シャドウバースエボルヴ 「大阪GP 2023」後の環境解説

公開日：2023年7月25日nala

どうも皆さんnalaと申します
今回は先日開催された大阪GPのクラス別使用率を見ながらどんなデッキが活躍していたか、これからどんな環境になって行くのか考えていきたいと思います！

「大阪GP2023」各クラスの使用率と上位クラス

 

今回の大阪GPでは新弾の『絶対なる覇者』が発売してから1ヶ月ほど経ち、どのクラスにもいろいろなデッキが見受けられました。
ロイヤルとウマ娘以外のクラスが2桁以上の使用率なので、今期の環境に当たるデッキを予想仕切るのが難しい雑多な環境となっています。

 

 

エルフが多い印象ですが色々なクラスが上位に残りました。
エルフは過去のGPでも優勝していないクラスだったので凄い盛り上がりました。
次からはGPで見かけた各クラスのデッキ達を紹介します。

使用率1位：ウィッチ

パック発売してから一気に注目されたクラスです。
主に『陰陽の開祖クオン』を使った「超越ウィッチ」が環境で流行っておりGPでも1番多い使用率だったと思います。

超越ウィッチといっても型が3つ程あり、スペルを軸としてターンを稼ぎながら戦う「超越ウィッチ」。

闇魔法の教師ハインラインを使い墓場にスペルを早く溜めてクオンやフレイムデストロイヤーなどを出して安定感は落ちるが上振れが1番強い「ハインライン入り超越ウィッチ」。

勝つまでのターン数は長くなりがちだが陰陽師フォロワーも多く採用して超越などのスペルだけではなくフォロワーでも戦っていく「陰陽師ウィッチ」

この3種類が多かった印象です。
今回のGPで戦うとしたら1番多く対戦するだろうなと思ったデッキで今回の環境を作ったデッキだと思います。

使用率2位：ビショップ

使用率2位のデッキで以前の千葉GPで多かったクラスです。

今回のGPでも使用率は高くデッキも以前の優勝デッキ「卵ビショップ」が多い印象でした。
今回の環境は超越ウィッチが多いですが超越ウィッチは弱点もしっかりとあるデッキでそのうちの一個にアグロ系の早いデッキがあるので卵ビショップも環境で見かけられたのだと思います。
卵ビショップは上振れが非常に強いデッキでどのデッキに対しても自分の動きが押し通せるデッキなので雑多環境でも強いのが特徴でした。

もう一つ見掛けられたのが『アーツマスターカルラ』など新カードを採用した「マーウィンビショップ」です。

こちらも以前のGPで活躍したデッキの一つで安息の絶傑マーウィンを使いながら相手をコントロールしていくデッキです。
マーウィンが非常に強力で超越ウィッチはオーラ持ち(効果で選ばれない能力)に弱いデッキなので対策をできながら他のビート系にも強いデッキです。
上振れは少なく安定力と除去が強力なデッキですが、デッキタイプがバレてしまってマーウィン側も対策され出しているので勝ちきれなかったという印象です。

ビショップは他にも「守護ビショップ」もいましたが勝ちきれなかったという印象です。

使用率3位：ナイトメア

どんどん使用率を上げていっているデッキです。
一時期は結構不遇な扱いをされていたクラスですが、現在では大会でもよくみるクラスとなっています。
デッキは主に2種類の「ハンデスナイトメア」と「アグロナイトメア」が見掛けられました。

中でもアグロナイトメアは新カードの「ウールヴへジンアラガヴィ」の登場で今まで以上の攻撃力を得てこちらの体力をものすごく削ってきます。
効果ダメージなので対策も難しいですが、弱点として真紅状態(自分のターンにリーダーダメージを受ける)を使うデッキなのでプレイングの難しさと相手に押し負ける状況も多く難しいデッキです。

ハンデスナイトメアはハンデス(手札破壊)をしながら新カードの「大妖狐ギンセツ」を出して相手をコントロールしていくデッキです。
ハンデス能力は非常に強力ですが超越デッキが厳しく、手札補充をしてくるデッキに対してはハンデスが機能しづらいので環境的には難しいですが、ギンセツが強力なのと超越以外のデッキにはハンデスはしっかりと強いので使用している人もいたと思ってます。

