クロワのヴァイスシュヴァルツ道

WS新弾レビュー「かぐや様は告らせたい」

公開日:クロワ

どうも、クロワです。

本日は2020年最後のブースターである、「かぐや様は告らせたい」の新弾レビューです。みなさんは2020年いかがお過ごしだったでしょうか?
2020年初期はコロナウイルスの影響で大会がどんどん無くなってしまい、我慢の日々でした。そんな中新たにリモート対戦をやってみたのですが、これが思いのほか楽しく、それによって新たに知り合えた友人もできたので、悪いことばかりではなかったです。
その後、今までとは違う特殊な形式でこそありましたが、公式の大会を開催していただけたことは本当にありがたいことでした。ブシロード様ありがとうございます。
さて、今回レビューする「かぐや様は告らせたい」ですが、個人的に原作がめちゃくちゃ好きなので、強さに関係なく組もうと思ってたぐらいでした。リストを見た所、しっかり強いですし僕の好みのプールをしていたので大満足です。

 

 

 

それでは、注目カードの紹介に移ります。


「天才たちの真剣勝負 かぐや」
今回の目玉枠扉連動。連動で往復パンプとバーン、更に連動と別で共鳴バーンを持っています。
両方の効果を使えば1点2回で、チノココのような火力を出すことが出来、強力です。
昨今のカードインフレを考えると火力が地味に見えるかもしれませんが、連動が扉でヒール持ち、カードプール内容的な立ち位置が良く、共鳴先も強いため、かなり使えるカードだと思います。

 


「勇気を与える愛」
扉連動かぐやの共鳴先キャラ。フィレス効果とCXを打った際にパンプしながら手札に戻る効果を持っています。
共鳴先のカードなので汎用性が重要であり、フィレスなのでバッチリです。手札に戻る効果も登場時効果であるフィレスや共鳴と相性が良く優秀です。

 


「ITオンチ かぐや」
レベル応援と共鳴3ルック。共鳴先は「天才たちの真剣勝負 かぐや」 と同じく「勇気を与える愛」です。
ラブライブサンシャインのミラチケ梨子のように、後列でパンプの役割をしながら手札を整える手段を持った優秀な一枚です。正直、かぐや様のデッキを組む理由になるレベルに強いカードだと思っています。電源と組み合わせて面取りしていきたいですね。

 


「天才たちの真剣勝負 圭」
霞+拳移動の組み合わせを持つ初のカード。
先攻で強い拳移動効果と、後攻で強い霞効果を1枚で持っているというのはすごいですね。その分パワーが犠牲になってしまっていますが、後述のオカ研互換が大き目のパワーパンプをしてくれることもあり、レベル0のアタッカーとしてかなり役立ってくれると思います。
余談ですが、このタイトルは生徒会をメインに繰り広げられる話なのに、タイトル共通特徴が「生徒会」ではなく「秀知院」なのは、この子を仲間外れにしないためだと思いますw

 


「至福の時 千花」 
最近になってまた刷られるようになってきたオカ研互換。時代的にノータイムで入るほどの存在ではなくなってきましたが、それでも強い効果であることに変わりありません。電源で組む際はレベル1つの差が大きく響くので、自傷できるカードを採用したく、オカ研互換はその中でも最高峰の性能を持っています。
また、このカードの場合はもう一つの効果も強力です。トップチェックして秀知院なら自分のキャラ1体選んで2000パンプ。オカ研効果前にチェックしてCXだったら集中に切り替えるなどの併せ技も良し、オカ研効果後やオカ研の効果無しで使用してトップチェックの役割を持たせても良し。パンプ値も2000と大きい上に自身にも横にも振れるのでめちゃくちゃ優秀です。

 


「貫く信条 御行」
神原互換に経験でクロックシュートとかいうヤバい組み合わせのカード。クロックシュートは強力な効果ですがその多くは相手を踏まないといけないというのが難点だったのですが、このカードは神原互換に付いているので相手を踏むのが容易です。しかもクロックシュートは往復で、神原互換の効果は相手ターン終了時まで有効なので、コストさえ支払えれば2回クロックシュートも期待できます。
さらには早出し可能で、相手の前列で機能するシステムをクロックシュートで盤面から消すこともできるので、ダメージを押し込むだけでなく相手の動きの邪魔をする役割としても期待できる1枚です。かなりぶっ壊れてると思ってます。

