WS新弾レビュー 劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Vol.2
どうも、クロワです。
2020年もあと一月を切りましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今回はFateの新弾レビューをやっていきます。
Fateと言えば2019年後期の環境トップタイトルであったことが記憶に新しいです。かなりキツい規制を受けたものの、それでもなんとか今でも生き残っていたので、楽しみな追加ですね。
僕は作品未視聴なのですが、昔からWSをやっている都合でほぼ全キャラの顔と名前が一致しますw
注目カードの紹介に入ります。
「マキリの杯 桜」
登場時2ドロー1捨て、扉連動で山上3ストブ、3コスト手札1枚で6枚美智留バーン。
豪快な効果を持つ今回の目玉カード。バーンのコストは結構重いのですが、それを連動のストックブーストで相殺できます。
対応CXが扉なのでデッキに採用しやすいですし、美智留バーン多面は4枚でも十分強力だったことを考えると6枚は尚更強いでしょう。
タイトル内に光景や挨拶もあるので、ワンチャン力が物凄く高く、どんな劣勢でも一気に逆転できるスペックを持っています。
バーンとストブが分離しているので、連動CXを握れなかった場合でもコストがあればバーンを打てるという所も良いポイントですね。
「剣の誓い セイバー」
こちらも豪快な詰め効果を持ったカード。
コスト先払いでのショットで、不発が痛いので、アタックが通れば勝ちであるような状況で使っていきたいですね。
今回対応CXはチョイスが刷られていますが、過去弾で扉、ストブ、ソウル2も刷られていますので、お好みで選びましょう。
「投影装填 士郎」
CXを用意できて、ソウルが上がる効果なので、デザインとしては「剣の誓い セイバー」の相方として刷られたカードのように見えますが、CXに指定が無いのでいろいろなデッキに採用の余地があります。
特にギルバーンこと「“王の財宝”ギルガメッシュ」の対応を用意できるのが強いと感じています。ギルバーンは凄く火力の出るデッキなのですが、対応CXを絶対に用意しないといけないですし、レベル2の対応なのでレベル2で対応を打ってこれで次のターンおかわりするのも有効かと思います。
「“spring song”桜」
生き返るクロック相殺。
自壊するデメリットがクロック相殺で帳消しにできる優秀なカード。緑のマスターである点から、暁2種のどちらでも手札に加えることができ、レベル0の殴り性能を格段に上げてくれる存在です。
「強敵への作戦 士郎&ライダー」
新婚+レストで1000マイナス。
焼きも狙える1000マイナスで、新婚と併せてこのカードだけで2000ラインを上げられるので、かなりの相手を踏めるようになります。
特に旧弾の島風互換「かけがえのない存在 桜」との相性は、このカードが士郎ネームを持っていることも含めて抜群に良いですね。
「戦う覚悟 凛」
共鳴で11500まで伸びる早出しヒール。
Fateのプールは早出しヒールがなかなか乏しく、使いにくいものや構築が縛られてしまうものばかりでした。このカードは8500ですが、条件も使いやすく構築も縛られないのでかなり待望の存在のではないでしょうか?
共鳴先となっている「宝石剣ゼルレッチ」は、今弾で新テキストのものと旧弾のものが存在しています。(画像左が旧弾、右が新弾)
旧弾のものは専用構築を組まないと難しいカードですが、新弾のものは防御札として使用できるもので、普通に採用の余地のあるカードなので11500も作れると思います。
「銀糸錬金 天使の詩 イリヤ」
再録枠のマスター暁。
選抜にもなっている強カードで、シングル価格が高騰していたことやパックが古く手に入りにくいカードであったので、嬉しい再録です。
なんでもかんでも再録すると旧弾の価値がなくなってしまいますが、これくらいの再録をしてもらえれば新弾からでもデッキが組みやすいと思いますので、今後も追加パックではこのように再録をしてもらえると嬉しいですね。
今回考えたデッキ紹介
今回考えたデッキは新弾から「マキリの杯 桜」を採用した宝扉デッキです。
旧弾の集中「“spring song”桜」が強すぎるので、宝も採用したいと思い、相性の良い後列の刷られた島風「かけがえのない存在 桜」を1連動に採用。追加前に良く使われていた8宝構築の、上を変えて下を微調整したような構築になっています。
既存構築と比べるとヒールが薄くなっているという弱点がありますが、光景+挨拶という必殺の組み合わせがあるタイトルなので、火力に寄せた構築にしてみました。
今回は以上です。
ありがとうございました!
(画像出典:ヴァイスシュヴァルツ公式サイト)