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祭里とすずのハイブリッド!7門1扉あやトラ

公開日: / 更新日:クロワ

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どうもクロワです。
本日は発売日から間もないあやかしトライアングルのデッキ紹介をしようと思います。
まずはデッキレシピから

あやかしトライアングル デッキレシピ

〜デッキ制作経緯〜

あやかしトライアングル

新弾レビュー(https://t-machine.jp/web-bungei/110053/)でも記載した通り、最初は「止まらない欲望 すず」を「大の甘党 すず」から早出しするギミックに魅力を感じ、それを軸に8門でデッキを考えました。

8門で回してみて、「止まらない欲望 すず」はたしかに強いカードでしたが、盤面でレベル0になるデメリットにより0相殺に弱いという弱点はやはり気になり、なんといっても現環境だとチェンソーマンには最低でも4枚、下手すると8枚のレベル0特殊相殺が採用されています。

また、早出しやヒール要員としての「止まらない欲望 すず」は優秀なのですが、詰め要員としての「止まらない欲望 すず」はやや頼りなく、そこも気になるポイントでした。

そこで、それらの弱点をどちらも解決しているカードが「トクベツな関係 祭里」だと思ったので、1度「止まらない欲望 すず」から離れて、扉門でデッキを考えてみました。

扉門ではたしかに弱点を解消できていたのですが、別の問題が浮上しました。1番の問題点はヒールの薄さです。
あやかしトライアングルのプールはヒールが薄く、汎用早出しヒールが黄色にしかありません。
扉門だと黄色発生はやや難儀するので、割り切ってヒール0で回してみましたが、やはり不意に抜けた打点を戻すことが出来ないのが気になったり、3-6で耐えてもヒール出来ない→リフレッシュしたら負けだからアタック数が減ったり集中等がプレイできないなどが重く、ヒール0はさすがに良くないとなりました。

「止まらない欲望 すず」「トクベツな関係 祭里」のどちらにも魅力はあるものの、弱点もあると感じる中で、1つ思ったこと。
それは

『この2種混ぜちゃえばいいんじゃね?』

です。

そうして考えたのが今回の7門1扉です。

〜2種の比較〜

「止まらない欲望 すず」と「トクベツな関係 祭里」はどちらもレベル2でレベル3を出すギミックですが、性質は異なります。

「止まらない欲望 すず」の性質

止まらない欲望 すず
  1. パワーが素体11000と高い
  2. 盤面でレベル0になる
  3. ヒール能力が高い
  4. 早出しする際は横並べ難易度高め
  5. アンタッチャブル持ち

盤面でレベル0になる効果はメリット・デメリットがどちらも大きく、美夏系の拳やランサー系の相殺が効かず、レベル0応援をかけることができますが、普通のレベル0の相殺が効いてしまったり、簡単にサイドアタックに逃げられたり、レベル比例応援やレベル3応援をかけることができません。

最近たまに見かけるレベル0焼きはアンタッチャブルのおかげで効かないのでそこは噛み合っています。
早出しで出す場合は必要パーツとしてレベル2すずとレベル3すずを両方に加えて対応CXが必要となり、単騎出しの難易度はそれほど高くありませんが2体、3体と狙っていくのは難易度が上がっていきます。

「トクベツな関係 祭里」の性質

特別な関係 祭里
  1. パワーは素体10000止まり
  2. バーン火力が高く、コスパも良い
  3. 早出しでも横並べしやすい
  4. 対応CXがなくとも早出し可能

こちらは素体のパワーは10000しかないので、応援や拳は用意しないと維持は難しいでしょう。
早出しに必要なパーツは本体+「秘術「性醒流転」」+「”硬派な熱血男子”祭里」と多いものの、CXは必要とせず、1枚出れば効果で連鎖して出すことができるため、横並べの性能は高くなっています。

バーンの火力が高く、コストも手札ストック1ずつなのでコスパもかなり良いです。早出し+コスパの良い高火力は、スピードの上がった現環境において、相手の詰めを喰らう前に勝ちにいくプレイがとりやすく、強みと言えるでしょう。

違った性質を持つからこそ、状況に応じて使い分けられると強力だと思います。

~相性の良さ~

「トクベツな関係 祭里」を早出しするのに必要なイベント「秘術「性醒流転」」ですが、これは「止まらない欲望 すず」との相性も良いです。

秘術「性醒流転」

レベル3「止まらない欲望 すず」の早出しにはレベル2の「大の甘党 すず」とセットで集める必要があります。この2種はどちらもレベル2以上、つまり「秘術「性醒流転」」の2つ目の効果である回収効果の対象となっています。なのでデッキに「秘術「性醒流転」」を多数採用しても、「止まらない欲望 すず」プランの時に邪魔にならないどころか、むしろパーツ集めに役立ってくれるのです。

また、先程の項で触れたとおり、「トクベツな関係 祭里」は素体10000しかないので、所謂上位後列を採用したいところですが、「止まらない欲望 すず」は盤面でレベル0になる都合上、上位後列が使いにくくなっています。

そこで共通して使える後列がいました。それが「さらけ出した妖力 シロガネ」です。

「”妖の王”シロガネ」が、「秘術「性醒流転」」を回収できるキャラであり、回収後は「さらけ出した妖力 シロガネ」になることができます。「さらけ出した妖力 シロガネ」はレベルの指定のない全体+1500と前+500で、無駄なくどちらにもパンプできる後列となっています。

異なる2種のギミックを採用してもこのように噛み合っています。

~戦い方~

まずは「止まらない欲望 すず」を出すプランでいくのか、それとも「トクベツな関係 祭里」でいくのか、はたまた早出しをしないのかを見定める必要があります。
基本的には「止まらない欲望 すず」を出すプランを軸に据えます。現環境ではオーバーロードのメタとして美夏系の拳の採用率が高く、それを無視してダメージレースを優位に進められる所が優秀と言えます。

「トクベツな関係 祭里」が有効に働く対面を現環境で例を挙げると、まずチェンソーマン対面。
レベル0にボトム相殺がほぼ4投、下手するとストック相殺まで採用されており、「止まらない欲望 すず」は簡単に処理されてしまいます。反面、美夏系の拳やランサーの採用はあまりなく、パワーの出るカードも10500の早出し+後列がせいぜいなので、この場合は「トクベツな関係 祭里」を早出しから多面展開し、後列まで用意すれば、ゲームを優位に運びやすいでしょう。

また、パズドラ(ネイ)対面は「ネイの射程圏外まで逃げるすずプラン」「ネイより先に走り切って勝つ祭里プラン」という選択肢になり、ゲーム展開次第で柔軟に対応すべきだと思います。「秘術「性醒流転」」を複数枚握っておけると、ダメージの入り方次第で柔軟に対応しやすいと思います。

転スラのような、すずや祭里よりもパワーが高く、助太刀を構えやすいデッキは、諦めて早出しをせず、レベル1の延長のように戦って無理矢理レベル3まで押し上げ、祭里をレベル3から出してワンショットするプランが良いと思います。

このように相手のデッキやゲーム状況に応じてプランを取っていきましょう。

~おわりに~

今回はあやトラのデッキ紹介でした。
他の方がどのようなデッキを使っているか情報収集したところ、8門が圧倒的多数派のようでした。派生系のデッキではあるので、よかったら試してみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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