めんそーれ! 照りつける太陽が眩しい沖縄のボードゲームカフェ&バー『五郎茶屋』は女性店長がお出迎え!
こんにちは、ふうかです。
突然ですが、私は沖縄が好きです。理由の1つはなんといっても、国内線で一番長く飛行機に乗っていられるのです。冬でも暖かい気候も好きですが、湿度の高さは苦手です。
そんな飛行機好きな私ですが、飛行機に乗るためだけに飛ぶことは少なく、やはりボードゲームあってのフライト。沖縄といえばボードゲームを遊べるお店が増え続けている熱い土地。そして気温が高く、日々の湿度も絶好調!
そんな熱くて暑い沖縄から、国際通りに程近いボードゲームカフェ&バー『五郎茶屋』を紹介します。
五郎茶屋はどこにあるの?
ゆいレール県庁前駅から牧志駅まで、県道39号線上にあるのが有名な国際通り。
日曜日は歩行者天国になることでも有名です。
たくさんのおみやげ物店からホテルまで、那覇観光のメインといっても過言ではありません。
国際通りの牧志駅寄りにある交差点から坂を少し登り、『桜坂』と呼ばれる地区に建つビルの一角に『五郎茶屋』があります。
沖縄の風情によくあった建物です。
入口はビル正面ではなく、ビル横、竹垣の向こう側に入口があり、のれんが掛かっているのが目印。そこから階段を上がっていきます。
玉砂利が敷かれた通路を歩けば、そこはもう店舗入口です。入口になっている大きなサッシ窓を開けて店内へ入りますが、入口は段差がありますので転けないよう注意しましょう。
店内を見学してみる
店内に入ったら、まずは受付を済ませます。
遊ぶ時間は目安でOK。そしてワンドリンクオーダー制なのでドリンクの注文も済ませます。
受け取った名札に自分の名前を書き込みますが、裏面はスタンプカードになっています。
精算は店を出る時なので、安心して追加ドリンクのオーダーができますね。
店内は四方に棚があり、その場で遊べるボードゲームが並んでいます。
何を遊んだらいいのかわからない?そんな時は店長さんに声をかけてみましょう。その日の気分やボードゲーム経験などから適したボードゲームを選んでもらえます。
もちろんルール説明付きなので、気軽に立ち寄ることができます。
限定メニューは見逃すな!
私が伺ったのはまだ春メニューが健在の頃。
すでに沖縄は夏の様相で、歩いている間も照りつける太陽が猛威を奮い、暑くて仕方がありませんでした。そこへ春の限定メニューがあるのなら、注文しないわけにはいきません。
冷えたビールもいいでしょう。でもこの時の私にはバナナミルクがとても魅力的だったのです。
限定メニューは季節やイベントでも登場しているので、最新の情報はTwitter(@goro_chaya)等でチェックするのがおすすめです。
バナナ1本を丸ごと使ったバナナミルクと冷えたオレンジジュースです。外とは違い快適な室内でいただくドリンクは最高においしい。
店長さんが忙しく動いていたので、マンカラを遊んで待ちます。
ボードゲームカフェへ行ってもボードゲームを遊ばないことで有名(?)な私ですが、古典と呼ばれるマンカラをじっくり遊ぶのはこれが初めて。ところが夢中になりすぎて、次第に小腹が空いてきます。
おなかがすいたら・・・は有名なお菓子のCM。小腹が空いた私に、ほどよい軽さのフードがありました。
ボードゲーマーならその形ですぐわかる『ミーパイ』は、注文がはいってから焼き上げるという、焼きたてほかほかのさっくりパイです。味は2種類あり、せっかくなので1つずつ焼いていただきました。頭を使った後の甘さとサクサク感がたまらないのです。
店長さんにインタビュー
接客の合間に、店長のユキさんにインタビューさせていただきました。
実はオープンしてすぐに伺ったことがありましたが、しっかり顔を覚えられていたことに驚いた私です。
Q. オープンしてどれくらい経ちましたか? またお客さんの変化などありますか?
2017年の6月からなので2周年を迎えました。うちは変わらずご新規さんも多いですし、2年経ったので常連さんも増えました。
Q.以前伺った時よりボードゲームが増えましたね。自分で選んで遊ぶ方と店から紹介したゲームを遊ぶ方、どちらが多いですか?
来店されるとまず、店内のボードゲームが多すぎて、どれを選んだらいいのかわからないことが多いです。棚をプレイ人数や時間で分けてはいるのですが、よほど詳しくないと見ただけではわかりません。最初は私のほうでいくつか選んでお見せして、その中から選んでいただいています。一度遊べば傾向がつかめますから。人によってどれを選ぶのかはわかりませんので、常に3~4個はおすすめさせていただいています。
Q.立地的に観光客などの来店はありますか?
いらっしゃることは多いですが、特に外国の方が多いです。当店のホームページはバイリンガルで製作していますし、私は英語であれば話せますので、まず英語でよろしければと聞いて可能ならご案内するというのが増えました。時には自分の作品をエッセン(10月にドイツで開催されるボードゲームの祭典)に出展される方などがいらっしゃったこともあります。外国の方はボードゲームを知っていて遊ぶ目的で来店されることが多く、日本の方は何だか楽しそうだからという理由でいらっしゃいます。
Q.沖縄は急激にプレイスペースが増えました。今後は沖縄でボードゲームを遊ぶ人が増えると思いますか?
どうでしょう。増えるのはあると思いますが、最近いろいろなお店が増えてきたことが影響しているのか、特定のお店やメンバーにこだわる方が増えてきた感じがします。以前はお店も少なかったので、何軒かを巡回する形でしたが、今はここと決めたらそのお店に行くという方が増えたように感じています。
そして、沖縄は遊びに行く場所がそこまで選べません。主要な観光地は子どもの頃に遠足などで行き尽くしています。そうなると大人の娯楽の場所が限られていて、そこにボードゲームがはまった感じです。特に大人になってからは娯楽=呑むという感じなので、下戸の方が遊べる場所としてボードゲームカフェやプレイスペースは良い場所のようです。
Q.今後、五郎茶屋はどんなお店にしたいですか?
現状のままでもいいですし、誰かしらの居場所であれたらと思っています。帰りたくない日にここへ来て時間を過ごされるのもいい、いろいろな場所があることは大切だと思っていますので、何かしらあった時の居場所にしていただけたらと思います。
沖縄の方は、良い意味で人を頼るのが上手だなと感じる部分があり、すべての手配を自分で背負うというより、行ってみて誰かと遊ぼうという肩の力が抜けている方が多いので、そういった時に遊べる場所として必要とされる場所でいたいですね。
ありがとうございました!
お話をうかがっている間にも来客が続き、大変お忙しい中のご協力に感謝いたします。
今後の沖縄がどう変わっていくのか、私も楽しみです。
観光のついでに、ちょっと那覇市内まで用事を済ませにきた時に、桜坂でやさしいユキ店長が出迎えてくれるボードゲームカフェへ立ち寄ってみてはいかがでしょう?
ボードゲームカフェ『五郎茶屋』
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気が向けばどこにでも出現する神出鬼没のブロガー。ほぼ毎日更新のブログでは、ただひたすらボードゲームについて発信中。
ボードゲームを追いかけて、あっという間に18年目。
ふうかのボードゲーム日記 https://fu-ka.livedoor.biz/
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