【番外編】ボードゲーム会を開催(主催)しよう☆ ボドゲ会立ち上げ指南の巻
毎度!
ゼクシオンことぜっくんです。
コロナウイルス騒動の影響により、僕の周りではゲーム会中止待ったなし。
使わせてもらっている会場、いくつかあるんですが全滅でした。
そんなこんなで。
コロナウイルスが落ち着く頃にはいわゆる新生活が始まっているようなタイミングになっていることでしょう。
そこで今回はいつものボードゲーム紹介ではなく、「ゲーム会を主催しよう」的なサムシング。
自分の周りにゲーム会がない。
それなら自分で開催すればいいじゃないみたいな感じで。
濃厚接触?
全開だぜ!!
目次
1.オープン会?クローズ会?
ゲーム会を自分で立ち上げようと思ったあなた!
今週の運勢はバッチリ!
ラッキーアイテムは「ド」から始まるカードが400枚以上入っているボードゲームだよ!
大きくわけてゲーム会には2種類あります。
声をかけた人や知り合いだけで遊ぶクローズ会と、参加者を広く募集して遊ぶオープン会です。
細かくは違うかもしれませんが、大体こんな感じの認識で良いかと思います。
大枠でこの2種類とするならば、簡単なのはクローズ会の開催ですね。
友達数人と友達の家で遊んだとしてもクローズ会だと言い張ればそれはもう立派な(?)クローズ会。
簡単ですね。
…じゃあ、オープン会はどうなの?と。
参加者を広く募集するので流石に友達の家というわけにはいかないでしょう。
もし自分の家や友達の家がなんかこう、アメリカン的広さと庭があって「誰でもウェルカムさHAHAHA」とかいうならそれでも良いんですけどね。
まぁ、そういうわけにはいかないでしょうから、基本的にはどこか施設かなんかを借りることになると思います。
2.オープン会を開催するには
開催するだけなら難しいことはないです。
例えば地元の公民館や、ホニャララ会館みたいな所とかを借りて、そこで開催するだけです。
借り方っていうのは場所によって結構違うので「こうです!」とは言えないんですよね。
それじゃお話にならないので、参考までに僕の借りているところのお話を。
まずは開催日が決定したら直接行くか電話で空き状況の確認をします。
空いてれば電話なら仮予約、直接行ったのなら本申請(会場費の入金)をして場所を押さえてしまいます。
仮予約をした場合は、遅くとも一週間前までに本申請と入金を済ませましょう。
それでもって「オープン会でーす!遊びに来てねー!」ってツイッターとかで言えばOK。
無事オープン会の主催者としてオープン会の開催はできました。
めでたしめでたし。
誰も来ないかもしれないけど。
…これな。
これなんですよ。
「人が来ない」。
僕も最初に「オープン会!」って言って地元の施設を借りて開催したときはほぼクローズ会みたいなもんでした。
友達しか来ない。
いや正直友達だけでも来てくれただけマシな方で本当に誰も来ないがあり得るんですよね。
おお怖い怖い。
まんじゅう怖い。
3.オープン会に人を呼ぼう!
そんなノリで呼べたら苦労しないわ!
僕の方が知りたいよ!!
どうしたらいっぱい色んな人が来るのさバーニィ!!
…ではお話にならないので、なんか書きましょう。
とりあえず宣伝(開催告知)ですね。
ツイッターだけではなく、他の媒体も使えるものは色々使ってしっかり告知していきましょう。
僕が言えた口じゃないですけどね。(宣伝下手マン)
もし告知にお金がかけられるならかければいいし、かけられないよ!っていうなら無料の媒体をこれでもか!ってくらいに使って告知しましょう。
ただ、使ったところはしっかり覚えておいて、毎回更新するようにしましょう。
放置、ダメ、絶対!
3-1.先人の知恵をパクろう!(ゲーム会に参加しよう)
言い方は良くないかもしれませんが、パクりは大事。
あー…、パクりっていうと悪意を感じるな…。
そうだ、あれだ、リスペクト!
