ミステリー作家 千澤のり子のボードゲーム奮闘記

ボードゲーム遊び方紹介 第46回 『Geistesblitz(おばけキャッチ)』

公開日:千澤(ちざわ)のり子


Geistesblitz(おばけキャッチ)を紹介します。

付属品は、カードが60枚。ほかには、白いおばけ、青い本、赤い椅子、灰色のネズミ、緑色のビンの形をしたアイテムがあります。

 

準備はとても簡単です。
アイテムをテーブルの真ん中に並べます。カードはよく切って、裏向きにして山札とし、アイテムの横に置きます。

順番を決めてゲームスタート。
プレイ人数は2人から8人ですが、今回は2人で遊びました。

まず、最初のプレイヤーは、山札からカードを1枚引いて表向きにします。
カードを見て、そこに描かれているアイテムと完全に一致するアイテムをテーブルから取ります。


画像の絵は、グレイのネズミが白いビンを抱えています。グレイのネズミは完全に一致していますので、グレイのネズミを取ったプレイヤーはカードをもらえます。
次のプレイヤーも同様に山札からカードを引いて……と繰り返します。


この画像は、赤い椅子と緑色の本が描かれているので、赤い椅子のアイテムを早く取ったプレイヤーがカードをもらえます。

カードの中には、完全に一致するアイテムがない場合もあります。そのときは、どれにも当てはまらないアイテムを取ります。


例えば、画像の場合。
左側は、赤い本に緑色のネズミが描かれています。でも、完全に一致するアイテムがありません。こういうときは、赤でも緑でもなく、本でもネズミでもない、白いおばけのアイテムを取ります。
また、右側に描かれているのは、グレイの椅子に緑色の本。この場合も、白いおばけが完全に一致していませんので、白いおばけのアイテムを取ります。

完全に一致していないアイテムを取った場合も、カードは取った人のものになります。取ったカードは重ねていきます。

お手つきをしてしまったら、そのカードは場に返し、次のプレイで勝った人が受け取れます。何回もお手つきをしてしまうと、場のカードがたまり、最終的に勝った人のものとなります。

カードがなくなったらゲームは終了です。一番多くカードを獲得した人の勝ちとなります。

私はこういう反射神経ゲームはとても得意です。アイテムを判断するまで1秒もかかりません。何かコツがあるというわけではなく、単純に視力が良いからだと思います。完全に一致しないアイテムを見つけるほうが早いので、ないものを探すほうが私には向いているみたいです。

対戦相手も得意でした。私とは逆に、一致するアイテムを見つけるほうに長けていて、お手つきもほとんどありません。

プレイ時間は20分から30分なのに、10分もしないで終わってしまいました。両者とも、集中力を使いすぎてヘトヘトです。勝利をしましたが、2回戦があったら惨敗していたでしょう。
対象年齢は8才からですが、幼児だけでプレイし、大人はレフリー役という遊び方もできそうです。

外国語バージョンでは、本が描いてあったら「叫ぶ」というルールが追加されているそうです。


画像のようにグレイの椅子に緑色の本が描いてある場合は、白いおばけを取ってさらに叫ぶことになります。

とても白熱できるゲームなので、ぜひ一度遊んでみてください。

 

『おばけキャッチ』

メビウスゲームズ
プレイ人数:2~8人
対象年齢:8才以上
プレイ時間:20~30分

 

千澤(ちざわ)のり子

1973年生まれ
作家。2007年に宗形キメラ名義で二階堂黎人との合作『ルームシェア 私立探偵・桐山真紀子』で作家デビュー。2009年には『マーダーゲーム』で単独デビュー。近刊は「少女ティック 下弦の月は謎を照らす」(行舟文化)
ボードゲーム好きで『人狼作家』の編集も手がけ、羽住典子名義でミステリ評論活動も行っている。

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