クロワのヴァイスシュヴァルツ道

【推しの子】研究録① チョイス編

公開日: / 更新日:クロワ

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みなさんあけおめことよろ、クロワです。

【推しの子】のタイトル研究をしているのでアウトプットも兼ねて研究録を書こうと思います。
初回は最も注目度の高いチョイスから。
チョイス対応の4種類を全てを使ってみて、強かった所や弱かった所、また一緒に使ってみたカードの使用感などを紹介していきます。

※評価点は◉→◎→〇→▲→△→×の順。
カード自体の強さ×チョイス軸での使い勝手の掛け算で考えた評価です。

チョイス カード評価

「憧れのアイドルを目指して ルビー」

評価

チョイス同士だとノーコストで行えるCX交換。このカードの存在のおかげでタイトル内ではチョイス対応の価値が他アイコンの対応よりも高く、使いやすくなっています。

特筆すべき点は、CX配分が4-4以外にしやすくなるところ。4-3-1配分と3-3-2配分を試しましたが、所在さえ見失わなければ「散らしたせいで打てない」がほぼ起こりませんでした。

「”B小町”有馬かな」

評価

レベル3連動のフィニッシャー。タイトル内だと最大値を出せたときの火力が一番で、【推しの子】を使う理由になれるカードです。連動無しで火力の出せるカードはプール内乏しいので、8チョイスで組む場合は何か+これという構成が基本になります。

軽いコストで強めの詰め効果を持つヒール。このすべての要素を持っていることが強かったです。先に上がっちゃった時にもヒールしつつ軽い気持ちで詰め発射出来ますし、それでうっかり倒しきれることもある。もちろん相手の命が残り少ない時に仕留めきる能力もある。

ロングシュートは向かないですが、どうしても狙うときはこのカードではなくショットのついていないキャラにソウルパンプをして、そこは通る前提、このカードのところは弾かれる前提みたいな上振れ狙いをするとロングシュートとしては決まりやすくなるかと思います。

「”B小町”MEMちょ」

“B小町”MEMちょ

評価

このカード自体に経験もいるし、早出し条件は聖剣だしパワーは10500止まりだし…とカード単体を見たときはそこまで評価していませんでした。

しかし、「恋に落ちた瞬間 有馬かな」「夢のような話 MEMちょ」「”B小町”有馬かな」とチョイス対応連中は軒並み結局経験が必要、かつ黄色のカードなので、「黄色のレベル3で汎用性が高い」というのはそれだけで価値の高い存在でした。

使ってみるとヒールor3ルックが選択できるのは想像以上に偉かったです。特に3ルックは、なんでもいいのでCXさえ加えられれば、「憧れのアイドルを目指して ルビー」でCX入れ替えが無料なので、頼れるシーンは多かったです。

3ルックして加えなかったカードは山上に好きな順番で戻すタイプなので、連続で出すと見れる枚数が減ってしまいますが、トップ2枚が分かった状態になるのでその恩恵はかなり大きいです。

「夢のような話 MEMちょ」

夢のような話 MEMちょ

評価

面が埋まっていれば10000と及第点のパワーが出るので、パワーの貧弱なデッキ相手であればダイレクト面をもらえることも多々あります。無料CX入れ替えのおかげで連発もしやすく、連打できるとダイレクト面によりキャンセルの誘発がしやすくなり、自身の効果がより発動しやすくなります。

回収自体は貼った時点で出来て、ダメージが通ったのであればフィニッシャーの射程圏内が近づくと考えられます。このように優秀なカードなのですが、問題点としては「プール内にメインフェイズの自傷札が存在しない」という弱点で最も被害を受けるカードであるという点が挙げられます。

控えから回収+控えからストブという性質上、連動のバリューを求めるには控え室の枚数及び質がある程度求められるのですが、連動のバリューの高い控え室の状況で1-5止め→リフレッシュタイミングで2に上がるようにアタック、というような調整を相手にされるないしはキャンセルによって発生してしまったときに潰しが効きません。

【推しの子】のプール内にメインフェイズの自傷札が存在しないことはユーザー間でも結構認知されているため、ここを突かれることは多そうかと思います。

「恋に落ちた瞬間 有馬かな」

評価

とりあえずCX込みで8000出るのは紛れもなく偉いです。ここでまず評価を上げるべき1連動です。この手の連動は本来であれば高レベルを回収するのにはあまり向いていないのですが、このカードはレベル2以上を回収できるターンにはもう1枚追加で手札入れ替えができるので、「夢のような話 MEMちょ」を一気に集める動きが現実的に可能になっています。

とはいえ、所詮はシズ連動なので、3面連動して「さぁ~すがに1面くらい2以上捲れるやろ~」と高を括っていたら3面すべてレベル0回収で破産することもあるので、信頼はし過ぎない方がいいです。(1敗)

「バズらせのプロ MEMちょ」

バズらせのプロ MEMちょ

評価×

クライマックスフェイズに確定で1500という大き目なパンプが触れるので一考したのですが、連動の際にレストしてしまうので前列では連動できないのが自分の想像以上にネックで、使い勝手があまりにも悪かったです…。

