クロワのヴァイスシュヴァルツ道

WS新弾レビュー「アサルトリリィ Vol.2」

公開日:クロワ

皆様あけましておめでとうございます!
クロワです。

新年一発目の記事は「アサルトリリィVol.2」の新弾レビュー。
前環境から環境の一角であり、最新の規制ではライバルが軒並み規制を受けた中ノータッチでより立ち位置の良くなった、現環境のtier1と言っても差し支えないタイトルに、追加が来ました。

こういった「既に強いタイトル」への追加はWSの歴史上、渋い追加になりがちなイメージがありましたが、今回はそのイメージを払拭してくれそうな追加になっていると感じました。
初弾の段階では黄色が無かったのに対し、今回から黄色のカードも追加されています。黄色の追加=チョイスアイコンの解禁でもあるので、どう構築に影響するかも見物ですね。

 

 

 

それでは、注目カードを見ていきましょう。

 

“その笑顔を守るために”叶星
「“その笑顔を守るために”叶星」
登場時Xルックし自身に1500パンプ、疑似連パン。疑似連パンは対象カードの指定がある上に2コスト2ハンドはやや重めですが…?

 

 

“グラン・エプレの必勝戦術”高嶺
「“グラン・エプレの必勝戦術”高嶺」
疑似連パン先。登場時ヒール、疑似連パン元と共通CX連動で共鳴バーン。疑似連パンで出せばこのカードのバーンと合わせて1面連動でアタックとバーンが1個ずつ増えることになり、1面だけでもかなりの火力が出ます。ストック次第ではこちらの素出しもアリなのも良いポイント。

 

 

“世界一可愛いリリィよ!”姫歌
「“世界一可愛いリリィよ!”姫歌」
11000アンコール持ち大活躍。
シンプルな大活躍ですが、それが故に強いです。電源で出して強い後列も多くあるタイトルなので、シャットアウトも成立しやすいと思います。
今日の第一構築では主役カードの片割れ。詳しくはデッキの項にて。

 

 

“淑やかなるスナイパー”雨嘉
「“淑やかなるスナイパー”雨嘉」
宝連動でレベル2以下焼きとトップチェック成功で正面ソウル減。「”一柳隊”神琳」の効果で早出しすることが可能です。焼き/ソウル減はどちらも早出しのバリューが高いので是非早出しして制圧したいですね。

 

 

“パジャマパーティー”梨璃
「“パジャマパーティー”梨璃」
扉対応で貼った時に控え回収、他のキャラ全てにパワー+1000。
1連動も貼るだけで回収ができるようになったのがインフレ感じます。パワーがそこまで高くなく、あくまで1枚回収なのでめちゃくちゃぶっ壊れってことはないと思いますが、使いやすいカードなので1連動の選択肢としては十分アリだと思います。

 

 

“パジャマパーティー”夢結
「“パジャマパーティー”夢結」
4面以上で早出し、神原互換。相手リバース時に手札入れ替え。
ただでさえ強いアサルトリリィの早出しにさらなる選択肢が生まれました。手札を整えつつ戦線維持ができ、ヒールするよりもパーツ集めをしたいようなデッキでは光ります。

 

 

“旬なリリィ”夢結
「“旬なリリィ”夢結」
ドキドキテーマパーク互換と手札1枚捨ててツインドライブ。
どちらの効果も電源との相性が素晴らしく、手札の質上昇と控えのキャラ補充、トリガー増加を1枚で出来ます。
0の強いタイトルなのでこの互換はかなり強いです。個人的に評価の高いポイントとして、旧弾ストブ連動を確実に控えからストック無しで回収できるカードである点が挙げられます。

 

 

“ふーみん、司令官になる”二水
「“ふーみん、司令官になる”二水」
起動1500パンプ、ドローフェイズにトップチェック、レストしてブリンク効果。
3つの効果全てが強く、まずパンプは上昇値が大きい上にブリンク効果で誘発できます。ドローフェイズ始めのトップチェックでドローフェイズに見れるカードが倍になり、クロックドローをせずとも手札の質が上昇しやすくなるのも相当強いと思います。下に送ることでボトムも確定できるので、さらにその計算もできますし、手札にCXが要らない場合も無駄にしません。
ブリンクが毎ターン打てるのもプレッシャー的に強く、ソウル減のようなデッキはこれを後列に2枚出せばもうやる気を無くしそうですw。
効果が多くてすべて強い、いわゆる「パワカ」と言われる存在だと思います。

 

 

“先輩と後輩と仲間たち”ミリアム
「“先輩と後輩と仲間たち”ミリアム」
1相殺を持つ温泉夕子互換。
自身の1相殺のおかげで確実にレベル1以下相手にはリバースを取ることができ、噛み合いがめちゃくちゃ良いです。
1相殺、温泉夕子という効果はどちらもレベル1サブアタッカーとしての評価が高く、その両方を持っているこのカードはサブアタッカー筆頭と言っても良いでしょう。

