今だからこそ遊びたい 夏を感じるオススメボードゲーム紹介 【前編】
毎度!Zxionです!!
「ぜっくん」って呼んでね☆
サマーサマー。
季節は夏。
パリピやウェイがテンション上がりすぎてハメを外しちゃう季節ですね。
…なんて前文ではじめようと思ったんですが、雨続きでジメジメムシムシ感はあれど、まだ意外と肌寒い日もあり…。
ただそうなってくると今回の記事テーマが根底から覆されてしまう恐れがあるので、もう季節は夏真っ盛りで外はとっても暑いってテイでお願いします。
いいですか?それでは続けますね?
パリピだったらいざ知らず。
日陰者の僕はそもそもクソ暑い中わざわざ外に出たくないで御座候。
とはいえあれですよ、「冷房ガンガンの部屋でなべ焼きうどん」とか「暖房がっつりの部屋でアイスクリーム」みたいなのは至高。
早い話、出不精引きこもりでも『夏っぽさ』はしっかり味わいたい。
そんなあなたやわたしにおすすめしたい、夏を感じられるボードゲームを2回に分けて紹介させていただこうと思います。
今回は比較的軽めのゲームを2本、後編では重めなゲームを2本ざっくり紹介する算段となっております。
よしなに。
1.困ります ああお客さま 困ります みんなで飛び込め 「プールパーティ」
プレイ人数:2~4人
対象年齢:6歳以上 プレイ時間:10分
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■内容物
・ルールブック1部 ・プールボード ボード:1個 バネ:1個 ボウル:1個 ・プレイヤーコマ:36枚 (4色各9枚)
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真夏日で強い日差しが降り注ぎ、耐え難い暑さ!
がまんできない!
こういう時こそプールで涼むに限るでしょ。
せっかくプールに来たら、飛び込みをしたくありませんか?
みんなプールに飛び込みたいけど、プールは全員が入れるほど広くありません。
あなたのチームのメンバーを出来るだけプールの中に飛び込ませましょ。
でも、プールが溢れたら全員がプールから出されちゃうぞ!
・簡単ルールでインストもラクラク☆
・お手軽にプレイできるアクションゲーム
・まさかの耐水!プールサイドでもプレイ可能!?(外箱とルルブはダメよ)
・アクションゲームが好きな人、わいわい楽しむパーティーゲームが好きな人にオススメ!
・複雑なルールを覚えるのが苦手な人、お子様とのプレイにもおすすめ!
このゲームは手番が無いタイプのアクションゲームということをまず把握していただき、以下の画像をご覧下さい。
こちらがプールボード(組み立て後)になります。
このプールボードに自分の手持ちコマを入れていき、自分のコマを他のプレイヤーより先に規定個数入れることができれば勝ちです。
ちなみにこのプールボード、お察しの通りビョンビョンします。
使用するコマはこちら。
これ、プラっぽい素材でできているので耐水性があります。
プールボードもプラな感じなので、本当にプールサイドとか水場で遊べちゃいます。
(持ち込み可不可とかちゃんと確認して、係の人に怒られないように)
もし水場で遊べた場合、バネの部分がサビる恐れがあるのでふき取り乾燥は丁寧にやっておきましょう。
ちょっと水増しの為にコマの飛ばし方も説明しておきましょう。
下の画像のように自分の前にコマを立てて、自分側のコマの尖っている部分を軽く押します。
この辺に指を乗せて…
ぐっと力をこめて…
そして、はじく様にというか、指を自分の方にスライドさせる感じというか…まあそんな感じで指を離すと、コマがぴょーんと飛んでいきます。
折り紙とかで「ぴょこぴょこカエル」(正式名称かわからないけど)を作ったり、遊んだりしたことがあればピンとくるかなと思いますが、同じような原理ですね。
びよーん
飛ばすときに足場(?)がテーブルの様な場所なら問題ないのですが、布の上とかコタツの裏側の緑のやつみたいにすべりが悪いところだと飛ばしにくいので、そこは注意です。
コタツの裏側が緑のやつ知らない人は麻雀マットみたいなやつだと思ってもらえれば大丈夫でござ候。
普段プールに飛び込んだら係員の人に烈火のごとく怒られてしまいますが、係員の目を気にすることなくプールへの飛び込み体験(?)ができる素敵なボードゲームです。
ざぶーん☆
ルールを把握していれば(大人に対してなら)実演+勝敗説明をするだけでゲームが開始できる手軽さが魅力。
大体1分もあればインスト完了できます。
ゲーム開始前に練習と称して何度かはじいてもらえばもう完璧。
手軽かつ気軽に楽しむことができます。
難点は単調というか、考えるところがまったくないのでゲーマーの皆さんにとっては飽きやすいことこの上ないというのが短所です。
言ってしまえば出オチゲー。
ゲームの合間とか、つかみ用に持ち出すとそこそこ目を引くので「そういうゲームが欲しいなぁ」という方にもおすすめです。
2.波打ち際のチキンレース! 「ビーチリゾートパラダイス」(ハイタイド)
プレイ人数:3~6人
対象年齢:8歳以上 プレイ時間:25分 |
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砂浜はパーティーピーポーでいっぱい。
ごった返しているビーチの中、自分のデッキチェアを置くための誰よりも良いポジションをゲットするのがあなたの目的です。
デッキチェアの位置が海に近ければ近いほど良い景色を拝むことができ、気分がよくなります。
しかしそのいっぽうで、海に近づくにつれて、高波に飲み込まれてしまって気分台無しになる危険性も高まります!