「ファーストステージ」

ファーストステージ

評価

これのおかげで「”B小町”有馬かな」の連動を打てないシーンはあまり無かったです。効果は申し分無いのですが、序盤に引いた試合で握り続けるのは結構難易度が高く、中盤以降にたまたま引いた場合に大事にするか、「”B小町”MEMちょ」の3ルックで加えれれば実質CXという扱い方になることが多かったです。

3点バーン効果はもちろん強力ですが、流石に結構な重さなので、狙うのであれば「夢のような話 MEMちょ」連動をしっかりと決めてストックを貯めたいです。

「揺れ動く乙女心 有馬かな」

揺れ動く乙女心 有馬かな

評価

1コスト返ってくるので実質1コストダブルバウンス。当然強いですが、「”B小町”有馬かな」のキャンセル誘発のために使うのはちょっと無駄が多くて違うと思うので、明確にバウンスを使いたい相手がいれば採用するというのが無難な所かと思います。

「箱推し アクア」

箱推し アクア

評価

パワーパンプ効果が強すぎました。「夢のような話 MEMちょ」がCX込15000まで見れるので、かなり広範囲を処理できるようになります。

パワーパンプが優秀すぎて、中央枠の「”B小町”有馬かな」をサポートする効果のほうがむしろオマケです。そちらをメインに採用すると1面サポートのみなのでショボいですが、オマケでと考えると強すぎるオマケです。

「夢見る少女 MEMちょ」

夢見る少女 MEMちょ

評価

決して弱いカードでは無いのですが、前述の「箱推し アクア」が優秀すぎるが故、後列枠を争うこのカードは争いに敗北する形に…

召喚効果は「夢のような話 MEMちょ」連動の再現性が高くなるのですが、デッキからしか召喚出来ないので、召喚前提で集めていると品切れが発生することも多々ありました。

「センター争奪戦 ルビー」

センター争奪戦 ルビー

評価

「”B小町”MEMちょ」を強化するカード。「”B小町”MEMちょ」はそもそも採用濃厚カードなので、「センター争奪戦 ルビー」を入れるだけでいいという「デッキスロットの圧縮」したうえで、レベル2で取れるアクションを採用できる点がが最大の魅力だと感じました。

しかし、肝心の効果の方はパワーパンプとアンコール付与のみで、何かリソースを得る効果ではありません。なので、レベル3の「”B小町”有馬かな」に繋げにくいので微妙となりました。

「覆面筋トレ系ユーチューバー ぴえヨン」

評価×

2/1でソウル2なことに魅力を感じ、最初に試したのですが、結論としてはイマイチでした。デザイン自体は、「”B小町”有馬かな」に繋げることを考えると、出したターンから横無しでもソウルが伸びて更にダイレクト面をもらいにいけるという相性の良さをしていますが、要求値の割に3面だとパワーがそこまで高くないのが問題。

3面しても結構割られるし、1面だけでも割られると次から残りも弱体化します。4面すれば流石にパワーが高くなりますが、盤面の圧迫も厳しいですし、4枚しか無いカードを全て集める難易度は高いです。

「JIFへの道 MEMちょ」

JIFへの道 MEMちょ

評価

パワーパンプの値は優秀ですし、「ファーストステージ」を握りやすくなるところも強く、かなり良いカードです。しかしこれもまた、後列争いで「箱推し アクア」に軍配があがってしまいます。どちらも行きのパワーパンプが主張点なのでどうしても比較対象になってしまいます。

このカードの良い所は登場にコストがかからないこと、レベル1から出ることです。特にレベル1で「恋に落ちた瞬間 有馬かな」の触れる範囲が拡大するのは魅力で、環境にレベル1で大きいサイズが蔓延るようであれば、「箱推し アクア」より優先してもいいかもしれません。

また、「夢のような話 MEMちょ」を採用しない構築であれば、筆頭候補と言える存在です。

「白く眩しい光 有馬かな」

白く眩しい光 有馬かな

評価

所謂「自分にも触れる島風改」です。レベル1を黄色で統一したい場合に、前列向きのサブアタッカー候補は乏しいので、癖がなく小回りの効きやすいこのカードはサブアタッカー筆頭候補です。

ただ、そもそも「恋に落ちた瞬間 有馬かな」のパワー値は単体で充分に高く、サブアタッカー自体が必要かというのは疑問が残るところです。

「”B小町”ルビー」

評価

そもそもまともな集中がこれしかないという話もありますが、「”B小町”有馬かな」「夢のような話 MEMちょ」の両方と相性の良いソウルパンプ効果が非常に強力です。トップチェックを絡めないと不確定で計算しにくいところだけがマイナス点。

「”B小町”アイ」

評価

正直あんま強くなくて、パワーの低さがかなり足を引っ張りました。思い出に飛んでいないと効果を得ないカードはチョイス周りでは存在せず、無理して採用するものでもありません。

しかし、プール上の問題で、サーチのできるレベル0のシステムカードはかなり乏しいプールになっていて、1連動を確実にしたいのであればしぶしぶ採用するしかなかったりします。

