読むだけでレガシーの”いま”がわかる! 『ニューカペナの街角』とレガシーの新環境
こにぱーん!
MOパンダです。
ニューカペナが実装されて2週間が経過しました!皆さん新カードは試してみましたでしょうか。
今回はGW中に行われた大会結果と使われている新規カードをまとめた記事になります。
新環境の”いま”を知るためにぜひ読んでみて下さい。
目次
レガシーチャレンジの結果
4/30の新環境1発目で優勝したのはURデルバーでした。
やはり最強デッキ。強すぎる。
パトリオット
Legacy Challenge #12414715 4th Place / Apr 30, 2022
プレイヤー:davy2892
4位にはパトリオットが上位入賞しています。
《秘密を掘り下げる者》《石鍛冶の神秘家》《真の名の宿敵》というクリーチャーの選択が目を引きます。
URデルバーの除去が《紅蓮破》に変わっているところから《石鍛冶の神秘家》が除去しにくいのかもしれません。
昔のパトリオットは《稲妻》+《剣を鍬に》が除去の定番でした。しかし《虹色の終焉》が採用されたことで《稲妻》がなくなりメインは赤いカードがない構成になっています。
白黒人間
Legacy Challenge #12414725 3rd Place / May 1, 2022
プレイヤー:Reeplcheep
4《教区の勇者》
4《エスパーの歩哨》
4《ルーンの母》
4《帆凧の掠め盗り》
4《サリアの副官》
4《スレイベンの守護者、サリア》
2《高名な弁護士、トミク》
3《粗暴な聖戦士》
3《ドラニスのクードロ将軍》
2《夜の棍棒使い》
4《霊気の薬瓶》
5/1は白黒人間が3位入賞。
《夜の棍棒使い》がメインサイド含め4枚採用されカード自体の強さを感じられます。
赤プリズン
Legacy Challenge #12416823 2nd Place / May 8, 2022
プレイヤー:FunkiMunki
4《古えの墳墓》
4《裏切り者の都》
4《バグベアの居住地》
4《山》
1《反逆のるつぼ、霜剣山》
4《ゴブリンの熟練扇動者》
4《軍勢の戦親分》
2《月の大魔術師》
4《猿人の指導霊》
4《激情》
5/8には赤プリズンが複数上位入賞。
2,8,12位のデッキリストですがメインボードは全て同じ。サイドは墓地対策がまちまちでほぼ同じ構成になっています。
ムラのある炎渦の部隊が抜かれ《鏡割りの寓話》が4枚採用されています。このカードは前に使ってみましたが、
1章は激情通常キャストへのマナ加速。
2章は血染めの月など2枚目が不要なカードを別のカードへ変える手段。
3章は言わなくてもわかるアドバンテージ源。
このデッキにかなりフィットしているカードです。
他の3マナのカードと違い稲妻1枚で捌かれることがないのがいいところですね。4枚採用も納得です。
さらにニューカペナからは《未認可霊柩車》がメインボードに採用されています。
流行りのURデルバーに対して《ドラゴンの怒りの媒介者》の昂揚を止め《濁浪の執政》のキャストをケアできます。複数枚入れることで墓地を常に0に保つことができますね。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ》デッキにも強くなりこのデッキが苦手だったクリーチャーを綺麗に処理できています。
搭乗コストが軽い機体なのもポイントです。
《ゴブリンの熟練扇動者》から生まれたゴブリントークンを搭乗させアタックしないようにすることができます。
無色2マナと色を指定せず軽いので今後も様々なデッキで採用されそうです。
定番墓地対策になりそうですね。
エターナルパーティ2022 関西帝王戦
優勝はどちらもURデルバーでした。
TOP8に3人ずつ入賞しオフライン大会でも最強のデッキです。
ここでは渡邉さんにシェアしたメイン《紅蓮破》4枚の裏話をします。
URデルバー
エターナルパーティ2022 関西帝王戦 TOP8 / 2022/05/04
プレイヤー:Watanabe Takanori
4《秘密を掘り下げる者》
4《ドラゴンの怒りの媒介者》
1《厚かましい借り手》
4《濁浪の執政》
BIGs渡邉崇憲の「そうだ、大会に出よう!」MMM FINALS 2022・エターナルパーティー2022 in TOKYO TOP8レポート
URデルバーミラーはどうしても運が絡むゲームになります。
サイドボードガイド、プレイガイド、プレイ動画、最新のデッキリストもすぐ見つかる世界です。
ゲーム感だけはやってないとわかりませんがやはりそんなに差がつきません。みんな練習してます。練習しミスが少ないからこそ純粋な運を競うゲームになります。
それならどこで差をつけるのかというと構築です。
《意志の力》は想定するメタゲームに必要じゃありません。ならミラーマッチのメインボードで勝てるようにメイン《紅蓮破》4枚を推しました。
私は青くないデッキ相手に《紅蓮破》が腐って負けましたが、渡邉さんは青いデッキに多く当たりTOP8!
