「ワインと毒とゴブレット」遊び方紹介

公開日：2018年2月9日 / 更新日：2018年2月23日

先日、ホビージャパンの「ワインと毒とゴブレット」を買取いたしました。

一言で言えば「ライバルを毒殺して次期王位の椅子を獲得する」ゲームです。

タイトルのまんま。

楽しい晩餐会なんて、この世には存在しないのです。

☆ゲーム概略☆
プレイ人数:2～12人
プレイ時間:約30分
対象年齢:8歳以上

中身は、こんな感じ。

☆内容物☆
ゴブレット:6個
プラスチック製トークン:52個
コースターリング:6色各1個
プレイヤースクリーン:6枚
人物カード:21枚
標的カード:6枚
毒味役カード:6枚
勝利ポイントトークン:47個

ほ、本格的…！

驚愕の12人プレイまで対応していますが、ゴブレットの数は6個。

つまり、6人以下でのプレイは個人戦ですが、7人以上だと「2人1組」のチーム戦になります。

「じゃあ2人で力を合わせて頑張ろうね☆」なんて喜んでいたら、相手が裏切り役ということもあるので、油断は出来ません。

周りは全員敵だと思わないと…王様ツライ…。

今回は、個人戦での遊び方を紹介します。

あなたは、オトラヴィア王国の名家の一員。

自分達の王のことは、勿論、敬愛している。

しかし、今のままだと、自分は次の王になれない。

喉から手が出るほど欲しい、王位の座。

それなら、どうする？

偶然にも、今宵は晩餐会。

あいつのワインに毒を垂らして、後継者の座から引き摺り降ろせばいい。

でも、晩餐会に集まるのは、自分と同じオトラヴィア王国の一員達。

その腹の中に抱えているものも、きっと同じ。

あいつも、あいつも、自分に毒を盛ってくるかもしれない。

王位の椅子を狙っているのは、自分だけじゃないのだ。

では、さっそくルールを。

プレイヤーは1人につき、ゴブレットを1個準備します。

自分の前にスクリーン(衝立)を置き、他プレイヤーから見えないように、トークン(ワイン3個、毒2個、解毒剤2個)を用意します。

ゴブレットを場の中央に置き、トークンをランダムに1個ずつ入れていきます。

ゴブレットは、常に中身が見えない位置に置いておきましょう(これ重要)

次に「標的カード」を準備します。

カードをシャッフルし、各プレイヤーに1枚ずつ配ります。

カードに描かれている人物が、あなたの毒殺するターゲット。

ターゲットが毒死すれば、勝利点が得られます。

自分が生き残り、且つターゲットも毒死すれば、ボーナス勝利点も得られます。

手番で行うことが出来るアクションは、以下の6つ。

①注ぐ:トークン1個を、任意のゴブレットに「秘密裏」に入れる。

②覗く:目の前のゴブレットの中を確認する。

③回す:全てのゴブレットを、時計回りor反時計回りで1つ分回す。

④入れ替える:目の前のゴブレットと、任意のゴブレットを入れ替える。

⑤パス:パスする。

⑥乾杯:乾杯する。但し、手番の1アクション目andワイントークンが無い場合にのみ可能。

この中から「2つを実行」したら、手番終了となります。

誰かが「乾杯」を宣言したら「1アクション分だけ」の手番をもう1周します。

そして、いよいよ運命の乾杯へ。

乾杯の音頭とともに、目の前のゴブレットを飲み干します(中身を公開する)

毒トークン1個と解毒トークン1個とで相殺され、ゴブレットに毒トークンが残っていなければ、セーフ。

よかった、生きてた…。

あ、あいつ死んでる…。

自分が生き延びた時、ターゲットの殺害に成功した時、飲み干したゴブレット内のワイントークンが一番多かった時に勝利点を獲得できます。

ここまでが、1ラウンド。

これを3ラウンド行い、最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝者となります。

やったね！ 王位の椅子は、すぐそこだ！

また、各プレイヤーが1枚ずつ受け持つ「人物カード」があり、各々に特殊能力があります。

例えば「手番で3アクションが可能」だったり「毒1個までなら死なない」能力だったり。

21枚もあるので、色々と楽しめます。

乾杯のゴブレットを掲げた時、そこにあるのは「ワイン」か「毒」か？

陰謀と欺瞞と策略が渦巻く、煌びやかな晩餐会。

華やかな笑顔の裏で、王位を狙う潰し合いは始まっているのです。

弊社では「ワインと毒とゴブレット」以外にも、多くのボードゲームをこれまでお譲りいただきました。詳しくは、弊社ホームページの「アナログゲーム買取実績一覧」にて紹介しております。

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