「暗闇の、その先へ アクア」

評価

カードに書いてあるテキスト自体はめちゃくちゃ強い2つのテキストなのですが、前列に残ってナンボの中学生テキストがパワー1000しかないのがかなり使いにくかったです。カード自体がパワカなので使いにくさを感じながらもなんやかんや強かったりしますが、あまり相性の良いカードでは無いと感じました。

「すれ違う気持ち アクア」

すれ違う気持ち アクア

評価

「夢のような話 MEMちょ」でストックを山盛りにできると、これで無双に入れます。そのために最初は採用しましたが、もうひとつのクロック交換もかなり優秀で、スキの無い存在です。

「演技に込める想い 黒川あかね」

演技に込める想い 黒川あかね

評価

ドキテマなので弱いわけはなく。かといって特別強いわけでもない感じです。チョイスはドラ付きのカードしか触れないので、レベル0を触りに行くカードとして何枚かは採用したいなというところ。

気になることとしては、このカード自体もパワーが500なので、全体的にレベル0のパワーが低い、というプール全体の弱点を加速させています。

「花火イベント 黒川あかね」

花火イベント 黒川あかね

評価

ルック効果、星杏効果が欲しいシーンはどちらも結構多く、特に星杏効果は最終局面で「”B小町”ルビー」でのソウルパンプを確定させ、「”B小町”有馬かな」でドラの乗るタイミングでアタックする等を狙いに行けます。

2つの効果はどちらも「”B小町”MEMちょ」と役割が被っていますが、こちらはコストが軽いのでこれはこれでありなカードです。

「夢をもう一度 MEMちょ」

夢をもう一度 MEMちょ

評価

入退場で控え回収のできるカード。圧殺を絡めれば一気にカードが集まります。連動以外で特定のカードを集めにくいプールなので、こういったカードの存在はなかなかありがたかったです。レベル0バウンスも8電源ホロライブにクリティカルで刺さります。

「ちびアクア」

ちびアクア

評価

書いてあることはパワーだけなので大したことないのですが、推しの子のおそらく最大の弱点である「レベル0のパワーが低い」という点に対しての補完として非常に噛み合いが良いです。自身も2500と及第点+最大で2500のどこでもパンプ。自身にパンプを振ればレベル1にも触りにいけるところが偉いですね。

「出演交渉 有馬かな」

出演交渉 有馬かな

評価

こちらもレベル0のパワー不足を抗うためのカード。相殺なのでレベルの上がるカードには無力ですが、移動メタのおかげで移動全般や電源の後列待機相手にも刺さるところがなかなか良い仕事しました。

「新人アイドル 有馬かな」

新人アイドル 有馬かな

評価

レベル0のパワー不足に抗うカード③。多パンしやすくなるので一見強そうに見えましたが、0で多パンする必要性も薄いかと思うので、自分が3500出るだけのこのカードよりも、横にもパワーを振れる「ちびアクア」の方が良さそうに思いました。

「再共演 黒川あかね」

再共演 黒川あかね

評価

レベル0のパワー不足に抗うカード④。条件を満たせば往復で3500なところは優秀です。とはいえこれも「新人アイドル 有馬かな」と同じく自分が3500出るだけなので、「ちびアクア」の方が良さそうです。ボトムキックが付いているので、明確な仮想敵が居るのであれば採用を検討したいところ。

「ぴえヨンの正体 アクア」

ぴえヨンの正体 アクア

評価

オンステ効果も強いし、チェンジ先のカードも強いです。レベル0のパワーが低いのでオンステ効果はレベル0段階では使いにくいですが、1連動はパワーがかなり出ますし、レベル2は2連動を打つのであればチェンジしても手札は整わせやすいので、使い勝手もなかなか良かったです。

~考え方の変遷~

まず、個人的にレベル2でやれることの無いデッキはあまり好きじゃないので、レベル3連動を有馬かなで固定した上でレベル2でできることを考えました。

選択肢 ①~③


①ぴえヨン


②早出しMEMちょと相方ルビーのセット


③2連動

夢のような話 MEMちょ


この3択かなと思いました。
①→②→③の順で試しました。
使用感に関しては個別カードで触れたとおりで、「夢のような話 MEMちょ」を使うのが最も感触が良かったです。

最終着地構築

デッキレシピ


「憧れのアイドルを目指して ルビー」のCX入れ替えをフル活用します。素引きする確率を多少下げてでも行方不明のCXを作りたくなかったので、配分は3-3-2の比率に。「夢のような話 MEMちょ」の連動が決まれば光景の無いタイトルは完封できますし、光景のあるタイトル相手は走り切ってしまいましょう。


弱点はやはりレベル0のパワーと自傷が存在しないこと。中盤でもアタックを絞ったり、わざとダイレクト面を空けたりなどの工夫を視野に入れてプレイしましょう。

~今後の予定~

チョイスの研究はここまでとし、電源の研究をすすめています。
結構良い感じになってきたので、次回は電源の研究成果を発表しようと思いますので、お楽しみに!

P.S.
この記事を書いている最中に青バニラセットが話題になり、流行しつつあるようです。


申し訳ないのですがこちらはノーマークだったので、また使ってみて報告したいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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