友だち100人できるかな? 東京都高等学校ボードゲーム連盟主催『第6回交流大会』
こんにちは、ふうかです。
6月11日に、東京都高等学校ボードゲーム連盟主催『第6回交流大会』が開催されました。連盟の年間行事では春に交流大会、秋に選手権大会を開催しています。
6回目を迎える今回、会場をオリンピックセンターに移し、なんと100名を超える生徒が集結しました。大盛況だった交流大会の様子を報告します。
交流大会概要
交流大会は情報交換やボードゲームでの交流を図り、今後のクラブ活動に役立てるのを目的とし、年に1回開催されています。連盟加盟校のみならず、近隣の高等学校でもボードゲーム系のクラブに所属していれば参加が可能です。
開催日時:2023年6月11日(日)
開催場所:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟311号室
参加人数:122名(教師・見学・取材等12名を含む)
参加校:10校
正則学園高等学校・中央大学杉並高等学校・日本学園中学高等学校・一ツ葉高等学校立川・朋優学院高等学校・武蔵高等学校中学校・城北埼玉高等学校(埼玉)・横須賀大津高等学校(神奈川)・東野高等学校(埼玉)・静岡聖光中学校・高等学校(静岡)
開会式
午前中は連盟の総会があり、交流大会は午後からの開催です。
今回から会場が広くなったこともあり、通路にはすでにたくさんの生徒が待っていました。受付を済ませたら各校ごとに着席し、開会式を待ちます。
草場先生の開会宣言と共に開会式がはじまります。
開会式は参加校の紹介、会長である生田先生の挨拶、そして賛助会員紹介へと進みます。
交流大会についての連絡事項があり、会場の諸注意が終われば情報交換会です。
情報交換会では、代表者1名が所属する部やクラブのプレゼンテーションをします。前もってフォーマットが準備されているので、それに沿って活動を紹介します。内容は主な活動だけに留まらず、人数や予算までかなり深いところまで紹介があり、とても興味深く聞きました。毎年変わらない内容かと思っていると、予算が増えていたり部に昇格していたりするので聞き逃すわけにはいかないのです。それぞれの資料は開会式終了後、壁に貼られて誰でも見ることができるようになっていました。
最後に来場している賛助会員の自己紹介として、企業卓で遊べるボードゲームの紹介等がありました。
交流大会開始
開会式が終われば、一斉に席を立って目的のテーブルへ移動します。
会場内は大きく3つに分かれます。連盟側で準備した初めて卓、生徒たちが自由に遊ぶ交流卓、企業が自社製品を試遊させてくれる企業卓です。
また必ず人狼が遊べるスペースが準備されています。
『初めて』卓では、選手権種目でもあるカルカソンヌ、カタン、モノポリーを覚えることができました。指導者がついてルールを覚える、まさに初めての人へおすすめの卓です。
企業卓では、株式会社アークライト、株式会社ホビーベースイエローサブマリン、カフェ&ゲームバーことぶきがそれぞれゲームを準備していました。
普段遊んでいるボードゲームとは違ったゲームに、生徒たちの人気も集中していました。
空いているテーブルでは、生徒たちが持参してきたボードゲームを遊んでいます。交流大会という名の通り自校の生徒たち同士では遊ばず、他の生徒たちと盛んに交流していました。
また会場内では、生徒たちが作成したゲームを始め、本当にたくさんのボードゲーム・カードゲームが遊ばれていたので、画像で紹介していきます。
普段から交流がある生徒に限らず、ボードゲームを遊ぶという行為だけで自然と打ち解け楽しめるのも学びの1つだと感じました。すぐ遊べるようにルールを説明するのは、案外難しいものなのです。
今日は生憎の天気も相まって、時間の経過と共に室内温度が上昇。何基もある冷房を稼働させましたが、高まる熱はおさまることもなく、生徒たちの元気も尽きることがありませんでした。
閉会式
会場内が熱気に包まれすぎて、先生方によるエアコンの調整が困難を極めるほどでしたが、あっという間に16時です。
片付けを済ませ着席すれば、程なく閉会式が始まりました。
まず、生田先生による講評がありました。今回初めて参加生徒数が100名という大台を超えたこと、交流はきちんとできていたこと。その上で、持ち込んだゲームがどれだけ遊ばれたのか、それによって世の中を知り、今後の反省点として文化祭等に反映させていくことが大切なのだというお話でした。
そして、秋の選手権大会へ向けてのお話もありました。選手権大会では『競技での交流を図ること』を目標とするように告げられました。
最後に草場先生の閉会宣言をもって、第6回交流大会は終了しました。
おわりに
会場が変わったこと、そして参加生徒数が大台を超えたことで、先生方とのお話も過去を懐かしむお話が多かったです。それくらい参加校が増え、生徒たちも増えました。「初回は3校だった」とは草場先生の言葉。私は2回目から取材させていただいています。当然ですが毎年生徒は入れ替わります。それでも参加校や参加生徒が増えていくのは、途切れることなくバトンを繋げている証明であり、とてもうれしく感じました。
気が向けばどこにでも出現する神出鬼没のブロガー。ほぼ毎日更新のブログでは、ただひたすらボードゲームについて発信中。
ボードゲームを追いかけて、あっという間に18年目。
ふうかのボードゲーム日記 https://fu-ka.livedoor.biz/
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