「キレイがきらい (Drecksau)」遊び方紹介

公開日：2018年2月15日 / 更新日：2018年3月2日

先日、メビウスゲームズの「キレイがきらい (Drecksau)」を買取いたしました。

一言で言えば「3匹のブタを泥んこにする」ゲームです。

キレイにするのではなく、汚すのが目標。

ドヤ顔のブタくん達が、一生懸命に汚れています(笑)

☆ゲーム概略☆
プレイ人数:2～4人
プレイ時間:10分
対象年齢:7歳以上

中身は、こんな感じ。

☆内容物☆
ブタカード:12枚
泥んこカード:21枚
雨カード:4枚
小屋カード:9枚
雷カード:4枚
避雷針カード:4枚
ブタ洗いカード:8枚
ブタ洗いお断りカード:4枚
説明書(日本語/原文):各1部

では、さっそく遊び方を。

プレイヤーはまず、ブタカードを3枚、キレイな面をオモテにして並べます。

でもブタくん達は、このままだと、何だか落ち着きません。

ブタカードのウラ面は「汚れたブタ」の絵柄。

誰よりも早くカードをひっくり返して、汚れたブタにするのが目標です。

ブタカード以外に、手札として3枚、カードを受け取ります。

残ったカードは、山札にします。

手番では、手札から1枚選んだカードを使います。

「手札から1枚使い、山札から1枚補充する」の繰り返し。

カードの種類は、以下の7つ。

①泥んこカード:自分のブタを1匹、泥だらけにする。

これを3匹すべてに行えば勝ちですが、泥んこカードがそう簡単に補充されるとは限りませんし、他のライバルが放っておくわけがありません。

②ブタ洗いカード:ライバルのブタを1匹、キレイにする。

攻撃カードですね。

束の間の幸せを、さっさと洗い流してやりましょう。

しかし、神様はちゃんと見ています。

ほくそ笑んでいると、自分にもダメージが。

③雨カード:自分のブタを含め、すべてのブタがキレイになる。

おいおい、何てことしてくれるんだよ！

雨なんて不可抗力だよ！

と嘆く前に、こんなカードもあります。

④小屋カード:ブタ小屋を建て、雨を防ぐ。

「何て素敵なカード！」と喜びたいところですが、小屋に入れるのは1匹だけ。

つまり、すべてのブタを雨から防ぐには、小屋カードが3枚必要になります。

とりあえず1匹だけでも小屋に入れて「これで大丈夫」と安心したいところですが…。

小屋の扉が開いていれば、引きずり出されて、ゴシゴシ洗われてしまいます。

ブタ洗いカード、えげつない…。

そのため「⑤ブタ洗いお断りカード」で、小屋の扉を閉めることが必要。

扉を閉めてしまえば、中にいるブタを洗うことは出来ません。

ふぅ…小屋に入れて扉も閉めたし、これで完璧かな。

しかし、自然は残酷です。

それは、こんな時。

⑥雷カード:落雷に遭い、小屋が燃える。

せっかく建てた小屋も、自然の脅威には勝てず…。

燃えた小屋は撤去(捨て札)され、ブタくんは外に放り出されます。

小屋の意味とは…。

「何だか踏んだり蹴ったり…」と落ち込んでしまいそうですが、こんなカードもあります。

⑦避雷針カード:落雷に遭っても、小屋は壊れない。

ただし、このカードは「小屋カード」がなければ使えません。

つまり、ライバルが近寄れず、火災の心配もない、完璧な対策は「避雷針を備えた小屋に入り、扉を閉める」ことです。

しかし、ここまで完成させるには、手順が長過ぎるのが難点。

奇跡的に山札から希望するカードが出てくるとは限らないし、1匹を守るためにアワアワしていると、あっという間に他の2匹を汚されて窮地に陥る可能性も。

キレイにしたり、汚されたり、小屋を建てたり、燃やしたり…自分のブタくん達を汚すために、攻撃と防御のドタバタが繰り広げられます。

このようにして、誰よりも早く「自分のブタくん達を、3匹すべて泥だらけにした」プレイヤーが勝者になります。

「汚せば勝ち」という、今までにない、新しい感覚のゲーム。

汚れてしまった私でも、新鮮な気持ちでプレイできそうです。

弊社では「キレイがきらい (Drecksau)」以外にも、多くのボードゲームをこれまでお譲りいただきました。詳しくは、弊社ホームページの「アナログゲーム買取実績一覧」にて紹介しております。

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