WS新弾レビュー「Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム」
どうもクロワです。
プリズマイリヤの追加弾が発売されました。
前回の追加から結構な期間が空いており、追加を待っていた人も多いのではないでしょうか。僕の中での印象は、出回りが少なく、各々のカードが高額であるという印象がとても強く残っているタイトルだったのですが、今回は9種類ものカードが異名同能力という形で疑似再録されます。これにより、高くて組めなかった人も組みやすいようになり、ありがたい配慮だと思います。
新規特徴として≪ファンタズム≫が出ており、特徴指定が旧弾を含めてバラバラになっているのが気になるポイント。その分1枚1枚の効果はなかなか強力なものが多く、いかにデッキに落とし込むかが腕の見せ所になりそうなタイトルです。
エクストラブースターということもあり、収録種類数が再録を含めて40種類とかなり少な目ですが、その分少数精鋭で強力なカードが刷られています。
注目のカードを紹介していきます。
~レベル0~
「”先輩魔術師”イリヤ」
なんの変哲もない集中ですが、プリズマイリヤにとっては初となる、メイン特徴を指定する単レストアド集中です。集中が弱い、というのをもともとよく言われていたタイトルなので、本当に待望の存在です。
「”先輩魔術師”凛」
ゴブスレの正面移動互換。この効果が刷られるのは本家以来初です。
その優秀さは本家が証明済みですが、環境的にも追い風です。現環境は霞互換が増えつつあるので、正面移動自体の評価が上がっています。
「”先輩魔術師”ルヴィア」
控え暁。既存カード及び今回の異名同能力再録で、レベル1の登場時暁があり、役割としては被ります。しかし、両方を採用して一週目の山の速度を爆速にする、なんて使い方もできますし、こちらにも利点は充分あると思います。
「”悪戯っ子”クロエ」
オカケン互換。本当に最近毎タイトル刷られてる気がします…
後述する強力な1連動や2種類目の電源が刷られたことでオカケンのバリューはかなり高いタイトルになっており、多くのデッキに採用されそうです。
「いつでも一緒 那奈亀」
コンソール+収録中。
手札の純化に一役買ってくれる組み合わせです。デッキに数枚入れておくだけで安定感がグンと上がるでしょう。
~レベル1~
「”クロの陣営”美遊」
新1連動。手札1枚を切って最大3枚をアタック時に回収可能です。
質が良くなりにくい、イベントやCXで突っかえるという問題点こそありますが、それでも強力な1枚。対応CXが門なので、1試合中に2~3回打つ展開も充分狙えるかと思います。
「家事スキル セラ」
レベル2メタとレベル置場入れ替えを持っています。経験デッキなのでこういったカードの存在はありがたく、数枚刺しておきたいですね。また、そういったデッキの動きをサポートしつつ相手のメタもできるとなると、役割を多方面に持てて良いカードです。
~レベル2~
「”熱烈歓迎”綺礼」
新特徴≪ファンタズム≫を持つ擬似リフ。異名同能力再録もありましたが、こちらは特徴で差別化出来ています。
~レベル3~
「”クロの陣営”クロエ」
電源連動バーン。ラブライブサンシャインの曜と似ている効果です。比較すると、自身のパワーの最大値が低いことや、経験が必要な所が負けているポイントですが、コストが軽くなっています。手札コストがかからないというのはかなり重要で、電源デッキは手札補充手段に乏しくなりがちなので、連動がかなり楽になっています。多面しやすいので、電源デッキでは良い火力を出してくれる存在です。
「クールな少女 美遊」
早出し千鳥ヒール。プリズマイリヤとってはこれもまた待望の存在。早出し条件が4枚以上でストレスフリーですし、行きだけですが経験で高いパワーを出せるので、普通に優秀なカードです。
「元気いっぱい イリヤ」
門連動の詰め効果。ややコストは重めですが、かなりの火力を発揮できます。多面したいので、リソース管理がカギになってくると思います。
今回考えたデッキはこちら。
特徴の問題があるので、とりあえずこのブースターで組みやすい≪ファンタズム≫特徴を中心としたデッキを作成しました。
1連動が大きく手札を増やせるので、0からたくさんアタック→1連動という流れで序盤からアタック数で圧をかけていき、最後門連動の射程圏内までいれて確殺する、というコンセプトです。
過去弾を混ぜた構築は良いのが思いついたらまた報告します。
今回は以上です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
(画像出典:ヴァイスシュヴァルツ公式サイト)