良いと思った部分はリスペクトしましょう。
その為にとりあえず、あっちこっちのゲーム会に参加しにいくと良いですね。
理由はいくつかあって、まず1つめは人脈作り。
まず1つめとか書いたけどこれが大きなウエイトを占めていますね。
やはり誘うにしてもなんにしても、同じ趣味の人の方が話が早いです。
一緒に卓を囲んで世間話でもするタイミングがあれば「今度オープン会開催したい(する)んですよ」とか話をしておくと来てくれるかもしれません。
ツイッターとかも相互フォローしたりして輪を広げておくのとても大事。
もしツイッターアカウントをまだ持ってない場合はこの機会に作っておくと良いと思います。
ボードゲームしてる人ってツイッターユーザー結構多い印象です。
そんなわけでアカウント作るぐらいしても損はしないと思います。
無料だし。
また、ゲーム会によっては告知スペースとかがあったりなかったりするんですが、もしそういうのがあればありがたく使わせていただきましょう。
2つめは主催としての先輩に話が聞ける(かもしれない)こと。
もしチャンスがあれば遊びに行った先の主催の人に話を聞いてみるといいです。
ゲームの途中にプレイを遮ってとかそういうのはだめよ。
手が空いていれば快く教えてくれる…はず。
3つめは横のつながりを作れること。
それっぽく3つめとか書くけど1つめとほぼ同じ。
僕の周辺にいる主催の人達は結構仲良しで、開催日の調整とかゲーム会を開催したときの手伝いとか相互に色々協力し合っています。
こういうのを「身内感が強い」といって嫌う向きもありますが、正直こちらからすれば「助かる~☆」以外の感想が出てきません。
そういうのは仲良しで固まりすぎて知らん内輪ネタばかり話すのが良くないのであろうからそういう振る舞いをしなければいいと思うの。
まぁ、これはオープン会を開催するためにはあまり関係のない話でしたね。
最後に、ゲーム会に参加したとき「またこの人と遊びたい」と思われるような振る舞いができていると最高です。
そうすればきっと人は来てくれるはず!
なんだろうけど、それってどうやればいいんですかね。
盛大な首狩りブーメランな気がしないでもないです。
話が散らかったので軽くまとめると、「遊びに行って仲良くなって宣伝しろ」です。
ハードルたかぁい!
色々参加すると「自分はどこそこの会が良かった」っていうのが多少出てくると思います。
そしたら良かったとこをリスペクトすればいいし、どこも違うというならよかったと思う部分を組み合わせて自分が良いと思う形に組み立てたりすればいいと思います。
3-2.告知の媒体
これは簡潔に行きましょう。
基本的にどれも無料です。
・ツイッター
・ツイプラ(要ツイッター)
・ジモティー
・ミクシー
・ブログ
・フェイスブック
この辺ですかね。
SNSと呼ばれるものを総動員して、どこかで引っかかってくれると信じるしかないです。
それぞれのSNSサービスについては『ボードゲーム初心者でも大丈夫! ボードゲーム会へ行こう!』内にある「3.ボードゲーム会はどこでやっているの? ボードゲーム会の探し方」で詳しく説明していますので御覧ください。
それから「ボードゲーム会開催カレンダー」とかもあったと思うのですが、最近あんまり(僕のTLで)見ないです。
専用の告知媒体もあったりするので、見つけたら使ってみましょう。
お金をかけられるならポスターとか作ったりフリーペーパーで告知したり地元紙の仲間募集欄に応募しても良いと思います。
良いと思うけど、正直あまり手広くやりすぎるとめちゃくちゃ面倒だし大変です。
最初は程々に、探り探りやっていくといいと思います。
一番の宣伝は「続けること」とか言われるので、体力があるのなら告知は程々にしながら細く長く続けていくことも大事だと思います。
3-3.告知の内容
僕の会ではこんな感じの内容で告知しています。
————————————
○月×日 △時~□時くらいまで(◇時完全撤収)
会場
ホニャララ会館
住所:電話番号
注意事項など
質問はこちら
ツイッターアカウントなど
————————————
媒体によって少し変えていますが、おおよそこんな感じです。
いつやるか、何時から何時か、場所はどこかが伝われば一応は大丈夫でしょう。
それ以外に書きたいことがあればとりあえず書き連ねておけば大丈夫。
読む読まないは別として。
会場に関わる注意事項はわかりやすく書いておくことが望ましいです。
例えば館内敷地全面禁煙や、飲食物の持ち込み厳禁などなど。