とにかく、波は届かないけど、少しでも波打ち際に近くて眺めの良い場所を確保するよう、攻めてみましょう。
・僕が愛して止まないダイスゲーム
・他のプレイヤーとギリギリを競い合うチキンレース
・一粒でいくつかおいしい!拡張がたくさん入ってる!
・ダイスゲーム、チキンレースが好きな人におすすめ
・キャントストップのような運+競争+心理戦の要素があるボードゲームが好きな人におすすめ!
各ゲームのラウンド終了時には大小の波がビーチに押し寄せてきます。
誰かのデッキチェアが押し寄せてくる波に飲み込まれるか、6ラウンド目が終わった時点でゲーム終了。
ゲーム終了後、それぞれのビーチで「より波打ち際に近い場所」にデッキチェアが残っていたプレイヤーは勝利点を獲得します。
全てのビーチでの計算を行なった後、最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝利する…というゲームです。
プレイ人数などで獲得できる勝利点が少し変わるのでその辺の詳細はルールブック読んでください☆
最初のプレイヤーの手番になったら「ダイスを袋から2個取り出して振る」を、納得するかダイスを振れる上限になるまで実行します。
納得するかそれ以上ダイスを振れなくなったら最後に振ったダイスを参照して、そのダイスの出目と同じ数だけ、ダイスの色に対応したビーチにある自分のチェアを動かします。
これ以降のプレイヤーは、「自分より前のプレイヤーが選択しなかったダイスいずれかを選び、その出目・色に対応したビーチのチェアを動かす」か、「ダイスを袋から2個取り出して振る」を実行します。
ダイスを降って出た目は紫2と青4。 紫ビーチのチェアを2マス進め、青ビーチのチェアを4マス進めます。
基本的にやることはコレだけなのでルール的には簡単で遊びやすそうですが、細かい処理やルールがちょっと多めです。
ルールブックがやや不親切なので細かいところがわかりにくいかもしれません。
そうした場合は、ルールブックを眺めながら一人で指示通りにやってみると良いでしょう。
多分なんとなく理解できると思います。
最後に、ビーチリゾートパラダイスにはなんと拡張が4つも入っています。
・集めると最後に勝利点がもらえる「コイン」。
・せっかく進めたのにビーチチェアが戻されてしまうかもしれない「サメ警報」。
・特定のビーチで自分のチェアが波に飲まれることで得点を得る「リアルサーファー」。
・小さい出目を出していると特殊効果を持つタイルがもらえる「監視員」。
これらは単独、全部入り、自由な組み合わせでゲームに追加することができます。
簡単なゲームだし、収束性が良いためあまり長引くことはないハズなので1回普通に遊んだ後、拡張を追加してもう1度遊んでみるのも良いと思います。
某アグリコラほどではないですが、ルールブックがわかりにくいというか読みにくいというか…説明不足に感じた点がちらほら。
あと若干ビーチチェアコマが小さいかな…って思いました。
最初ルールブックを読んでも、いまいちピンとこなかったのですが実際に遊んでみると意外と楽しい。
ビーチも色、ダイスも色、チェアも色(プレイヤーカラー)で色を見る要素が多く混乱することも…。
実際こんな風には書かれていませんが、「ビーチの色のプレイヤーコマをプレイヤーカラーのビーチで動かす」とか言われても混乱しますよね。
ボードは大きくて、ボードゲームやってる感があり、収束性が高くプレイ時間は短めで時間の目途が立てやすい。
とても良い感じです。
ダイスも振るし最&高☆
3.あとがき
はぁい!
クーラーの聞いたお部屋で夏っぽさを感じることはできたでしょうか?
どちらもゲームとしてはじっくり系というより、ノリや勢いが大事なタイプのゲームです。
「ビーチリゾートパラダイス」は「プールパーティー」と比べると時間がかかりますが、それでも1時間以内に終われるのでゲーマー諸氏からしたら軽いほうでしょう?
実際プレイ感、軽いですけどね。
今回はちょっとあっさりした感じになっていますが、夏だしこのくらいあっさりしたほうがちょうどいいかなって☆
後編もお楽しみにぃ☆
今回はここまでッスー。
次の記事も読んでね!
よろしくおねがいしまぁす☆
ゼクシオンと読みます。(@Boardgameguild)某ねずみの王様が登場するゲームのキャラクターからとりました。ぜっくんって呼んでね!
群馬県館林近辺で仲間とともに「館林たぬきゲーム会」というボドゲ会の主催しています。最近は「たぬきつね工務店」というサークル名でゲムマとかにも出展し始めました。どちらも良きライバルであり協力者である「みこめくん(@mi_comments)」、後方支援の「BEEさん(@MaskedriderBee)」。その他大勢の協力により成り立っています。
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