めでたい。本当によかった。せめてTOP8に入ってくれないとこの文章も書けない。
店舗の大会では全く勝てないと思うのでやめましょう。
ペインター
エターナルパーティ2022 関西帝王戦 TOP8 / 2022/05/04
プレイヤー:Okuno Atsuya
これだけ紅蓮破が強い強い!言ってた結果2位がペインターだったのも納得です。
1番メインの紅蓮破を上手く使えるデッキです。
直近の大会のお話は以上となります。
次は『ニューカペナの街角』のカードで実際に大会で使われていたカードの紹介です。
大会で使用されていた『ニューカペナの街角』のカード
《敵対するもの、オブ・ニクシリス》
Legacy League 2022-04-30 5-0
プレイヤー:Minest110
4《ドラゴンの怒りの媒介者》
4《悪意の大梟》
4《濁浪の執政》
レガシーリーグでオブ入りのグリクシスデッキが5-0しています。
ベースはグリクシスコントロールです。
大きく育った《濁浪の執政》を犠牲コストにして即奥義を叩き込むことが可能です。
《悪意の大梟》を犠牲コストにして《敵対するもの、オブ・ニクシリス》を出すことによって白系の除去コンにプレッシャーをかけることができます。
複数オブを採用することによりオリジナルでデビルを作り犠牲のコストにすることでオブを場にたくさん増やすこともできます。
ライフレースになるゲームでは2点ドレインになることも見逃せません。
《帳簿裂き》
MOパンダ内で大ブームが起きている鳥。
URデルバーでの採用があります。
このカードは使ってみるととにかく謀議の誘発が楽です。プレイしたターンに稲妻で除去されそうになっても目くらましで誘発し2/4にすることができます。
さらに相手が2回呪文を唱えても誘発します。思案から稲妻しようとしたら2/4になって除去できませんでした。泣きそうです。
気を付けましょう。
《救出専門家》
デスタクに採用されていますがエスパーバイアルでも採用されています。
《魅力的な王子》と《金粉のドレイク》のコンボで盤面を抑えるデッキですが、どちらも2マナなため使い回すことが可能となります。
あとがき
ニューカペナの新環境まとめ記事は以上となります。
プレビュー時はネタが尽きるのが早いかなーと思いましたが、そんなことなくレガシーで遊んでみたいカードがまだありこれからの配信が楽しみです。
帳簿裂きはさっさと買えばよかった…。
1ヶ月後には統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いが発売されます。
前回の統率者レジェンズを覚えていますか?間違いなくレガシーに影響がでます。
新規カードに期待してプレビューを待ちましょう。
読んでいただきありがとうございました。
MTGを愛するパンダのVtuber。元競技MTG勢で現在の主戦場はレガシー。トップメタからローグまで全てのアーキタイプを使いこなす。 @mopanda_mtg
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