 

 

“世代を越え伝えるもの”夢結
「“世代を越え伝えるもの”夢結」
自ターン12000、登場時ヒール、扉連動で相手リバース時に2コスト4ハンドでトップ盛り→4点バーンを2回。
コストは重いですがド派手なバーン効果を持っています。さらにこの対応扉は「”パジャマパーティ”梨璃」の対応と同じなので、「”パジャマパーティ”梨璃」を1連動として採用するデッキに軽く刺しておく採用でも活躍できそうです。

 

 


「“旬なリリィ”二水」
手札5枚以上で相手ターンレベル1・3500になる正面移動。
正面移動が処理されやすい相殺に対して強く出られるので、先攻で投げて返ってくる確率はかなり高いです。

 

 

“おとり作戦決行‼”梨璃
「“おとり作戦決行‼”梨璃」
登場時トップチェックしリリィのキャラならマーカー。マーカーがあればレベル2・アンタッチャブル・サイドアタックでソウルが減少しない状態になり、相手のアタックフェイズ開始時に3コスト2ハンドで正面のキャラをフロントアタック不可に。
パワーの低さが弱点ですが書いてある効果はどれも強く、目玉となるフロント不可効果は貴重な防御効果です。レベル2になるので、このカードの生存+ソウル-2を3コスト2ハンドと引き換えに得ていることになります。どちらが強いか天秤にかけて使いたいです。

 

 

“言葉なく猛る”瑤
「“言葉なく猛る”瑤」
特徴500パンプ、1コストレストでCX入れ替え。
常駐して起動でCX入れ替えできるので、片方のCXを連打したいデッキで光ります。

 

 

“ヘルヴォルの名を冠する者”恋花
「“ヘルヴォルの名を冠する者”恋花」
2レスト山集中、アミタリリ互換。
コストの都合上どちらかの選択になりますが、アミタリリとして使いつつ緊急時は集中としても機能するカードと考えればかなり強そうです。

 

 

“パジャマパーティー”一葉
「“パジャマパーティー”一葉」
登場時ヒール、経験6門対応で他の自分のキャラにアタック時1コスト1ハンドでレベル分のバーン効果を付与。
この付与されたアーンはターン1制限が無いので、旧弾の連パン「戦場に舞う 夢結」に付与すれば2回バーン効果が使えます。これを活かすと、2面連動+連パンでなんと4パン+3点バーン4回というイカつい火力を出すことができます。要求コストは10コスト9ハンドとかなり重いですが、かなり広範囲を仕留められるロングシュートになるので狙う価値はありそうですね。

 

 

 

今回考えたデッキはこちら。

アサルトリリィVol.2 デッキ画像

 

扉電源。今回の主役は「”世界一可愛いリリィよ!”姫歌」と「”おとり作戦決行!!”梨璃」のコンボです。

 

「“世界一可愛いリリィよ!”姫歌」の大活躍で相手をフロントアタックしかできない状態にし、その状態で「“おとり作戦決行‼”梨璃」の効果でフロントアタックを封じることにより、アタックそのものを封じることができます。
後列や助太刀も優秀なものが多いため、大活躍を大活躍させることも狙いやすいですし、パワーを越えられるだけならアンコールもできるので潰しが効きやすいです。

 

“旬なリリィ”姫歌

さらに前列の左右枠を片方空け、片方「“おとり作戦決行‼”梨璃」にしておき、「“旬なリリィ”姫歌」を後列に立てておけば、左右好きな方のアタックを止めることができます。

 

そして仕上げは「“世代を越え伝えるもの”夢結」。アタック自体を封じられたキャラは棒立ちになるため、リバースを取りやすくなります。

 

“ヘルヴォル”千香瑠

細かいテクニックですが、アンコールを持つ「“世界一可愛いリリィよ!”姫歌」は、「“ヘルヴォル”千香瑠」のような盤面コストで控え室に送ったものをアンコールすることで、レスト状態で戻ってきます。これにより、パワーを越えられてもレストで復帰して大活躍を継続させる動きも可能です。
このような噛み合いとコンボで構成しています。
デッキ特有の動きをすることができ、個人的には初日構築としてはなかなか面白いものができたかと思っています。

今回は以上です。
面白くて強い効果が多すぎて全ては紹介できませんでしたが、本当に良いプールだと思います。選択肢がたくさんあるので、今回紹介したデッキ以外にも良い構築がたくさんあると思います。時間はかかりそうですが、じっくりと研究していきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

 

(画像出典:ヴァイスシュヴァルツ公式サイト

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