ミステリー作家 千澤のり子のボードゲーム奮闘記

ボードゲーム遊び方紹介 第68回 「シェフィ Shephy」(前編)

公開日:千澤(ちざわ)のり子

一人用のカードゲーム「シェフィ」を紹介します。
対象年齢は12歳以上、所要時間は15分ほどになります。
ルールは簡単。1匹のひつじを1,000匹まで増やしたら終了という内容です。

 

カードは、ひつじカードとイベントカードと敵ひつじカードの3種類があります。

もっとも枚数が多いのは、全部で49枚のひつじカードです。絵の下には、1、3、10、30、100、300、1,000とひつじの頭数が書かれています。

同じ数字でもひつじのポーズは異なります。各数字はそれぞれ7枚ずつ用意されています。

 

イベントカードは全部で22枚です。羊の絵と一緒にいろいろな指示が書いてあります。
「産めよ」は画像に撮ってアップしにくい絵が描かれていました。

 

それから、敵ひつじカードが1枚入っています。

 

 

まずは準備しましょう。

ひつじカードをそれぞれの数ごとに表を上にして並べます。これが「ひつじ山」となります。

ひつじ山の下に、最初は1の数字の書いてあるひつじカードを1枚置きます。ここが「フィールド」となり、自分のカードを7枚まで置くことができます。今後、手持ちのひつじカードを手放すときは、ひつじ山に戻します。

イベントカードはよく切って5枚取り、手札にします。残りの山札はテーブル上に置き、イベントカードの捨場も作っておきます。

 

敵ひつじカードは、最初のひつじの数が1なので、1を上に向けて置きます。

それでは、初ゲームスタート。1,000ひつじカードをフィールドに置けたら、ゲーム終了です。合計点数が1,000というわけではありません。

手札は、枚数が半分になるまで、ひつじカードを手放す「暴落」、山札を見て好きなカード1枚を手札にし、残りをよく切る「霊感」、手札を1枚選び、それを同じ効果を持つカードとして使う「万能ひつじ」、手札を1枚追放する「対策ひつじ」、手札を1枚捨てる「牧羊犬」が並んでいます。

この中から、使うカードを1枚選んで捨て、書かれている内容にしたがいます。私は「万能ひつじ」を選びました。手札を1枚選んで、同じ効果を使えます。手札を増やしてみようかと、山札から1枚好きなカードを選べる「霊感」を使用します。山札から2枚、カードを取れるということになります。

 

ひつじカードを1枚手放せる「嵐」と、ひつじカードを1枚選んでその1ランク下のカードを3枚得られる「繁栄」を選びました。

基本的なサイクルは、手札が5枚になるように山札から引き、山札がなくなったら手札のみでアクションをおこないます。

次のターンです。ひつじカードはまだ1枚しかありませんので、ひつじカードを減らす「暴落」と「嵐」は使用しても意味がありません。なので、ひつじカードを1枚選んで、その1ランク下のカードを3枚得る「繁栄」を使ってみました。300のひつじカードを3枚選びました。

新しく引いた「狼」を使い、最大のひつじカード1枚を選んで1ランクダウン出せます。300と100を交換しました。

 

現在のカードは以下のとおりです。果たして終わるのでしょうか。山札と手札を3回使い切って、敵ひつじが1,000になったら負けだそうです。ひつじをすべて失っても負けてしまいますので、要注意。後半に続きます。

 

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以下のミステリ本にも寄稿されています。

毎年恒例の探偵小説研究会によるミステリ本
『2021本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会:編著/出版社:原書房)

2001年から始まった本格ミステリ大賞の20年を読み解く論考本
『本格ミステリの本流――本格ミステリ大賞20年を読み解く』(出版社:南雲堂)

 

千澤(ちざわ)のり子

1973年生まれ
作家。2007年に宗形キメラ名義で二階堂黎人との合作『ルームシェア 私立探偵・桐山真紀子』で作家デビュー。2009年には『マーダーゲーム』で単独デビュー。近刊は「少女ティック 下弦の月は謎を照らす」(行舟文化)
ボードゲーム好きで『人狼作家』の編集も手がけ、羽住典子名義でミステリ評論活動も行っている。

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