ボードゲーム遊び方紹介 第70回 シャーロック (プレイ編)
前回の続きです。
カードゲーム「シャーロック」をプレイしました。
協力型の推理ゲームで、事件は「ラストコール」「7月4日の死」「考古学者の墓」の3種類があります。
前回に続き、最初は「ラストコール」からプレイしていきます。
1人の場合は山札から6枚手札を取ってゲームスタート。物語の始まりは機長と管制塔の会話のみです。乗客の一人が心臓発作で亡くなったとのこと。
カード01によると被害者は中年男性。著名な考古学者です。飛行機のトイレのような場所で殺害されています。所持品は現物、他の情報はパソコン画面やクリップボードに書かれています。
どれがいらない情報なのか、どれが必要なのか、カードを捨札に捨てないと新しい情報が得られないので、迷いながら捨てていきます。カードケースを捨て山に使うと分りやすいです。
5分ほどで情報収集終了。いらない情報は15枚、一時的な捨札には16枚カードがあります。
事件の真相が自分なりに出せたので、続いて、ルールブックにある説明書のシールをはがしてみました。質問が10個隠されています。一時的な捨て札を参考にしないと答えられないので、要注意。
解答をめくってみました! カードの右下に書いてある番号もポイントに含まれます。
解答には番号が書かれていて、その番号のカードが情報の中にあると、1枚につき、マイナス1ポイント減点されるそうです。
私は9枚。つまり、点数からマイナス9点となります。
質問への解答は、1問につき、プラス2ポイント。
……実は、正解は4問のみ。犯人すら外していました。捨札と見比べると、ミスリードにまんまと引っかかっていたようです。
私のスコアボードは、最低点のレストレード警部クラスでした。
続きまして、「7月4日の死」。
庭師と緊急センターの会話から物語は始まります。どうやら、ロックバレー荘園というところの敷地内で、見知らぬ男が亡くなっているとのこと。
見取り図の01番カードを見ながら、ゲームスタート。
地図がポイントになるかなあと思いましたので、地図を残すようにしてみました。
5分くらいで31枚すべてのカードの中身を見て、情報を分けました。
一時的な捨札にはカードが18枚あります。ここの枚数が多いとポイントが減る可能性も高くなってしまいます。
結果。質問の正解は4問なので2倍で8ポイント。マイナスポイントは8。……「ラストコール」と一緒です。
もう少し時間をかけたほうがいいのかもしれません。それか、私一人では解けないのかもしれません。
ここまでにしようかと思いましたが、積んだまま忘れてしまいそうなので、ラストゲーム「考古学者の墓」を開きました。
考古学者でもある探検家が自宅の書斎で背中を刺された状況で見つかったという内容です。
最初から筋を立てず、直感で情報を分けました。そして、正解は3問、マイナスポイントは6枚という悲惨な結果になりました。
私はいつまで経ってもレストレード警部のままです。
正解か不正解かしか解答を見ていないので、真相は分かっていません。
というわけで、リベンジ確定ゲームとなりました。
GdM Games / グループSNE
プレイ時間:1ゲーム60分
プレイ人数:1~8人
対処年齢:8才以上
千澤のり子先生の新刊『少女ティック 下弦の月は謎を照らす』(千澤のり子:著/出版社:行舟文化)好評発売中です。
以下のミステリ本にも寄稿されています。
毎年恒例の探偵小説研究会によるミステリ本
『2021本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会:編著/出版社:原書房)
2001年から始まった本格ミステリ大賞の20年を読み解く論考本
『本格ミステリの本流――本格ミステリ大賞20年を読み解く』(出版社:南雲堂)
1973年生まれ
作家。2007年に宗形キメラ名義で二階堂黎人との合作『ルームシェア 私立探偵・桐山真紀子』で作家デビュー。2009年には『マーダーゲーム』で単独デビュー。近刊は「少女ティック 下弦の月は謎を照らす」(行舟文化)
ボードゲーム好きで『人狼作家』の編集も手がけ、羽住典子名義でミステリ評論活動も行っている。
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