使用率4位：ドラゴン

ドラゴンはGP開催前に元々いたのが更に一気に流行ったクラスです。

主にGP開催以前は新カードの「覇道の龍人ガリュウ」を使ったガリュウドラゴンが多かったのですが、GP開催前に「侮蔑ドラゴン」が一気に流行ってきました。

侮蔑ドラゴンは「侮蔑の絶傑ガルミーユ」などの侮蔑カードを使うデッキであまり見掛けなかったのですが、「ダークドラグーンフォルテ」や新カードの「銀氷のドラゴニュートフィルレイン」が強力で、そのカード達を生かす事ができます。
他にもGP直前にはエルフも流行ってきていたのでそちらにも強い侮蔑デッキが一気に勢力を上げてきた印象です。

使用率5位：エルフ

上位にも1番多いクラスですが使用率はあまり高くなく、主な原因はそのプレイング難易度だと思います。
エルフは1枚の強さではなく、いろんなカードと組み合わせ使うと強いカードが多いのでプレイングが非常に難しいデッキとなっています。ですが、使いこなせると非常に強力なクラスです。

新カードのフェアリーブレイダーアマツが強く、1枚でバフしながら疾走も付与できるカードです。
このカードを主軸としたデッキが多く見掛けられ、優勝したのはアマツを最大限に活かすデッキでしたが他にも火力を落とした代わりに安定力がある狩人入りのアマツもいました。

使用率6位：ロイヤル

今期は以前と違って使用率も一気に落ちたクラスです。
以前のGPでは簒奪ロイヤルが環境でも猛威を振るっていましたが、今期はその簒奪を強化するカードが少なくメインになるようなカードも少なかったのであまり使用率も少なかったという印象です。

主にアグロロイヤルが見掛けられたのですが、超越に対して強いはずのアグロが超越にも負ける場面があります。
ロイヤルは基本的に盤面を展開して相手を攻撃していくのですが、超越デッキには新カードに強力な除去カードが多く登場したので、ロイヤルの展開した盤面を破壊してきます。

新弾で強力な疾走カードのララミアを1枚で展開できる貴族の舞踏などか登場しましたが。舞踏は運要素が強くララミアは先に展開しておく必要があり、ロイヤルを使うなら他のクラスの方を使うという感じです。
ですが、舞踏やララミアをうまく使う事ができれば非常に強力なデッキには間違いないので今後に期待しています。

使用率7位：ウマ娘 プリティーダービー

ついに使用率も1%で上位入賞もいなくなってしまいました。
発売当初はカードパワーも非常に高く他のクラスを圧倒していましたが、どのクラスもカードパワーが高くなり、ウマ娘も勝ちづらくなってしまいました。

更にウマ娘は環境にいる超越とも相性が良くなく、今までは体力4が強い環境でしたが超越は体力4を除去する手段がありながらウマ娘の除去性能は関係なく攻めてくるので、ウマ娘は環境的に相性が良くなかった気がします。
ですが、除去性能が発揮できる環境になればダスカウオッカなどのパワーはまだ強いので以前のようにはならないですが環境に戻ってくる可能性はあると思います。

大阪GP環境まとめ

今回の大阪GPでは大まかに言うと「超越vs超越の対策をできるデッキ」になりましたがいろんなクラスに超越を対策する手段があったので一強にはならなかったです。
上位には自分の動きを押し通せるデッキが多く本当に難しい環境だったと思います、今期はどのデッキを持っていくか直前まで非常に悩むGPでした・・・
今回のGPはエルフが優勝したものの、CSなどでめちゃくちゃ増えるとは思ってなく、まだまだこれから環境は回っていくと思ってます。

〆に

大阪GPにも参加したのですが勝ちきれなくてDAY1敗退してしまいました。
ですが環境的には色々なデッキを見れてすごく楽しいのでめちゃくちゃ遊んでます！
8月には新コラボ「アイドルマスターシンデレラガールズ」も発売するのでどんな環境になるのが楽しみです！

 

 

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