 


「スキル『純真無垢』かぐや」
光景+ツインドライブ。最近光景が刷られる頻度が高くなっているような…
光景効果自体があるか否かでタイトルの強さが大きく変わる存在ですが、その中でもレベル0のキャラ光景は早い段階で打つことができるのが特に強力です。ツインドライブもオマケとしては充分すぎる強さをしています。

 


「ラブ探偵 千花」
バンドリの友希那やまどマギのまどかのような、一体で大量打点を作れるカード。バーンは控え室の「ラブ探偵」の枚数に比例するため、「ラブ探偵」との併用必須ですが、「ラブ探偵」自体がかなり強力なカードなのであまり気にはならないと思います。
相手の山を崩す手段のあるタイトルでこの破壊力は強烈ですね。リバース要求なので電源との相性はイマイチですが、アグロ軸での構築もできそうですね。

 


「ラブ探偵」
4ルックとコスト0バウンス。他タイトルの4ルックと比べると任意のバウンスが付いている分強力ですね。ネーム指定がやや厳しいのがネック。

 


「会心の一撃 千花」
「ラブ探偵」を回収するカード。このカードの存在により、「ラブ探偵」がレベル1なので1以降になりますが、実質的な暁互換のような使い方ができます。また、「ラブ探偵 千花」を使う際は、一時的に控え室の「ラブ探偵」を減らすことができるので、バーンを細くする目的で使うことも可能です。

 


「黄昏の廊下 かぐや」
電源連動。効果が分離しているのでトリックプレーも可能ですが、使い勝手としては電源連動の島風互換といったところですね。電源連動は青ブタの修羅場でも強かったので、島風ならなおさら強いかと思います。今回のプールで特に使ってみたい1枚です。

 


「動揺 かぐや」
相殺+純移動。霞+拳移動の影に隠れてはいますが、こちらも初動札としてはかなり優秀な部類です。デッキコンセプト次第ではこちらを選んでも良いでしょう。

 


「赤っ恥 千花」
登場時お互い疑似リフ。2/2のキャラなのでちょっと重めではありますが、光景のあるタイトルなので光景→疑似リフの必殺コンボが狙えます。このカード自身がソウル2で殴れるのも良いですね。

 


「それな!」
防御イベント。リバースしないという時点で効果の誘発を防げる場合もありますし、そもそも1面キャラを守れるのでコスパはかなり良いです。効果はバトル中のキャラ以外にも振れるので、それ以降のアタックであればアタック時効果のバーンも止められる点が優秀です。

 


「恋愛頭脳戦」
サイドアタックでもソウル減少無しの効果と正面サイドアタック不可の効果を同時に与えるカード。前述の「それな!」との相性がバツグンに良いです。また、D.C.やCharlotteが環境に存在しているので、そういった相手にはソウル減少無しがかなり強いです。

 


「現代が生んだ歪み 御行」
コラ画像に使われそうなイラスト。インパクトがすごすぎる…

 

 

 

今回考えてみたデッキはこちらになります。

まずは王道を往く扉電源です。
後列の「ITオンチ かぐや」でパワーをあげつつ手札を整え、面取りをしていくオーソドックスなコンセプト。「スキル『純真無垢』かぐや」の光景があるので固い山を形成してくる相手にも対抗の術を持っていますし、ヒールが8枚採用してあるので、長期戦も可能です。扉連動の火力もなかなかに高いので攻めの動きも出来、手札や対面に応じたマルチな戦い方が可能なのも魅力です。

レビューは以上です。
このタイトルはかなり好きで、大会に持ち込めそうなら持ち込みたいと思っているので、良いデッキが出来たらまた紹介させていただきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

(画像出典:ヴァイスシュヴァルツ公式サイト

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