こういう利用規約系は、守られないと自分が借りられなくなるだけなら「はい乙」で煽って終わりですが、今後そこを借りたいという人にまで迷惑が掛かりかねません。
告知だけでなく、実際に遊びに来てくれた時にも周知するよう努めましょう。
4.備品を用意しよう
最初は何を準備すれば良いか全くわかりませんね。
いまだに僕もよくわかりません。
おかげで毎回使わないもの含めて大荷物ですよ。
使わないなと思って持って行かないと必要になったりしてね。
つらたん。
とりあえず、パッと思いつくあると便利orマスト(必須)なものをご紹介。
マストとは言ってもいらないと思うならいらないでいいと思います。
テーブルに敷く布《マスト》
テーブルクロスでも良いんですけど、ちょっと違う。
カードがペタペタと張り付いてしまうような素材はNG。
布っぽいやつの方が良いです。
大きさは使う会場のテーブルサイズ次第なのですが、大体の会場で使われているのは横長の会議用テーブルです。
そしてそれを2個1組にして運用することがほとんどなので、それに合わせておけば多分平気。
120×75以上かなぁ。
複数必要。
汚れてしまったら捨てるくらいの気持ちで、あまり高価でないものを「多いかな?」くらいがちょうどいいかも。
首掛け式名札《マスト》
早速賛否両論アイテムです。
僕は初めての人の名前とか確認したり覚えたりするのにあった方が良いかなって。
そんで名前を書くだけじゃなくて好きなボドゲとか書いておくと話が弾むんじゃないかな知らんけど。
あと、持病とかあるならその旨書いておいたり血液型とか書いておいたりなんかするともしもの時にきっと安心。
僕は名前(ハンドルネーム)書いてもらってるだけですけどね。
そういうのもあるよってことで。
とりあえず100円ショップで複数入っているやつを2~3個買っておけば大丈夫かな。
止めピン(針のやつ、なんていうのあれ)は止めておいた方がいいです。
来てくれた人の大事なお召し物に穴とかアタイ良くないと思うわ。
文具(紙・ノート含む)《便利》
名札に名前を書く時とか、スコアリングが必要なボドゲなのに紙もペンもないとか良くあるんでそういう時用に。
参加者名簿の記入とか、会場使用書とかそういうのを書く時もあると便利。
看板(と、跡が残らないテープとか)《マスト》
看板と言ってもそんな立派なものじゃなくていいです。
A4紙にボードゲームやってますとか書いて会場のドアとかドア前の表札部分に貼っておけばOK。
ボードゲーム《マスト》
最初はマジ必須。
多分会を重ねて人が増えるごとに自分の持ち込みはいらなくなっていく。
それどころじゃない。
お手軽・定番・がっつり・マイベストと偏りなくそろえられると良い。
センスが試される。
ティッシュとかそういうの《便利》
あると使わないような気がするけど無いと割と困るもの。
ティッシュ、ウエットティッシュ、ちょっと逸れてばんそうこう程度の簡単なキットもあると安心。
公民館とかをお借りしているならおそらく救急キットはあると思うけど、さすがにティッシュは…。
花粉がヤバい時期とかに置いてあると結構感謝される。
いいのよあたしもなの。
ゴミ袋《便利/ケースバイケース》
基本的にはごみは持ち帰りましょう。
というわけでそういうのを持ち帰る用の袋・箱があると良いです。
そんなにゴミ出ないよ?っていうなら会場にあるゴミ箱を使わせていただきましょう。
ただね、一応公共施設的には持ち帰りお願いしますな場所が多いので、基本持ち帰る気持ちで。
借りる時に確認しておきましょう。
台車《便利/ケースバイケース》
物量が多い場合、あると便利。
無くても別に問題ないけどあると楽。
物量が少ないならいらない。
会場がエレベーター無しの階段オンリーだった場合ただのお荷物に。
ボードゲームサプライ《便利》
無くても困らないけどあると嬉しい。
トークン用のトレーとかダイストレーみたいなやつのこと。
トレーは植木鉢の下に置くやつ(水受皿?)とか、ちょっといい感じの入れ物を流用するパターンが多い。
持ってるなら汎用コイン(チップ)とかあると良き。
ボドゲ関係の雑誌や近隣の情報誌なんかを用意しておくと卓待ちやちょっとした休憩の時に喜ばれます。
5.会場の選定
確実に言えることは自分の家から近い方がいいです。
まず、忘れ物をしたときとか、持ってこなかったけどうちにはあるっていうとき戻るのが楽。
戻らない選択をしても良いけど。
そしてうっかり寝坊したときでも早めに現地に行ける。
これは大きい。
そんなわけで、まずは自分の住んでいる市のHPにアクセェス!!
