要なデッキの動きとも相性がいいと思います。
ここからはデッキの反省点なのですが、月のカウンターの為に入れた「鈴木 烏 重秀」がデッキの中で一番感触が悪かったです。
目的としてカウンターをケアして自分の展開を良くしようと思ったのですがそもそもカウンターではなく、手札宣言効果によって登場した「玉泉 日和子」、「グリム」「リズリー」などによって容易に相打ち、最悪片落ちができるので相手はカウンターの為に序盤に手札リソースを切る必要が無いので酷くかみ合わせが悪かったです。
ならそもそもとして、環境での中心となっていた花単に対してはデッキとしてどうだったのかと言う点ですがこちらも打点が最初に先行しようとも、花側のキャラが「リンネ」や「朝日」からの「主と従者」によって序盤の先行してとった打点を後々結局返され、また高サポートによるブロックでそもそも打点が通らない等問題が多々ありました。
もちろん相手の盤面を形成するまでに多くの打点を先行することによって勝機が無いわけではないのですが、花の爆発的展開力の前には厳しい戦いとなっております。
デッキとしてのポテンシャルは悪くないと思うのですが、やはり現状ではリソースの確保面で劣っている点があるので今後のカードプールに期待しています。
実際の本戦の結果については
1回戦 日単 後手×
2回戦 宙単 後手×
3回戦 雪単 先手○
4回戦 月単 後手×
5回戦 月単 後手×
という結果でした。
1回戦、2回戦に関しては相性差がある訳では無いのですが、手札の噛み合いの悪さやプレイでの詰め方に若干のミスがあったと思います。
3回戦に、関しては相性がよく打点が先行が功を奏した形となっております。
4回戦、5回戦に関しては前述にあった通り、手札宣言キャラによるアタックキャラの交換をされて、攻め手を潰される形での決着でした。
総評としてはデッキの選択ミスがありましたが、来年は今回の選択ミスを大きな糧として勝利に直結できるようなデッキ選択を行いたいと思います。
もちろんデッキ選択だけではなく軽微なミスが積もりに積もってゲームの勝敗を左右しますでの、その点も改善点ではあります。
対戦の一部はYOUTUBEにもアップロードされており気になる方は動画のチェックもおすすめです。
今回の環境の感想について
参加者38名に対し花が13人と使用率が33%とやはり環境の中心だったと思います。
しかしながら今回優勝されましたのはアイテム宙デッキで花だけではなく月などにも攻守共に抜かりなく攻める事ができるデッキでした。
アイテム宙とは言いましたが「織田 久遠 信長」や「竹中 詩乃 重治」と「今孔明」による手札リソースの確保を行う事で潤沢な手札を抱える事ができアイテムと手札宣言のハイブリッドデッキといった感じです。
「シルヴィア=ルナ=インフィニタス」や「フィリア=ルナ=インフィニタス」での効果によりアイテムをキャラクターにつける際にもこちらでもリソースを用意することができ効率の面で言えば花とほぼ同レベルの手札効率の良さが見受けられます。
もちろん花デッキも負け時のリソース確保はありますが序盤はダメージを受ける事は許容し、後半からの手札宣言やアイテムによる高スペックのアタックやブロックにより勝利を収めました。
また、花だけではなく月にもカウンターされた際に「服部 小波 正成」によるキャラクターの確保や手札宣言キャラによるスペック下げも「竜の誕生」等アイテムによるバトル中断で相打ちを良しとしない立ち回りも可能となっております。
優勝された「ひろぽん」さんおめでとうございます!
今後の「Lycee Overture」のスケジュール
なんと今週末にはもう『Ver.アリスソフト1.0』が発売されます!
美少女ゲームがお好きな方ならあのランスシリーズが!?となる様なビッグタイトルとなっております。
またその他にもアリスソフトの作品である「ドーナドーナ」「超昂大戦エスカレーションヒロインズ」等も封入されておりますので、気になる方はぜひともご購入されて遊んで見てはいかがでしょうか?
また10月21日には『Ver.サガプラネッツ1.0』も発売予定ですので今後の続報に期待しています!
公式大会については東京・大阪を中心としてイベントが行われます。
詳しくは公式HPのイベントページをご覧になってください。興味はもったけどルールがちょっと分からないという方でも公式ディスコードチャンネルにてスタッフ様が初心者講習会を定期的に開催されていますのでこちらもご確認してみてはいかがでしょうか?
以上になります、今回はリセ名人戦は少し残念な結果でしたが今後の大会では頑張って勝利を目指したいと思います、もし大会等で対戦する機会がありましたら宜しくお願い致します。
それでは次回の記事でお会いしましょう失礼いたします。
ポケモンカード、ワンピースカード、MTG、ヴァイスシュヴァルツ、遊戯王、デュエルマスターズなど幅広いプレイヤーが存在する『たいむましんトレカ部』
各タイトルの往年プレイヤーが担当、各カードに精通している部員は違えど、大体のTCGを掛け持ちしている。好きな曜日は新弾発売日、もちろん給料はBOXに変換されていく部員多数。TCGの買取情報からTCG関連のコンテンツまで幅広く発信しています(@Time_Machine_Go)