そして近場の公民館やナントカプラザ、ナントカセンターを探して電話番号をチェック。
同時に使用料金のページや、館内案内図とか紹介写真があったりすると思うので広さとかもチェック。
そして電話して「何月何日何時から何時までこの部屋を借りたい」って聞くと貸し出し可能かどうか確認してくれます。(申し込み方法は施設によって違います)
この時、使用目的とか団体名とか聞かれることがあるので、考えておくと良いです。
僕は最初、『何人かで集まってボードゲームで遊ぶんだけど…』って伝えたら難しい顔されて「集会…集会かな…?」って聞かれたので『そうです☆(忖度)』って言いました。
そんなわけで僕の場合、使用目的は会議集会とさせていただいています。
聞かれたことは全部正直に話せば多分大丈夫。
ダメって言われたら素直に他のとこ探すか、対応策を相談して使用可能なところまで持っていきましょう。
市のHPに掲載されていなくても、他に公共施設みたいなところで心当たりがあれば電話番号を調べて(または足を運んで)聞くのもありです。
あとは、自分の町・地区に地区会館みたいのがあるなら、区長や組長に使用の打診をしてみるのも良いでしょう。
こっちは使用可不可の差がめっちゃ激しいのと、思いのほか値段が高いケースが多いのでまずはお話を聞いてみましょう。
これ、割と心象に左右されたり後が面倒な場合もあるので、地域のうんぬんがうっとおしいと思う人は止めておいた方が無難です。
最後に、ちょっと高くつくかもしれないけど、レンタルスペースとかカフェの時間貸や貸し切りプランの利用。
これはお店さんの日程さえ空いていれば十中八九貸してくれるとおもいます。
6.開催日程に注意
これは結構気を付けた方が良いです。
土日休みの人は土日どちらかに開催すると思いますが、世間一般、大体土日休みなのでかぶりやすいです。
ある程度遠方なら構わないのですが、近場の会と開催日がかぶってしまうのは非常に良くないです。
遊びに来てくれる人を取り合ってしまうくらいなら日程変更、最悪中止などの調整をした方が結果win-winです。
仲良くなっておけば相互調整したりできるので顔を出しておくと良いですね。
会場の都合とか色々あるかとは思いますが、これは十分に注意しましょう。
ちなみに僕のところは相棒が調査に調査を重ね、考え抜いた末に「第3日曜日開催」に決定しました。
ずらす気が全くないところに上記との矛盾を感じますね!(強気)
しかしうっかり。
同会場でまさかのTRPG会と開催日がだだ被りでした。
???「ま…まぁボドゲちゃうし…(震え声」
これを防止するためには自分の周囲のゲーム会の開催日を調べたり、ほかの会に遊びに行ったときに周辺のゲーム会情報を仕入れたりすると良いです。
7.ざっくりまとめ
こんな感じですかね。
まず開催だけするなら会場の選定が最初にくると思います。
しかし、説明したように他の会に参加してゲーム会のイメージを掴んだりつながりを広げるのも必要でしょう。
順番というのは特にないので、思い立ったところから実行するといいです。
でも、開催が何も決まってないのに「ゲーム会何月何日にやります」という告知をするのは止めておいた方がよいです。
流石に会場を仮予約で押さえてから開催告知をしましょう。
8.あとがき
ノリで番外編を書くことになりました。
お付き合いいただきありがとうございます。
既に主催としてゲーム会を立ち上げている人にはあまり役に立たない内容だったんじゃないかな…。
これから立ち上げようという人には多少意義があったと信じたい。
開催するだけなら超簡単☆
クローズ会だと備品関係ほとんどいらないけど、テーブルに敷く布があると便利よ。
その昔は布敷く代わりに手積み用の雀卓をつかってやっていたなぁ…(遠い目)
最後に。
これは個人の感想と体験談みたいなものです。
つまり僕の極個人的な意見と非常に狭い範囲での見識というわけでございます。
もしも「こりゃあ役に立つぜ!」と思ったらどしどしパクっていただいて、逆にそうじゃないなら見て見ぬふりをしてください。
あたいとのYA☆KU☆SO☆KU☆ね!!
あれですよ、「お前の中ではそうなんだろうお前の中ではな(AA略」の精神で何卒お願いします。
とはいえ、少しでもお役に立てる部分があることを願っております。
そんなわけで。
今回はここまでッスー。
次の記事も読んでね!
よろしくおねがいしまぁす☆
ゼクシオンと読みます。(@Boardgameguild)某ねずみの王様が登場するゲームのキャラクターからとりました。ぜっくんって呼んでね!
群馬県館林近辺で仲間とともに「館林たぬきゲーム会」というボドゲ会の主催しています。最近は「たぬきつね工務店」というサークル名でゲムマとかにも出展し始めました。どちらも良きライバルであり協力者である「みこめくん(@mi_comments)」、後方支援の「BEEさん(@MaskedriderBee)」。その他大勢の協力により成り立っています。
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